レーティング:アトレティコ・マドリー 2-0 バルセロナ《ラ・リーガ》
2021.10.03 06:33 Sun
ラ・リーガ第8節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが2日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽アトレティコ・マドリー採点

GK
13 オブラク 6.5
最終ラインとの好連携でコウチーニョの決定機を冷静に阻止。普段通りの安定したゴールキーピングでクリーンシート達成
DF
15 サビッチ 7.0
気迫こもった守備で相手攻撃陣に自由を与えず。コウチーニョの決定機の場面では絶妙なポジショニングとスライディングで決定機阻止に大きく貢献
2 ホセ・ヒメネス 7.0
安定した対人対応に加え、F・デ・ヨングらの背後への飛び出しも冷静にケア。見事に守備陣を統率した
22 エルモソ 5.5
先制点の起点となる見事な縦パスを通したが、それを帳消しにする不用意なロストであわや失点という場面を招く。最終ラインの足を引っ張る場面が散見
MF
14 M・ジョレンテ 6.0
前半は右ウイングバック、後半は右のインテリオールでプレー。攻撃面で持ち味を発揮する場面は限定的だったが、献身的な守備でチームに貢献
11 レマル 7.5
スアレスと共に1ゴール1アシスト。攻守両面で質が伴ったハードワークを見せ、勝利の立役者に
6 コケ 6.5
一度不用意なパスミスがあったが、それ以外は攻守両面で抜群の安定感。試合の大勢が決していた中でも運動量を落とさずにチームを鼓舞し続けた
5 デ・パウル 5.5
攻守両面で最低限の仕事はこなしていたが、カードの影響や戦術変更もあって前半のみの出場に
21 カラスコ 6.0
昨季の対戦のように攻撃面で絶大な輝きを放つことはなかったが、守備では指揮官の要求に応じて最後まで戦い続けた
(→ロージ -)
FW
9 スアレス 7.5
古巣相手に初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍。ピケら相手守備陣を相手に駆け引きで優位に立った
(→グリーズマン 5.5)
古巣初対戦で幾度かチャンスもあったが、最後の精度を欠いた
7 フェリックス 7.0
自身にゴールもアシストも付かなかったが、2ゴールの起点に。コンディションの良さに加え、相手守備を逆手に取る効果的なプレーで攻撃を見事に牽引
(→アンヘル・コレア 5.5)
守備の強度は高かったが、グリーズマンと共に攻撃のフィーリングは今一つ
監督
シメオネ 7.0
ワンダ・メトロポリターノで対バルセロナ初勝利。試合前の選手選考、相手に先んじての交代策とチームを勝利に導く的確な采配が光った
▽バルセロナ採点

GK
1 テア・シュテーゲン 5.5
自身に落ち度はないが、複数失点での厳しい敗戦に…
DF
22 ミンゲサ 4.5
起用法の問題は大いにあるが、攻守両面で質を欠く。攻撃面の貢献度の少なさはある意味しょうがないが、守備の局面では周囲に負担をかける場面が散見
(→L・デ・ヨング 5.0)
前線で競り勝つ仕事が期待されたが、相手守備陣に封殺される
4 アラウホ 5.0
フェリックスに手玉に取られて失点に関与。ただ、チームの元々の守り方に問題があり、個人としては難しい対応続きだった。試合終盤のストライカー起用は不発に
3 ピケ 5.0
チームとしてボールの奪われ方が悪いと、アジリティの問題で常に後手の対応に。攻守両面で難しい試合だった
2 デスト 5.0
相手の守備に嵌められて序盤以降、攻撃面で良さを出せず。守備では集中や責任感を欠く場面も見受けられた
(→ラングレ -)
MF
21 F・デ・ヨング 5.5
スタートは右ウイング、途中から中央でプレー。全体的に足元でボールを受ける選手が多かった中、果敢なランニングで何とか変化を付けようと腐心
28 ニコ・ゴンサレス 4.5
ビッグマッチでスタメン抜擢も1失点目の場面ではレマルを捕まえ切れず。攻守両面で相手の老獪さに苦戦を強いられた
(→セルジ・ロベルト 5.5)
インテリオールと右サイドバックでプレー。無難にプレーしたが、違いを生み出せず
14 コウチーニョ 5.0
チーム内で最も決定機に絡んだ一方、独りよがりのプレーで距離感やバランスを崩す場面が散見。オフ・ザ・ボールの動き出しは要改善
(→アンス・ファティ 5.5)
