CL予選で“不適切な行為”疑いのVAR担当2名が急遽変更…

2024.08.07 16:00 Wed
急遽VAR担当外されたフランコウスキ
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急遽VAR担当外されたフランコウスキ
ポーランド人レフェリー2人が不祥事によってチャンピオンズリーグ(CL)のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)担当から急遽外れるアクシデントが発生した。『ESPN』が伝えている。

今回の問題が発生したのは、6日に開催されたCL予選3回戦1stレグのディナモ・キーウレンジャーズの一戦だった。

ロシアのウクライナへの軍事侵攻の影響によってディナモ・キーウのホームゲームはポーランドのルブリンで代替開催となった。
その影響もあったか、今回の試合のVAR担当にはユーロ2024でもVAR担当を務めたポーランド人レフェリーのバルトシュ・フランコウスキ、アシスタントにトマシュ・ムジアルの2名が任命されていた。

しかし、試合当日になってポーランドサッカー協会(PZPN)は「ポーランドサッカー協会の審判団は、チャンピオンズリーグ予選のディナモ・キーウvsレンジャーズを担当することになっていたエクストラクラサの2人の審判の不適切な行為の報告に関連して、状況を詳細に分析する」と声明を発表し、前述の2名が急遽担当を外れることを明かした。
そして、同じポーランド人レフェリーのトマシュ・クヴィアトコフスキとパヴェル・マレツが2名に代わって、この試合を担当する形となった。

欧州サッカー連盟(UEFA)は『ESPN』の取材に対して、VAR担当交代の理由に関してコメントを控えているが、ポーランドメディアの報道ではこの不祥事は過度な飲酒による問題行為だったという。

フランコウスキ、ムジアルの2名は試合前日の深夜にルブリンの路上で道路標識を持っているところを目撃され、警察がアルコール濃度をチェックした後、6日早朝に事情聴取のために連行されていたようだ。

なお、ディナモ・キーウvsレンジャーズは1-1のドローに終わり、プレーオフ進出は来週にレンジャーズホームで行われる2ndレグの結果に委ねられる。

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