バレンシアのブラジル人DFガブリエウ・パウリスタの夢「スペイン代表でユーロ出場を」
2020.12.10 15:15 Thu
バレンシアに所属するブラジル人DFガブリエウ・パウリスタが、夢のスペイン代表入りへ向けて大きな一歩を踏み出した。
ブラジル代表の招集歴はあるものの、出場経験はないため、スペイン代表デビューも可能に。クラブの公式インタビューで来夏に延期されたユーロ2020の出場を夢見ていることを明かした。
「この瞬間を長い間待ってたんだ。家族や友達も満足しているよ。これは僕の人生におけるもうひとつのステップだ。このままもっと成長していきたい」
「それ(スペイン代表)は僕の夢のひとつだ。上手くいけば、バレンシアのユニフォームを着ている間に叶えられるかもしれない。願わくばユーロに出たいと思っているよ」
「かなり遅いけどようやくこの日がやってきたよ」と言うように、11月に30歳の誕生日を迎えたガブリエウ。果たして来夏、ベテランDFはラ・ロハでユーロ出場の夢は叶えられるのだろうか。
PR
クラブによると、ガブリエウは9日にスペイン国籍を取得。ブラジルのサンパウロ出身の同選手は、2013年夏に母国ヴィトーリアから移籍したビジャレアルやアーセナルを経て2017年夏にバレンシアに加入し、ここまで公式戦134試合に出場してきた。ブラジル代表の招集歴はあるものの、出場経験はないため、スペイン代表デビューも可能に。クラブの公式インタビューで来夏に延期されたユーロ2020の出場を夢見ていることを明かした。
「それ(スペイン代表)は僕の夢のひとつだ。上手くいけば、バレンシアのユニフォームを着ている間に叶えられるかもしれない。願わくばユーロに出たいと思っているよ」
ガブリエウのスペイン代表デビューに関してはルイス・エンリケ監督も言及しており「監督の私にとっては朗報だ。代表に呼べるワールドクラスの選手が多ければ多いほど良いからね」と初招集を示唆している。
「かなり遅いけどようやくこの日がやってきたよ」と言うように、11月に30歳の誕生日を迎えたガブリエウ。果たして来夏、ベテランDFはラ・ロハでユーロ出場の夢は叶えられるのだろうか。
PR
ガブリエウ・パウリスタの関連記事
バレンシアの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
ガブリエウ・パウリスタの人気記事ランキング
1
アトレティコが4名の退団発表…ナポリと交渉中のエルモソやメンフィスら
アトレティコ・マドリーは30日、元スペイン代表DFマリオ・エルモソ(29)、オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)、元ブラジル代表DFガブリエウ・パウリスタ(33)、元スペイン代表FWビトロ(34)の契約満了による退団を発表した。 エルモソは2019年7月にエスパニョールから加入。左サイドバックとセンターバックをこなし、在籍5シーズンで公式戦通算174試合に出場、10ゴールを記録した。 メンフィスは2023年1月にバルセロナから移籍。度々ケガに悩まされながらも1年半で公式戦40試合に出場し、13ゴールを記録している。 ガブリエウは2024年1月、契約上、出場機会を与えられないことが危惧されたバレンシアとの契約を解除して加入。ラ・リーガで5試合に出場した。 ビトロは2023年5月、レンタル先のラス・パルマスで右ヒザの慢性的な痛みに悩まされ、手術を決行。アトレティコにレンタルバックした2023-24シーズンはメンバー入りがなかった。 アトレティコにはセビージャから移籍した2017年7月より在籍。当時アトレティコが国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受けていた影響で直後に古巣のラス・パルマスへレンタル移籍となり、その後も2度のレンタル移籍がありつつ、クラブ通算101試合7得点の成績を残している。 なお、ガブリエウはベシクタシュと3年契約を締結。エルモソはナポリとの交渉が取り沙汰されており、メンフィスはPSV復帰の噂を否定していた。 2024.06.30 22:34 Sunバレンシアの人気記事ランキング
1
名将アンチェロッティにとっても「前例のないこと」 ベリンガムの幻ゴール&退場に異議
レアル・マドリーが2日に敵地で行われたラ・リーガ第27節のバレンシア戦を2-2で引き分けた。 首位を走るレアル・マドリーは27分、30分の連続失点から、ヴィニシウス・ジュニオールの2ゴールで試合を振り出しに。90+9分には左CKの流れから、復帰戦のジュード・ベリンガムがヘッドでネットを揺らしたが、その直前にヘスス・ヒル・マンサーノ主審が試合終了のホイッスルを吹いてカウントされなかった。 レアル・マドリーの選手たちは納得がいかず、すかさず猛抗議に転じたが、そうした声も届かず。しかも、抗議した1人のベリンガムは一発退場とさらに後味の悪い結末に。スペイン『マルカ』によると、長きにわたり、指揮官を務めるカルロ・アンチェロッティ監督も前代未聞の出来事だったようで、不信感を募らせた。 「前例のないことだ。我々はリバウンドの後もボールを保持した。バレンシアがボールを持っていれば終わらせるべきだったがね。それ以上は言うことなしだ。私にとっても、一度も経験したことがないこと。バレンシアのGKがボールを弾いたときに笛を吹いたのであれば、それで構わないが、彼は続けたし、我々はボールを保持した。あれは間違いだったと思う」 一方で、ベリンガムの退場についても「彼は『クソみたいなゴール』だと言ったが、侮辱的なものだったわけじゃない」とフォローし、こうも続けている。 「彼は(『クソみたいなゴール』と)はっきり言った。ゴール後に激しく詰め寄ったが、あのようなことが起これば当然だ。ただ、侮辱ではなかった。彼らが議事録に何を書くか見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】ベリンガムが90+9分にネットを揺らすも…直前の試合終了ホイッスルでノーカウント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>まさかの結末...<br>\<br><br>後半AT、ベリンガムが劇的ゴールを挙げたに思われたが<br>その直前にまさかの終了のホイッスル...<br>得点は認められず、マドリーは勝ち点1にとどまる結果に<br><br>ラ・リーガ第27節<br>バレンシア ×レアル・マドリード<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中 <a href="https://t.co/uB9qCt6Zof">pic.twitter.com/uB9qCt6Zof</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1764105259654463515?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.03 09:40 Sun2
「僕の人生を変えてくれた」リバプールに来季加入発表のママルダシュヴィリ、1年留まるバレンシアに感謝の言葉「もう1年、最大限の力を尽くす」
リバプールへの完全移籍が発表されたジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが、1年レンタルで留まることになるバレンシアのファンへメッセージを投稿した。 ママルダシュヴィリは2021年にディナモ・トビリシからバレンシアへ移籍すると、加入2年目から守護神の座を確保。ここまでラ・リーガ95試合出場で28度のクリーンシートを達成しており、リーグを代表するGKとして評価を高めている。 そんなママルダシュヴィリには、アルネ・スロット監督が新たに就任したリバプールが接触。数週間にわたる交渉の末、27日にリバプールへの完全移籍が正式発表された。 ただし、リバプールは絶対的な守護神であるGKアリソン・ベッカーが健在なこともあり、ママルダシュヴィリは1年レンタルの形でバレンシアに残留することに。リバプール加入は2025-26シーズンからの予定となっている。 移籍が発表されるも引き続きバレンシアでプレーすることが決まったママルダシュヴィリ。自身の公式インスタグラムを更新しており、バレンシアファンに向けた感謝を綴りつつ、残り1年全力を尽くすと誓っている。 「このメッセージは、みんなへの感謝の言葉から始めたいと思う。みんなの無条件のサポートは、バレンシアでの3年間、常にモチベーションと喜びの源だった。毎試合、毎回のトレーニング、そしてみんなと分かち合った一瞬一瞬が、僕にとって忘れられない経験だ。これはいつも胸に刻んでいる」 「僕に与えてくれたすべてのものに対して、感謝の気持ちを表現するには言葉が足りない。バレンシアは、僕の人生にとってなくてはならない存在だ。バレンシアこそ僕のキャリアの基盤で、人生を変えてくれた。だから、僕はもう1年ここに残り、チームのため最大限の力を尽くすと決めたんだ」 「今年がとても難しい年になることはみんなわかっている。だから、これまでと同じように最後まで競争し、戦わなければならない」 2024.08.28 10:10 Wed3
