JFL最下位はミネベアミツミFCで確定…“地域リーグ降格”回避へVONDS市原との入替戦を戦うことに 【JFL最終節】

2024.11.24 19:52 Sun
近年低迷するミネベアミツミFC...3年ぶりに入替戦へ
©超ワールドサッカー
近年低迷するミネベアミツミFC...3年ぶりに入替戦へ
24日、日本フットボールリーグ(JFL)最終節の8試合が各地で行われ、最下位はミネベアミツミFCで確定した。

すでに優勝・栃木シティ、2位・高知ユナイテッドSCが確定していたJFL。一方で地域リーグ側との入替戦へ進まざるをえない「最下位」が決まっておらず、最終節でついに確定した。

◆ミネベア 0-1 浦安
かつての名称はホンダロックSC、現在はミネベアミツミFC。近年成績が低迷し、今季も最終節を15位(16チーム)で迎えたなか、ホームでブリオベッカ浦安と対戦…38分、FW甲斐史也が乱暴行為で1発レッドを宣告される。

数的不利となったミネベア。
前後半通じ、殆どシュートまでいけないなかでも0-0で耐えていたが、迎えた90+1分に悲劇。浦安のMF伊藤純也にボックス内から右足弾を叩き込まれ、0-1で敗れ去ることとなった。

◆Honda 1-1 武蔵野

ミネベアが敗れた一方、最下位で最終節を迎えた横河武蔵野FCは、Honda FCとのアウェイゲームで1-1。終盤に追いつかれて「このままでは最下位確定」だったが、ミネベア被弾により土壇場で最下位を脱出。JFL残留だ。

・・・

この結果、最下位はミネベアで確定。同クラブは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)で2位となったVONDS市原(関東1部/千葉)との入替戦へ進むこととなった。

なお、ミネベアは過去にも入替戦を戦った経験が。2021年はFC.ISE-SHIMA(東海1部)と対戦し、3-2勝ちでJFL残留を達成している。

◆JFL・地域 入替戦〈一発勝負〉
2024年12月1日(日) 13:00KO
ミネベアミツミFC vs VONDS市原
ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場(宮崎県宮崎市)

◆JFL最終節
▽11月24日(日)
ソニー仙台FC 0-3 栃木シティ
高知ユナイテッドSC 0-0 クリアソン新宿
レイラック滋賀 0-5 ヴィアティン三重
FCティアモ枚方 3-2 沖縄SV
ヴェルスパ大分 0-0 ラインメール青森
Honda FC 1-1 横河武蔵野FC
アトレチコ鈴鹿 1-1 FCマルヤス岡崎
ミネベアミツミFC 0-1 ブリオベッカ浦安

◆JFL最終順位
[優勝] 栃木シティ | 勝ち点64 | +31
---J3参入---
[2位] 高知ユナイテッドSC | 勝ち点55 | +14
---J3・JFL入替戦---
[3位] FCティアモ枚方 | 勝ち点50 | +4
[4位] レイラック滋賀 | 勝ち点48 | +15
[5位] ヴィアティン三重 | 勝ち点48 | +8
[6位] ヴェルスパ大分 | 勝ち点45 | ±0
[7位] Honda FC | 勝ち点43 | +7
[8位] ブリオベッカ浦安 | 勝ち点42 | +3
[9位] 沖縄SV | 勝ち点41 | +8
[10位] ラインメール青森 | 勝ち点41 | +6
[11位] アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点37 | -3
[12位] ソニー仙台FC | 勝ち点37 | -6
[13位] FCマルヤス岡崎 | 勝ち点30 | -9
[14位] クリアソン新宿 | 勝ち点26 | -25
[15位] 横河武蔵野FC | 勝ち点23 | -30
---JFL・地域サッカーリーグ入替戦---
[16位] ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -23

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【JFL第15節】首位独走高知 & 2位栃木Cがともにドローで勝ち点「10」差変わらず…枚方は今節勝利なら2位再浮上

