マジョルカ監督、負傷離脱の久保建英に「1カ月と少しはかかりそう」

2021.10.02 10:00 Sat
Getty Images
マジョルカルイス・ガルシア・プラサ監督が負傷離脱した日本代表MF久保建英の状況を説明した。スペイン『Diario de Mallorca』が報じている。

今季からラ・リーガ昇格を果たしたマジョルカにレアル・マドリーからのレンタルで2年ぶりに復帰した久保。残留が第一目標のチームが開幕から2勝2分け1敗とまずまずのスタートを切るなか、日本の未来を背負って立つ20歳のレフティも開幕戦こそ途中出場だったが、それから先発が続き、主力の座を射止めている。

そのなか、先月22日に敵地で行われた第6節で保有元のレアル・マドリーを相手に先発したが、前半のみの出場で交代。今季最多6失点の大敗で2敗目を喫したルイス・ガルシア・プラサ監督は試合後、本人からヒザの痛みを直訴されたことを明らかにすると、久保も翌日に自身のインスタグラムで戦線離脱を報告した。
9月26日にホームで行われた第7節のオサスナ戦でも松葉杖を脇において、試合を観戦する姿が中継カメラに抜かれ、状態が気がかりな久保だが、マジョルカ指揮官もまだ正確な復帰時期がわかりかねている様子。2日にホームで行われる第8節のレバンテ戦に先駆けた会見で、復帰まで少なくとも1カ月ほどかかる見通しを示唆した。

「タケはまだ治療中で、正確な期間はわからないが、1カ月と少しはかかるだろう。まだ松葉杖もついている」
マジョルカは現在、2勝2分け3敗の12位。ここ4試合でも1分け3敗と勝利がないチーム状況であり、そのなかで攻撃の中心になりつつあった久保の離脱となる。

ルイス・ガルシア・プラサの関連記事

マジョルカは22日、ハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任すると発表した。 元日本代表監督で、退任してからスペインのほか、UAEやエジプト、そして母国メキシコでキャリアを紡いだアギーレ氏。日本代表MF久保建英も所属した2022年3月に解任のルイス・ガルシア・プラサ監督に代わり、マジョルカ入りした。 2024.05.23 12:45 Thu
アラベスは17日、ルイス・ガルシア・プラサ監督(51)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 ルイス・ガルシア監督は2021-22シーズンにセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)へ降格したアラベスの監督に就任。レギュラーシーズンを4位で終えると、昇格プレーオフでエイバルとレバンテを撃破し、チー 2024.05.18 07:30 Sat
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英に嬉しい再会があったようだ。 久保は、2日に行われたラ・リーガ第19節のアラベス戦に先発すると、94分までプレー。チームが前半から数的不利を負う中、主に守備面で貢献し、ポスト直撃のシュートを放つなど惜しいシーンも見せていた。そのアラベス戦では、恩師との再会もあったようだ。 2024.01.05 12:55 Fri
ビジャレアルが早くもキケ・セティエン監督(64)の解任を検討しているようだ。 今シーズン、ウナイ・エメリ監督の下で公式戦17試合を戦い、11勝3分け3敗の戦績を残していたビジャレアル。リーグ戦7位にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では4連勝で、2試合を残してグループステージ通過を果たしていた。 し 2022.11.09 22:52 Wed
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)へと降格したアラベスは28日、マジョルカのベテランMFサルバ・セビージャ(38)を完全移籍で獲得することを発表した。 契約期間は1年間となる。 セビージャはレアル・ベティスやエスパニョールでプレーし、2017年8月にマジョルカへと完全移籍していた。 マジョルカでは 2022.05.28 22:19 Sat

マジョルカの関連記事

【ラ・リーガ】マジョルカ 1ー0 アラベス(9月28日/エスタディ・マジョルカ・ソン・モイシ) ジャガー浅野 待望の今季初ゴール#浅野拓磨 味方との見事なワンツーで裏に抜け出し、冷静なフィニッシュこのゴールが決勝弾となり今季未勝利だったチームを初勝利に導くラ・リーガ 第7節#マジョルカ v #アラベスhttps: 2025.09.29 16:00 Mon
レアル・マドリーのU-19スペイン代表DFハコボ・ラモンが14日に行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第36節マジョルカ戦後にコメントした。 ハコボ・ラモンはセンターバックに負傷者を多数抱える中、マジョルカ戦で今季2度目の先発出場。後半追加タイム5分のラストプレーでCKの流れからDFヘスス・バジェホが頭で繋いだ 2025.05.15 14:30 Thu
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が14日に行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第36節マジョルカ戦を振り返った。 前節バルセロナとのエル・クラシコに敗れたマドリーは、アンチェロッティ監督が今季限りでの退任を明言。欠場者12人を抱える中、敗れればバルセロナの優勝が決まるマジョルカ戦では11分に先制さ 2025.05.15 10:30 Thu
ラ・リーガ第36節、レアル・マドリーvsマジョルカが14日に行われ、2-1でマドリーが勝利した。マジョルカのFW浅野拓磨は負傷欠場している。 3日前の前節バルセロナとのエル・クラシコを逆転負けし、逆転優勝の望みが絶望的となった2位マドリー(勝ち点75)は、アンチェロッティ監督が今季限りでの退任を明言し、敗戦すれば 2025.05.15 06:30 Thu
先週末に行われた第35節ではリーグタイトルレースを決定づける大一番となったエル・クラシコを逆転で制したバルセロナが優勝に王手をかけた。また、アトレティコ・マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決定している。 ミッドウィーク開催となる今節の最注目カードは2シーズンぶりのプリメーラ制覇に王手をかけた首位の 2025.05.13 19:30 Tue

