ホアキン・コレアに自軍ファンがブーイング…移籍拒まれるインテルは補強進まず

2024.08.08 15:25 Thu
インテルの元アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)
Getty Images
インテルの元アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)
元アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)がインテルファンからブーイングを喰らう。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。

ラツィオ時代の活躍から一転、恩師シモーネ・インザーギを追いかけたインテルでキャリアが暗転し、アルゼンチン代表から完全フェードアウトすることになったJ・コレア。

昨季はマルセイユへレンタル放出され、「得点関与ゼロ」でミラノへ帰還。ジュゼッペ・マロッタ氏ら極めて優秀なインテルの補強班が獲得を後悔している存在こそJ・コレアと言われ、今夏中の売却が進められている。
しかし、選手本人は少なくとも残り1年となっている契約を全うする意向か。サウジアラビアから届いた複数の打診を、クラブ間交渉へ進む前に拒否したことが判明している。

そんなこんなで、今日現在もインテルの一員。
7日、インテルはミラノ近郊のモンツァでアル・イテハドとのプレシーズンマッチを戦い、先発出場のJ・コレアは何度か迎えたチャンスでシュートを枠へ飛ばせず。0-2敗戦の責任はJ・コレア…というわけではないが、インテリスタからはJ・コレアにブーイングが飛ばされた。

インテルはJ・コレアの売却計画が進まず、ジエリンスキやタレミらに続く新戦力の獲得へ本腰を入れられぬ状況。年俸も350万ユーロ(約5.6億円)と決して安くないJ・コレアだ。

ホアキン・コレアの関連記事

インテルは10日、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキの負傷を発表した。 ジエリンスキは8日にホームで行われ、3-2で逆転勝利したセリエA第28節モンツァ戦の70分から出場。そのわずか1分後、何も接触のないところで自ら右ふくらはぎを触って手を挙げ、ピッチに倒れ込むと、そのままFWホアキン・コレアと交代した。 2025.03.11 08:00 Tue
コッパ・イタリア準々決勝、インテルvsラツィオが25日に行われ、2-0でインテルが勝利した。 ラウンド16でウディネーゼを下したインテルと、ナポリを下したラツィオによる準決勝進出を懸けた一発勝負。 セリエAで首位に浮上したインテルは1-0で辛勝した3日前のジェノア戦のスタメンから7選手を変更。ラウタロ・マル 2025.02.26 06:57 Wed
インテルは22日、セリエA第26節でジェノアをホームに迎え、1-0で辛勝した。 前節ユベントスとのイタリア・ダービーでは勝利していれば首位浮上となるはずだったもののウノゼロで敗れた2位インテル(勝ち点54)は、テュラムと負傷のゾマーが欠場となり、ラウタロ・マルティネスと2トップを組んだのはホアキン・コレアとなった 2025.02.23 07:03 Sun
セリエA第25節、ユベントスvsインテルのイタリア・ダービーが16日に行われ、1-0でユベントスが勝利した。 前節コモ戦をデビューからセリエA3戦連発となるコロ・ムアニの2戦連続ドッピエッタで辛勝した5位ユベントス(勝ち点43)は、5日前のチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグのP 2025.02.17 06:45 Mon
インテルは10日、ドイツ人DFヤン・アウレル・ビセックの負傷を発表した。 今季ここまで公式戦21試合に出場しているビセックは、6日に行われたスーペル・コパ決勝のミラン戦にフル出場。しかし、この試合で左足を負傷すると、10日に受診した検査で左太ももの内転筋に張りがあることが判明した。 クラブは離脱期間について 2025.01.11 08:55 Sat

インテルの関連記事

インテルのシモーネ・インザーギ監督が30日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第30節ウディネーゼ戦を振り返った。 代表ウィーク前の前節アタランタ戦を制して首位を堅守したインテルは、FWラウタロ・マルティネスを負傷で欠いた中、12分に負傷明けのMFフェデリコ・ディマルコの左クロスからラウタロの代役FWマルコ 2025.03.31 11:15 Mon
セリエA第30節、インテルvsウディネーゼが30日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが2-1で勝利した。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節にアタランタとの上位対決を2-0で制した首位のインテル。週明けにコッパ・イタリア準決勝1stレグのデルビー・ディ・ミラノを控えるなか、10位のウ 2025.03.31 03:04 Mon
インテルが、スペツィアへレンタル移籍中のU-21イタリア代表FWフランチェスコ・ピーオ・エスポージト(19)との契約延長に動いているようだ。 長男のサルバトーレ、次男のセバスティアーノ共にインテルのユースで育ったフランチェスコは、2023年夏にサルバトーレの所属するセリエBのスペツィアに2年レンタルで加入。 2025.03.27 09:30 Thu
インテルのアルゼンチン代表ラウタロ・マルティネスとオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースが、週末のウディネーゼ戦を欠場するようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 ラウタロとダンフリースはともに、直近の代表メンバーに選出されていたが、インターナショナル・ブレークの初戦を前に辞退し、さらなる診断のためにミラノに戻っ 2025.03.25 10:30 Tue
2023-24シーズンのセリエA最優秀監督に贈られるパンキーナ・ドーロが24日に発表され、インテルのシモーネ・インザーギ監督(48)が初選出された。 パンキーナ・ドーロは、毎年恒例となっているイタリアサッカー界で監督に与えられる栄誉ある個人賞の一つ。同業者による投票により、年間最優秀監督が決定する。 202 2025.03.25 08:00 Tue

セリエAの関連記事

記事をさがす

ホアキン・コレアの人気記事ランキング

1

平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun
2

ホアキン・コレアに自軍ファンがブーイング…移籍拒まれるインテルは補強進まず

元アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)がインテルファンからブーイングを喰らう。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ラツィオ時代の活躍から一転、恩師シモーネ・インザーギを追いかけたインテルでキャリアが暗転し、アルゼンチン代表から完全フェードアウトすることになったJ・コレア。 昨季はマルセイユへレンタル放出され、「得点関与ゼロ」でミラノへ帰還。ジュゼッペ・マロッタ氏ら極めて優秀なインテルの補強班が獲得を後悔している存在こそJ・コレアと言われ、今夏中の売却が進められている。 しかし、選手本人は少なくとも残り1年となっている契約を全うする意向か。サウジアラビアから届いた複数の打診を、クラブ間交渉へ進む前に拒否したことが判明している。 そんなこんなで、今日現在もインテルの一員。 7日、インテルはミラノ近郊のモンツァでアル・イテハドとのプレシーズンマッチを戦い、先発出場のJ・コレアは何度か迎えたチャンスでシュートを枠へ飛ばせず。0-2敗戦の責任はJ・コレア…というわけではないが、インテリスタからはJ・コレアにブーイングが飛ばされた。 インテルはJ・コレアの売却計画が進まず、ジエリンスキやタレミらに続く新戦力の獲得へ本腰を入れられぬ状況。年俸も350万ユーロ(約5.6億円)と決して安くないJ・コレアだ。 2024.08.08 15:25 Thu
3

テュラムが左大腿内転筋を負傷…ミランとのスーペル・コッパ決勝にはコレアが先発か

インテルがFWマルクス・テュラムの負傷を発表した。 3日に行われたスーペル・コッパ準決勝のアタランタ戦に出場したテュラムだが、前半終了時に足を引きずりながらピッチを後にすると、ハーフタイムでFWメフディ・タレミと交代していた。 インテルの発表によれば、検査を受けたテュラムは左大腿内転筋に軽度の伸長があると診断されたとのことだ。 離脱期間などは明かされていないが、6日に行われるミランとの決勝戦を欠場することは確実となっている。 なお、イタリア『Calciomercato.com』によれば、決勝では準決勝で途中出場したタレミではなくFWホアキン・コレアを先発起用するとのことだ。 2025.01.05 08:00 Sun
4

イタリア・ダービーはユベントスがウノゼロ勝利、公式戦4連勝でPSVとのリターンマッチへ【セリエA】

セリエA第25節、ユベントスvsインテルのイタリア・ダービーが16日に行われ、1-0でユベントスが勝利した。 前節コモ戦をデビューからセリエA3戦連発となるコロ・ムアニの2戦連続ドッピエッタで辛勝した5位ユベントス(勝ち点43)は、5日前のチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグのPSV戦では2-1でやはり辛勝し、公式戦3連勝とした。そのPSVとのリターンマッチを3日後に控える中、4選手を変更。コープマイネルス、コンセイソン、ケフラン・テュラム、サヴォーナが先発となった。 一方、前節フィオレンティーナとの連戦でリベンジし勝利を取り戻した2位インテル(勝ち点54)は、負傷交代のテュラムがベンチスタートとなりラウタロと2トップを形成したのはタレミとなった。 インテルが圧力をかける展開で推移した中、19分に最初の決定機。バレッラのミートしなかったシュートをゴール前のタレミがバイシクルシュート。しかしGKディ・グレゴリオの好守に阻まれた。 守勢のユベントスは22分、ニコラス・ゴンサレスがGK強襲のシュートを放つと、二次攻撃からコンセイソンがカットインシュート。枠を捉えていたが、こちらもGKゾマーが好守で凌いだ。 互いに好機を一つずつ作った中、ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続くと、43分には右サイドを持ち上がったダンフリースがポスト直撃のシュートを浴びせたが、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、押し込む入りとしたユベントスがセットプレーからゴールに迫ったのに対し、インテルは62分に3枚替えを行いテュラムらを投入した。 それでも流れを渡さなかったユベントスが74分に均衡を破る。ボックス内でコロ・ムアニがDF4枚に囲まれながらも粘ってパスを送ると、受けたボックス右のコンセイソンがシュートを流し込んだ。 さらに76分、コープマイネルスがボックス右から決定的なシュートを放って追加点に迫ったユベントスだったが、ここはゴールライン前のダンフリースに好クリアで凌がれる。 追うインテルはホアキン・コレアとジエリンスキを投入するも、ユベントスが集中した守備でシャットアウト。会心のウノゼロ勝利で公式戦連勝を4に伸ばし、CL圏内の4位に浮上している。 ユベントス 1-0 インテル 【ユベントス】 フランシスコ・コンセイソン(後29) 2025.02.17 06:45 Mon
5

ラウタロの終盤弾でウノゼロ勝利のインテルが暫定首位浮上【セリエA】

インテルは22日、セリエA第26節でジェノアをホームに迎え、1-0で辛勝した。 前節ユベントスとのイタリア・ダービーでは勝利していれば首位浮上となるはずだったもののウノゼロで敗れた2位インテル(勝ち点54)は、テュラムと負傷のゾマーが欠場となり、ラウタロ・マルティネスと2トップを組んだのはホアキン・コレアとなった。 11位ジェノア(勝ち点30)に対し、立ち上がりから押し込んだインテルだったが、ジェノアの集中した守備の前に好機は作れずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、コレアに代えてタレミを投入したインテルが引き続き押し込む展開とするもやはり好機を生み出すには至らない状況が続く。 70分にようやくバレッラのミドルがバーに直撃する決定機を作ったインテルは78分に先制点。チャルハノールの左CKをラウタロがヘッドで押し込んだ。 これが決勝点となってインテルがウノゼロ勝利。明日試合を行うナポリをかわして暫定首位に浮上している。 インテル 1-0 ジェノア 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(後33) 2025.02.23 07:03 Sun

