スコットランドに4発大勝も…オランダ代表指揮官は内容に不満「良くなかった」

2024.03.23 14:30 Sat
試合を振り返ったロナルド・クーマン監督
Getty Images
試合を振り返ったロナルド・クーマン監督
オランダ代表ロナルド・クーマン監督が勝利を振り返った。オランダ『NOS』が伝えた。

ユーロ2024本大会が迫る中、22日にスコットランド代表との親善試合を行ったオランダ代表。MFタイアニ・ラインデルスのミドルシュートで先制すると、後半終盤にMFジョルジニオ・ワイナルドゥム、FWワウト・ヴェグホルスト、FWドニエル・マレンのゴールで畳み掛け、終わってみれば4-0の大勝を飾った。

しかし、クーマン監督は内容に満足できず。試合後に自チームのミスを指摘している。
「我々のプレーは良くなかった」

「そこから何かを学ばなければいけない。オン・ザ・ボールが良くなかったし、立ち上がりが悪かった。落ち着きがなく、ずさんだった」
「我々はカバーリングがうまく、アグレッシブに戦うチームと対戦した。実際、彼らはこの試合で最高のチャンスを得た。しかし、それらは我々のボールロストから生まれたものだった。(GKの)マルク・フレッケンは素晴らしいビルドアップを見せたが、(その後)ボールを失ってしまった」

一方、先制点を決めたラインデルスについては「良いプレーを見せた」と絶賛。MFフレンキー・デ・ヨングと共にチームの中盤を支える選手だと語った。

「彼はいとも簡単にプレーするし、素晴らしい加速力があり、素晴らしいゴールを決める」

「我々が言うように、2人とも(ラインデルスとデ・ヨング)“軽い足を持つ“選手だ。彼らはボールを持ったまま加速できる。タイアニは短期間で素晴らしい選手に成長した。オランダに欠かせない存在だ」

26日、今度はドイツ代表との親善試合。今回以上のパフォーマンスを見せなければならないと気を引き締めた。

「頭の中にはチームがある。冷静に考えてみるつもりだ。今日よりも良いプレーをしなければならない。それは確かだ」

「実際、スコットランドが得点しなかったのが信じられない。ドイツは得点するだろう」

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