アトレティコが快勝で今季初の連勝! ギャラガー&アルバレス初ゴールにグリーズマンが2点目【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第5節、アトレティコ・マドリーvsバレンシアが15日にシビタス・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが3-0で勝利した。 今シーズンここまで2勝2分けのアトレティコは今季初の連勝を懸け、1分け3敗で最下位に沈むバレンシアとのホームゲームに臨んだ。インターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節のアスレティック・ビルバオ戦を試合終盤の劇的なゴールによってウノセロで勝ち切った中、シメオネ監督は先発4人を変更。守護神オブラクが復帰したほか、アルバレスに代えてセルロートをグリーズマンの相棒に据えた。 立ち上がりからアトレティコが圧倒的にボールを握ったものの、互いにトランジションを強調した縦に速い攻撃を軸にオープンな攻防を繰り広げていく。 なかなか決定機まで持ち込めないホームチームだったが、20分過ぎに続けて背後へ良いタイミングで抜け出したセルロートがGKママルダシュヴィリとの一対一という決定機を作り出すと、以降もウイングバックの攻撃参加から惜しい場面を幾度も創出した。 そして、ゴールを予感させる攻撃が続く中、コルチョネロスは鮮やかな崩しから前半のうちに先制に成功する。 39分、相手陣内中央でルーズボールを収めたセルロートを起点にカウンターに持ち込むと、左サイドのグリーズマンからペナルティアーク付近でボールを受けたデ・パウルが右のジョレンテを使わずに内側でゴール前への飛び出しを見せたギャラガーへDFの股間を抜く完璧なラストパスを供給。これをイングランド代表MFが難なく右隅へ流し込んだ。 デ・パウルの芸術的なアシストからギャラガーのラ・リーガ初ゴールによって1点リードで試合を折り返したアトレティコ。後半は立ち上がりにハビ・ゲラの際どいミドルシュートで冷や汗をかいたが、早い時間帯に追加点を奪い切る。 54分、相手陣内右サイドのスローインの流れからジョレンテが右足アウトを使った絶妙なクロスを上げると、ファーのリーノが肩付近に当てて浮き球で折り返したボールをゴール前のグリーズマンがスライディングしながら抑えの利いた左足ボレーで流し込んだ。 この2点目で大きく勝利に近づくと、60分過ぎにはセルロートとデ・パウルを下げてアルバレス、アンヘル・コレアを、67分にはリーノに代えてリケルメを続けて投入。週明けのRBライプツィヒ戦を意識したメンバー交代も行っていく。 互いに交代枠を使い切った終盤は一矢報いたいバレンシアとポジション奪取へ結果がほしいアトレティコのアタッカー陣が貪欲にゴールを目指した中、後半ラストプレーではカウンターからボックス内に持ち込んだリケルメの折り返しのこぼれをアルバレスが左足で押し込み、ギャラガーに続き待望の初ゴールを挙げた。そして、不振のバレンシアに完勝のアトレティコが今季初の連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 3-0 バレンシア 【アトレティコ】 コナー・ギャラガー(前39) アントワーヌ・グリーズマン(後9) フリアン・アルバレス(後49) 2024.09.16 06:00 Mon4
ギャラガー&アルバレスの新加入勢ゴールに4戦連続無失点 シメオネ監督「それぞれのチームが各々のやり方でいる選手に応じて…」
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が振り返った。スペイン『マルカ』が報じている。 アトレティコは15日のラ・リーガ第5節でバレンシアとホームで対戦。コナー・ギャラガー、アントワーヌ・グリーズマン、フリアン・アルバレスにゴールが生まれると、守っては4戦連続のクリーンシートで3-0と勝利した。 強みの堅守が光るが、今季初連勝で開幕5戦無敗のアトレティコ指揮官はこう評している。 「私はフットボールをよく観るが、(マンチェスター・)シティやバルセロナを除いて、ハイラインでプレスをかけたり、ピッチの高い位置で守備をしてくるチームはほとんどいない。大半のチームが引いて、後ろからクオリティを発揮していく。それぞれのチームが各々のやり方で、いる選手に応じて、自分たちに最も合ったものを探している」 また、ゴールを決めたギャラガーとアルバレスの新加入勢にも言及。ギャラガーについては必要としたタイプの中盤と話す。 「彼は勤勉な選手だが、クオリティがあって、2列目からの飛び出しも良く、すべてのボール際に全力を尽くすのを止めない。彼は多くの熱意を持ってやってきたし、我々もそういうタイプの選手を中盤に必要としている。それが我々をより良くしてくれるからね」 そして、新たな点取り屋として加入のアルバレスには今後の量産をさらに期待した。 「チームメイトが彼を祝福する様子やスタジアムの歓声はあのゴールの重要性を物語るものだった。我々の誰もが彼のゴールを必要としていたし、あれがこれから多く決めるであろうゴールの最初になってくれたらと思う」 2024.09.16 12:50 Mon5