3戦目にして出番巡り、突破に貢献! 木村誠二「個人的にも序列を絶対に上げてやると…」
2022.06.10 18:15 Fri
U-21日本代表DF木村誠二(モンテディオ山形)が振り返っている。
AFC U-23アジアカップに参戦中のU-21日本は9日、グループD第3節でU-23タジキスタン代表と対戦。引き分け以上で突破が決まったが、しっかりと3-0の勝利で飾り、2勝1分けのグループ2位で準々決勝進出を決めた。
3度もVARに振り回され、しかも2試合連続の退場者と逆境に晒されながら勝ち切った一戦。左センターバックでフル出場の木村も「もう少しゴールがほしかったけど、そんなに悪くない試合運びができた」と胸を張った。
個人の出来にも「相手はちょっと苦しくなると、前にボールを蹴ってくるという情報があった」とした上で右センターバックのDF馬場晴也とリスク管理しつつ、「基本的にうまく対応できた」と振り返っている。
そんな木村だが、今大会3試合目にしてようやく巡った出番。追加招集という形での代表参加もあって、プレー機会を得た際はチームの結果に繋がる活躍はもちろん、個人としても燃えるものがあったと話す。
「1戦目、2戦目で出番がなかったのは(大岩剛)監督がメンバーを決めることだし、仕方ないけど、出番が来たときにしっかりと自分のプレーをしようという思いだった」
そして、一戦必勝の今後にも「次からは負けたら終わり。引き分けもなくて、ゴールを決めないといけない」と切り出し、日本と因縁深いU-23韓国代表が相手になる12日の準々決勝に向けた心境を語った。
「攻撃にもっと厚みを出していかないといけないし、後ろの選手はしっかりとリスク管理をする必要がある。まず失点しないのは勝つための絶対条件。後ろの選手としては試合に出る、出ないに関わらず、声をかけ続けて強固な守備を築けるようにしたい」
AFC U-23アジアカップに参戦中のU-21日本は9日、グループD第3節でU-23タジキスタン代表と対戦。引き分け以上で突破が決まったが、しっかりと3-0の勝利で飾り、2勝1分けのグループ2位で準々決勝進出を決めた。
3度もVARに振り回され、しかも2試合連続の退場者と逆境に晒されながら勝ち切った一戦。左センターバックでフル出場の木村も「もう少しゴールがほしかったけど、そんなに悪くない試合運びができた」と胸を張った。
そんな木村だが、今大会3試合目にしてようやく巡った出番。追加招集という形での代表参加もあって、プレー機会を得た際はチームの結果に繋がる活躍はもちろん、個人としても燃えるものがあったと話す。
「追加招集は最初の選考から外れているということ。呼ばれたからにはしっかりとチームのために頑張りたかったし、個人的にも序列を絶対に上げてやるという気持ちで来た」
「1戦目、2戦目で出番がなかったのは(大岩剛)監督がメンバーを決めることだし、仕方ないけど、出番が来たときにしっかりと自分のプレーをしようという思いだった」
そして、一戦必勝の今後にも「次からは負けたら終わり。引き分けもなくて、ゴールを決めないといけない」と切り出し、日本と因縁深いU-23韓国代表が相手になる12日の準々決勝に向けた心境を語った。
「攻撃にもっと厚みを出していかないといけないし、後ろの選手はしっかりとリスク管理をする必要がある。まず失点しないのは勝つための絶対条件。後ろの選手としては試合に出る、出ないに関わらず、声をかけ続けて強固な守備を築けるようにしたい」
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4
ザッケローニは総勢77名の日本代表を招集!
▽3月5日にキリンチャレンジカップ2014 ニュージーランド戦を控えたザックジャパン。ニュージーランド戦は、ブラジルワールドカップ本大会のメンバー発表前最後の試合となるため、本大会を目指す選手にとっては大事なアピールの場となる。<br/><br/>▽超ワールドサッカーでは、ニュージーランド戦に臨むメンバー発表に向けアンケートを実施予定(有料版のみとなります)。それに先駆け、これまでにザッケローニ監督が招集してきたメンバーを調査した。<br/><br/>▽招集から最も遠ざかっているのは、代表復帰待望論も囁かれているDF闘莉王、そして現在はポルトガル2部のポルティモネンセに所属するFW金崎の2名だ。その他、MF阿部、FW森本など、2010年南アフリカワールドカップに招集されたメンバーや、昨シーズンのJリーグ得点王でもあるFW大久保、Jリーグ2連覇を果たした広島のエースであるFW佐藤なども 2012年を最後に招集されていない。ザッケローニ監督が招集した全77名の選手は以下の通り。<br/><br/>GK 東口順昭 2011/8/4<br/>GK 山本海人 2012/2/25<br/>GK 林卓人 2013/7/15<br/>GK 川島永嗣 2013/11/7<br/>GK 西川周作 2013/11/7<br/>GK 権田修一 2013/11/7<br/><br/>DF 田中マルクス闘莉王 2010/9/30<br/>DF 永田充 2010/12/24<br/>DF 安田理大 2011/11/1<br/>DF 近藤直也 2012/2/17<br/>DF 岩政大樹 2012/8/30<br/>DF 水本裕貴 2013/1/31<br/>DF 栗原勇蔵 2013/7/15<br/>DF 槙野智章 2013/7/15<br/>DF 森脇良太 2013/7/15<br/>DF 徳永悠平 2013/7/15<br/>DF 鈴木大輔 2013/7/15<br/>DF 千葉和彦 2013/7/15<br/>DF 駒野友一 2013/8/8<br/>DF 長友佑都 2013/11/7<br/>DF 内田篤人 2013/11/7<br/>DF 伊野波雅彦 2013/11/7<br/>DF 今野泰幸 2013/11/7<br/>DF 吉田麻也 2013/11/7<br/>DF 酒井宏樹 2013/11/7<br/>DF 酒井高徳 2013/11/7<br/>DF 森重真人 2013/11/7<br/><br/>MF 本田拓也 2011/3/18<br/>MF 関口訓充 2011/5/27<br/>MF 西大伍 2011/5/27<br/>MF 柴崎晃誠 2011/5/27<br/>MF 松井大輔 2011/8/4<br/>MF 阿部勇樹 2012/2/17<br/>MF 磯村亮太 2012/2/17<br/>MF 柴崎岳 2012/2/17<br/>MF 谷口博之 2012/2/17<br/>MF 柏木陽介 2012/2/25<br/>MF 増田誓志 2012/2/25<br/>MF 長谷川アーリアジャスール 2012/5/18<br/>MF 藤本淳吾 2012/8/9<br/>MF 中村憲剛 2013/6/7<br/>MF 高萩洋次郎 2013/7/15<br/>MF 扇原貴宏 2013/7/15<br/>MF 青山敏弘 2013/8/29<br/>MF 遠藤保仁 2013/11/7<br/>MF 長谷部誠 2013/11/7<br/>MF 細貝萌 2013/11/7<br/>MF 本田圭佑 2013/11/7<br/>MF 乾貴士 2013/11/7<br/>MF 香川真司 2013/11/7<br/>MF 清武弘嗣 2013/11/7<br/>MF 高橋秀人 2013/11/7<br/>MF 山口蛍 2013/11/7<br/><br/>FW 金崎夢生 2010/9/30<br/>FW 興梠慎三 2011/5/27<br/>FW 家長昭博 2011/8/4<br/>FW 田中順也 2012/2/17<br/>FW 久保裕也 2012/2/17<br/>FW 石川直宏 2012/2/17<br/>FW 大久保嘉人 2012/2/17<br/>FW 李忠成 2012/2/25<br/>FW 森本貴幸 2012/5/24<br/>FW 宮市亮 2012/10/4<br/>FW 佐藤寿人 2012/10/4<br/>FW 宇佐美貴史 2012/11/5<br/>FW 大津祐樹 2013/3/1<br/>FW 東慶悟 2013/5/23<br/>FW 前田遼一 2013/6/7<br/>FW 原口元気 2013/7/15<br/>FW 山田大記 2013/7/15<br/>FW 豊田陽平 2013/8/8<br/>FW 工藤壮人 2013/8/29<br/>FW ハーフナー・マイク 2013/10/3<br/>FW 齋藤学 2013/10/3<br/>FW 岡崎慎司 2013/11/7<br/>FW 大迫勇也 2013/11/7<br/>FW 柿谷曜一朗 2013/11/7<br/><br/>※左からポジション、名前、最終招集日<br/>※合宿のみの招集やケガで辞退した選手は含まない 2014.02.21 11:30 Fri5