ラ・リーガの関連記事

【ラ・リーガ】マジョルカ 1ー0 アラベス(9月28日/エスタディ・マジョルカ・ソン・モイシ) ジャガー浅野 待望の今季初ゴール#浅野拓磨 味方との見事なワンツーで裏に抜け出し、冷静なフィニッシュこのゴールが決勝弾となり今季未勝利だったチームを初勝利に導くラ・リーガ 第7節#マジョルカ v #アラベスhttps: 2025.09.29 16:00 Mon
ソシエダの日本代表MF久保建英が、ラ・リーガの開幕戦で初ゴールを決めた。鮮烈ゴラッソに、ファンが大歓喜している。 ソシエダはラ・リーガ第1節でバレンシアと対戦。在籍4シーズン目を迎える久保は[4-2-3-1]の右サイドハーフで先発すると、先制を許した直後の60分に圧巻の同点ゴールを叩き込む。 スペイン代表M 2025.08.18 12:30 Mon
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
バルセロナは25日、中止としていたヴィッセル神戸との30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」の『ヴィッセル神戸 vs FC バルセロナ』が開催されることを発表した。 今月27日に予定されていた一戦は、同月24日、『プロモーターによる重大な契約違反』があったとしてバルセロナが公式サイト上で日本 2025.07.25 19:00 Fri

記事をさがす

ルイス・ガルシア・プラサの人気記事ランキング

1

復帰近づく日本代表MF久保建英、指揮官は今週末での途中起用も示唆「15~20分出場させるかもしれない」

マジョルカのルイス・ガルシア・プラサ監督は、今週末のゲームにおける日本代表MF久保建英の起用について示唆した。 9月22日に行われたラ・リーガ第6節のレアル・マドリー戦で先発した久保だったが、ヒザを負傷し前半のみでピッチを退いていた。診断の結果は右ヒザ半月板の損傷。当初は松葉杖をつく姿が見られた。 当初は1カ月程度の離脱とみられていた中、回復が思うように進まず、2カ月が経過。しかし、久保はジムでのトレーニングを積み重ね、体を大きくすると、無理をせずにヒザの回復に努め、24日のトレーニングでは全体練習に合流した。 27日にラ・リーガ第15節ヘタフェ戦を控えるマジョルカは、久保離脱後はリーグ戦でわずかに1勝(4分け3敗)と結果が出ていない状況だ。それもあってか、ルイス・ガルシア監督は事前のインタビューで「私にとっては1つのオプション」と、久保の起用も考えていることを明らかにした。 「タケ・クボは招集メンバーに入るだろう」 「少しの練習しかしていないが、私の考えはその必要がなければ使わずもっと練習できるようにする」 「大事なのはヒザの状態が良いということ。試合のリズムは不足しているが、状態は良い」 「我々にとって非常に良いニュース。なぜなら彼はとても重要な選手だから」 「先発でプレーするには少し時間が足りない。現状では少しの間のプレーだけが可能」 「日曜の試合にはギリギリというところだが私にとっては1つのオプションで、必要だと考えれば15~20分プレー可能で、もしかすると出場させるかもしれない」 <span class="paragraph-title">【動画】久保起用の可能性を示唆するルイス・ガルシア監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Vyxg0JN4phw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.11.27 21:45 Sat

マジョルカの人気記事ランキング

1

「コミュニケーション能力高い」パンツ姿の久保建英が体を張って“キレッキレダンス”まで披露!「貴重映像すぎる」

マジョルカが25日、クラブの公式YouTubeチャンネルを更新。1部残留を決めたラ・リーガ最終節の試合直後の様子を公開した。 日本代表MF久保建英が所属するマジョルカは22日、ラ・リーガ最終節でオサスナと対戦。降格の可能性もあった中0-2で勝利し、リーグ16位と文句なしの残留を決めた。 試合では出番のなかった久保も残留を大いに喜び、アウェイまで駆けつけたファンにショーツをプレゼント。パンツ姿でGKに挑戦しファンを沸かせるシーンは日本でも注目を集めた。 だが、久保が見せてくれたのはセーブだけではなかったようだ。マジョルカが公開した動画では、GKになり切る久保がパントキックまで披露。さらに、スペイン語でファンに呼びかけ、身に着けていたレオ・ロマンのキーパーグローブをプレゼントした。 久保のサービスはそれだけにとどまらず、最後はスタッフに向けてリズミカルなダンスとステップを披露し、楽しませていた。 20歳の久保がはしゃぐ映像にはファンも「こんなにノリノリやったんか」、「ノリノリでじわ」、「貴重映像すぎる」、「コミュニケーション能力高いから楽しんでるんだろうな〜」、「リズム感いいから普通に踊ってるとことか見てみたい」など反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】パンツ姿の久保建英が披露したGKものまねとキレッキレダンス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ehrMpEX1NQQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.05.26 12:05 Thu
2

久保建英が日本のファンからのプライベートな質問にも回答!仲が良いのは「イ・ガンイン選手と日本だったら…」

マジョルカの日本代表MF久保建英が日本のファンからの質問に答えた。クラブの公式YouTubeチャンネルが伝えている。 2019年にFC東京からレアル・マドリーへ完全移籍した久保は、2019-20シーズンに続き、今シーズンもマジョルカへとレンタル移籍。今シーズンはラ・リーガでは24試合に出場し1ゴール1アシスト、コパ・デル・レイでは3試合で1ゴール2アシストを記録している。 マジョルカの残留に向けてシーズン終盤の戦いに臨んでいる久保だが、クラブのインタビューに応じ、スペイン語と日本語の両方で様々な質問に答えた。 Q:マジョルカの良いところは? A:マジョルカにはたくさん良いところがあるけど、一番良いのは時間があるなら実際に見ることです。気候、食事、海、港にある大きな船、マジョルカに来てもらうのが一番いいです。 Q:なぜ背番号17? A:あまりたくさんのオプションはなかったです。僕が好きなのは10や7で、10+7で17になると考えました。 Q:一番お気に入りの和食は? A:タコヤキ。 Q:自分のゴールで一番のお気に入りは? A:アトレティコ・マドリー戦で決めた点。 Q:なぜサッカーを始めた? A:父親が僕をサッカー場に連れて行ったから。 Q:マジョルカのファンはどんな感じ? A:僕はあまり出歩かないですけど、街中でファンと出会うとチーム状態によっては励ましてくれます。それと同時に現実的なことも言われます。それは2年前のこと(降格)を繰り返すことはできないということです。それは僕にとって大きなモチベーションになります。 ここまでは流暢なスペイン語で回答していた久保。ここから先は日本語で答えている。 Q:試合前にやっている儀式のようなものはなに? A:基本的にはいつも自分がやっているストレッチとかをして、後は音楽を聴いていますね。いつも試合前はどちらかというとリラックスしたいので。 Q:同年代で一番仲が良い選手は? A:マジョルカだったら、フェルナンド・ニーニョ選手とかイ・ガンイン選手とか仲良くて、日本だったらみんな分かっていると思いますけど、橋岡選手とか仲良いです。 Q:スペイン語を話すのは得意? 日本にいるときは日本語の方がスラスラ出てきますけど、こっちにいるときは頭の中でスペイン語で考えたりするくらい、結構使い分けられるんで、どっちも達人の域に達しているんじゃないかなと思います。 <span class="paragraph-title">【動画】「たこ焼き」はスペイン語でこう発音する!久保建英の2カ国語インタビュー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CU5nuDMQUbY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.04.26 21:15 Tue
3

トップチーム初ゴールのマドリーDFハコボ・ラモン「ずっとこれを夢見てきた」、クルトワはカスティージャ出身選手たちへの信頼を訴え

レアル・マドリーのU-19スペイン代表DFハコボ・ラモンが14日に行われ、2-1で逆転勝利したラ・リーガ第36節マジョルカ戦後にコメントした。 ハコボ・ラモンはセンターバックに負傷者を多数抱える中、マジョルカ戦で今季2度目の先発出場。後半追加タイム5分のラストプレーでCKの流れからDFヘスス・バジェホが頭で繋いだボールをボレーで流し込み、劇的決勝点を挙げていた。 トップチーム初ゴールを決めた20歳の長身DFは「言葉では言い表せない。ずっとこれを夢見てきた。初ゴールがこれ以上の状況で生まれることはない。感動的だった」と歓喜の瞬間を振り返った。 また、守護神のティボー・クルトワはハコボ・ラモンについて「彼がこれまで出場した試合では少し不運に見舞われていた。ヤコボのゴールをバジェホがアシストするなんて、そんな素晴らしいことがあるだろうか。彼がゴールを決めたのはユースチームにとっても嬉しいことだ。必要とする時に彼らが居る。アセンシオやゴンサロ(ガルシア)、ビクトル(ムニョス)のように。僕らはマドリーのユースチームを誇りに思い、彼らを信じ続けるべきだ」とカスティージャ出身の選手たちへの信頼を訴えた。 2025.05.15 14:30 Thu
4

PSGがイ・ガンインを獲得、移籍金は34.3億円

パリ・サンジェルマン(PSG)は8日、マジョルカに所属する韓国代表MFイ・ガンイン(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの5年間で、移籍金はフランス『レキップ』によると2200万ユーロ(約34億3000万円)とのことだ。 “韓国の至宝”とも言われるイ・ガンインはバレンシアの下部組織で育ち、2019年1月にファーストチームへ昇格。2021年8月にマジョルカへ加入すると、今シーズンはラ・リーガで36試合に出場して6ゴール7アシストを記録するなど存在感を発揮した。 昨季はリーグ・アンこそ連覇を果たしたものの、説得力あるパフォーマンスには欠け、最大の目標だったチャンピオンズリーグ(CL)もラウンド16敗退となったPSG。 すでにFWリオネル・メッシ、DFセルヒオ・ラモスの退団が決定し、大々的な刷新を敢行している中、DFミラン・シュクリニアル、MFマルコ・アセンシオ、MFマヌエル・ウガルテに続く今夏4選手の新戦力としてイ・ガンインが迎えられることとなった。 2023.07.09 06:00 Sun
5

久保建英が復帰即フル出場! サディク決定機逸響いたソシエダはマジョルカとの敵地初戦でドロー【コパ・デル・レイ】

コパ・デル・レイ準決勝1stレグ、マジョルカvsレアル・ソシエダが6日にエスタディ・デ・ソン・モイシュで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ソシエダのMF久保建英はフル出場した。 前ラウンドでセルタを退けてベスト4進出を決めたソシエダは、ジローナ相手に番狂わせを起こしたマジョルカと準決勝で対戦。敵地での初戦に向けてはオヤルサバルやベッカーら前線の主力を負傷で欠いたなか、アジアカップ帰りの久保が早速スタメン入り。バレネチェア、サディクと共に3トップに入った。 後方から丁寧に動かしてボールを前進させるソシエダに対して、マジョルカは完全に引いてブロックを構えることなく、メリハリが利いたプレスで自由を与えないアグレッシブなアプローチを見せた。 これにより、攻防の主戦場はマジョルカのアタッキングサードではなくより高い中盤となり、球際のバトルが強調される展開が続いていく。なかなか久保やバレネチェアの前線に良い形でボールを入れられず、攻撃が手詰まるラ・レアル。 対してカウンター、シンプルなクロスからゴールを目指すマジョルカは好調のアブドンの際どいボレーシュートに、左サイドを崩してからのダニ・ロドリゲスのダイレクトシュートなど良い形で攻撃を完結させていく。 その後も拮抗した展開が続くなか、38分にはソシエダに前半最大の決定機が訪れる。相手ボックス左角でボールを持ったバレネチェアが右足アウトにかけた完璧なクロスを供給。これに反応したサディクの入り方は悪くなかったが、肝心のヘディングシュートを枠に飛ばせなかった。 結局、ゴールレスで折り返した試合は後半も拮抗。互いに大きくフィニッシュの数を増やせないものの、マジョルカはアブドン、ソシエダはブライス・メンデスやサディクと際どいシュートシーンを作り出す。 依然としてスコアは変わらずも、後半半ばを過ぎてよりスペースを利用できるようになったソシエダが優勢に試合を進めていく。そして、71分には久保がビッグチャンスを演出。左に流れていた久保は絶妙な動き出しでポケットを取って絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。だが、ゴール前にフリーで走り込んだサディクが流し込むだけの左足シュートを大きくふかしてしまった。 さらに、ラ・レアルは73分にも同じく左でポケットを取ったバレネチェアが左足でGKの股間を狙ったシュートを放つが、ここはグライフの好守に阻まれた。 この続けての決定機を決め切れなかったソシエダは、サディクらをベンチに下げてアンドレ・シウバらフレッシュな選手を投入し、敵地での先勝を目指して攻撃を仕掛け続ける。結局、フル出場となった久保も最後まで精力的なプレーを見せたが、試合は0-0のままタイムアップを迎えた。 サディクの決定機逸で先勝はならずも最低限のドローで敵地での初戦を終えたソシエダは、今月末に行われるホーム開催の2ndレグで決勝進出を目指すことになった。 2024.02.07 07:13 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly