「これからはまた違う道を歩む」 元京都の長野DF内田恭兵が29歳で現役引退…本人意向で引退セレモニー行わず

2021.11.30 16:35 Tue
©︎J.LEAGUE
AC長野パルセイロは30日、DF内田恭兵(29)の現役引退を発表した。

静岡県生まれの内田はジュビロ磐田下部組織出身で、関西大学に進学。2015年に京都サンガF.C.でプロキャリアをスタートさせ、2018年から長野に活躍の場を移した。

だが、ケガに泣かされ、加入初年度は出場なし。2年目の2019年は明治安田生命J3リーグ28試合(2得点)に出場したが、4年目の今季も1試合のプレーにとどまっている。
京都時代の3シーズンを含め、計7年間のプロ生活に終止符を打つ内田はクラブを通じて、別れの挨拶をした。

「今シーズンをもちまして、現役を引退することを決断いたしました。この先プロとして納得のいくプレーを続けていくことは困難であると自分自身感じ、この決断にいたりました。長野パルセイロの一員となってからは怪我に苦しみ、なかなか満足にプレーができず多くの方々に迷惑をお掛けしてしまい、申し訳なさと、悔しさで気持ちがいっぱいです」
「サッカー選手としては苦しい事の方が多くありましたが、長野に来たからこそ出会えた方々がたくさんいて、その方々との思い出は自分にとって何物にも代え難い大事な宝物です。サッカーを通してたくさんの事を経験でき、たくさんの人に出会うことができ、サッカーを続けてきて本当によかったと感じています」

「これからはまた違う道を歩むことになりますが、サッカーで学んだ事を活かし自分なりに頑張っていきたいと思います。最後になりますが、サッカーを始めてから23年間、自分を支えてくださいました全ての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました」

なお、長野は5日にホームで行われる最終節でFC今治と対戦するが、内田本人の意向により、引退セレモニーを実施しないという。

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