6日、日本フットボールリーグ(JFL)第15節の3試合が各地で行われた。首都圏で行われた2試合は雷雨のため中断・中止となっている。 (以下、『★』はJ3クラブライセンス取得に向けた申請を発表したクラブ) ◇武蔵野 vs 滋賀★ 雷雨のため中断・中止 ◇浦安 vs 新宿★ 雷雨のため中断・中止 ◇沖縄 0-0 高知★ 2位と勝ち点「10」差で首位独走の高知ユナイテッドSCが今季初となるドロー。アウェイで沖縄SVと対戦したなか、攻守で精彩を欠き、自陣での不用意なミスからピンチを招く場面も。 ただ、高知は今季加入で守護神に君臨するGK大杉啓の安定感がピカイチ。らしくない戦いとなったが、猛暑の敵地で勝ち点1を得たことをよしとすべきだろう。前半戦を首位ターンだ。 ◇栃木C★ 3-3 V大分★ 首位高知を勝ち点「10」差で追う2位・栃木シティと7位・ヴェルスパ大分による「J3クラブライセンス申請組」どうしの対戦。ホームの栃木Cは3連勝を目指したが、ドロー決着だ。 悪天候でキックオフ時間がずれ込んだなか、好調の快足FW藤原拓海が開始5分で先制点を決め、すぐに追いつかれるも、藤原のこの日2点目などで前半を3-1リードとする。 しかし67分、81分と相次いで失点し、3-3のドロー決着。公式記録上では前半シュート「10」だったが、後半は「0」ということに。高知との勝ち点差を詰めるチャンスを逸した。 この結果、3位・FCティアモ枚方は、7日にラインメール青森を撃破すれば、2位再浮上だ。 ◇V三重★ 2-0 ミネベア 4位・ヴィアティン三重は、ホームで最下位・ミネベアミツミFCを順当に下して2連勝。前節勝ち点3のミネベアを相手に一筋縄ではいかない戦いが長引くも、試合終盤にゲームが動く。 V三重は86分、GK松本龍典のゴールキックから一気に前進し、途中出場のFW加倉広海が裏抜け。相手GKをかわして懸命にスライディングシュートを流し込んだ。 続けて90+2分、敵陣深い位置でミネベアのクリアミスを追いかけ、相手GKの目前で追いついた加倉。スプリントした勢いそのままにヘディング弾を流し込み、勝負を決めた。 V三重がミネベアに2-0と勝利。2位栃木Cと勝ち点「27」で並び、暫定3位に浮上だ。 ◆第15節 ▽7月6日(土) 沖縄SV 0-0 高知ユナイテッドSC★ 栃木シティ★ 3-3 ヴェルスパ大分★ ヴィアティン三重★ 2-0 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC vs[中止] レイラック滋賀★ ブリオベッカ浦安 vs[中止] クリアソン新宿★ ▽7月7日(日) [15:00] ラインメール青森★ vs FCティアモ枚方 FCマルヤス岡崎 vs ソニー仙台FC アトレチコ鈴鹿 vs Honda FC ◆順位表(暫定) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点37 | +18 2位 栃木シティ | 勝ち点27 | +8 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +7 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +3 5位 Honda FC | 勝ち点22 | +5 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +7 7位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点21 | -1 8位 沖縄SV | 勝ち点20 | ±0 9位 ラインメール青森 | 勝ち点19 | +4 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点19 | +2 11位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -2 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点15 | -4 13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -3 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -12 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -15 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点9 | -17 2024.07.06 20:45 Sat
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Jリーグ参入を懸けたアツい戦いが2025年も! JFLが今季全日程を発表…YSCCはニッパツ以外でもホームゲーム1試合、新宿の国立開催は現状未定も…

日本フットボールリーグ(JFL)が14日、2025シーズンの全日程を周知した。ここではいくつかのクラブのホームゲームに関して、主なポイントを列挙する。 2025シーズンのJFL第1節は、以前発表されていた通り、3月8日(土)、9日(日)に開催。開幕カードは8日の横河武蔵野FCvsラインメール青森となり、9日に他の7試合が開催される。 青森のホーム初戦は、4月6日(日)の第5節。主たる本拠地である青森市の「カクヒログループ アスレチックスタジアム」に、昨季J3リーグのいわてグルージャ盛岡を迎える東北勢対決だ。 その岩手、クラブ史上初のJFLとなる今季は、盛岡市内の「いわぎんスタジアム」“Aグラウンド”、“Bグラウンド”をホームゲームで主戦場としつつ、盛岡市の「純情産地いわてトラフィール」でもホーム2試合が予定されている。 同じく昨季J3のY.S.C.C.横浜は、引き続き「ニッパツ三ツ沢球技場」をホーム利用しつつ、第19節の武蔵野戦(H)のみ、横浜市内の「保土ヶ谷公園サッカー場」での開催となる。 県勢初のJリーグ入会を目指し、JFLでの実績が豊富な新戦力を数多く獲得したヴィアティン三重は、東員町の主たる本拠地「LA・PITA東員スタジアム」でホーム15試合中14試合。第10節のブリオベッカ浦安・市川戦(H)のみ、「四日市市中央陸上競技場」で開催される。 新宿区の「国立競技場」で毎年1〜2試合ホームゲームを開催するクリアソン新宿は、現段階で国立開催の日程なし。ただし、第12節の岩手戦(H)、第22節のFCティアモ枚方戦(H)が、日時・会場ともに未定とされている。 地域リーグから新規入会の飛鳥FCは、主たる本拠地の奈良県橿原市「橿原公苑陸上競技場」を主戦場としつつ、奈良クラブが普段利用する奈良市の「ロートフィールド奈良」でも1試合が。また、大阪市「ヤンマーフィールド長居」での県外開催1試合も予定されている。 <span class="paragraph-title">【JFL事務局公式X】2025シーズンの全日程</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【JFLオフィシャルサイト】<br>第27回JFL 日程発表! <a href="https://t.co/w0l7hFf9Ob">https://t.co/w0l7hFf9Ob</a></p>&mdash; JFL事務局 (@jfljimukyoku) <a href="https://twitter.com/jfljimukyoku/status/1890295275643904105?ref_src=twsrc%5Etfw">February 14, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.14 17:17 Fri
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【JFL第8節】YSCC&岩手は今節も勝ち点「3」積めず…昇格組飛鳥&ミネベアが今季初白星、スーパー堅守軍団青森が首位に

3日から4日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第8節の8試合が行われた。ゴールデンウィーク期間のJFLは今節のみで、ヴェルスパ大分のホームゲームが観衆2527人を記録した。 ◆YSCC 3-3 滋賀 Jリーグ返り咲きを期すY.S.C.C.横浜と、Jリーグ初参入を誓うレイラック滋賀。立ち上がりから一進一退の攻防が続いたなかで45+3分、滋賀はFW北川柊斗がCKからこぼれ球を押し込んで先制点とする。これが前半ラストプレーだ。 後半に入ると、リーグ随一の攻撃陣を擁する滋賀が攻め手を緩めず、最悪のタイミングで被弾したYSCCは立ち上がりから劣勢。それでもYSCCは54分、DF小川真輝のクロスにMF浜下瑛がフリーで飛び込んで同点とする。 ワンチャンスをモノにすると、勢いそのままに陣地を押し上げて逆転弾。57分、MF菊谷篤資が右CKをショートで味方に預け、折り返しを受けて左足で低いクロス…ゴール前の混戦をすり抜け、直接ファーネットへと吸い込まれた。 その後、YSCCは70分にもMF竹間永和が追加点を決め、2試合ぶりの白星…かと思われたが、滋賀が試合終盤の86分、90+4分と2得点。土壇場で勝ち点「3」は「1」となり、またしてもJFLの厳しさを痛感することとなった。 ◆Honda 0-1 青森 開幕7戦無敗どうしのHonda FCvsラインメール青森は、後者に軍配。7試合でPKによる1失点だけというスーパー堅守軍団青森は6分、左ワイドを切れ込んだFW岡健太の低いクロスにFW有田光希が合わせて均衡を破り、そのまま逃げ切った。Hondaのほうは今季初黒星だ。 ◆V大分 0-0 V三重 青森が暫定首位に立ったなか、前節終了時点で首位のヴェルスパ大分は、ホームでヴィアティン三重とゴールレスドロー。観衆2527人を記録したなか、Jリーグ参入を争うライバルを打ち崩せなかった格好だ。これにより、青森が第8節を終えての単独首位となっている。 ◆飛鳥 1-0 岩手 “昇格組”飛鳥FCのJFL初白星は、昨季までJ3のいわてグルージャ盛岡から。77分にFW中井崇仁が値千金の右足ミドルを打ち込み、ウノゼロ勝ちとなった。飛鳥が最下位を脱した一方、岩手は5連敗…今節もその戦いぶりにJリーグ返り咲きへの希望は見出せなかった印象だ。 ◆新宿 3-1 武蔵野 クリアソン新宿と横河武蔵野FCによる首都決戦は味の素フィールド西が丘で行われ、開始4分でアウェイ武蔵野が先制点。右CKの流れからDF金泰煜がヘディングシュートを流し込む。 それでも新宿は16分、セカンドボール回収からの二次攻撃でFW中山仁斗が右足ボレーを突き刺して同点に。立て続けに18分、今度は速攻からMF池谷友喜が右足弾を沈めて逆転に成功する。チャンス2つをきっちりモノにした。 さらに34分、中山が自身2点目となるPKで追加点。そこからスコアは動かずも、新宿が武蔵野を下し、4試合ぶりの白星とした。3連敗の武蔵野は最下位に転落し、戦いぶりから考えるに、今季も残留争いが避けられそうにない。 ◆ミネベア 4-0 鈴鹿 一方、武蔵野とともに近年低迷するミネベアミツミFCの今季初白星は4発快勝。ホームにアトレチコ鈴鹿を迎えてまずは開始8分、即時奪回からタテへタテへと素速く前進し、MF縄靖也がGKの頭上を越す巧みなボレーを叩き込む。 23分には右サイドから崩してDF越野雄太、54分には味方のシュートに詰めたFW高瀬太聖がそれぞれ追加点。最後は74分、縄が自身2点目となる右足弾で締め括った。敗れた鈴鹿は3連勝ならず、早くも今季2度目の4失点だ。 ◆JFL第8節 ▽5月3日(土) Y.S.C.C.横浜 3-3 レイラック滋賀 FCマルヤス岡崎 1-1 沖縄SV Honda FC 0-1 ラインメール青森 飛鳥FC 1-0 いわてグルージャ盛岡 クリアソン新宿 3-1 横河武蔵野FC ヴェルスパ大分 0-0 ヴィアティン三重 ▽5月4日(日) FCティアモ枚方 3-1 ブリオベッカ浦安・市川 ミネベアミツミFC 4-0 アトレチコ鈴鹿 2025.05.04 21:40 Sun

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