インテルの人気記事ランキング

1

インテル、セリエBでブレイク中の“エスポージト3兄弟”の三男フランチェスコと2030年まで契約延長か

インテルが、スペツィアへレンタル移籍中のU-21イタリア代表FWフランチェスコ・ピーオ・エスポージト(19)との契約延長に動いているようだ。 長男のサルバトーレ、次男のセバスティアーノ共にインテルのユースで育ったフランチェスコは、2023年夏にサルバトーレの所属するセリエBのスペツィアに2年レンタルで加入。 189㎝の大型FWは加入初年度からコンスタントに出場機会を得ると、セリエB全38試合(先発:17試合)に出場し3ゴールを記録。レンタル2年目を迎えた今季は、開幕からエースFWとして定位置を掴むと、ここまでリーグ戦27試合に出場し、得点ランク首位タイの14ゴールを記録している。 インテルとフランチェスコの契約は2027年6月までとなっているが、このタイミングで契約更新を打診。 イタリアの移籍市場に精通するマッテオ・モレット氏によると、新たな契約期間は2030年6月30日までで、年俸は100万ユーロ(1億6000万円)強で合意に近づいているとのことだ。 なお、セリエBでブレイク中のフランチェスコには、マンチェスター・ユナイテッドやレスター・シティなどイタリア国外からも関心を集めていた。 2025.03.27 09:30 Thu
2

インザーギ監督が2023-24シーズンのセリエA最優秀監督に選出!

2023-24シーズンのセリエA最優秀監督に贈られるパンキーナ・ドーロが24日に発表され、インテルのシモーネ・インザーギ監督(48)が初選出された。 パンキーナ・ドーロは、毎年恒例となっているイタリアサッカー界で監督に与えられる栄誉ある個人賞の一つ。同業者による投票により、年間最優秀監督が決定する。 2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)決勝までチームを導くも、マンチェスター・シティの前に敗れていたインザーギ監督。昨シーズンはセリエAで他を寄せ付けず、29勝6分け2敗で20度目の優勝を果たしていた。 初受賞したインザーギ監督は「多くの経験を積んだクラブでこの賞を受賞できたことは大きな誇りであり、同僚からの投票によって選ばれることは名誉なことだ」とコメントした。 なお、2位にはアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、3位には昨シーズンまでフィオレンティーナを率いていたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(現ボローニャ監督)が続いた。 2025.03.25 08:00 Tue
3

首位インテルがリーグ3連勝! 守勢の終盤を守護神ゾマーの活躍で凌ぎコッパのデルビーへ弾み【セリエA】

セリエA第30節、インテルvsウディネーゼが30日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが2-1で勝利した。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節にアタランタとの上位対決を2-0で制した首位のインテル。週明けにコッパ・イタリア準決勝1stレグのデルビー・ディ・ミラノを控えるなか、10位のウディネーゼ相手にリーグ3連勝を狙った。 インザーギ監督はこの一戦で先発4人を変更。サスペンションのバストーニ、負傷のダンフリース、ラウタロ・マルティネスに代えてダルミアン、ディマルコ、アルナウトビッチを起用したほか、バレッラに代えてフラッテージを起用した。 立ち上がりから相手を押し込んだインテルは、開始8分にボックス内での混戦からフラッテージに決定機もこぼれに反応した右足シュートは左ポストを叩く。 それでも、直後の12分には右サイドでのテュラムのキープを起点に左サイドへスムーズにサイドを変えると、最後はボックス中央でディマルコの丁寧な折り返しに反応したアルナウトビッチの左足シュートがゴール右隅に決まった。 鮮やかなチームプレーで先制に成功した首位チームは完全に試合の主導権を掌握。決定機には至らずも、相手陣内で多くの時間を過ごす。そして、前半半ば過ぎの29分には再び左サイドでの崩しからディマルコの折り返しに反応したフラッテージがゴール前に飛び込んで右足ダイレクトシュートをゴールネットに突き刺した。 その後、前半終盤にはゴール前のルッカにヘディングシュートを打たれて唯一の枠内シュートを記録されたが、攻守にウディネーゼを圧倒して試合を折り返した。 後半はよりリスクを冒して前に出たウディネーゼの攻撃を受ける形となったインテルは、速いタイミングで交代カードを切っていく。アルナウトビッチとフラテージ、ディマルコとゴールに絡んだ選手を下げてバレッラやビセックらをピッチに送り出した。 後半は省エネモードでうまく試合をペースダウンさせていたが、71分には中盤でボールを奪ったソレにそのままボックス付近まで運ばれて圧巻の右足ミドルシュートをゴール左隅に突き刺されて1点を返される。これで流れが変わると、直後にはボックス内のルッカに決定的なヘディングシュートを打たれるが、ここはGKゾマーのビッグセーブで凌いだ。 後半終盤にかけては幾度かあったカウンターチャンスをモノにできず、痺れる状況で6分が加えられたアディショナルタイムを迎えたインテル。そのなかでウディネーゼのセットプレーからボックス右のソレにあわやドッピエッタという決定機を許したが、ここはGKゾマーの再びのビッグセーブで事なきを得た。 そして、前半の楽勝ムードから一転して最後は薄氷を踏む形となったが、リーグ3連勝のインテルが週明けのミラン戦へ弾みを付けた。 インテル 2-1 ウディネーゼ 【インテル】 マルコ・アルナウトビッチ(前12) ダビデ・フラッテージ(前29) 【ウディネーゼ】 ウマル・ソレ(後27) 2025.03.31 03:04 Mon
4

ラウタロ&ダンフリースがウディネーゼ戦を欠場

インテルのアルゼンチン代表ラウタロ・マルティネスとオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースが、週末のウディネーゼ戦を欠場するようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 ラウタロとダンフリースはともに、直近の代表メンバーに選出されていたが、インターナショナル・ブレークの初戦を前に辞退し、さらなる診断のためにミラノに戻った。 『スカイ』によれば、その後の検査でラウタロは屈筋の肉離れ、ダンフリースはハムストリングに損傷が見つかったとのこと。 このケガにより、両者のウディネーゼ戦欠場が確定。同紙はラウタロはコッパ・イタリア準決勝1stレグのミラン戦での復帰が濃厚となっているが、ダンフリースはミラン戦とパルマ戦も欠場する見込みだと報じている。 2025.03.25 10:30 Tue
5

「審判に謝罪した」 薄氷の逃げ切り勝利で試合終盤に退席処分のS・インザーギ監督「最後にミスを犯した」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が30日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第30節ウディネーゼ戦を振り返った。 代表ウィーク前の前節アタランタ戦を制して首位を堅守したインテルは、FWラウタロ・マルティネスを負傷で欠いた中、12分に負傷明けのMFフェデリコ・ディマルコの左クロスからラウタロの代役FWマルコ・アルナウトビッチが先制弾を奪取。 さらに29分、またもディマルコの左クロスからMFダビデ・フラッテージが加点してリードを広げた。 後半、71分に1点を返されたインテルは終盤に守勢を強いられるも守護神ヤン・ゾマーが凌いで2-1の逃げ切り勝利。首位を堅守した。 S・インザーギ監督は試合終了間際に退席処分となったことをまず謝罪した。 「コレアへのファウルは明らかだったが取ってもらえず、その流れで与えたCKから失点しそうになった。アドレナリンは時々悪い影響を及ぼす。残念ながら次節はベンチに入れないだろう。最後にミスを犯した。審判に謝罪した」 試合については「前半は選手たちが素晴らしいプレーを見せ、2点のリード以上に値した。後半は失点するまでピンチはなかったが、ウディネーゼという常に興味深いプレーを見せてきた相手に対して終盤冷静さを欠いた」と、首位堅守も苦戦を認めていた。 2025.03.31 11:15 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly