「とても才能があるのに…」モイーズ、リンガードのユナイテッドでの現状を嘆く
2021.12.04 21:24 Sat
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、マンチェスター・ユナイテッドでもがくイングランド代表MFジェシー・リンガードの現状を嘆いた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
昨冬、マンチェスター・ユナイテッドで出番を失っていた中、モイーズ監督に誘われる形でウェストハムに移籍したリンガード。すると、プレミアリーグ16試合の出場で9ゴール5アシストを記録。まさに覚醒という言葉通りの活躍を披露した。
しかし、ユナイテッドに戻った今季はここまで公式戦11試合の出場に留まり、プレー時間はわずか178分に。昨年と同じような立場で12月を迎えている。
そんなリンガードの現状についてモイーズ監督は、再び同じ境遇に陥っている元教え子に同情の念を抱くとともに、昨季の功績について手放しで称えている。
「彼はマンチェスター・ユナイテッドの選手であり、私が口を出すことではない」
「彼は、昨シーズンの後半戦で大きな役割を果たしてくれた。しかし、ジェシーがいなくても、ウェストハムの選手たちは前に進んでいるということも認めなければならない」
「人々は、ジェシーがこのチームを変えたと思っているかもしれないが、選手たちは次の段階に進み、自分たちで別のレベルにステップアップしている。だが、ジェシーの存在は大きかったと言わざるを得ない」
昨冬、マンチェスター・ユナイテッドで出番を失っていた中、モイーズ監督に誘われる形でウェストハムに移籍したリンガード。すると、プレミアリーグ16試合の出場で9ゴール5アシストを記録。まさに覚醒という言葉通りの活躍を披露した。
しかし、ユナイテッドに戻った今季はここまで公式戦11試合の出場に留まり、プレー時間はわずか178分に。昨年と同じような立場で12月を迎えている。
「彼はマンチェスター・ユナイテッドの選手であり、私が口を出すことではない」
「しかし、彼は我々にとって本当に良い選手だった。ジェシーは我々が今彼に何を思っているかわかっていると思う。私は才能豊かなサッカー選手である彼が、プレーしていないことに失望しているのだ」
「彼は、昨シーズンの後半戦で大きな役割を果たしてくれた。しかし、ジェシーがいなくても、ウェストハムの選手たちは前に進んでいるということも認めなければならない」
「人々は、ジェシーがこのチームを変えたと思っているかもしれないが、選手たちは次の段階に進み、自分たちで別のレベルにステップアップしている。だが、ジェシーの存在は大きかったと言わざるを得ない」
デイビッド・モイーズの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
デイビッド・モイーズの人気記事ランキング
1
「尊敬というよりは憧れ」アルテタ監督が対戦相手の恩師・モイーズ監督を語る「とても特別な人物」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、対戦相手となる恩師について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグで首位を走るアーセナル。16日には第31節でウェストハムとアウェイで対戦する。 今シーズンは苦しい戦いが続いているウェストハムに対し、19年ぶりの優勝に向けては負けが許されないアーセナル。アルテタ監督にとっては、恩師との対戦となった。 ウェストハムを率いるデイビッド・モイーズ監督は、現役時代にレンジャーズからエバートンへとアルテタ監督を引き入れてくれた張本人。エバートンで主軸として活躍すると、アーセナルへと移籍しその後のキャリアを築くこととなった。 アルテタ監督は恩師との対決について言及。自身の人生で特別な存在だと敬意を表した。 「それは尊敬というよりは憧れだろう。彼の下でプレーすることが好きだった。彼が私の監督だった時、彼のためにレンガの壁をも突き破っただろう。あのチームの誰もがそうだった」 「本当に優れた監督であり、グループのマネジメントと個人個人への対応が優れている。とても特別な人物で、とても信頼でき、約束を守る人だ。いつでも実行しており、多くを学んだ」 「彼は私が人生で一度もプレーしたことがないポジションでプレーするように頼んできた。彼が私にチャレンジさせたが、同時に私を支え、愛情を注いでくれた。それは適切なバランスで、私が必要としていたものであり、私を最高のものに引き上げてくれた。だから本当に助けてくれた」 2023.04.15 20:15 Sat2
香川真司がユナイテッド退団の転機を明らかに 「ディ・マリアとファルカオがやって来て…」
レアル・サラゴサに所属する元日本代表MF香川真司がマンチェスター・ユナイテッド退団の経緯を激白した。 2010年夏から所属したドルトムントでユルゲン・クロップ氏の下、飛躍を遂げた香川は2012年夏、サー・アレックス・ファーガソン元監督に能力を買われ、当時イングランド屈指の強豪だったユナイテッドに移籍。その初年度のプレミアリーグで20試合に出場するなど、公式戦26試合6得点6アシストの数字を残した。 しかし、自身をドイツからイングランドに連れてきたファーガソン元監督が勇退の2013年夏以降は状況が一変。デイビッド・モイーズ氏、ライアン・ギグス氏、ルイス・ファン・ハール氏の下でプレーしたが、序列を上げられず、ブラジル・ワールドカップ(W杯)終了後の2014年夏にドルトムント復帰を決断した。 その結果、ユナイテッドの選手として公式戦通算57試合6得点10アシストという数字を収めるにとどまり、2シーズンでオールド・トラフォードでの挑戦に終止符を打った香川。あれから6年の月日が経とうとするなか、イギリス『The Athletic』のインタビューで、その当時をこう振り返り、退団の転機を明かした。 「(2013年夏から率いたモイーズが解任され、)新たに監督が変わり、(ギグス暫定体制を挟み、2014年夏から指揮を執ったファン・ハールは)たった2シーズンで4人目の監督でした」 「加入時は25年間にわたり、率いる監督(ファーガソン)の下でしたけど、その後、モイーズ、ギグス、ファン・ハールが指揮を執りました」 「ブラジルでのW杯でうまくプレーできず、日本代表もグループステージ最下位で敗退しました。自分のベストを取り戻すために、新たな挑戦の必要性を感じました」 「マンチェスターに残る選択肢もありましたけど、アンヘル・ディ・マリアとラダメル・ファルカオがやって来たことで、僕の状況をさらに悪くさせてしまいました」 「ファン・ハールから『シンジ、君は私の下でそんなにプレーさせられない』と告げられ、それで加入から2年が経った今、マンチェスターを去るときだと認識しました」 「そういう話を聞かされた選手であれば、誰しもが『出て行くタイミングだ』と考えるはずです」 「とても良い時期も、とても悪い時期もありました。マンチェスター時代の悪い時期は僕の学びになり、より強くしてくれました」 2020.03.08 12:25 Sun3
偉大な“ワン・クラブ・マン“、昨季引退のノーブルがウェストハムのSDに就任決定
ウェストハムは22日、昨シーズン限りで現役を引退したMFマーク・ノーブル(35)がスポーツ・ディレクター(SD)に就任することを発表した。 ノーブルは、2023年1月2日からSDに正式就任するとのことだ。 ロンドン生まれのノーブルは、ウェストハムの下部組織出身で、2005年1月にファーストチームに昇格。その後、ハル・シティ、イプスウィッチ・タウンへのレンタル移籍を経験した。 2006年11月からはウェストハムでのみプレー。通算18年在籍し、公式戦550試合に出場し62ゴール60アシストを記録していた。 SDは新たに創設される役職であり、デイビッド・モイーズ監督をサポートする役割。フットボールに関わるあらゆることを、取締役会と協力して意見やアドバイス、サポートしていく。 また、アカデミーの開発や選手の獲得、選手やスタッフの健康管理なども含まれて来るとのことだ。 ノーブルは今回のSD就任決定にあたり、コメントしている。 「このような機会を与えてくれたクラブに感謝します。ウェストハム・ユナイテッドでこのような役割を担うことができ、大変光栄です」 「選手生活を通して何よりも心掛けてきたのは、ピッチ内外で常に向上し続けることだった。2015年にクラブのキャプテンに就任したことで、その重要性はさらに高まり、この7年間で自分の人生とキャリアの次のステージに向けた準備と素晴らしい経験を積むことができた」 「特にこの2年間は、選手としての日々が自然と終わりを告げ、自分自身を教育し、裏舞台で行われている仕事についてより多くの知識と理解を得るための素晴らしい機会をもらっていた。その間にクラブは素晴らしい発展を遂げ、このようなエキサイティングな時期に戻って来られることを楽しみにしている」 「個人的にもプロフェッショナルとしても成長できるポジションだと考えている。サッカーでは常に難しい決断を迫られるが、クラブの仲間とともに、ウェストハムの利益を第一に考えていきたいと思う」 「この2シーズンは大きな進歩を遂げた時期であり、今後も正しい方向へ進むよう手助けをしたいと思う。僕は取締役会が示した野心を信じ、これまでの成功をさらに発展させる手助けをすることに興奮している」 「また、ウェストハムのファミリーの皆さんに、自分の持っている力を全て出し切ることを約束する」 2022.09.22 19:15 Thu4
ウェストハムにも後任人事の動き…モイーズ監督の去就決定は今季終了後
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督(61)は今季終了後に進退が決まるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ウェストハムでは2017年11月に一次政権を築き、2019年12月の再任から現在に至るモイーズ監督。マンチェスター・ユナイテッド時代に評判を大きく下げたキャリアだが、ウェストハムでは2022-23シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)ではタイトルに導き、長期政権を築く。 そんなモイーズ監督は今季が契約最終年だが、交渉が進まず。最近ではウェストハムの動きとして、フレン・ロペテギ氏の名も挙がるなか、スポルティングCPのルベン・アモリム監督との会談が報じられる。 渦中のモイーズ監督は5月19日に行われるプレミアリーグ最終節のマンチェスター・シティ戦が終わり次第、首脳陣と話し合う見通しを明かした。 「最も大事なのは私とクラブの間で物事が正しく行われる必要があるということ。それが正しく行われれば、何かしらが起こるはず。だが、それはシーズンが終わってからだろう」 「そのときにまた質問してもらって結構だし、喜んで受ける。だが、軌道修正したわけではない。これまでもシーズン終了後に決めると言っているし、私が知る限り、変わっていないよ」 2024.04.27 12:55 Sat5
「150億円をはるかに超える」モイーズは注目株のデクラン・ライスを売る気なし「何があったってどこにも行けない」
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、去就が注目を集めるイングランド代表MFデクラン・ライス(22)について言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 チェルシーの下部組織出身のライスは、2013年7月にウェストハムのユースへと加入。そのままウェストハムで育つと、2017年7月からファーストチームでプレーしている。 これまで公式戦通算138試合に出場し4ゴール5アシストを記録しているライスは、プレミアリーグでも125試合に出場。若くして豊富な経験を持っている。 また、アイルランド代表でのプレー経験もあった中、2019年3月にイングランド代表を選択。これまで10試合でプレーするなど、この先を支える選手として注目を集めている。 そのライスには、古巣のチェルシーが兼ねてから興味を示しており、昨夏は5000万ポンド(約75億円)のオファーがあったとされるがクラブは拒否していた。 過去にはマンチェスター・ユナイテッドも興味を示していたとされるライスだが、モイーズ監督はライスに値段をつけることはしないとコメント。1億ポンド(約150億円)よりもはるかに高額になると評価した。 「デクラン・ライスが1億ポンドの選手であるというオーナーの意見には同意できない。1億ポンドをはるかに超えている。はるかに、はるかにだ」 「海外からいくつかのクラブに入った選手を見ているが、デクラン・ライスが持つインパクトはどこにもなかった」 「私は確かに彼に値段をつけないだろう。みんなは値段を決めることができるが、私はそれを認めない。それは確かだ」 「デクランをチームに残すためにはチャンピオンズリーグが必要か?いや、デクランは何よりも契約を結んでいるので、何があったってどこにも行けない」 「私はそれを言い続けるよ。私が言うことで、みんながそれを知ってくれることを願う。私が言うことは本気ということだ」 また、現時点でオファーがないとも明かし、売却する気は毛頭ないとコメント。現在プレミアリーグで7位と上位争いをしているクラブとともに成長して欲しいと語った。 「デクラン・ライスへのオファーはまだないし、これからもないことを願う。我々が必要としていることを知っているし、オファーを考慮するつもりならば、それは確かに私次第だ」 「もし我々がヨーロッパ、あるいはヨーロッパに迎える可能性でシーズンを終えることができれば、それは進歩だと思う。デクラン・ライスにとっても、同じように進歩と言えるだろう」 「デクランはとても落ち着いている。実際。彼はウェストハムでキャプテンを務めている。彼はイングランド代表でもプレーしている。デクランは、ここウェストハムで野心を達成できると考え続け対し、私もオーナーもそれを後押しし続けなければいけない」 2021.03.08 12:54 Monマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
フレッチャー氏の双子の息子がユナイテッドとプロ契約 シティのアカデミーから昨夏加入
マンチェスター・ユナイテッドがクラブOBの息子たちとプロ契約を交わしたようだ。 そのクラブOBとは元スコットランド代表MFのダレン・フレッシャー氏だ。ユナイテッドではアカデミー出身の選手として2003〜2015年まで活躍。当時のチームが華やかなメンツで彩られるなか、豊富な運動量と献身性をもってして中盤の主力としてプレーした。 そんなフレッシャー氏も40歳となり、古巣ユナイテッドのテクニカルディレクターを務める傍ら、私生活では大きく育った息子たちのパパ。双子のジャックとタイラーは昨夏にマンチェスター・シティのアカデミーからユナイテッドのアカデミーに移籍し、話題を集めた。 イギリス『デイリー・メール』によると、2人はユナイテッド入りして以来、印象的で、ジャックの方はエリク・テン・ハグ監督に好印象を与えてシニアチームの練習に急きょ参加したほど。今年3月19日が17歳の誕生日だった両者は揃ってプロ契約にサインしたという。 今季のシニアチームではマーカス・ラッシュフォード、スコット・マクトミネイ、アレハンドロ・ガルナチョに続き、アカデミー出身選手からコビー・メイヌーが台頭。ジャックとタイラーも父を追うように将来のシニアチームで活躍が期待されるが、いかに。 2024.04.04 13:15 Thu2
フレッチャーの16歳息子2人、世代別代表でスコットランドとイングランドを行ったり来たり…協会どうしが火花
マンチェスター・ユナイテッドOBの元スコットランド代表MFダレン・フレッチャー氏。その息子2人を巡って水面下で火花が散らされているようだ。 サー・アレックス・ファーガソン監督時代のユナイテッドに欠かせぬ汗かき役だったフレッチャー氏。クラブ通算342試合出場でプレミアリーグ優勝5回、チャンピオンズリーグ(CL)優勝1回、クラブ・ワールドカップ(W杯)優勝1回など数多のタイトルを獲得したレジェンドだ。 スコットランド代表としては通算80キャップを誇る同氏も現役引退から約4年。39歳となった現在は古巣ユナイテッドのテクニカル・ディレクターとして活躍中だ。そして、ジャック・フレッチャー(16)とタイラー・フレッチャー(16)という双子の息子の父親でもある。 ジャックとタイラーは2人とも幼い頃からユナイテッドの宿敵であるマンチェスター・シティの下部組織で成長も、今年8月、2人揃って父が愛し愛されたユナイテッドの門を叩くことに。U-18チームで己に磨きをかけている最中だ。 そんななか、ジャックはU-15イングランド代表として昨年4~5月にかけて3試合に出場し、9月に入ってU-16スコットランド代表入り。しかし、今年に入ってからU-16イングランド代表へと鞍替えし、継続的に招集されるなかで7試合に出場している。 また、タイラーは昨年からU-16スコットランド代表とU-16イングランド代表を行ったり来たり。活動ごとにユニフォームを入れ替えている状況で、今年2月にスコットランドの一員としてイングランド戦に出場も、4月にはイングランドの一員としてU-16日本代表戦に出場した。 マンチェスター生まれの2人はまだ16歳と若く、将来どちらのA代表としてプレーするかを焦って決める必要はない。ただ、イギリス『ミラー』によると、ここ最近のタイラーは再びスコットランドに気持ちが傾いているとのこと。心をイングランドで固めつつあると考えられるジャックと異なり、タイラーはまだ揺れ動く部分が大きいようだ。 その裏では、スコットランドサッカー協会(SFA)とフットボール・アソシエーション(FA/イングランドサッカー協会)がフレッチャー兄弟を巡って火花。A代表入りの可能性が膨らむ数年後を見据え、特大のポテンシャルを奪われないよう、水面下で攻防を続けているとのことだ。 スコットランド代表の元キャプテンを父に持つフレッチャー兄弟。ユナイテッドが宿敵シティからフレッチャー2世の2人を“取り戻す”ために支払った額は125万ポンド(約2億3000万円)で、最後は父自ら息子2人を懸命に説得したと言われている。 2人とも現役時代の父と同じくセントラルハーフ。今はまだプロデビュー前の16歳だが、フレッチャー兄弟を巡る注目度はこれからどんどん高まり、スコットランドとイングランドの綱引きも激化していくことだろう。 2023.10.25 17:09 Wed3
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon4
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri5
