【JFL第26節】首位栃木シティvs門番Honda FCはドロー決着 栃木Cの連勝ストップ、Hondaは連覇潰える
2024.10.26 16:40 Sat
【第26節/26日】鈴鹿 0-0 ソニー、栃木C 1-1 Honda
26日、日本フットボールリーグ(JFL)第26節の2試合が行われた。
◆鈴鹿 0-0 ソニー
今季限りで活動を終える“門番”の一角、ソニー仙台FCと、57歳三浦知良が2度目の加入から初となる先発出場を果たしたアトレチコ鈴鹿。鈴鹿ホームの一戦はゴールレス決着となった。
鈴鹿が「鈴鹿アンリミテッドFC」時代の2019年にJFL初参入を果たして以降、ソニーと鈴鹿の通算対戦戦績は、ソニーの6勝2分け3敗で幕を閉じることに。
ソニーは残り4試合で、クリアソン新宿、高知ユナイテッドSC、横河武蔵野FC、栃木シティと対戦。うちホームゲームは次節の新宿戦、最終節の栃木C戦となっている。
“門番”ソニーがクラブ最終戦(最終節)で戦うは、現在首位の栃木シティ。
栃木Cは今節、“最強門番”Honda FCとホームで対戦。0-0で迎えた69分、MF宇都木峻がポストプレーを受け、ボックス手前から技アリ左足ミドルを突き刺して先制に成功する。
ところが74分、Hondaの右CKをGK相澤ピーターコアミがボックス外へ掻き出したところまでは良かったが、HondaのDF知花康士朗にダイレクトで蹴り返され、これが同点被弾に。
1-1のドロー決着で14試合無敗とした一方、連勝は「3」でストップすることとなった。栃木Cは次節、ホームで沖縄SVと対戦する。
一方、Hondaは残り4試合で首位栃木Cとの勝ち点差が「13」となり、連覇の可能性が潰えることとなった。
◆第26節
▽10月26日(土)
アトレチコ鈴鹿 0-0 ソニー仙台FC
栃木シティ 1-1 Honda FC
▽10月27日(日)
[13:00]
ブリオベッカ浦安 vs 高知ユナイテッドSC
ラインメール青森 vs レイラック滋賀
FCマルヤス岡崎 vs クリアソン新宿
ヴィアティン三重 vs FCティアモ枚方
横河武蔵野FC vs ヴェルスパ大分
沖縄SV vs ミネベアミツミFC
◆暫定順位表
1位 栃木シティ | 勝ち点54 | +21
2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +13
3位 レイラック滋賀 | 勝ち点41 | +19
4位 Honda FC | 勝ち点41 | +9
5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点39 | +3
6位 FCティアモ枚方 | 勝ち点38 | ±0
7位 沖縄SV | 勝ち点37 | +7
8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点37 | -1
9位 ラインメール青森 | 勝ち点35 | +6
10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点34 | +2
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点33 | +1
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点30 | -5
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点26 | -8
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -22
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点19 | -23
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点17 | -22
◆鈴鹿 0-0 ソニー
今季限りで活動を終える“門番”の一角、ソニー仙台FCと、57歳三浦知良が2度目の加入から初となる先発出場を果たしたアトレチコ鈴鹿。鈴鹿ホームの一戦はゴールレス決着となった。
ソニーは残り4試合で、クリアソン新宿、高知ユナイテッドSC、横河武蔵野FC、栃木シティと対戦。うちホームゲームは次節の新宿戦、最終節の栃木C戦となっている。
◆栃木C 1-1 Honda
“門番”ソニーがクラブ最終戦(最終節)で戦うは、現在首位の栃木シティ。
栃木Cは今節、“最強門番”Honda FCとホームで対戦。0-0で迎えた69分、MF宇都木峻がポストプレーを受け、ボックス手前から技アリ左足ミドルを突き刺して先制に成功する。
ところが74分、Hondaの右CKをGK相澤ピーターコアミがボックス外へ掻き出したところまでは良かったが、HondaのDF知花康士朗にダイレクトで蹴り返され、これが同点被弾に。
1-1のドロー決着で14試合無敗とした一方、連勝は「3」でストップすることとなった。栃木Cは次節、ホームで沖縄SVと対戦する。
一方、Hondaは残り4試合で首位栃木Cとの勝ち点差が「13」となり、連覇の可能性が潰えることとなった。
◆第26節
▽10月26日(土)
アトレチコ鈴鹿 0-0 ソニー仙台FC
栃木シティ 1-1 Honda FC
▽10月27日(日)
[13:00]
ブリオベッカ浦安 vs 高知ユナイテッドSC
ラインメール青森 vs レイラック滋賀
FCマルヤス岡崎 vs クリアソン新宿
ヴィアティン三重 vs FCティアモ枚方
横河武蔵野FC vs ヴェルスパ大分
沖縄SV vs ミネベアミツミFC
◆暫定順位表
1位 栃木シティ | 勝ち点54 | +21
2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +13
3位 レイラック滋賀 | 勝ち点41 | +19
4位 Honda FC | 勝ち点41 | +9
5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点39 | +3
6位 FCティアモ枚方 | 勝ち点38 | ±0
7位 沖縄SV | 勝ち点37 | +7
8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点37 | -1
9位 ラインメール青森 | 勝ち点35 | +6
10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点34 | +2
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点33 | +1
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点30 | -5
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点26 | -8
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -22
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点19 | -23
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点17 | -22
宇都木峻の関連記事
栃木シティの関連記事

JFLの関連記事
記事をさがす
|
栃木シティの人気記事ランキング
1
【Jリーグ出場停止情報】G大阪のMF鈴木徳真はDOGSOで1試合出場停止、長崎FWフアンマ・デルガド1試合出場停止も処分は後日決定へ
Jリーグは12日、最新の出場停止情報を発表した。 J1ではガンバ大阪のMF鈴木徳真が唯一の出場停止に。11日に行われた明治安田J1リーグ第16節のサンフレッチェ広島戦で一発退場となっていた。 Jリーグはこの退場について、「ペナルティーエリア付近で、相手競技者に対しボールにプレーできず反則で止めた行為は、「相手チームの決定的得点機会の阻止」に該当する」と判断。DOGSOにより1試合の出場停止となった。 また、J2では、V・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドが出場停止に。フアンマ・デルガドは11日に行われた明治安田J2リーグ第15節のモンテディオ山形戦で一発退場。53分に自陣でフアンマ・デルガドと西村慧祐が競り合った際、ユニフォームを掴まれて前に抜け出せなかったフアンマ・デルガドが腕を使って西村の顔を押して振り払ったことで一発退場となっていた。 なお、Jリーグはフアンマ・デルガドの処分は後日発表されることに。まずは1試合の出場停止となる。 その他、J3では天皇杯の栃木県予選決勝の栃木SC戦で退場となっていた栃木シティのGK相澤ピーターコアミが1試合出場停止となっている。 <h3>【明治安田J1リーグ】</h3> MF鈴木徳真(ガンバ大阪) 第17節 vsヴィッセル神戸(5/17) 今回の停止:1試合停止 <h3>【明治安田J2リーグ】</h3> FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎) 第16節 vs大分トリニータ(5/18) 今回の停止:未定 <h3>【明治安田J3リーグ】</h3> GK相澤ピーターコアミ(栃木シティ) 第13節 vsFC岐阜(5/17) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 MF田中康介(AC長野パルセイロ) 第5節 vs松本山雅FC(5/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永野修都(ガイナーレ鳥取) 第13節 vs松本山雅FC(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF藤村慶太(鹿児島ユナイテッドFC) 第13節 vs福島ユナイテッドFC(5/17) 今回の停止:1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】ビルドアップのミスで鈴木徳真がDOGSOで一発退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ISPDMbRw6vY";var video_start = 108;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.12 19:30 Mon2
異様な雰囲気に包まれたカンセキ…史上初の栃木ダービーは土壇場ドロー決着! “先輩”栃木SCが先制も“後輩”栃木シティは90分で同点に【明治安田J3第7節】
30日、明治安田J3リーグ第7節の栃木SCvs栃木シティがカンセキスタジアムとちぎで行われ、1-1のドローで決着した。 栃木SCがJ2リーグから降格したことにより、栃木シティがJFLから昇格したことにより、J3で実現したJリーグ史上初の栃木ダービー。 その初対戦は「先輩」栃木SCが「後輩」栃木シティを本拠地カンセキに迎えての一戦。栃木シティのベンチには、昨季まで栃木SCの背番号「10」を背負った森俊貴が控えている。 その中で栃木SCは36分、栃木シティDFマテイ・ヨニッチの中途半端なバックパスにチェイスした五十嵐太陽がGKをかわし、無人のゴールにロングシュートを流し込んで先制点に。 3連勝中の2位も追いかける展開となった栃木シティは73分、古巣対戦となる森を途中投入。カンセキが大きなブーイングに包まれる。 対する栃木SCは77分、40歳の矢野貴章を投入し、2010年W杯にも参戦した元日本代表FWはJリーグ通算600試合出場ということに。 試合も終盤に差し掛かる79分、栃木シティは右から切れ込んだ田中パウロ淳一がクロス。おそらくファーを狙った柔らかいボールは左ポストを叩き、栃木SC陣営は肝を冷やす。 さらに83分、栃木シティはバックパスを狙った東川続がGKとの一対一からシュート。ゴールへ吸い込まれるかと思われたが、栃木SCは寸前で岩崎博がクリアしてことなきを得る。 栃木シティが攻勢を強めるとともに異様な雰囲気の増すカンセキ。この日の入場者数は1万2807人と発表される。 そんななかで90分、栃木シティがとうとう同点に。背番号「10」岡庭裕貴が左CKの流れから再びボックス内でボールを収め、ワントラップから右足を一閃…ゴール右上を突き刺した。 結局、Jリーグ史上初の栃木ダービーは1-1で決着。勝ち点「1」を分け合うこととなった。 栃木SC 1-1 栃木シティ 【栃木SC】 五十嵐太陽(前36) 【栃木シティ】 岡庭裕貴(後45) 2025.03.30 15:58 Sun3
Jリーグが栃木シティの入会を承認! JFL初優勝でJ3へ「入会審査項目をすべて充足いたしました」
Jリーグは17日、日本フットボールリーグ(JFL)優勝を決めた栃木シティの「J3リーグ入会」を全面承認したことを発表。これに伴い、いわてグルージャ盛岡のJリーグ会員資格喪失、JFL降格も完全確定した。 「本日開催しました日本フットボールリーグ(JFL)第29節の結果をもちまして、J3への入会を条件付きで承認しておりました栃木シティフットボールクラブが、Jリーグ規約第17条第3項に定める「J3入会審査項目」をすべて充足いたしました」 「この結果を受けまして、栃木シティフットボールクラブのJリーグへの入会が確定しましたので、お知らせいたします」 栃木Cは17日、JFL第29節でアトレチコ鈴鹿とのホームゲームを戦い、6-0圧勝で昇格即初優勝を決めただけでなく、カンセキスタジアムとちぎ(※)には9531人が来場。J3入会要件「観客動員数累計3万人」を突破した。 (※)主たる本拠地はCITY FOOTBALL STATION 2024.11.17 16:28 Sun4
「とにかく勝ててホッと…」安堵の栃木シティ、反省の福山シティ「あの一発が決まってしまうのが地域CL…」
