開幕から未勝利のセビージャ、ストライカーを緊急補強へ
2022.08.29 19:10 Mon
セビージャが新たにストライカーの獲得を画策しているようだ。
昨季はラ・リーガで4位フィニッシュとなり、3シーズン連続でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたセビージャ。しかし、今季は開幕節でオサスナに敗れると、ここまで3戦で1分2敗と、昨季からは予想のつかなかった不振に陥っている。
フレン・ロペテギ監督の解任も現実味を帯びてきている中、スペイン『マルカ』によると、セビージャのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるモンチ氏は、新たに前線の選手の獲得に向けて動いている模様。ブラジル代表DFジエゴ・カルロスとフランス代表DFジュール・クンデの二枚看板が去ったバックラインの補強ではなく、得点力向上を優先事項とするようだ。
同メディアによれば、モンチ氏がリストアップしたのはスペインで活躍するストライカーの2人。エルチェのアルゼンチン代表FWルーカス・ボジェ(26)と、エスパニョールのスペイン代表FWラウール・デ・トーマス(27)だ。
昨季のラ・リーガで7得点3アシストを記録したボジェは、エルチェからのステップアップを希望しており、セビージャにとっては絶好のターゲット。問題となっているのは金銭面で、クラブは3つのボーナス条件を含めた1000万ユーロ(約13億7000万円)の獲得オファーをすでに送ったが、2500万ユーロ(約33億9000万円)の要求額をはるかに下回るとして、エルチェから一度突っぱねられてしまったようだ。
昨季はラ・リーガで4位フィニッシュとなり、3シーズン連続でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたセビージャ。しかし、今季は開幕節でオサスナに敗れると、ここまで3戦で1分2敗と、昨季からは予想のつかなかった不振に陥っている。
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一方のデ・トーマスは昨季公式戦で17得点を挙げ、昨年11月にはスペイン代表デビューも果たした、今夏の移籍市場における人気株。こちらも高額な移籍金がネックとなっているが、買い取り義務が付帯したレンタルという形態ならば獲得の可能性はあるようだ。
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