「同じ相手に負けられない」森保一監督が初戦で敗れたオマーン戦へ意気込み「トーナメントという気持ち」
2021.11.15 19:28 Mon
日本代表の森保一監督が、16日に控えたオマーン代表戦の前日記者会見に出席した。
11日にはカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のベトナム代表戦で1-0と勝利した日本。アウェイ連戦となる中、試合後にオマーン入りし、準備を進めてきた。
ベトナム戦からは中4日となり、12日にはオマーン入りしていたためにコンディション調整などの準備はいつも以上にできた状況だ。
そのオマーンは、11日に中国代表戦を行い1-1のドロー。日本が3位に浮上し、逆転されている状況とあり、今回の直接対決で9月の再現を狙ってくるだろう。
2度同じ相手に負けるわけにはいかない日本。森保監督は明日の試合に向けて、W杯出上に向けて勝ち点3が必要だと語った。
「対戦相手オマーンとは、アジア最終予選の初戦で敗戦していますし、そういった意味で同じ相手に負けられない。アウェイでの厳しい戦いになると思いますが、勝ち点3を掴み取れるように最善の準備をして試合に全力を尽くしたいと思います」
「対戦相手との敗戦、次は我々が勝つということだけではなく、何を目標として戦うのかを考えなければいけないです。我々はW杯出場権を掴み取るために、明日の試合はタフに粘り強く、最後まで戦い、勝ち点3を掴み取って、次に繋げたいと思っています」
その日本だが、ベトナム代表戦はDF酒井宏樹(浦和レッズ)がケガの影響でメンバー外に。しかし、オマーンに来てからはトレーニングに参加し、コンディションを上げている。
「酒井の回復状況に関しては、昨日すでにゲーム形式のトレーニングにも入っていますので、今日のトレーニングを見極めた上で、試合にメンバー入りするかどうかを考えたいと思います。選択肢には入っていますし、ゲームができるまでに回復しています」
また、9月に敗れた際には[4-2-3-1]だったが、この2試合は[4-3-3]で連勝を収めている。オマーン戦に向けても、[4-3-3]をベースに考えるとコメント。また、9月の反省をし、相手を上回る準備をしなければいけないと語った。
「明日のオマーン戦に向けて、2つ準備することがあると思います」
「1つはすでに対戦しているので、前回の対戦を踏まえて、我々が修正しなければいけないこと、改善しなければいけないこと。我々が負けましたが、全てが悪かったというわけではありません。そこで我々ができたことは整理して、明日の試合に向かいたいなと思います」
「ただし、オマーンもこの最終予選を通して、チームのベースをしっかりとした上で、1試合1試合改善を重ねて、チームがマイナーチェンジしてきているので、明日の試合に向けて、我々が相手を上回って戦えるように準備したいと思います」
「我々から見た明日の戦い方ですけど、これまでここ2試合[4-3-3]で戦ってきていますが、その流れをベースに戦っていきたいと思います」
「ただ、[4-3-3]、[4-2-3-1]と色々ある中では、試合が動いていない時の立ち位置はそういったものがありますが、そこは[4-3-3]、[4-2-3-1]にもなり、[3-5-2]、[3-4-3]にもなる。試合の流れの中で臨機応変に対応していけるように可変しながら戦っていけると選手たちには十分考えてもらいたいですし、与えられた時間の中で準備したいと思います」
[4-3-3]をベースにする中で、オーストラリア代表戦とベトナム代表戦ではケガの影響もあり酒井のみが変更。しかし、オマーン戦に向けてはMF守田英正(サンタ・クララ)が累積警告で出場停止となり、不在となる。
中盤の一角が誰になるのか。MF柴崎岳(レガネス)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)などが候補にあがるが、森保監督は総合力を見て起用するとし、試合全体を考えての起用になるだろうとした。
「全体的にコンディションは良いので、候補の選手であれば、誰が出てもチームとして機能すると思っています」
「どういうポイントで選手を起用していくかというところでは、総合的にというのが一番ですが、選手の特徴、試合全体をものにするときに、先発で使った方が良いのか、途中で試合の流れを見て、試合を決める、試合を締める、コントロールするのかを考えていきたいです」
「昨日の練習も試しているところはありますし、今日の練習の内容を見て、明日の起用を考えていきたいと思います」
また、オマーンの変化についても言及。質が上がっているとし、かなり分析をしてくる相手だと警戒した。
「ベースの部分は確固たるものを持っていて、攻守のコンセプトが非常にハッキリしていると思います」
「これまでの試合を受けて感じていることは、我々もそうですが、1試合ごとに連携・連動の質は上がっているなと思います」
「オマーン戦をこれまで見ていて、非常に思うところは、対戦相手を徹底的に分析して対策を講じてくるというのが、試合の内容にも表れていると思います」
「明日の試合、我々もかなり分析されて、難しい戦いになると思いますが、我々が分析された上でも選択肢を多く持って、戦っていけるようにしなければいけないと思います」
その点では、勝って2戦目を迎えられるという初の状況。選手たちも、雰囲気は良いと語っていた。森保監督もその点は感じているようで、しっかりとコントロールしたいと語った。
「今のチームの状況は良い緊張感を持ちながら、トレーニングでは集中してトレーニング、オフにはリラックスしながらも次の試合に向けてコミュニケーションを取っていくという、良い雰囲気作りを選手たち自身でやってくれていると思います」
「私自身というより、チームの状態、選手の状態を見て、緊張感を持ってもらうのか、リラックスしてもらうのか、働きかけていきたいと思います」
「連勝して、勝ち星が先行しているということに関してですが、全く厳しい状況には変わりないです。我々は1試合1試合、W杯出場権を掴み取るために、試合が続いていると思っている。我々が厳しい状況、土俵際にいるということを引き続き忘れずに戦っていかなければいけないと思っています」
まだまだ崖っぷちにいるという認識を語った森保監督。この先の戦いについても、目の前の試合に集中すると語った。
「結論を言えば、我々はどんな厳しい戦いの中でも、2022年のカタールW杯に向けてアジア予選を突破して、出場できると思っています」
「これまで苦しい戦い、厳しい戦いという点では、アジアの全体のレベルが非常に上がっていると言えると思います。厳しい戦いということは、あり得ることかなと思っています」
「これまでのW杯出場に向けても、過去を振り返ると、W杯に出場しているのでそれまでの戦いは忘れられがちですけど、非常に苦しい戦いをものにして、厳しい予選を勝ち抜いてW杯に出場しているということを最後まで忘れずに、諦めずに我々が目の前の一戦に最善の準備をして戦っていけば、必ずW杯の出場権を掴めると思っています」
また、明日の試合ではメンタル的に強いものを持ち、アグレッシブに勇気を持ってプレーして欲しいと語った。
「明日のオマーン戦は非常に厳しく難しい試合になると思っています。それはプレー面の全ての部分、メンタル面でも非常に難しい試合になると思いますが、ホームであろうとアウェイであろうと、今我々が置かれている状況では、そこを乗り越えて、1試合1試合が出場権を掴むためのトーナメントという気持ちで勝利を掴み取って、次の試合に繋げていく、W杯出場に繋げていくということをしなければいけないです。メンタルだけではもちろん勝てませんが、絶対我々が厳しい戦いの中でも次に繋げていくという強い気持ちが必要だと思います」
「選手たちは、すでに2敗している中で、非常にプレッシャーのかかる中、思い切ってプレーしてくれる、アグレッシブにプレーしてくれる、チャレンジしてくれるということをプレッシャーが懸かった中でも勇気を持ってプレーしてくれているので、明日の試合でも勇気を持ってプレーしてもらえるようにしていきたいです」
11日にはカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のベトナム代表戦で1-0と勝利した日本。アウェイ連戦となる中、試合後にオマーン入りし、準備を進めてきた。
ベトナム戦からは中4日となり、12日にはオマーン入りしていたためにコンディション調整などの準備はいつも以上にできた状況だ。
2度同じ相手に負けるわけにはいかない日本。森保監督は明日の試合に向けて、W杯出上に向けて勝ち点3が必要だと語った。
「明日の試合、我々にとって、対戦するオマーンにとっても非常に重要な試合で、両チームとも勝ち点3を目指して戦うことになると思います」
「対戦相手オマーンとは、アジア最終予選の初戦で敗戦していますし、そういった意味で同じ相手に負けられない。アウェイでの厳しい戦いになると思いますが、勝ち点3を掴み取れるように最善の準備をして試合に全力を尽くしたいと思います」
「対戦相手との敗戦、次は我々が勝つということだけではなく、何を目標として戦うのかを考えなければいけないです。我々はW杯出場権を掴み取るために、明日の試合はタフに粘り強く、最後まで戦い、勝ち点3を掴み取って、次に繋げたいと思っています」
その日本だが、ベトナム代表戦はDF酒井宏樹(浦和レッズ)がケガの影響でメンバー外に。しかし、オマーンに来てからはトレーニングに参加し、コンディションを上げている。
「酒井の回復状況に関しては、昨日すでにゲーム形式のトレーニングにも入っていますので、今日のトレーニングを見極めた上で、試合にメンバー入りするかどうかを考えたいと思います。選択肢には入っていますし、ゲームができるまでに回復しています」
また、9月に敗れた際には[4-2-3-1]だったが、この2試合は[4-3-3]で連勝を収めている。オマーン戦に向けても、[4-3-3]をベースに考えるとコメント。また、9月の反省をし、相手を上回る準備をしなければいけないと語った。
「明日のオマーン戦に向けて、2つ準備することがあると思います」
「1つはすでに対戦しているので、前回の対戦を踏まえて、我々が修正しなければいけないこと、改善しなければいけないこと。我々が負けましたが、全てが悪かったというわけではありません。そこで我々ができたことは整理して、明日の試合に向かいたいなと思います」
「ただし、オマーンもこの最終予選を通して、チームのベースをしっかりとした上で、1試合1試合改善を重ねて、チームがマイナーチェンジしてきているので、明日の試合に向けて、我々が相手を上回って戦えるように準備したいと思います」
「我々から見た明日の戦い方ですけど、これまでここ2試合[4-3-3]で戦ってきていますが、その流れをベースに戦っていきたいと思います」
「ただ、[4-3-3]、[4-2-3-1]と色々ある中では、試合が動いていない時の立ち位置はそういったものがありますが、そこは[4-3-3]、[4-2-3-1]にもなり、[3-5-2]、[3-4-3]にもなる。試合の流れの中で臨機応変に対応していけるように可変しながら戦っていけると選手たちには十分考えてもらいたいですし、与えられた時間の中で準備したいと思います」
[4-3-3]をベースにする中で、オーストラリア代表戦とベトナム代表戦ではケガの影響もあり酒井のみが変更。しかし、オマーン戦に向けてはMF守田英正(サンタ・クララ)が累積警告で出場停止となり、不在となる。
中盤の一角が誰になるのか。MF柴崎岳(レガネス)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)などが候補にあがるが、森保監督は総合力を見て起用するとし、試合全体を考えての起用になるだろうとした。
「全体的にコンディションは良いので、候補の選手であれば、誰が出てもチームとして機能すると思っています」
「どういうポイントで選手を起用していくかというところでは、総合的にというのが一番ですが、選手の特徴、試合全体をものにするときに、先発で使った方が良いのか、途中で試合の流れを見て、試合を決める、試合を締める、コントロールするのかを考えていきたいです」
「昨日の練習も試しているところはありますし、今日の練習の内容を見て、明日の起用を考えていきたいと思います」
また、オマーンの変化についても言及。質が上がっているとし、かなり分析をしてくる相手だと警戒した。
「ベースの部分は確固たるものを持っていて、攻守のコンセプトが非常にハッキリしていると思います」
「これまでの試合を受けて感じていることは、我々もそうですが、1試合ごとに連携・連動の質は上がっているなと思います」
「オマーン戦をこれまで見ていて、非常に思うところは、対戦相手を徹底的に分析して対策を講じてくるというのが、試合の内容にも表れていると思います」
「明日の試合、我々もかなり分析されて、難しい戦いになると思いますが、我々が分析された上でも選択肢を多く持って、戦っていけるようにしなければいけないと思います」
その点では、勝って2戦目を迎えられるという初の状況。選手たちも、雰囲気は良いと語っていた。森保監督もその点は感じているようで、しっかりとコントロールしたいと語った。
「今のチームの状況は良い緊張感を持ちながら、トレーニングでは集中してトレーニング、オフにはリラックスしながらも次の試合に向けてコミュニケーションを取っていくという、良い雰囲気作りを選手たち自身でやってくれていると思います」
「私自身というより、チームの状態、選手の状態を見て、緊張感を持ってもらうのか、リラックスしてもらうのか、働きかけていきたいと思います」
「連勝して、勝ち星が先行しているということに関してですが、全く厳しい状況には変わりないです。我々は1試合1試合、W杯出場権を掴み取るために、試合が続いていると思っている。我々が厳しい状況、土俵際にいるということを引き続き忘れずに戦っていかなければいけないと思っています」
まだまだ崖っぷちにいるという認識を語った森保監督。この先の戦いについても、目の前の試合に集中すると語った。
「結論を言えば、我々はどんな厳しい戦いの中でも、2022年のカタールW杯に向けてアジア予選を突破して、出場できると思っています」
「これまで苦しい戦い、厳しい戦いという点では、アジアの全体のレベルが非常に上がっていると言えると思います。厳しい戦いということは、あり得ることかなと思っています」
「これまでのW杯出場に向けても、過去を振り返ると、W杯に出場しているのでそれまでの戦いは忘れられがちですけど、非常に苦しい戦いをものにして、厳しい予選を勝ち抜いてW杯に出場しているということを最後まで忘れずに、諦めずに我々が目の前の一戦に最善の準備をして戦っていけば、必ずW杯の出場権を掴めると思っています」
また、明日の試合ではメンタル的に強いものを持ち、アグレッシブに勇気を持ってプレーして欲しいと語った。
「明日のオマーン戦は非常に厳しく難しい試合になると思っています。それはプレー面の全ての部分、メンタル面でも非常に難しい試合になると思いますが、ホームであろうとアウェイであろうと、今我々が置かれている状況では、そこを乗り越えて、1試合1試合が出場権を掴むためのトーナメントという気持ちで勝利を掴み取って、次の試合に繋げていく、W杯出場に繋げていくということをしなければいけないです。メンタルだけではもちろん勝てませんが、絶対我々が厳しい戦いの中でも次に繋げていくという強い気持ちが必要だと思います」
「選手たちは、すでに2敗している中で、非常にプレッシャーのかかる中、思い切ってプレーしてくれる、アグレッシブにプレーしてくれる、チャレンジしてくれるということをプレッシャーが懸かった中でも勇気を持ってプレーしてくれているので、明日の試合でも勇気を持ってプレーしてもらえるようにしていきたいです」
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森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon3
ネルシーニョ氏の足跡を振り返る/六川亨の日本サッカーの歩み
第13節を終えた段階で2勝5分け6敗と低迷していた柏が、ネルシーニョ監督の退任と井原正巳ヘッドコーチの監督昇格を決定。初陣となった第14節の神戸戦では、積極的なプレスからOGを誘い、首位を相手に1-1のドローに持ち込んだ。 72歳のベテラン監督であるネルシーニョ氏が来日したのは1994年のこと。ヴェルディ川崎(現東京V)のヘッドコーチとして、松木安太郎監督と二頭体制でリーグ優勝に貢献した。95年からは監督を務めたが、サントリーチャンピオンシップで横浜マリノスに敗れて連覇はならなかった。Jリーグは今年で30周年を迎えたが、ネルシーニョ氏はヴェルディ川崎だけでなく、名古屋で3年、柏では通算11年、そして神戸でも3年ほど監督を務め、20年もJリーグに関わってきた。 その間にはV川崎の天皇杯やリーグカップ制覇、さらに柏でもJ1リーグ初優勝に貢献したのを始め、天皇杯とリーグカップなどのタイトルをクラブにもたらした。神戸では16年にセカンドステージ2位という好成績を収めてもいる。 同氏は、前日まで控え組だった選手をいきなりレギュラーで起用すると活躍したり、試合中にシステムや戦術を柔軟に変更したりする手腕から「ネルシーニョ・マジック」と言われたこともあった。Jリーグが93年に10チームで開幕した時の監督で、いまなお現役の監督は当然ながら1人もいない。浦和の森孝慈さん、名古屋の平木隆三さん、鹿島の宮本征勝さんらメキシコ銅メダル組の方は、すでに他界している方々もいるくらいだ。 一方、93年当時は現役選手で、現在はJ1リーグの監督を務めている方々もいる。まずは柏の井原監督で、横浜Mでもリーグ優勝に貢献している。名古屋の長谷川健太監督は、現役時代は清水エスパルスのストライカーとしてリーグカップ制覇に貢献した。変わったところでは、アルビレックス新潟の松橋力蔵監督で、日産FCのファーム出身で、日産自動車サッカー部を経て横浜Mの一員になっている。新潟を1年でJ1に復帰させた手腕はダテではないということだ。もう1人、日本代表の森保一監督もサンフレッチェ広島の一員として風間八宏氏や高木琢也氏らとともにチームを支えた。 こうして改めてネルシーニョ氏の足跡を辿ってみると、いかに優れた指導者だったのか理解できるだろう。30周年には1年足りないが、ベスト監督賞を授与してもいいのではないだろうか。 2023.05.23 15:30 Tue4
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日本代表に初招集されたMF奥抜侃志(ニュルンベルク)がメディア取材に応対。改めて、選ばれた想いを口にした。 16日、日本代表はノエビアスタジアム神戸でキリンチャレンジカップ2023のチュニジア代表戦を前にトレーニングを行った。 冒頭15分が公開された中、三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)の不参加を受けて追加招集を受けた奥抜も全体トレーニング合流。体調不良でトレーニングに参加できていなかった中、試合にはなんとか間に合うこととなった。 自身の体調について奥抜は「しっかりとコンディションを上げて試合に絡めたらと思います」とコメント。チーム内でのコミュニケーションについて「一応全員とは挨拶をして話はできたので、あとは自分のプレーとか特徴は早い段階で知ってもらわないといけないです。明日試合ですししっかり伝えていきたいです」とコメント。チームメイトに理解してもらうことが大事だとした。 追加招集を受けて驚きを与えた中、体調不良という残念なスタートとなった日本代表活動。それでも、大宮アルディージャのアカデミーで育ち、J2でのプレーしかない中でポーランドのグールニク・ザブジェへと移籍して海外挑戦。今シーズンからは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のニュルンベルクへとステップアップしていた。 奥抜は代表招集に関して「ここまで早く来れることは想像していませんでした」とコメント。ただ、「自分がやるべきことをしっかりやれていたので、良い形で繋がったと思います」と、自信は持っていたという。 特徴であるドリブルと持ち味のスピードを生かしたプレーを得意としていた奥抜。海外での成長については「ドリブルの縦の突破というのは、日本の時はカットインが多かったですが、今は縦の突破の方が特徴で、そこがシフトチェンジしたところです」とコメント。「どちらかというがカットインの方が得意でしたけど、今は縦でスピードを生かした方が良いと海外で改めて感じました」と語り、より自身の強みを出していくプレーを選んだことが成長につながっているという。 大きなものを胸に合流した中での体調不良。奥抜は自身の心境について「ホテルから出られなかったので、その状態をホテルで代表の試合を見て、凄くプレーしたい気持ちでした」とコメント。「焦らずに自分の体調を治すことを最優先にして過ごしていました」と、回復に努めたという。 その中でトレーニング参加。「しっかり加われたのは今日が初めてで、そこまで強度高いことはなく調整でしたが、止める蹴るとか、そういう部分は今までやってきた中でトップレベルだと感じました」と、やはり日本代表のレベルの高さには驚いたという。 日本のサイドアタッカーはタレントが揃っている状況。その中での競走を勝ち抜かなければ、継続して招集されることはない。奥抜は「三笘選手や中村(敬斗)選手とかタレントの良い選手がいっぱいいるので、気負いすぎず被らない特長を出せれば生き残っていけると思うので、その部分を自分自身で見つけ出して高めていきたいです」と語り、ライバルとのポジション争いに自身の強みを出していきたいとした。 その強みとはスタイルを変えたドリブルのやり方。「カットインしようと思っていたんですが、ピッチ状態が良くないので、あまり踏み込んでカットインということがあまりできないなと感じた時に、スピードを生かしてみようと縦に行くことをチャレンジしたら武器になりました」と、海外でスタイルを変えた理由を明かした奥抜。「縦を警戒されれば中に行きやすくなったので、やっていても感じます」と、武器が1つ増えたことになるという。 森保一監督は「今日の状態を見て」と奥抜の起用についても言及。また、大宮のサポーターも大きな期待を寄せており、この短期間で日本代表ユニフォームを購入する強者もいた。 「出たらやってやるという気持ちはあるので、しっかり何かを残さなきゃいけないと思っていました。出たら結果を残したいです」 「大宮から海外に行くということを自分として目標にしていて、J1の可能性もある中で大宮からということを意識してやってきました。アカデミーとして、今後育ってくる選手たちに背中を見せられたらと思います」 また、J2出身者ということもあり、他のJ2クラブにも夢を与える結果に。「J2の選手としても、大宮の選手としても色々な思いを背負ってプレーすると思うので、恥のないプレーをしたいです」と語り、期待に応える準備はできているという。 日本代表デビューなるのか。注目のチュニジア代表戦は17日の19時10分からノエビアスタジアム神戸で行われる。 <span class="paragraph-title">【写真】全体練習に戻ってきた初招集の奥抜侃志…隣にはかつてのライバル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cyc88Rjv7Nq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed2
【2022年カタールへ期待の選手㊲】夢に見続けてきた頂点に立ったスピードスター/松村優太(静岡学園→鹿島アントラーズ/MF)
5万6000人という高校サッカー選手権決勝史上最高観客が押し寄せた埼玉スタジアムで行われた13日のファイナル。静岡学園は高円宮杯プレミアリーグ王者・青森山田に挑み、0-2の劣勢を跳ね返して初の単独優勝を果たした。エースナンバー10・松村優太は大会を通して重圧を感じながら戦い、得点も準決勝・矢板中央戦の1ゴールにとどまったものの、夢に見続けてきた頂点に立ったことで、心からの安堵感をのぞかせた。 「前半初めにセットプレーで点を取られて、ちょっと飲まれてしまった。でも自分たちで盛り返してできたことが勝利の要因かなと思います。2点取られても攻撃的に行くスタイルを貫いた勝利が一番いい。僕はこれから鹿島アントラーズに行きますけど、これをいい弾みにして、開幕から試合に出られるように頑張っていきたいと思います」と18歳のスピードスターは目を輝かせた。 奇しくも埼玉スタジアムが完成した2001年に大阪で生まれた松村は東淀川FCに所属していた中学は無名の存在だった。「当時はスピードに頼っていた」と本人も述懐する。その彼が静学を選んだのは、同じクラブの5つ上の先輩・名古新太郎(鹿島アントラーズ)も赴いた静学。「名古さんが行った縁があって、監督から勧められました。他の高校とは違う魅力があり、独自のものを持っているんで、自分が一番伸びる高校かなと思って決めました」と本人は言う。 15歳の春、親元を離れて静岡に向かったが、200人を超える静学サッカー部の選手たちは足元の技術が抜群にうまかった。それも名将・井田勝通総監督が何度もブラジルに通って考案したボールテクニック練習を繰り返したから。「15歳までにボールに100万回触れ」「独創性をとことん追求しろ」「サッカーはつねに美しくあるべき」といった明言を残している名指導者がこだわり続けた個人技を誰もが身に着けようと朝練から躍起になっている。そういう環境に行ったことで、松村の心にスイッチが入った。 「静学に行った頃の自分はリフティングやフェイントとかもうまい方じゃなかった。それを毎日続けていくうちにだんだん自信がついてきた」と彼も話したが、その積み重ねが心身両面の大きな成長につながり、1年の終わり頃には川口修監督に才能を見出された。高2の段階でU-17日本代表に選ばれ、静学の10番を背負うまでになったのは、やはり競争の激しいチームで切磋琢磨し続けたから。15歳の選択は正しかったのだ。 実際、2〜3人の敵がいても抜群のスピードで抜き去る能力を持った彼のような選手はそうそういない。そのストロングポイントを見た鹿島のスカウトも一瞬にして松村に魅せられ、獲得を決めたという。今季の鹿島は同じドリブラータイプの中村充孝がモンテディオ山形へ移籍し、相馬勇紀も名古屋グランパスへのレンタルバックが決定。右サイドを長く担ってきた遠藤康もケガがちでコンスタントにピッチに立てていない。そういう意味でも松村は喉から出が出るほど欲しかったタレントなのだろう。 「スピードとドリブルは自分でも結構まずまずだとは思うんですけど、ラストのシュートの精度だったり、クロスの精度はもっともっと高めていかないといけない。それができればJリーグでも通用するかなと思うので、引き続き練習していきたいです。選手権で優勝したことでより注目されると思いますけど、これに満足することなく、結果を残せるように頑張りたいです」と本人も新たな決意を胸に秘め、常勝軍団の扉を叩いた。同郷の先輩・名古もいるだけに、メンタル的にも余裕を持ってのぞめるはず。鹿島というクラブで若手がいきなり出番を得るのは相当に難易度の高いことではあるが、ザーゴ新監督就任直後で序列も定まっていない今だけにチャンスは少なからずありそうだ。 仮に鹿島で結果を残せれば、夢である海外移籍も見えてくる。 「自分が憧れているのは(エデン・)アザール(レアル・マドリー)。背が高くなくてもプレミアリーグであれだけ活躍していましたし、そのレベルを目指してやっていきたいですね。僕と同い年には久保建英(マジョルカ)もいますし、すでにJリーグで実績を積み上げている斉藤光毅(横浜FC)や西川潤(セレッソ大阪)もいる。彼らはA代表とかU-20代表とか上のカテゴリーでやってますし、早くそこに追いつかなければいけない」 語気を強めた松村は貪欲に高みを追い求めようとしている。その向上心を失わず、順調に成長できれば、海外挑戦という夢にもいずれ手が届くだろう。 静学の川口監督は「ウチの今の目標はUEFAチャンピオンズリーグでプレーする選手を出すこと。『目指せ、カンプ・ノウ』ですよ」と笑ったが、松村にはそのくらいの領域を視野に入れ、とことんまで突き進んでほしいものだ。 2020.01.15 17:45 Wed3
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
「不公平」、「八百長」と炎上中の佐藤隆治主審、物議醸した判定に不服のマレーシアサッカー協会が公式の意見書を提出
マレーシアサッカー協会(FAM)は29日、佐藤隆治主審の判定についてASEANサッカー連盟(AFF)に公式の意見書を提出したことを発表した。 問題が起きたのは12月27日に行われたAFFチャンピオンシップ(三菱電機カップ)のグループステージ、グループB第3節のベトナム代表vsマレーシア代表の試合だった。 今シーズン限りでJリーグの主審を引退した佐藤主審。東南アジアの王者を決める大会で主審を務めた中、59分に問題が起こる。 ベトナムがリードした中で迎えたシーンでは、数的不利の中で相手陣地深い位置までボールを追ったベトナム代表のドアン・バン・ハウが、マレーシア代表のアザム・アズミとコンタクト。両者はそのままもつれるようにピッチの外へと転がった。 佐藤主審はしばらく様子をうかがったのちにプレーを止め、副審との協議を経てアザム・アズミにレッドカードを提示。ベトナムにPKを与えた。 この判定にはマレーシア側が激怒。マレーシアの各メディアが佐藤主審をバッシング。またサポーターと思われる人たちからも、「不公平なゲーム」、「八百長」などと声が寄せられた。 判定に納得がいかないFAMは、意見書を公式に提出したと声明を発表している。 「この措置は、FAMの副会長がFAMレフェリー評価委員会の意見を聞いた後に行われたFAMの委員会で決まった」 「その後、試合中のレフェリーの行動と決定に対するFAMの不満を表明する意見書が、今日の午後、AFF事務局長に送られ、更なる行動を取れるようにしました」 なお、ファウルのシーンだけを見れば誤審とも思われるが、ピッチの外に出た後、アザム・アズミがドアン・バン・ハウの顔面を蹴る姿が収められた動画があり、このプレーの判定だと思われる。 報復行為であり乱暴な行為という点で考えれば、レッドカードに相当することは考えられ、その場合は競技規則で定められている通り、今回の場合はPKになることが妥当だ。 その前の時点のファウルを取っていない以上、この判断は妥当とも言えるが、AFFはどのような裁定を下すのか注目を集める。 <span class="paragraph-title">【動画】佐藤主審が担当し物議を醸した、ベトナムvsマレーシアのレッドカードとPK判定シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">AFF Mitsubishi Electric Cup | Kumpulan B<br><br>Vietnam 1-0 Malaysia<br><br>Kad Merah <br><br>Azam Azmi 62'<br><br>Saksikan semua perlawanan AFF Mitsubishi Electric Cup secara langsung hanya di Astro!<a href="https://twitter.com/hashtag/HariHariMauMenang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#HariHariMauMenang</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jomtunjukbelang?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jomtunjukbelang</a> <a href="https://t.co/LufQORTIgR">pic.twitter.com/LufQORTIgR</a></p>— ASTRO ARENA (@ASTROARENA) <a href="https://twitter.com/ASTROARENA/status/1607737454529843200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したPK判定シーン、ピッチサイドからの映像</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Close-up of the situation leading to the card and penalty of the Malaysian team <a href="https://twitter.com/hashtag/vietnam?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#vietnam</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/malaysia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#malaysia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ryujisato?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ryujisato</a> <a href="https://t.co/fPPQka7ReR">pic.twitter.com/fPPQka7ReR</a></p>— ngh (@YuH_aig16) <a href="https://twitter.com/YuH_aig16/status/1607753216275681280?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.30 23:40 Fri5
