劇的逆転弾で9戦ぶり白星のエバートン、ベニテス監督はファンに感謝「ファンも選手も、団結すれば強くなれる」

2021.12.07 10:18 Tue
Getty Images
エバートンラファエル・ベニテス監督が、久しぶりの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

エバートンは6日に行われたプレミアリーグ第15節でアーセナルと対戦。リーグ8試合勝利がなく、16位と降格圏が近づく状況のチームは、この日も前半終了間際に失点を許す苦しい展開となる。

後半もゴールが遠い中、80分にこの日VARで何度もゴールを取り消されていたFWリシャルリソンが同点弾を記録すると、アディショナルタイム2分にはFWデマライ・グレイが豪快なシュートでゴールネットを揺らし、劇的な逆転勝利。この結果、9試合ぶりの勝利を挙げたエバートンは12位まで浮上している。
試合後のインタビューに応じたベニテス監督も、久しぶりの勝利に歓喜。チームを支えてくれたスタジアムのファンたちに対して、感謝の意を表している。

「ファン、選手、全員が共にあったことで、今日の我々は強くなったと思う。今日は皆のメンタリティを見ることができた。自分たちに不利な判定があってもチームの反応は素晴らしく、ファンも彼らを支えていた」
「逆境の中であっても、チームは個性を発揮した。最後には、皆が本当に喜んでくれた。ファンも選手も、団結すれば強くなれるのだ。グディソンでの試合ではファンが応援してくれるから、余計に頑張れる」

「これは大事な瞬間だったんだ。今日のようなパフォーマンスをして、どんなチームにも勝てるという信念を、皆が持つことが大切になる」

「毎試合、こうしたキャラクターを見せていくことが大切だ。これまでも多くの試合でそうしてきたが、不運もあった。ただ、今日は悪い流れ、逆境のなかにあってもリアクションがとても良かったと思う。これは我々が期待していることであり、シーズンの終わりまで同じようであって欲しいと願っている」

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エバートンが22歳ガーナーを獲得時の1500万ポンド超えで売却か

エバートンがU-21イングランド代表MFジェームズ・ガーナー(22)を売却する可能性もあるようだ。 マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育まれ、複数のレンタル移籍を経て、2022-23シーズンにエバートンへ完全移籍で加入したガーナー。セントラルハーフを本職としつつ、チーム状況に応じてサイドもこなす万能戦士だ。 昨季は背中のケガを乗り越えてシーズン終盤に定位置を確保し、今季はここまで公式戦32試合でプレー。出場26試合連続フルタイムプレーというタフネスぶりも光り、苦しくも力強くプレミアリーグに生き残ろうともがくエバートンを支えている。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、エバートンはユナイテッドからのガーナー獲得に1500万ポンド(現レートで約28億6000万円)を費やしたそうだが、今季終了後にそれ以上の価格で売却する公算が立っているという。 コラムニストの元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏も、最大3000万ポンド(約57億3000万円)で売れるとの見立てを示しつつ、そのパフォーマンスを称える。 「他クラブがガーナーに注目していないはずがないよね。本当に良いプレーをしている。将来を予測するのは難しいが、仮にもエバートンが2部リーグに降格なら、まず間違いなく上からお声がかかるだろう。彼らにはFFPの問題もあるしね」 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触で勝ち点「10」を剥奪されるなど、経営難が深刻なエバートン。ガーナー、MFアマドゥ・オナナ(22)、MFアブドゥライエ・ドゥクレ(31)、DFジャラッド・ブランスウェイト(21)が市場に出されているとみられている。 2024.02.26 20:35 Mon
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「謝罪を無視された」リシャルリソンがチアゴに恨み節

エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンと、リバプールのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとの間に、小さな確執が生まれた模様だ。 事の経緯は昨年10月に行われた両チームによるマージ―サイド・ダービーまで遡る。エバートンの本拠地グディソン・パークでの一戦は、VARの介入で最後まで劇的な展開となった中で、2-2の痛み分けに。 リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイクが大ケガを負ったことでも印象深い同試合だが、終了間際にはリシャルリソンがチアゴにアフターチャージを見舞い一発退場、チアゴもケガをする事態が起きていた。 これでヒザを負傷したチアゴは、その後丸2カ月の離脱を余儀なくされ、初のプレミアリーグ挑戦はほろ苦いスタートを切ってしまうこととなった。 この件に関してリシャルリソンは、ブラジル人ジャーナリストのチアゴ・アスマール氏や、ブラジル代表のレジェンド、ジュリオ・セーザル氏、さらにはアーセナルのDFダビド・ルイスとアヤックスのFWダビド・ネレスが参加したYouTube配信において、SNSを通じてチアゴに謝罪していたことを告白。ところが、相手側からの返答はなかったという。 「あの試合は『やってしまった』って感じだったよ」 「あの後、インスタグラムで謝罪したんだ。でも返信はなかった。だから僕は『返信したくないのなら、このメッセージは削除する』と言ったんだ」 「それから本当にメッセージを消した。彼からの返事はないままね」 「それからまたダービーがあった。今度は相手のホームだ。彼は僕の顔を見なかったし、僕も彼を見なかった。そのまま試合は始まった。彼はピジョン(リシャルリソンの愛称、鳩の意)を無視したのさ」 2021.03.31 21:00 Wed
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エバートンがユナイテッドの逸材ガーナーを完全移籍で獲得!

エバートンは1日、マンチェスター・ユナイテッドからU-21イングランド代表MFジェームズ・ガーナー(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年となる。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1500万ポンド(約24億2000万円)となり、ユナイテッドは買い戻し条項を契約に盛り込んでいるとのことだ。 ユナイテッドを離れてマージーサイド行きを選択した21歳の若武者は、クラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。 「エバートンと契約できてとても嬉しいよ。自分のキャリアにおいて大きなステップになるし、プレーヤーとして成長しながらチームが良くなるのを助けたい」 「エバートンはそのために完璧な場所だと思うし、早くスタートを切りたくてうずうずしているよ」 「(フランク・ランパード)監督は、クラブと僕のために本当に良い計画を持っている。彼と毎日一緒に仕事をすることは、僕にとって大きな意味を持つ。彼と彼のスタッフは、僕とチームを次のレベルへと導いてくれるはずだ。それこそが僕の望むものさ」 ガーナーはユナイテッドアカデミー出身の中盤。かつてユナイテッドやイングランド代表で活躍したマイケル・キャリック氏の後継者と謳われる注目株で、2021年1月からはノッティンガム・フォレストに貸し出され、通算68試合でプレーした。 昨季のフォレストでも公式戦48試合出場で4得点10アシストと活躍してチームのプレミアリーグ昇格に貢献。そして、今夏にレンタルバックしたユナイテッドでは、プレシーズンにボランチやアンカーでアピールを続けたが、開幕から出番なしが続いていた。 その逸材に関してはプレミアリーグの複数クラブが獲得に動いていたものの、新天地はフランク・ランパード監督率いるエバートンとなった。 2022.09.02 06:26 Fri

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