【ラ・リーガ第36節プレビュー】上位3チームに絞られた覇権争い! 首位アトレティコは残り3戦で最大の障壁ソシエダ戦
2021.05.11 18:30 Tue
先週末に行われた第35節では上位4チームによる、覇権争いを占う直接対決がいずれもドローに終わり、首位のアトレティコ・マドリーが2ポイント差の首位を維持している。
前節の結果、4位のセビージャ(勝ち点71)が優勝争いから脱落となった中、残り3試合は首位のアトレティコ(勝ち点77)、2位のレアル・マドリー(勝ち点75)、3位のバルセロナ(勝ち点75)の3強による三つ巴の争いとなる。
今節はその3強の試合が別日開催となるため、時系列順に展望を伝えていく。
前節、カンプ・ノウでの首位攻防戦を0-0のドローで終えたバルセロナは、マドリード勢との当該成績でいずれも不利な立ち位置にあり、残り3試合では相手の取りこぼしを願いつつ全勝が逆転優勝の最低条件と言える。その重要な3連戦の口火を切る今節は、残り勝ち点1で自力での残留が決定する14位のレバンテ(勝ち点39)とのアウェイゲームに臨む。
アトレティコ戦では攻守両面で首位チームを圧倒も、一部若手の硬さやMFブスケッツの負傷交代の影響もあり、首位奪還のチャンスを逸した。それでも、残り3戦での対戦カードを考えれば、上位2チームが取りこぼす可能性は十分にあり、まずはレバンテ戦できっちり勝利して翌日以降に試合を控える両チームにプレッシャーをかけたい。この一戦に向けては2試合のベンチ入り禁止処分が解かれたクーマン監督のベンチ入りに加え、顔面打撲と上顎に亀裂を負ったブスケッツが招集メンバー入りを果たしており、有事にはフェイスマスクを着用しての起用が可能となった点は朗報だ。カウンターに脅威を持つ相手に対して、FWメッシに加えて頂上決戦で硬さが見られたMFペドリらの奮起に期待したい。
ただ、その前節の采配を生かすも殺すも今節のソシエダ戦の結果次第だ。対戦相手のソシエダは前々節にウエスカに不覚を取るも、直近4試合ではセルタ、エイバル、エルチェに勝利を収めており、調子はまずまず。また、7位のビジャレアル(勝ち点52)、6位のベティス(勝ち点54)と2枠を巡るヨーロッパリーグ(EL)出場権争いに身を置いており、モチベーションは高い。前回対戦では2-0で勝利も前半は苦戦を強いられており、湿りがちな攻撃陣の奮起によって競り勝ちたい。
2強の取りこぼしを期待しつつ13日に試合を控えるマドリーは、10位のグラナダ(勝ち点45)とのアウェイゲームに臨む。前節のセビージャとの上位対決では2度のビハインドを背負う厳しい展開も、途中投入のFWアセンシオ、試合終了間際にMFクロースとFWアザールのコンビで誘発した相手のオウンゴールによって2-2の劇的ドローに持ち込み、首位奪取のチャンスは逃すも2ポイント差での2位キープに成功した。
多数の負傷者に加え一部主力の酷使によるパフォーマンス低下と、3チームの中で状態は一番悪いと言わざるを得ないが、それでも昨季王者はセビージャ戦での驚異の粘りなど、傑出した勝負強さは健在。対戦相手のグラナダはすでに残留を決定し、EL出場権獲得の可能性も潰えているが、今季は第33節延期分でバルセロナをカンプ・ノウで撃破し、ELでもナポリを相手に勝ち上がりを決めた実力者だ。全身全霊のパフォーマンスできっちり勝ち点3を持ち帰りたい。
残り3試合では前述の優勝争いと共に、熾烈を極める残留争いに注目が集まる。第35節終了時点では最下位のエイバル(勝ち点29)から15位のヘタフェ(勝ち点34)までの6チームが3枠の降格枠を回避すべき激戦を演じている。
その中で今季初の連勝で逆転残留に望みを繋いだMF乾貴士、FW武藤嘉紀を擁するエイバルは、EL出場権争いに身を置く難敵ベティスと対戦。同じく17位で残留圏内ギリギリのバジャドリー(勝ち点31)は、EL出場圏内浮上を目指すビジャレアルと対戦する注目カードとなる。
また、FW岡崎慎司を擁する18位のウエスカ(勝ち点30)は9位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点46)、MF久保建英を擁するヘタフェは8位のセルタ(勝ち点47)と、いずれもトップハーフの格上との対戦となる。
その他では今節唯一の残留争い直接対決となる19位のエルチェ(勝ち点30)、16位のアラベス(勝ち点32)にも要注目だ。
《ラ・リーガ第36節》
▽5/11(火)
《26:00》
オサスナ vs カディス
《27:00》
エルチェ vs アラベス
《29:00》
レバンテ vs バルセロナ
▽5/12(水)
《26:00》
セビージャ vs バレンシア
《27:00》
セルタ vs ヘタフェ
ウエスカ vs アスレティック・ビルバオ
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs レアル・ソシエダ
▽5/13(木)
《26:00》
バジャドリー vs ビジャレアル
《27:00》
エイバル vs ベティス
《29:00》
グラナダ vs レアル・マドリー
前節の結果、4位のセビージャ(勝ち点71)が優勝争いから脱落となった中、残り3試合は首位のアトレティコ(勝ち点77)、2位のレアル・マドリー(勝ち点75)、3位のバルセロナ(勝ち点75)の3強による三つ巴の争いとなる。
今節はその3強の試合が別日開催となるため、時系列順に展望を伝えていく。
アトレティコ戦では攻守両面で首位チームを圧倒も、一部若手の硬さやMFブスケッツの負傷交代の影響もあり、首位奪還のチャンスを逸した。それでも、残り3戦での対戦カードを考えれば、上位2チームが取りこぼす可能性は十分にあり、まずはレバンテ戦できっちり勝利して翌日以降に試合を控える両チームにプレッシャーをかけたい。この一戦に向けては2試合のベンチ入り禁止処分が解かれたクーマン監督のベンチ入りに加え、顔面打撲と上顎に亀裂を負ったブスケッツが招集メンバー入りを果たしており、有事にはフェイスマスクを着用しての起用が可能となった点は朗報だ。カウンターに脅威を持つ相手に対して、FWメッシに加えて頂上決戦で硬さが見られたMFペドリらの奮起に期待したい。
バルセロナ戦の翌日に試合を控えるアトレティコは、残り3戦で最も難しい5位のレアル・ソシエダ(勝ち点56)との上位対決に挑む。敵地でのバルセロナ戦ではMFレマルの負傷交代というアクシデントにも見舞われたが、リーグ最高の堅守を生かした手堅い試合運びで最低限の勝ち点1奪取に成功。前半途中投入も2枚目のカードをもらうリスクがあったMFサウールを下げる采配、試合終盤に勝ち点1奪取を意識したシメオネ監督の繊細さが功を奏し、翌日のセビージャのアシストも重なり、首位キープに成功した。
ただ、その前節の采配を生かすも殺すも今節のソシエダ戦の結果次第だ。対戦相手のソシエダは前々節にウエスカに不覚を取るも、直近4試合ではセルタ、エイバル、エルチェに勝利を収めており、調子はまずまず。また、7位のビジャレアル(勝ち点52)、6位のベティス(勝ち点54)と2枠を巡るヨーロッパリーグ(EL)出場権争いに身を置いており、モチベーションは高い。前回対戦では2-0で勝利も前半は苦戦を強いられており、湿りがちな攻撃陣の奮起によって競り勝ちたい。
2強の取りこぼしを期待しつつ13日に試合を控えるマドリーは、10位のグラナダ(勝ち点45)とのアウェイゲームに臨む。前節のセビージャとの上位対決では2度のビハインドを背負う厳しい展開も、途中投入のFWアセンシオ、試合終了間際にMFクロースとFWアザールのコンビで誘発した相手のオウンゴールによって2-2の劇的ドローに持ち込み、首位奪取のチャンスは逃すも2ポイント差での2位キープに成功した。
多数の負傷者に加え一部主力の酷使によるパフォーマンス低下と、3チームの中で状態は一番悪いと言わざるを得ないが、それでも昨季王者はセビージャ戦での驚異の粘りなど、傑出した勝負強さは健在。対戦相手のグラナダはすでに残留を決定し、EL出場権獲得の可能性も潰えているが、今季は第33節延期分でバルセロナをカンプ・ノウで撃破し、ELでもナポリを相手に勝ち上がりを決めた実力者だ。全身全霊のパフォーマンスできっちり勝ち点3を持ち帰りたい。
残り3試合では前述の優勝争いと共に、熾烈を極める残留争いに注目が集まる。第35節終了時点では最下位のエイバル(勝ち点29)から15位のヘタフェ(勝ち点34)までの6チームが3枠の降格枠を回避すべき激戦を演じている。
その中で今季初の連勝で逆転残留に望みを繋いだMF乾貴士、FW武藤嘉紀を擁するエイバルは、EL出場権争いに身を置く難敵ベティスと対戦。同じく17位で残留圏内ギリギリのバジャドリー(勝ち点31)は、EL出場圏内浮上を目指すビジャレアルと対戦する注目カードとなる。
また、FW岡崎慎司を擁する18位のウエスカ(勝ち点30)は9位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点46)、MF久保建英を擁するヘタフェは8位のセルタ(勝ち点47)と、いずれもトップハーフの格上との対戦となる。
その他では今節唯一の残留争い直接対決となる19位のエルチェ(勝ち点30)、16位のアラベス(勝ち点32)にも要注目だ。
《ラ・リーガ第36節》
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《26:00》
オサスナ vs カディス
《27:00》
エルチェ vs アラベス
《29:00》
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▽5/12(水)
《26:00》
セビージャ vs バレンシア
《27:00》
セルタ vs ヘタフェ
ウエスカ vs アスレティック・ビルバオ
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs レアル・ソシエダ
▽5/13(木)
《26:00》
バジャドリー vs ビジャレアル
《27:00》
エイバル vs ベティス
《29:00》
グラナダ vs レアル・マドリー
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