今季もセルティックを追いかける立場のレンジャーズ、ジェラード再招へい? 2020-21シーズンの無敗優勝時監督

2024.09.21 18:30 Sat
レンジャーズ復帰の可能性が浮上したジェラード氏
Getty Images
レンジャーズ復帰の可能性が浮上したジェラード氏
元イングランド代表MFのスティーブン・ジェラード氏(44)にレンジャーズ復帰の道があるようだ。

言わずもがな、リバプールのレジェンドとして知られるジェラード氏。ロサンゼルス・ギャラクシーを現役最後のクラブとしてからは指導者に転身し、レンジャーズやアストン・ビラでの指揮を経て、現在はアル・イテファクを率いる。

そんなジェラード氏はサウジアラビアに渡って今季で2年目のシーズンが始まったばかりだが、イギリス『Football Insider』によると、古巣レンジャーズは過去も加味して、次期監督の有力候補に挙げているという。
というのも、今季のレンジャーズはスコティッシュ・プレミアシップ開幕5試合を終えて宿敵の首位セルティックと5ポイント差の3位。まだ開幕して間もないが、指揮2年目のフィリップ・クレメント監督に対するプレッシャーが強まっている模様だ。

レンジャーズはあと1敗でもすれば監督交代に動きうる状況で、かつて3シーズンにわたってチームを率い、指揮3年目の2020-21シーズンのスコティッシュ・プレミアシップ無敗優勝を成し遂げたジェラード氏の復帰を画策するようだ。
レンジャーズにとって、通算193試合指揮で実に64.8%の勝率を誇ったジェラード氏が復帰となれば、センセーショナルだが、アル・イテファクとの契約は2027年夏まで。レンジャーズは余裕があるとは言い難い財政面がネックとされる。

レンジャーズを10年ぶりのスコティッシュ・プレミアリーグのタイトルに導いた後、アストン・ビラでプレミアリーグ凱旋を果たしたが、結果を出せず、サウジアラビアでの今に至るジェラード氏。実現すれば話題になりそうだが、いかに。

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セルティックの宿敵・レンジャーズ、かつて“1年間で5回退場”のエースが退団へ… 識者は辛辣「誰が彼を求める?」

レンジャーズの元コロンビア代表FWアルフレッド・モレロス(26)に、スコットランドのご意見番が辛辣な言葉を投げかけた。 古橋亨梧ら日本人選手5人が所属するセルティックの宿敵・レンジャーズ。そのレンジャーズで攻撃の核として活躍しているのが、今シーズンのリーグ戦30試合で11ゴール6アシストを記録しているモレロスだ。 クラブ通算268試合の出場で124ゴール58アシストという素晴らしい数字を誇る一方、気性の荒さやラフプレーの多さでも知られ、2018-19シーズンには1年間でなんと5回も退場処分を受けている。当時のスティーブン・ジェラード監督が「もう守れない」と呆れ返ったことも有名な話だ。 そんなモレロスだが、レンジャーズとの契約は今シーズンまでとなっており、延長交渉は進展せず。27日に行われるリーグ戦の最終節が終わり次第、退団する見込みとなっている。 イギリス『フットボール・インサイダー』でコラムニストを務める元スコットランド代表FWのフランク・マカベニー氏は、モレロスがこの先「大きく後悔することになる」と予測。ピッチ内外での振る舞いや態度から、極めて自己中心的な選手だと捉えているようだ。 「他のクラブへ行きたいなら、上手くプレーするべきだ。ベビーカーからおもちゃを投げ捨てるような選手をどこの誰が引き取ってくれるというのだ。少なくとも彼をほしいなどと思う監督はいない」 「レンジャーズの一員なら、セルティックの支配に歯止めをかけたいと思ってプレーすべきだったはずだ。それが最初にやるべきことだ。2つ目は自分にお金を与えてくれているクラブ、ファンのためにプレーすることだ」 「それなのに、最近の選手たちは自分がクラブより大きい存在だと勘違いしている。必ずしも隣の芝生が青いわけではないと気づく日はそう遠くない」 モレロスについては、クラブが契約更新に消極的だったという見方、選手の方が消極的だったという見方、相反する情報が出ている状況。真相のほどはわからないが、マカベニー氏はモレロスが退団の意志を貫いたとみているようだ。 2023.05.23 20:23 Tue
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史上最高“究極”のオールラウンダー、フランク・ランパード