投入直後に相手ゴールへ迫ったが、決定的な仕事はできず
5 ブスケッツ 5.0
マイボール時は無難にパスを裁いたが、スイッチを入れるパスに関しては物足りず。守備ではアジリティの部分で苦戦
30 ガビ 5.5
スペインA代表初招集ということで、より注目を集めた中でも落ち着いてプレー。相手の高いプレー強度に対してもまずまず戦い、決定機も演出した
(→リキ・プッチ 5.5)
流れを変えようとするチャレンジは評価したいが、あの流れではさすがに厳しかった
FW
9 デパイ 5.0
前線でサポートが少ない中、F・デ・ヨングらと共に奮闘。ただ、やや軽率な横パスが2失点目の要因に
暫定監督
スロイデル 4.5
スタンド観戦のクーマンに替わってベンチで指揮。どの程度裁量があったかは不明だが、ピッチ内での細かな流れを拾い出せず、効果的な策を講じられなかった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
レマル(アトレティコ・マドリー)
スアレスとフェリックスの2トップも素晴らしい試合をしたが、貴重な先制点とスアレスのゴールの半分以上に貢献したレマルをMOMに選出。得点以外でも献身的かつクレバーな守備対応でチームを最後まで助けていた。
アトレティコ・マドリー 2-0 バルセロナ
【アトレティコ・マドリー】
レマル(前23)
スアレス(前44)
▽アトレティコ・マドリー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 オブラク 6.5
最終ラインとの好連携でコウチーニョの決定機を冷静に阻止。普段通りの安定したゴールキーピングでクリーンシート達成
DF
15 サビッチ 7.0
気迫こもった守備で相手攻撃陣に自由を与えず。コウチーニョの決定機の場面では絶妙なポジショニングとスライディングで決定機阻止に大きく貢献
安定した対人対応に加え、F・デ・ヨングらの背後への飛び出しも冷静にケア。見事に守備陣を統率した
22 エルモソ 5.5
先制点の起点となる見事な縦パスを通したが、それを帳消しにする不用意なロストであわや失点という場面を招く。最終ラインの足を引っ張る場面が散見
(→フェリペ -)
MF
14 M・ジョレンテ 6.0
前半は右ウイングバック、後半は右のインテリオールでプレー。攻撃面で持ち味を発揮する場面は限定的だったが、献身的な守備でチームに貢献
11 レマル 7.5
スアレスと共に1ゴール1アシスト。攻守両面で質が伴ったハードワークを見せ、勝利の立役者に
6 コケ 6.5
一度不用意なパスミスがあったが、それ以外は攻守両面で抜群の安定感。試合の大勢が決していた中でも運動量を落とさずにチームを鼓舞し続けた
5 デ・パウル 5.5
攻守両面で最低限の仕事はこなしていたが、カードの影響や戦術変更もあって前半のみの出場に
21 カラスコ 6.0
昨季の対戦のように攻撃面で絶大な輝きを放つことはなかったが、守備では指揮官の要求に応じて最後まで戦い続けた
(→ロージ -)
FW
9 スアレス 7.5
古巣相手に初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍。ピケら相手守備陣を相手に駆け引きで優位に立った
(→グリーズマン 5.5)
古巣初対戦で幾度かチャンスもあったが、最後の精度を欠いた
7 フェリックス 7.0
自身にゴールもアシストも付かなかったが、2ゴールの起点に。コンディションの良さに加え、相手守備を逆手に取る効果的なプレーで攻撃を見事に牽引
(→アンヘル・コレア 5.5)
守備の強度は高かったが、グリーズマンと共に攻撃のフィーリングは今一つ
監督
シメオネ 7.0
ワンダ・メトロポリターノで対バルセロナ初勝利。試合前の選手選考、相手に先んじての交代策とチームを勝利に導く的確な采配が光った
▽バルセロナ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 テア・シュテーゲン 5.5
自身に落ち度はないが、複数失点での厳しい敗戦に…
DF
22 ミンゲサ 4.5
起用法の問題は大いにあるが、攻守両面で質を欠く。攻撃面の貢献度の少なさはある意味しょうがないが、守備の局面では周囲に負担をかける場面が散見
(→L・デ・ヨング 5.0)
前線で競り勝つ仕事が期待されたが、相手守備陣に封殺される
4 アラウホ 5.0
フェリックスに手玉に取られて失点に関与。ただ、チームの元々の守り方に問題があり、個人としては難しい対応続きだった。試合終盤のストライカー起用は不発に
3 ピケ 5.0
チームとしてボールの奪われ方が悪いと、アジリティの問題で常に後手の対応に。攻守両面で難しい試合だった
2 デスト 5.0
相手の守備に嵌められて序盤以降、攻撃面で良さを出せず。守備では集中や責任感を欠く場面も見受けられた
(→ラングレ -)
MF
21 F・デ・ヨング 5.5
スタートは右ウイング、途中から中央でプレー。全体的に足元でボールを受ける選手が多かった中、果敢なランニングで何とか変化を付けようと腐心
28 ニコ・ゴンサレス 4.5
ビッグマッチでスタメン抜擢も1失点目の場面ではレマルを捕まえ切れず。攻守両面で相手の老獪さに苦戦を強いられた
(→セルジ・ロベルト 5.5)
インテリオールと右サイドバックでプレー。無難にプレーしたが、違いを生み出せず
14 コウチーニョ 5.0
チーム内で最も決定機に絡んだ一方、独りよがりのプレーで距離感やバランスを崩す場面が散見。オフ・ザ・ボールの動き出しは要改善
(→アンス・ファティ 5.5)
投入直後に相手ゴールへ迫ったが、決定的な仕事はできず
5 ブスケッツ 5.0
マイボール時は無難にパスを裁いたが、スイッチを入れるパスに関しては物足りず。守備ではアジリティの部分で苦戦
30 ガビ 5.5
スペインA代表初招集ということで、より注目を集めた中でも落ち着いてプレー。相手の高いプレー強度に対してもまずまず戦い、決定機も演出した
(→リキ・プッチ 5.5)
流れを変えようとするチャレンジは評価したいが、あの流れではさすがに厳しかった
FW
9 デパイ 5.0
前線でサポートが少ない中、F・デ・ヨングらと共に奮闘。ただ、やや軽率な横パスが2失点目の要因に
暫定監督
スロイデル 4.5
スタンド観戦のクーマンに替わってベンチで指揮。どの程度裁量があったかは不明だが、ピッチ内での細かな流れを拾い出せず、効果的な策を講じられなかった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
レマル(アトレティコ・マドリー)
スアレスとフェリックスの2トップも素晴らしい試合をしたが、貴重な先制点とスアレスのゴールの半分以上に貢献したレマルをMOMに選出。得点以外でも献身的かつクレバーな守備対応でチームを最後まで助けていた。
アトレティコ・マドリー 2-0 バルセロナ
【アトレティコ・マドリー】
レマル(前23)
スアレス(前44)
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イタリア『トゥットスポルト』が26日、2019年のゴールデンボーイ賞を発表。アトレティコ・マドリーのポルトガル代表MFジョアン・フェリックスが受賞した。 『トゥットスポルト』主催のゴールデンボーイ賞選出は、2003年からスタート。欧州でプレーする最も活躍した21歳以下の選手の中から、欧州各国の主要紙記者による投票で受賞者が決まる。 同賞のノミネート者は、今年6月に公表の100名から毎月20名ずつが落選していく方式で絞られ、10月時点で遂に20名に絞られていた。 ジョアン・フェリックスは、昨シーズンのチャンピオンズリーグで大きく注目を集めると、今夏にベンフィカからクラブ史上最高額の移籍金でアトレティコ・マドリーに加入していた。 また、2位にはドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ、3位にはレバークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハフェルツが入っている。 ◆ゴールデンボーイ2019 最終結果 1.ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー/ポルトガル)/332票 2.ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/イングランド)/175票 3.カイ・ハフェルツ(レバークーゼン/ドイツ)/75票 4.アーリング・ハーランド(ザルツブルク/ノルウェー)/74票 5.マタイス・デ・リフト(ユベントス/オランダ)/71票 6.アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン)/49票 7.フィリップ・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド)/46票 8.ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン/イタリア)/37票 9.ニコロ・ザニオーロ(ローマ/イタリア)/36票 10.ドニエル・マレン(PSV/オランダ)/35票 11.メイソン・マウント(チェルシー/イングランド)/29票 12.ロドリゴ(レアル・マドリー/スペイン)/20票 13.ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/ブラジル)/13票 14.モイゼ・ケアン(エバートン/イタリア)/13票 15.アンドリー・ルニン(バジャドリー/ウクライナ)/11票 16.デヤン・ヨベリッチ(フランクフルト/セルビア)/9票 17.マテオ・グエンドウジ(アーセナル/フランス)/9票 18.アルフォンソ・デイビス(バイエルン/カナダ)/1票 イ・ガンイン(バレンシア/韓国)/0票 フェラン・トーレス(バレンシア/スペイン)/0票 ◆ゴールデンボーイ受賞者リスト(当時の所属) 2003年:ラファエル・ファン・デル・ファールト(アヤックス) 2004年:ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド) 2005年:リオネル・メッシ(バルセロナ) 2006年:セスク・ファブレガス(アーセナル) 2007年:セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー) 2008年:アンデルソン(マンチェスター・ユナイテッド) 2009年:アレシャンドレ・パト(ミラン) 2010年:マリオ・バロテッリ(マンチェスター・シティ) 2011年:マリオ・ゲッツェ(ドルトムント) 2012年:イスコ(マラガ) 2013年:ポール・ポグバ(ユベントス) 2014年:ラヒーム・スターリング(リバプール) 2015年:アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド) 2016年:レナト・サンチェス(バイエルン) 2017年:キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 2018年:マタイス・デ・リフト(アヤックス) 2019年:ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー) 2019.11.27 20:55 Wed4
アトレティコやラツィオが関心? パリ五輪世代のアルゼンチン人右サイドバックに関心強まる…15億円程度で獲得可能とも
U-23アルゼンチン代表DFアグスティン・ヒアイ(20)が、ヨーロッパから多くの関心を寄せられているようだ。スペイン『アス』が伝えた。 ヒアイは、母国のサン・ロレンソの下部組織出身。2022年7月にファーストチームに昇格した。 すでにリーガ・プロフェシオナル(アルゼンチン1部)で34試合に出場し1ゴールを記録するなどし、右サイドバックを主戦場に、サイドハーフ、ウイングと右サイドでのプレーが可能だ。 世代別のアルゼンチン代表を経験しており、2023年にはU-23アルゼンチン代表として来日。U-23日本代表と対戦していた。 そのヒアイに対して、アトレティコ・マドリーが関心を寄せているとのこと。昨夏の移籍市場でも獲得を目指したが、移籍は成立しなかった。 アトレティコは現在も関心を寄せている一方で、ミランやウディネーゼ、ラツィオなどイタリア勢が獲得に関心を寄せている状況。その中でもラツィオが最も強い関心を持っているという。 インテル・マイアミへの移籍も取り沙汰されていたが、サン・ロレンソ側が遺留し、残留が決定していた状況。移籍金は2000万ドル(約30億3000万円)程度と見られていたが、サン・ロレンソ側は800〜1000万ドル(約12億1000万円〜15億1500万円)でも交渉に応じるつもりがあるという。 アルゼンチンはパリ・オリンピックの出場権を獲得しており、チームに定着しているヒアイは五輪出場の可能性が高い状況。そこでの活躍があればより値は上がりそうだが、今夏の移籍市場でどう動くのか注目だ。 2024.03.30 21:30 Sat5