24日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第2節の2試合が栃木県グリーンスタジアムで行われた。 近年はJクラブのサポーターにも馴染み深い大会となりつつある“地域CL”。著名なJリーグ経験者、日本代表経験者が新たなステージとして地域リーグを選ぶようになって久しいが、それでも地域CLに進めるのはわずか12チーム、JFL昇格を掴めるのは1チーム、もしくは2チームしかないという過酷な世界だ。 今年の地域CL決勝ラウンドには関東サッカーリーグ1部から王者・VONDS市原FC、2位・栃木シティFC(百年構想枠)、5位・ジョイフル本田つくばFC(全社枠)、中国サッカーリーグから18戦全勝王者の福山シティFCが参戦している。 そして、3試合中2試合(第2節)を終えた段階で、全4チームが1勝1敗の勝ち点「3」で並ぶという史上初の事態に。JFLへの自動昇格は1位のみ、2位はJFL最下位との入替戦行きというなか、4チームとも26日に行われる第3節にJFL昇格への夢をつなぐ形となったわけだ。 ◆順位表(第2節終了時点) 1.ジョイフル本田つくばFC | 勝ち点3 | 得失点差+1 ---JFL自動昇格ライン--- 2.栃木シティFC | 勝ち点3 | 得失点差±0 ---入替戦進出ライン--- 3.VONDS市原FC | 勝ち点3 | 得失点差±0 4.福山シティFC | 勝ち点3 | 得失点差-1 その一角、栃木シティは初戦で福山シティに敗れるも、24日の第2節でVONDS市原を1-0と撃破。試合終盤の82分、数々のJクラブを渡り歩き、今季から栃木シティへとやってきたFW田中パウロ淳一が自ら得たPKを沈めて決勝点とした。 田中パウロは試合後、「もちろん今日は絶対に負けるわけにはいかなかったですし、栃木県から2番目のJクラブを誕生させるべく、新しい歴史を刻まなければいけない…強い気持ちを持ってこの一戦に臨みました。とにかく勝ててホッとしています」と勝利に安堵。この大会における「1敗」の重さはもはや説明不要だろう。 元VONDS市原で栃木シティの主将を担うDF野田卓宏は、古巣対決について「そこまで高ぶるものはないです。移籍した(離れた)からには勝たないといけない相手でしたが、“力み”はありませんでした」としつつ、勝利を喜び、晴れやかな表情で前を向く。 「今季の関東1部でVONDSに2戦2敗だったなか、地域CLの1次ラウンドでようやく勝つことができて…今日を迎えるにあたっては、自分たちがボールを保持する時間が長くなるのはわかっていました。課題を突き詰めて突き詰めて、VONDSのように守備が堅い相手に勝つことができました」 「地域CLは、サッカー人生の中で何度も何度も立てる舞台ではありません。その中でこの舞台を楽しみ、勝って、JFL昇格を掴むために、次の試合に向けてもチーム全員で力を合わせて精進します。つくばFC戦はもう本当に勝つだけですね。全員で戦います」 その一方、初戦で栃木シティを下した福山シティは24日、第2節でつくばFCに0-2と敗れ、首位から最下位(4位)へと後退。第3節のVONDS戦で引き分け以下だとJFL昇格が潰えることとなる。 ゲームキャプテンを務めた広島県福山市出身の25歳MF曽我大地は「明後日(VONDS戦)勝つしかないという状況になりましたが、切り替えて、いつもと変わらず良い準備をして臨みたいと思います」と懸命に前を向いた。 この日の失点は2つとも直接FK。曽我は「1失点目は自分が不用意なファウルをしてしまったのが原因で…2失点目のところも簡単にファウルをしてしまうと、ああいった一発(直接FK)が決まってしまうのが地域CLなんだな...と。教訓として明後日に繋げないといけないです」と反省を語った。 また、「攻撃面はともかく、守備でセカンドボールを拾えなかったり、しっかりプレスに行けなかったり、そういったところからジワジワ相手ペースに持って行かれたと思います」と、攻守の歯車が今ひとつだった事実を嘆く。 それでも「福山サポーターの声は届いていましたし、だからこそ勝ちたかったです。ただ、僕たち選手は誰ひとり諦めていないですし、全員が集中しきっています。明後日の試合も楽しみにしていただけると嬉しいです」と力強く意気込みを語った。 栃木シティ、福山シティ、VONDS市原、つくばFC…4チームとも決勝ラウンド最終節までJFL自動昇格の可能性を残すというなか、笑顔で地域CLを終えるたった1つのチームはどこになるのか。2位を確保してもJFL側との入替戦が熾烈極まりないものとなることは、こちらも説明不要だろう。 首位つくばにとっても、4チームが勝ち点3で並ぶという状況下で「首位」というのもいまいちピンとこないはず…ただ、昨年は関東1部6位のブリオベッカ浦安が「リーグ戦で残留争い→全社&地域CLの2冠達成」という異次元の勝負強さを発揮しJFL昇格。つくばもこれに続きたい。 2023年11月26日、北関東は栃木県宇都宮市、栃木県グリーンスタジアム。4クラブの運命が交差する地域CL2023決勝ラウンド最終節…サポーターと喜びを分かち合うのはどのチームだ。 2023.11.24 21:20 Fri5