サッカーにおいての花形ポジションとされるのは、やはりストライカー。チームを勝利に導くその姿に憧れる子供は少なくなく、幼少期には誰もがゴールを奪いたい気持ちでプレーしたはずだ。 プロの世界になれば、それぞれのポジションにスペシャリストがおり、子供たちの憧れの的になる選手は様々。それでも、やはり目に見える結果が残せるFWの人気は高いだろう。 どの時代においても、わかりやすくスターになれるストライカーたち。しかし、FWでプレーしない選手でも数多くのゴールを決められることを証明した究極の選手がいる。それが、元イングランド代表のフランク・ランパードだ。 <span class="paragraph-title">◆IQ150以上の天才MF</span> ランパードのイメージは、やはりチェルシーだろう。2001年から2014年まで在籍し、中盤に君臨。ほとんどの試合でプレーする姿は、“鉄人”と呼ばれていた。 また、“ランプス”と呼ばれて愛されたランパードは、ロマン・アブラモビッチ氏がクラブを買収し、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎えて急激に力をつけたチームにおいて、軸となって支えた1人として記憶に残っていることだろう。ランパード無くして、チェルシーの飛躍はなかったと言っても過言ではない。 しかし、ランパードのルーツは同じロンドンでもウェストハムにある。父は元イングランド代表DFのフランク・ランパード・シニア、伯父には監督として多くのクラブを率いたハリー・レドナップ氏を持ち、サッカー一家で育つ。 家庭は裕福であり、ランパードは運動能力に長けるだけでなく、学力も優れており、IQは150を超える天才。育ちもよく、恵まれた環境で能力も高いという、正にエリート街道を歩む選手だった。 そのランパードがプロ生活を始めたのがウェストハム。頭角を現し、イングランド代表としてもプレーする一方で、伯父が監督、父がコーチを務めていたことで、結果が出なければ非難を浴びることも多々あった。 また、イングランド代表にも早くに選ばれながら、なかなかブレイクせず。その流れもあり、環境変化を求めて移籍したチェルシーで、チームに欠かせない選手に一気に成長。クラブ、そしてイングランド代表にとっての柱となった。 <span class="paragraph-title">◆チェルシーと共に花開く</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI2T0tmR0VNTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> キャリアを始めたウェストハムでも高い能力が認められていたランパード。世代別のイングランド代表に選ばれると、1999年10月10日にイングランド代表デビューを果たす。 しかし、ランパードの代表でのキャリアは順調にはいかない。デビュー後は、出番どころか招集もされず。2001年に入り再び代表に招集されるようになり、日韓ワールドカップ(W杯)の前にはコンスタントに招集を受けるが、最終的にはW杯出場を逃すことに。その後も、しばらく代表からは外れていった。 ランパードがイングランド代表に定着したのは2003年5月以降。チェルシーに移籍して2シーズン目の終わり頃。チームとしても変革を遂げる少し前にポジションを掴んでいく。 そのランパードは定着を果たすと、ユーロ2004ではレギュラーとしてプレー。大会3ゴールを挙げて、ベスト11に選ばれることに。その後のドイツW杯予選では5ゴールを挙げるなど、イングランド代表のW杯出場に大きく貢献する。 その頃、チェルシーはモウリーニョ監督の下でプレミアリーグ制覇を達成し、ランパードとしても乗っている時期と重なっている。 イングランド代表としては2010年の南アフリカW杯、2014年のブラジルW杯にも出場。その後に引退を表明しているが、106試合で29ゴールを記録。歴代10位のゴール記録であり、攻撃的なポジションではない選手では最もゴールを決めている選手となっている。 <span class="paragraph-title">◆類稀なる得点力を備えたオールラウンダー</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJvM2hRUGZHcyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> そのランパードは、チェルシーでも当然輝きを放つ。2005年にはバロンドール、FIFA最優秀選手ともに全体の2位という栄誉を得る。なお、どちらも元ブラジル代表MFロナウジーニョが1位だった。 またクオリティの高いプレーもさることながら、愛称の“鉄人”が示す通り、プレミアリーグでは164試合連続出場記録を樹立。それまでは元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズが保持していた記録であり、フィールドプレーヤーが達成するのは異例だった。 その後もチェルシーの中心選手として君臨し続けたランパード。プレミアリーグで3回、FAカップで4回、EFLカップで2回と国内で9つのタイトルを獲得。さらに、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグを1度ずつ制しており、クラブの黄金期を支えた。 それはタイトルのみならず、個人の成績でも大きく貢献。公式戦通算648試合に出場し211ゴール150アシストという大記録を樹立。出場数は同時期にプレーした生え抜きのDFジョン・テリーに次ぐ2位、ゴール数は名だたる名FWを差し置いてダントツの1位となっており、まさにクラブのレジェンドそのものとなっている。 しかし、成績とは裏腹に、あまり目立たないのがランパードの真骨頂と言えるだろう。同時期に同ポジションを争ったリバプールのMFスティーブン・ジェラードはスター選手として早くから扱われており、リバプールというクラブに出てきた期待の若手というのが大きな要因といえる。 一方で、選手としての能力だけで見れば、ランパードの方が優れているという声も多く、なんでもこなせるハイスペックなオールラウンダーとして評価。得点力、アシスト、さらには中盤でのタイトな守備や泥臭いプレーなど、全てにおいて高い能力を誇り、さらにはケガをほとんどしないことで愛されていた。 <div id="cws_ad"><hr>イングランド代表でも活躍し、チェルシーのレジェンドとして歴代最多ゴール数を誇るランパードが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>盟友のDFジョン・テリーやMFスティーブン・ジェラードと共に現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD?pid=worldsoccer2110&c=worldsoccer2110&is_retargeting=true&af_inactivity_window=3d&af_dp=ryan.app%3A%2F%2F&af_web_dp=http%3A%2F%2Fsakatsuku-rtw.sega.com%2F" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20211013.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.10.13 20:00 Wed
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昨季加入のブレーメンから追放状態のナビ・ケイタ…トルコ行きに向けて交渉中か

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旗手怜央が呆然…水飲みたかっただけなのに、相手があからさまな拒絶反応で物議「悲しい考え」「理解できない」

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監督がハーフタイム中に2枚のイエローカード、退席のジェラード監督が審判を酷評「明らかなPK。妨害者だ」

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かつて注目されたノリッジMFキャントウェルがレンジャーズ移籍へ!

ノリッジ・シティのイングランド人MFトッド・キャントウェル(24)がスコティッシュ・プレミアシップのレンジャーズに移籍するようだ。 かつて世代別のイングランド代表にも名を連ねたりといち目置かれた存在のキャントウェル。2019-20シーズンのプレミアリーグで6ゴールを決め、たびたびステップアップが取り沙汰される。 そんなノリッジの注目株は昨季後半戦をローンプレーヤーとしてボーンマスで過ごした後、昨夏に復帰。ノリッジは今季からチャンピオンシップに降格したが、移籍を選択せず、残留を決めた。 その今季のここまで公式戦19試合でノーゴールと下火だが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、スコットランドの強豪レンジャーズに移る見通しだという。 レンジャーズとノリッジの交渉は完了。ノリッジと今季最終年の選手はこれからメディカルチェックを受けるとのことで、すべてが計画どおりにいけば、48時間以内にも契約締結に至る模様だ。 2023.01.20 12:55 Fri
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顔面とスパイクの裏が正面衝突… ELで危険タックルを受け負傷交代したGKの顔面が痛々し過ぎる…

ヨーロッパリーグ(EL)で生まれた超危険タックルが注目を浴びている。 ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16の2ndレグが18日に開催され、ベスト8進出チームが決定。スコットランドの新王者レンジャーズは、チェコ王者のスラビア・プラハと対戦したが、退場者2人を出すなど荒れた展開となり、0-2と敗北した末にベスト16敗退となった。 試合内容もさることながら、超危険タックルにより1人目の退場者となったFWケマル・ルーフェのプレーが注目を浴びてしまっている。 0-1とレンジャーズビハインドの55分に途中交代で出場を果たしたルーフェだったが、気合いが入りすぎてしまったのか、交代7分後の62分、ボックス内で味方のパスを受けようとし、足を高く上げた状態のまま相手GKオンドレイ・コラージュと交錯。結果的に顔面とスパイクの裏が正面衝突してしまい、顔面を強打したコラージュは担架に乗って負傷退場する大ケガを負ってしまった。 試合後に危険タックルを受けたコラージュの痛々しい顔面の画像がSNS上で公開されると、バックりと切れた額や目の下の深い切り傷に「レッドどころじゃなく暴行だろ」といった声が寄せられた。 もちろんルーフェは一発レッドで退場。先日には10シーズンぶりのリーグ優勝に沸いたレンジャーズだったが、思わぬところで悪い注目を浴びてしまった。 <span class="paragraph-title">◆コラージュの顔面に刻まれた痛々しい傷痕…</span><span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Rangers forward Kemar Roofe was sent off for this challenge on Slavia Prague goalkeeper Ondrej Kolar, who had to be stretchered off the field. <a href="https://t.co/4d77e1vN3z">pic.twitter.com/4d77e1vN3z</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1372677382654545920?ref_src=twsrc%5Etfw">March 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.03.19 12:15 Fri

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