母国帰還を待ち焦がれるルイス・アルベルトに朗報? セビージャに続きカディスが名乗り

2022.12.29 21:31 Thu
母国スペインへの帰還を熱望するルイス・アルベルト
Getty Images
母国スペインへの帰還を熱望するルイス・アルベルト
ラツィオの元スペイン代表MFルイス・アルベルト(30)に、カディスが関心を寄せているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えている。

ここ数年のラツィオで攻撃の核として活躍してきたL・アルベルト。だが、同時に母国スペインへの帰還も熱望しており、その影響か、今季はスタメン出場が減り、以前ほどアンタッチャブルな存在ではなくなっている。

移籍先として有力視されるセビージャは来年1月の獲得に本腰。ラツィオの要求額2000万ユーロ(約28億4000万円)を財政難のセビージャが支払えるか否かが争点とされているが、他に取り沙汰されるクラブがないことから、残留かセビージャ行きのいずれかと考えられた。
しかし、ここに来てカディス行きが急浮上。セビージャ同様に2000万ユーロの支払い能力には疑問符が付くものの、カディス会長はL・アルベルトを受け持つマネジメント会社との良好な関係性があり、なんとかこの線から獲得まで漕ぎ着けたい考えだという。

揃ってラ・リーガ2部降格圏に低迷するセビージャとカディス。チーム状況が良いとは言えない両クラブだが、L・アルベルトはイタリアでのキャリアに終止符を打ってでも、母国への帰還を選ぶと考えられている。

ルイス・アルベルトの関連記事

元イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(32)がカタール国内での移籍を検討しているようだ。フランス『フットメルカート』が報じている。 2023年9月にパリ・サンジェルマン(PSG)を離れてカタールのアル・アラビに完全移籍したヴェッラッティ。 その新天地では是移籍1年半で公式戦38試合4ゴール12アシストを 2025.03.26 18:00 Wed
モンツァは1月31日、ラツィオから元イタリア代表MFガエターノ・カストロヴィッリ(27)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「11」に決定している。 昨夏、鎌田大地(クリスタル・パレス)、ルイス・アルベルト(アル・ドゥハイル)の退団によって攻撃的MFやインサイドハーフの補強が急務と 2025.02.01 09:30 Sat
好調ラツィオを牽引する元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが、年明けに控える古巣対戦へ早くも闘志を燃やしている。 イゴール・トゥドールからマルコ・バローニへの指揮官交代に、重心チーロ・インモービレ、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンらと袂を分かつ、大刷新を敢行して今シーズンに臨んだラツィオ。 開幕時 2024.11.18 08:15 Mon
2024-25シーズンのセリエAが17日に開幕する。昨季はインテルがシーズンを通して盤石な戦いを見せて3季ぶりにスクデット奪還とした。迎える新シーズン、連覇を狙うインテルの充実が際立つ中、コンテ監督就任のナポリ、モッタ監督就任のユベントス、デ・ロッシ監督続投のローマ辺りがインテルの連覇を阻めるかに注目だ。 ◆ピン 2024.08.16 18:00 Fri
ラツィオの「新キャプテン・ザッカーニ」がクラブ内外で波紋を広げている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ラツィオは今夏、長年チームを先頭から引っ張り、近年キャプテンも務めていたチーロ・インモービレがベシクタシュへの移籍で退団。マルコ・バローニ新監督は、後任にマッティア・ザッカーニを指名した。 し 2024.07.29 19:50 Mon

カディスの関連記事

レアル・ソシエダは30日、スペイン人FWカルロス・フェルナンデス(28)がセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のカディスに1年間のレンタル移籍で加入することを発表した。 カルロス・フェルナンデスはセビージャのカンテラ出身で、2018年7月にファーストチームに昇格。その後、デポルティボ・ラ・コルーニャ、グラナダへ 2024.08.30 17:55 Fri
ラ・リーガ第34節、レアル・マドリーvsカディスが4日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-0で勝利した。 週明けにバイエルンとの(チャンピオンズリーグ)CL準決勝2ndレグを控える首位のマドリーは、ホームに降格圏の18位カディスを迎え撃った。敵地で行われた1stレグをヴィニシウスのドブレーテ 2024.05.05 01:16 Sun
レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワが4日のラ・リーガ第34節カディス戦に先発するようだ。カルロ・アンチェロッティ監督が前日会見で明かしている。 今季開幕前の昨年8月に左ヒザ前十字靭帯断裂の重傷を負ったクルトワ。3月中旬には復帰目前で右ヒザの半月板を損傷して復帰が遅れたが、チャンピオンズリーグ準決 2024.05.04 07:00 Sat
ジローナがクラブ史に残る来季の欧州カップ戦出場を決めた。 今季のラ・リーガで一時首位に立つほど、躍進のジローナ。2月初旬に首位から陥落したものの、以降も上位につけ、31試合を消化した先週末の時点で2位のバルセロナと5ポイント差で、4位のアトレティコ・マドリーとも4ポイント差の3位につける。 そして、20日の 2024.04.21 11:55 Sun
ジローナは20日、ラ・リーガ第32節でカディスをホームに迎え、4-1で快勝した。 前節アトレティコ・マドリーに逆転負けした3位ジローナ(勝ち点65)は、ドフビクを最前線とする[4-5-1]で臨んだ。 18位カディス(勝ち点25)に対し、立ち上がりから押し込むジローナは9分に先制する。CKのサインプレーからサ 2024.04.21 05:56 Sun

ルイス・アルベルトの人気記事ランキング

1

鎌田大地が2戦連続スタメン落ち…指揮官「今日はより強固さをもたらせる中盤を」

セリエA3戦負けなしのラツィオだが、日本代表MF鎌田大地の先発外が続き、指揮官がその件に触れた。イタリア『スカイ』が報じている。 2試合連続ドローのラツィオは27日の第6節でトリノをホームに迎え撃ち、2-0で勝利。3戦ぶりの白星で3戦負けなしとし、11位に浮上した。 だが、開幕から4戦連続で先発の鎌田は前節のモンツァ戦に続いてサブに回り、出番なしに。トリノ戦ではマティアス・ベシーノが先発した。 そのベシーノが先制弾を決め、勝利の足がかりになった試合後、鎌田がベンチスタートの理由を問われたマウリツィオ・サッリ監督はこう返した。 「カマダにもそういう特長(ゴール前に入っていく動き出し)がある。ベシーノほどフィジカルの強さはない。今日はチームにより強固さをもたらせる中盤を見つける試みがあった」 また、「カマダはほぼフルタイムでプレーしている。モンツァ戦ではヒザを痛め、出場を見送った。(新戦力で)カマダは最も試合に絡んでいるだろう」と語った。 そして、鎌田とルイス・アルベルトの共存にも触れ、少しずつ馴染んでいくのではないかとのプランを続けている。 「ある試合において、カマダとルイス・アルベルトのペアでやれるかどうかはまだわからない。(チャンピオンズリーグの)アトレティコ・マドリー戦では彼とルイス・アルベルトで良い試合をしたが、アンカーはベシーノだった」 「中盤をサポートするのは簡単ではないが、様子を見てみよう。これまでルイスと(今夏退団のセルゲイ・)ミリンコビッチ=サビッチでそれをやってきたことで、徐々に彼らもやっていけるようになっていくだろう」 2023.09.28 10:40 Thu
2

イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri
3

中盤補強必須のラツィオ、フリーのカストロヴィッリに接触か?

ラツィオが、フィオレンティーナを退団した元イタリア代表MFガエターノ・カストロヴィッリ(27)に関心を示しているようだ。 日本代表MF鎌田大地、元スペイン代表MFルイス・アルベルトの退団によって攻撃的MFやインサイドハーフの補強が急務となったラツィオ。先日にはナイジェリア代表MFフィサヨ・デレ=バシルを獲得したが、さらなる補強が求められるところだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ラツィオはフリーエージョントで獲得可能な元イタリア代表MFに興味を示しており、代理人であるアレッサンドロ・ルッチ氏と最初の交渉を行い、好感触を得たようだ。 バーリから2017年にフィオレンティーナに加入したカストロヴィッリは、クレモネーゼでの武者修行を経て2019-20シーズンから主力に定着。新進気鋭の万能型MFとしてイタリア代表にも招集されたが、2度に渡るヒザの大ケガによってキャリアが暗転。直近数シーズンは思うように出場機会を得られず、昨シーズン限りでフィレンツェを離れることになった。 27歳という年齢を考えれば、コンディションさえ戻れば十分な戦力として計算もできるが、ラツィオ移籍は実現するのか。 2024.07.07 22:52 Sun

カディスの人気記事ランキング

1

AEDを片手にダッシュ! カディス守護神がバルサ戦を振り返る 「命より大切なものなんてない」

カディスのアルゼンチン人GKヘレミアス・レデスマがバルセロナ戦での救命活動を振り返った。 10日に行われたラ・リーガ第5節のカディスvsバルセロナ。バルセロナが0-2でリードする展開の中、81分にアクシデントが発生した。 スタンドでカディスサポーターの男性が心臓発作を起こし、治療のために試合が一時中断。メディカルチームが男性の元へ駆けつけ、治療を行っていた中、アクションを起こしたのはレデスマだった。 カディスの守護神はベンチへと向かい、バルセロナのメディカルスタッフから自動体外式除細動器(AED)を受け取ると、そのままスタンドに向かって全力でダッシュ。治療中のスタッフにピッチからAEDをパスした。 男性はその場で一命を取り留め、近くの病院の集中治療室(ICU)に搬送。レデスマの勇敢な行動と、敵味方の壁を越えた連携プレーに称賛の声が相次いだ。 スペイン『アス』のインタビューを受けたレデスマは当時の状況について説明。咄嗟の判断による行動だったと語った。 「当時はスタンドに人がたくさんいて、何が起こっているのかわからなかった。だけど、少しするとその人に対して心肺蘇生をしていると理解できたんだ」 「僕は頭が咄嗟に働き、チームの理学療法士に訴えると、バルセロナのドクターがベンチにAEDを取りに行ってくれたんだ」 「救急車が来たから僕の届けたAEDは使われなかったけど、あの瞬間は緊張と不安でいっぱいだった。なぜなら、それは人の命に関わることで、人命より大切なものなんてないからだ」 2022.09.24 16:17 Sat
2

カディス、主力MFアルカラスと2025年まで契約延長

カディスは28日、スペイン人MFルベン・アルカラス(32)と2025年6月まで契約を延長したことを発表した。 バルセロナのカンテラに在籍歴のあるセントラルMFのアルカラスは、ジローナやバジャドリーを経て、2022年冬にカディスに加入。今季はラ・リーガ31試合に出場して3ゴールを挙げ、残留に貢献していた。 2023.06.29 07:00 Thu
3

ソシエダのCFカルロス・フェルナンデスが西2部に移籍…

レアル・ソシエダは30日、スペイン人FWカルロス・フェルナンデス(28)がセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のカディスに1年間のレンタル移籍で加入することを発表した。 カルロス・フェルナンデスはセビージャのカンテラ出身で、2018年7月にファーストチームに昇格。その後、デポルティボ・ラ・コルーニャ、グラナダへの武者修行も経験。2021年1月にソシエダへ完全移籍で加入した。 左利きの大型ストライカーは、度重なる負傷にも悩まされた約3年半の在籍期間に59試合5ゴール3アシストの数字を残していた。昨シーズンは16試合3ゴール1アシストを記録した。 2024.08.30 17:55 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly