セビージャ、インテルでくすぶるホアキン・コレアの復帰を検討か

2023.01.28 14:05 Sat
Getty Images
セビージャが、かつて所属していたインテルのアルゼンチン代表FWホアキン・コレア(28)の獲得を検討しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

思わぬ不振に喘いでいる今季のセビージャ。昨年10月についにフレン・ロペテギ監督を解任し、ホルヘ・サンパオリ監督の再招へいに舵を切った。だが、なかなか好転とはならず、直近でもコパ・デル・レイ準々決勝でオサスナに敗れている。

冬の移籍市場でなんとかテコ入れを図りたいところだが、今のところは22歳の若手センターバックであるロイク・バデのレンタル加入と、アヤックスにレンタルしていたルーカス・オカンポスの復帰のみ。リヨンの攻撃的MFジェフ・レーヌ=アデレードの獲得に近づいていたが、メディカルチェックを通過できず、破談となった。
特に手を加えたい前線に関しては、セビージャの下部組織出身であるトッテナムのブライアン・ヒルも候補に挙がっているが、同じく元セビージャの肩書を持つコレアも候補の一人となっているようだ。

2016年夏から2年間セビージャでプレーしたコレアは、当時は公式戦通算73試合15ゴール10アシストを記録。その後はラツィオ移籍を経て、2021年夏にインテルに加入した。しかし、インテルではロメル・ルカクやラウタロ・マルティネスの影に隠れ、なかなか結果が出せず。今期もここまで公式戦23試合の出場で3ゴールにとどまっている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、すでにオペレーションは始まっているとのことで、セビージャは前線強化に向けて最後の踏ん張りを見せている。

ホアキン・コレアの関連記事

インテルは11日、セリエA第36節でトリノとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。 バルセロナ戦狭間での前節エラス・ヴェローナ戦をウノゼロで制して首位ナポリを3ポイント差で追う2位インテル(勝ち点74)は、延長戦の末に4-3で競り勝った5日前のバルセロナ戦のスタメンからバストーニとビセック以外の9選手を変更して臨 2025.05.12 04:41 Mon
セリエA第34節、インテルvsローマが27日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、アウェイのローマが0-1で勝利した。 前節、ボローニャにウノゼロ負けを喫し、2位ナポリに勝ち点で並ばれた首位のインテル。さらに、ミッドウィークのコッパ・イタリア準決勝では宿敵ミランとのデルビーに0-3で完敗。2戦合計1-4でベスト4敗退 2025.04.28 00:08 Mon
インテルは20日、セリエA第33節でボローニャとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。 前節カリアリ戦を快勝とした首位インテル(勝ち点71)は、4日前のチャンピオンズリーグ(CL)ではバイエルンに引き分けてベスト4進出とした。そのバイエルン戦のスタメンからディマルコと負傷したテュラムに代えてカルロス・アウグストとホ 2025.04.21 04:45 Mon
元イタリア代表FWチーロ・インモービレ(35)がベシクタシュ残留を希望しているようだ。 昨夏に8年在籍したラツィオを退団しベシクタシュに加入したインモービレ。セリエA通算201得点のストライカーは、2024-25シーズン前半戦の公式戦22試合で14得点と、低空飛行するチームで孤軍奮闘が目を引いた。 しかし、 2025.04.19 10:01 Sat
セリエA第31節、パルマvsインテルが5日にエンニオ・タルディーニで行われ、2-2のドローに終わった。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。 リーグ3連勝で首位を維持するインテルは、降格圏手前の16位に位置するパルマを相手に4連勝を目指した。ミッドウィークにコッパ・イタリア準決勝のミラノ・ダービー初戦を1-1 2025.04.06 03:02 Sun

セビージャの関連記事

ファン・サポーターの行き過ぎた行動が、選手たちをさらに苦しめることになっていたようだ。 セビージャは10日、ラ・リーガ第35節でアウェイでセルタと対戦した。今シーズンは近年にない低迷ぶりとなっており、セルタにも3-2で敗戦。勝ち点38となり残り4試合で降格圏との勝ち点差は「8」の16位に位置している。 そん 2025.05.11 22:45 Sun
セビージャは13日、ホアキン・カパロス氏(69)の新監督就任を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 今シーズンここまでラ・リーガ31試合9勝9分け13敗の13位と不振に陥っていたセビージャは13日にガルシア・ピミエンタ監督(50)の解任を発表。クラブは直近で宿敵ベティスとのエル・グラン・デルビでの敗戦を 2025.04.13 22:15 Sun
セビージャは13日、ガルシア・ピミエンタ監督(50)の解任を発表した。 バルセロナ出身でバルセロナのカンテラで指導者キャリアをスタートしたピミエンタ監督は、2022年1月にペペ・メル前監督の後任としてラス・パルマスの新指揮官に就任。クラブをプリメーラ昇格に導く手腕を発揮すると、昇格1年目の昨シーズンは後半戦に失速 2025.04.13 20:11 Sun
セビージャは10日、U-21スペイン代表DFフアンル・サンチェス(21)との契約延長を発表した。新契約は2029年夏までとなる。 2018年7月にセビージャの下部組織に加入したフアンルは、2022年7月にファーストチームに昇格。同シーズンはミランデスにレンタル移籍を経験するも、1年で復帰していた。 フアンル 2025.04.10 18:20 Thu
アトレティコ・マドリーは6日、ラ・リーガ第30節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。 前節エスパニョールに引き分けた3位アトレティコ(勝ち点57)は、4日前のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではバルセロナの前にウノセロ敗戦で決勝進出はならなかった。公式戦6試合勝ちがない中、バルセロナ戦のスタメ 2025.04.07 06:30 Mon

ホアキン・コレアの人気記事ランキング

1

平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun
2

優秀なインテル補強班の後悔…コレア&アルナウトビッチを売りたくても売れず

インテルがフォワード2枚の残留希望に頭を悩ませている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルは2日、プレシーズンマッチでセリエBのピサと対戦し、90+6分になんとか追いついて1-1ドロー。準主力級と若手が先発の大半も、内容はあまり良いものではなかった。 2トップの一角で先発したのは、昨季マルセイユへレンタル放出も「得点関与ゼロ」で帰ってきた元アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)。コレアとの交代で投入されたのは、オーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(35)。インテルが放出を目論む2選手だ。 インテルとしては、メフディ・タレミに続く新たなアタッカー獲得へ、なんとしてでも8月31日までにこの2枚を売却したいところ。 ただ、コレアがサウジアラビアから届いた複数の打診に断りを入れ、アルナウトビッチはトルコ勢2クラブのオファーを蹴ったことが明らかに。両者ともインテルで少なくとも現行契約は全うするつもりとみられている。 どちらも契約は残り1年だが、年俸もお互い350万ユーロ(約5.6億円)。シモーネ・インザーギ監督が2人をメインの構想に含んでいないなか、決して安くない年俸がクラブの金庫を圧迫するリスクをはらんでいるという。 その一方では、ブレストへの完全移籍売却で大筋合意まで達しているウルグアイ代表FWマルティン・サトリアーノ(23)が、ここにきて他クラブからの高年俸オファーを待つような素ぶりを見せているとのこと。 インテル経営陣はいま、選手の“売り”に苦しみ、コレアとアルナウトビッチについては獲得を後悔しているそうだ。 2024.08.04 14:40 Sun
3

PSGがラツィオのアルゼンチン代表FWコレアに熱視線? サッリ体制下では構想外か

ラツィオのアルゼンチン代表FWホアキン・コレア(26)がパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が近づいているようだ。 母国エストゥディアンテスでキャリアをスタートさせたコレアは、2015年1月にサンプドリアへと移籍。ヨーロッパでのキャリアをスタートさせると、2016年7月にセビージャへと移籍。2018年8月にセビージャからラツィオへと加入した。 セビージャでは公式戦73試合に出場し15ゴール10アシストを記録。ラツィオに加入してからも、ここまで公式戦117試合に出場し30ゴール18アシストを記録しているコレア。今シーズンもセリエAで28試合に出場し8ゴール4アシスト、チャンピオンズリーグでも8試合に出場し3ゴール2アシストを記録していた。 ラツィオとの契約は2024年6月まで残すコレアだが、シモーネ・インザーギ監督が退任し、新シーズンからマウリツィオ・サッリ監督が就任すると、移籍市場に出されることになったという。 これまでアーセナルやトッテナムが関心を寄せていたコレアだが、イタリア『Sportitalia』の移籍に精通するアルフレッド・ペドゥーラ氏は、PSGがポールポジションに位置しているという。 5月に一度PSGが弱いアプローチをしていたようだが、今となっては熱心なアプローチを見せているとのことだ。 なお、コレアには7000万ユーロ(約92億5700万円)の契約解除条項があるとのこと。さすがにこの金額を払うとは思えないが、どうなるだろうか。 2021.06.26 20:20 Sat
4

インテル移籍消滅とされたホアキン・コレア、一転してインテル入りが接近

インテル行きが消滅したと報じられたラツィオのアルゼンチン代表FWホアキン・コレア(27)だが、どうやらインテル移籍が迫っているようだ。 2018年夏にセビージャからラツィオに加入したホアキン・コレアはシモーネ・インザーギ前監督の戦術にフィットすると、これまで公式戦117試合に出場して30ゴール18アシストをマーク。2020-21シーズンも公式戦11ゴール6アシストを記録しており、重要な戦力として活躍した。 しかし、ラツィオを指揮していたインザーギ監督がインテルの監督に就任。ラツィオはマウリツィオ・サッリ監督を招へいすると、ローマから元スペイン代表FWペドロ(34)、ウェストハムからかつてチームに所属していた元ブラジル代表MFフェリペ・アンデルソン(28)を復帰させるなど、スカッドの刷新を進めている状況だ。 インザーギ監督を追いかけてインテル移籍を希望していたコレアだが、クラブの財政難によりラツィオが求める移籍金3000万ユーロ(約38億6600万円)を支払えないとして移籍が消滅したと言われた。 しかし、エースFWロメル・ルカクがチェルシーのクラブレコードとなる9750万ポンド(約149億円)で移籍したにも関わらず、クラブの財政難がネックとされていた。 ただ、『Sportitalia』によると、代理人が交渉をした際に突破口を見つけたとのこと。3000万ユーロを3回に分割して支払うことが可能になったとのこと。さらに120万ユーロ(約1億5500万円)のボーナスがあるという。 エバートンへの移籍も噂されたが、コレア自身がセリエAに残ることを希望したこともあり、このままインテルへ移籍することになりそうだ。 2021.08.25 13:21 Wed
5

賞金でインテルの財政が安定化? CL決勝進出&カップ戦2冠「もう選手を売る必要はない」

インテルの財政が大幅に改善されたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ここ数年、オーナーである中国・蘇寧グループの下で慢性的な財政難に苦しんできたインテル。高額な移籍金を見込める主力選手を売却したり、高年俸なベテラン選手との契約を解除することで収支バランスをやりくりしてきた事実がある。 それでも、2020-21シーズンのスクデットに始まり、昨シーズンと今シーズンは2年連続でコッパ・イタリアとスーペル・コッパのカップ戦2冠を達成。選手やコーチ陣の奮闘もさることながら、補強を統括する最高経営責任者(CEO)、ジュゼッペ・マロッタ氏の卓越した手腕は見逃せない。 そんな中、今シーズンの大会賞金に目を移すと、インテルはコッパ・イタリア制覇で700万ユーロ(約10億5000万円)を獲得済み。セリエAを現在の3位でフィニッシュすれば2000万ユーロ(約30億円)を得ることとなり、残り1試合で2位に浮上すれば2600万ユーロ(約39億1000万円)となる。 決勝戦を残すのみとなったチャンピオンズリーグ(CL)の賞金なども含め、インテルはこの1年で1億2000万ユーロ(約180億2000万円)前後の収益があったとのこと。決算時には最大1億5000万ユーロ(約225億3000万円)になるとみられ、「もう選手を売る必要はない」と考えられている。 一方で、継続的な活躍が期待できないアルゼンチン代表FWホアキン・コレア(28)は売却を進めており、今シーズンに入ってから以前ほどの重要な存在ではなくなったクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ(30)も安泰ではないという。 また、元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)がチェルシーから狙われていることはインテリスタ周知の事実。適切なオファーであれば、売却を容認する可能性もあり、その場合はエンポリのイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(26)を後釜に据える方針とのことだ。 さらに、昨夏から売却が囁かれてきたオランダ代表MFデンゼル・ダンフリース(27)についても、安価な移籍金でPSVから獲得した選手とあってか、加入時より市場価値が高まっている今夏なら、売却によってかなりの利益を生み出せるとみられている。 『カルチョメルカート』によれば、インテルにとって放出不可の選手はアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス1人のみ。無理のない範囲で世代交代を進めていく方針なのかもしれない。 2023.05.30 13:56 Tue

セビージャの人気記事ランキング

1

現役時代のシメオネ監督はどんな人物だった? かつての同僚が明かす

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed
2

ボーンマス、フェイエノールトのCBセネシ争奪戦を制す! 4年契約を締結

ボーンマスは8日、フェイエノールトに所属するアルゼンチン代表DFマルコス・セネシ(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、背番号は25を着用する。 セネシは2019年9月に母国のサン・ロレンソからフェイエノールトへと加入した左利きのセンターバック。 相手アタッカーに対する鋭いチェックやハードなタックルに加え、質の高い左足フィードを持ち味とし、ボールを奪ってカウンターの起点となることもしばしば。3年間在籍したフェイエノールトでは、公式戦116試合に出場し9ゴール7アシストを記録していた。 今年6月にアルゼンチン代表デビューを飾ったセネシには、ローマやセビージャ、フィオレンティーナらが関心を示していたが、ボーンマスが争奪戦を制した。 2022.08.09 07:30 Tue
3

「ドッジボール始まった」挑発に乗った選手がバルセロナDFの顔面に至近距離からボール投げつけ「アルバの演技も…」

ラ・リーガ第4節延期分のセビージャvsバルセロナが21日にサンチェス・ピスファンで行われたが、セビージャのDFジュール・クンデが思わず挑発に乗ってしまった。 1-1で前半を終え、一進一退の攻防が続く中、セビージャの右サイドバックであるクンデがボールをキープ。バルセロナのMFガビとDFジョルディ・アルバに囲まれるも、タッチラインに逃れてマイボールのスローインにしようと試みた。 その際、アルバは腕を使ってクンデの背中をプッシング。ボールがタッチライン割った後も体当たりし、クンデに食って掛かることに。クンデはこの挑発で怒りがマックスとなり、拾い上げたボールをそのままジョルディ・アルバの顔面に投げつけた。 ジョルディ・アルバはやや大げさにピッチに倒れると、主審は迷うことなくクンデにレッドカード。一発退場となったが、試合は1-1のまま引き分けに終わった。 あからさまな報復行為にはSNS上のファンからも「いきなりドッジボール始まったんだが…」、「アルバの演技もわざとらしい」、「そこまで熱くなる場面か」、「顔面だからセーフ」と様々な反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】クンデが至近距離からアルバの顔面にボールを投げつける</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Jules Kounde gets a straight red for throwing the ball at Jordi Alba&#39;s face <a href="https://t.co/SjLC6yTdHv">pic.twitter.com/SjLC6yTdHv</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1473413368174182401?ref_src=twsrc%5Etfw">December 21, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.12.22 12:02 Wed
4

元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテが現役引退!スペインTVの生放送で発表

元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテ(37)が現役引退を表明したようだ。『フットボール・イタリア』がスペインのTV番組を引用して伝えている。 代表として2010年のワールドカップ(W杯)に出場するなど、通算24キャップのジョレンテは、2004年に下部組織から在籍したアスレティック・ビルバオでプロデビュー。その後は、ユベントスやセビージャ、スウォンジー、トッテナム、ナポリ、ウディネーゼといったクラブを転々。 直近では2021年10月にラ・リーガ2部のエイバルにフリーで加入し5年ぶりの母国復帰。そのエイバルでは、準主力として公式戦22試合に出場し2ゴール1アシストを記録したが、昨夏に契約満了で退団していた。 フリーの状態が続いていたジョレンテは、13日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのパリ・サンジェルマンvsバイエルンのコメンテーターとしてスペイン『Movistar Plus』の生中継に出演。 その席でジョレンテは「僕はハッピーで満足しているよ。6月にエイバルを去ってから8ヶ月間、サッカーの世界から離れ、今は自分の好きなものを見ているんだ」と語り、現状に満足していることを報告。 また、再びピッチに戻ることはあるかと問われると、「いや、ないね。今、僕はすべてをクリアにしている。僕はパデル(スペイン発祥のラケットスポーツ)で健康を維持しているんだ」と現役を続ける意思がないことを語った。 2023.02.17 01:30 Fri
5

昨季のEL制覇は“かりそめ”…衰退するセビージャ、ケガ人も多く37歳S・ラモスを酷使中

セビージャにはケガ人が非常に多い。スペイン『Relevo』が伝えている。 現在セビージャはラ・リーガで5勝9分け11敗の15位に低迷。昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇によってもたらされたチャンピオンズリーグ(CL)もグループステージ最下位で敗退…“お家芸”とも言える「3位→EL参戦→優勝」ルートに進めなかった。 振り返ると、セビージャは昨季から異変が起きている。 21世紀に入ってからラ・リーガで一度も下位(11位〜20位)フィニッシュがなかったにもかかわらず、昨季まさかの12位で、今季もここまで15位に沈む。 昨季序盤戦は2部リーグ降格圏に足を踏み入れるほど低迷し、ホセ・ルイス・メンディリバル監督の途中就任より戦術を「ポゼッション」から「ロングボール&速攻」にチェンジ…大胆な決断が通算7度目のEL制覇をもたらした。 しかし、今思えばこれも“かりそめ”。 メンディリバル登板は劇薬に過ぎず、対戦相手から研究・対策された結果、同監督は今季序盤戦で解任の憂き目に。欧州初指揮の前ウルグアイ代表指揮官、ディエゴ・アロンソ監督が後任となったなか、ラ・リーガ直近4試合で2勝2分けの無敗とはいえ、『Relevo』はある点を不安視する。 そう、セビージャは主力を中心にケガ人が非常に多いのだ。 DFネマニャ・グデリ、DFマルコス・アクーニャ、DFマルコン、DFタンギ・ニアンズ、MFエリク・ラメラ、MFルシアン・アグメ、FWドディ・ルケバキオ、FWマリアーノ・ディアス、FWルーカス・オカンポス アクーニャ、マルコン、マリアーノについては、ここ2〜3週間の間にケガから復帰して数試合で別の箇所を痛めたか再発。17日のバレンシア戦で途中交代した主軸アクーニャは筋断裂だという。 ケガ人の頻発により、37歳DFセルヒオ・ラモスも最終ラインでフル稼働せざるを得ない状況。前半戦は2〜3試合に1試合ベンチスタートだったが、昨年12月以降、出場停止1試合を除いて10試合連続でフル出場中だ。 理想的な11人、またはそれに近い11人を組むこともできない現状では、昨季からの低迷を脱却することも難しいか。少なくとも、もはやセビージャはラ・リーガの第二勢力とは言えない立ち位置にある。 2024.02.21 15:35 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly