バレンシアファンの新婚夫婦がシンガポールでパスポート没収、オーナーへの抗議活動が問題視

2024.10.09 22:25 Wed
【写真】クエスタさんがシンガポールの様々な場所で抗議バナーを掲げる





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レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が5日にホームで行われ、1-2で敗れたラ・リーガ第30節バレンシア戦後に会見でコメントした。 首位バルセロナを3ポイント差で追う2位マドリーが3日後にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのアーセナル戦を控える中、15位バレンシアをサンチャゴ・ベルナベウに迎えた一戦。 2025.04.06 10:00 Sun

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「補強してくれ」バレンシア指揮官が我慢の限界か「お望みなら全て破壊してやる」

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近年低迷目立つバレンシアが会長交代! 筆頭株主の息子、キアット・リム氏が就任

バレンシアは3日、キアット・リム氏(31)が新会長に就任することを発表した。3月5日に正式に就任することとなる。 キアット・リム氏は、バレンシアの筆頭株主であるピーター・リム氏の息子。2022年からクラブのディレクターを務めていた。 クラブの会長はレイフーン・チャン女史が2期3年間務めていたが、キアット・リム氏が引き継ぐこととなる。 バレンシアはピーター・リム氏の杜撰な経営問題があり、近年は大きく低迷。ただ、クラブを売却する気はなく、息子に託していくことになった。 クラブは声明で「彼の任命は、クラブに対する確固とした長期的なコミットメントを示すものであり、クラブの安定性と将来に向けた堅実なプロジェクトの構築に対するコミットメントを強化するものです」としている。 また、これまで会長を務めたレイフーン・チャン氏もコメントしている。 「当社の筆頭株主の息子であるキアット・リム氏にバトンを渡すことができてうれしく思います。この任命は、クラブとその将来に対するクラブの継続的な取り組みを明確に示すものです」 「また、私がこの役職に就いている間、サポートをしてくださったファンやクラブ関係者の皆様に心から感謝の意を表したいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】バレンシアの新会長に就任するキアット・リム氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">COMUNICADO OFICIAL: KIAT LIM, NUEVO PRESIDENTE DEL VALENCIA CF</p>&mdash; Valencia CF (@valenciacf) <a href="https://twitter.com/valenciacf/status/1896558908849926653?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.03 23:45 Mon
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バレンシアに忠誠誓うガヤ、今夏ソシエダ行きを拒否「ここで1つのタイトルを獲りたい」

スペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤ(28)がバレンシア愛を貫いた。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン屈指の左サイドバックであるガヤ。スペイン代表として臨むはずだったカタール・ワールドカップ(W杯)はケガで開幕直前に離脱することとなってしまったが、9月の代表ウィーク2試合ではいずれも先発出場している。 クラブキャリアでは下部組織時代から地元のクラブであるバレンシア一筋。現在はキャプテンを務め、28歳にして通算332試合出場を誇り、今シーズンのラ・リーガ6試合に全て先発出場。27日の第7節ではレアル・ソシエダと対戦する。 『Relevo』によると、ソシエダは今夏チャンピオンズリーグ(CL)参戦を見据えて積極補強に動き、ガヤの獲得にも本腰を入れていたとのこと。バレンシアと移籍金1000万ユーロ(約15億7000万円)で交渉をまとめていたとのことだ。 ところが、バレンシア一筋のキャプテンはソシエダ行きをキッパリ拒否。2000年代初頭の輝きはどこへやら、中国系シンガポール人オーナー、ピーター・リム氏の元で年々下降線を辿るバレンシアだが、ガヤにとってバレンシア愛に勝るものは何もないようだ。 ガヤは過去にもバルセロナやレアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、ウェストハムなどからの打診を拒否したとされ、その友人は『Relevo』の取材でガヤが「他クラブで15のタイトルを獲るより、バレンシアで1つのタイトルを獲りたい」と語っていると明かしている。 なお、ガヤを断念したソシエダはアーセナルからスコットランド代表DFキーラン・ティアニーをレンタル移籍で獲得している。 2023.09.27 21:10 Wed
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「今こそ応援してくれ」ついにラ・リーガ最下位転落のバレンシア…指揮官は怒れるファンにサポートを訴え「全員が団結する時」

バレンシアのルベン・バラハ監督が、困難な状況下でファンにサポートを求めた。スペイン『アス』が伝えている。 今シーズン、ラ・リーガで降格圏に沈むなど苦しい時期を過ごしているバレンシア。21日に行われたラ・リーガ第10節、ホームに同じく降格圏のラス・パルマスを迎えての一戦は前半にペペルのPKで先制するもその後3失点で逆転されると、アディショナルタイムにセサル・タレガが1点を返すのが精いっぱいであり、2-3で敗れた。 この結果、ついにバレンシアはラ・リーガ最下位に転落。名門の凋落ぶりにはファンのフラストレーションも頂点に達しており、ラス・パルマス戦ではスタジアム外でオーナーのピーター・リム氏に対する抗議活動が行われるなど、クラブを取り巻く空気は悪化する一方だ。 試合後、バラハ監督は苦しい状況だからこそファンのサポートが必要だと訴え。自分はあくまで指揮官として、結果を改善させることのみに集中していくとコメントしている。 「我々のファンは賢く、チームを応援することが最も重要であると知っているはずだ。もっとも重要なのは、選手たちがファンのサポートがあると感じられることだろう。みんなが疲れているのは理解するが、今こそ応援する時なんだ」 「私は監督として、選手たちの現状を目の当たりにしており、彼らがイライラしているのは事実だ。これを好むかって?もちろん違うと我々は主張し続けなければならない」 「選手たちには落ち着いてプレーしてほしいし、冷静さを取り戻す必要がある。今は全員が団結する時だ。バレンシアが常にそうであったように、共に戦うクラブでなければならない」 「(オーナーの側に立つのかという質問に対して)私に何ができる?この質問は、他の人物のためになるだろう。別に誰かの味方をする必要はない。私はプレシーズン中から、投資がなければ競争に勝つのは難しいとコメントしてきた。だが、私はチームからベストを引き出すためここにいる。その他の状況には左右されない」 2024.10.22 13:50 Tue
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2試合未消化も最下位低迷のバレンシア、バラハ監督解任を検討か…

ラ・リーガで最下位に低迷するバレンシアが、ルベン・バラハ監督(49)の解任を検討しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 悪名高いオーナー、ピーター・リムの下、今シーズンも目立った補強はなくカンテラーノを中心に据えた陣容で苦しい序盤戦を過ごすバレンシア。10月末には同地を襲った深刻な豪雨洪水被害の影響もあるなか、2試合未消化のチームは2勝4分け9敗の最下位に低迷する。 13日に行われたラ・リーガ第17節では試合前に最下位だったバジャドリーとの下位対決で0-1の敗戦。これでリーグ戦3連敗となった。 これまでは同じくピーター・リムの被害者である指揮官に対して、サポーターも擁護の姿勢を示してきたが、ここ最近の低調なパフォーマンスによってその考えを徐々に変え始めているという。 そして、クラブ幹部は18日に控える18位のエスパニョールとの下位対決を前にバラハ監督の解任を検討しているという。最終的な決断はオーナーに託されるが、次節も結果を残せない場合、今年中に解任に踏み切る可能性は高いようだ。 現役時代にスペイン代表MFとしてロス・チェで活躍したレジェンドは、現役引退後にバレンシアU-19チーム監督、バレンシアBの暫定監督も務めた。 その後、いくつかの国内クラブの指揮を経て、2023年2月に降格圏に沈んだ古巣の指揮官に就任。1年目は見事に残留に導き、昨シーズンもチームは9位フィニッシュとなっていた。 2024.12.14 20:00 Sat

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ジョルディ・アルバがインテル・マイアミと2027年まで契約延長!

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1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.27</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2003-2004シーズン/バレンシア 〜ベニテスの堅守速攻〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2003-04valencia.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ラファエル・ベニテス(43) 獲得タイトル:リーガエスパニョーラ、UEFAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">2冠達成</div> 当時のバレンシアの監督は、就任3年目のラファエル・ベニテスだった。2001-02シーズンにバレンシアに招へいされたベニテスは、1年目にして約30年ぶりとなるリーガエスパニョーラ制覇を達成。メンディエタやキリ・ゴンサレスを擁して2000年から2シーズン連続でCLファイナリストとなったエクトル・クーペルがつくった堅守速攻のチームをベースとしたベニテスは、サポーターが待ち望んでいたタイトルを獲得した。 2003-04シーズンは、リーガエスパニョーラで第2節から第7節まで6連勝するなど好スタートを切った。中盤戦以降は、バルセロナ、レアル・マドリー、デポルティボと熾烈な優勝争いを繰り広げたが、第27節でデポルティボを3-0で下したのをキッカケに、そこから6連勝と勢いに乗る。そして、最終的には2位バルセロナに勝ち点5差をつけて、71得点27失点という素晴らしい成績で、2年ぶり6度目の優勝を達成した。なお、リーガでは、2013-14シーズンにアトレティコ・マドリーが優勝するまで、このシーズンのバレンシアが、レアル・マドリードとバルセロナ以外で最後に優勝したチームであった。 また、UEFAカップでは、決勝トーナメントでボルドーやビジャレアルを撃破し、決勝に進出。マルセイユとの決勝では、ビセンテとミスタのゴールによって2-0で勝利し、見事に戴冠を果たした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ソリッドな守備+a</div> 前述したように、チームのベースはクーペル時代からの堅守速攻。ただ、ベニテスは、ワントップのクラウディオ・ロペスやカリューをスペースに走らせていたクーペル時代よりも、ストライカーも含めてショートパスを繋ぐスタイルを意識していた。 守護神は安定感抜群のカニサレスが務め、アジャラがまとめる最終ラインは大きく崩れることはなかった。中盤の底には、バレンシアお馴染みの“バラハ&アルベルダ”。2人のコンビネーションは抜群だった。右サイドには、メンディエタほどの輝きはなかったものの、攻守に堅実なルフェテを配置。左サイドのビセンテは、キレ味鋭いドリブルが持ち味だった。 システムは4-2-3-1と4-4-2を併用。4-2-3-1の場合は、ワンタッチプレーでアクセントを付けるアイマールがトップ下を務め、2トップの場合は縦への推進力があるアングーロがミスタとコンビを組むパターンが多かった。 2000年代前半のバレンシアの問題点だったのが、エース不在による得点力不足。しかし、このシーズンはミスタが19ゴールを挙げる活躍を披露。ビセンテも2桁ゴールを記録し、強固な守備組織を有するチームのなかで、得点力が大幅にアップしたのが2冠達成の最大の要因となった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFロベルト・アジャラ (30)</span> アルゼンチン代表として115試合に出場した名センターバック。加入した2000年以降、バレンシアの最終ラインの中心となり、2度のリーガ優勝やCL決勝進出に多大な貢献を果たした。177cmとセンターバックとしては小柄ながらも、驚異的なジャンプ力を誇り、空中戦に無類の強さを誇った。UEFAカップの決勝では、当時マルセイユに所属していたドログバを、まるで子ども扱い。売り出し中のストライカーを完璧に抑えきり、優勝の立役者となった。 2019.04.16 22:00 Tue
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ベティスが伝説ホアキンの有終の美飾る17年ぶり3度目の優勝! PK戦の末にバレンシアを撃破《コパ・デル・レイ》

コパ・デル・レイ決勝、レアル・ベティスvsバレンシアが23日にエスタディオ・オリンピコ・セビージャで行われ、1-1のスコアで120分間の戦いが終了。PK戦を5-4で制したベティスが17年ぶり3度目の優勝を果たした。 2004-05シーズン以来3度目の優勝を目指すベティスは、宿敵セビージャやレアル・ソシエダ、ラージョを破って決勝進出。直近のラ・リーガでは2試合未勝利とやや失速傾向にある中、今回の大一番ではフェキルやフアンミ、カナレス、ギド・ロドリゲスらベストメンバーをスタメンに並べた。 一方、2018-19シーズン以来9度目の優勝を目指すバレンシアはやや組み合わせにも恵まれ、カディス、アスレティック・ビルバオといったプリメーラ勢を退けてファイナル進出を決めた。現在、ラ・リーガでは4戦未勝利の10位と自力でのUEFAコンペティション出場は絶望的な状況となっており、今大会を制して来季ヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にしたいところ。ボルダラス監督は直近のビジャレアル戦で温存したガヤやギジャモン、ゴンサロ・ゲデスら主力を復帰させた。 先に失点したくないこともあり、互いに試合の入りは慎重となったが、ベティスが早い時間帯にゴールをこじ開ける。後方からのビルドアップで右サイドにボールを展開すると、ハーフスペースを持ち上がったフェキルからタッチライン際を疾走するベジェリンにスルーパスが繋がる。ここでベジェリンが鋭いクロスを供給すると、ゴール前でDF2枚の間に入り込んだボルハ・イグレシアスが強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。 早々にスコアが動いたことで、試合はここから球際でバチバチとやり合う肉弾戦に。主審がコンタクトプレーに対して比較的流し気味のレフェリングを見せたことで、バレンシアがアフター気味にガツガツと行くと、ベティスもフェキルやGKブラーボらが応戦。試合は荒れ模様の展開となった。 そういった中、30分にはバレンシアがワンチャンスを生かして追いつく。自陣でのディアカビのボール奪取からカウンターに転じると、中央を持ち上がったイライクスがオフサイドラインぎりぎりで背後を狙うウーゴ・ドゥロの動き出しを見て相手DF2枚の間を抜く絶妙なスルーパスを通す。そのままボックス内に侵入したウーゴ・ドゥロはGKブラーボの寸前で絶妙なチップキックを流し込んだ。 1-1のタイに戻った試合はベティスが70%近いボール支配率でゲームをコントロールしつつ、バレンシアも2トップを起点に鋭いカウンターで応戦。互いに決定機まであと一歩という際どい攻防を繰り広げる。43分にはボックス右でボールを持ったカナレスが左足を振り抜くと、相手DFにディフレクトしたボールがゴール右隅に向かうが、これは惜しくもポストを叩いた。 1-1で折り返した後半は球際の勝負で優位に立つバレンシアがペースを握るが、ベティスも最後のところでやらせず。前半のように早い時間帯にスコアは動かない。 その後、ベティスが再び盛り返し始めると、65分過ぎにはボックス内でフアンミ、カナレスと続けて決定機が訪れるが、GKママルダシュヴィリの好守などに阻まれる。さらに、78分にはボックス左で仕掛けたフアンミに2度目のチャンスも、右足のシュートは左ポストを叩いた。 後半終盤にかけては完全にベティスが押し込む時間が続く中、バレンシアは疲労や2枚目のカードのリスクがある選手を下げてラチッチやブライアン・ヒルを投入。押し切りたいベティスもフアンミを下げて、これが現役最後のコパとなる切り札ホアキンをピッチに送り出す。後半アディショナルタイムにはイグレシアス、ソレールと互いにビッグチャンスが訪れたが、ママルダシュヴィリ、ブラーボと両守護神が圧巻のビッグセーブをみせ、決勝点を許さず。トロフィーの行方は延長戦に委ねられることに。 消耗戦色濃くなった延長戦ではいずれも途中出場のホアキン、ブライアン・ヒルと地元アンダルシア産の新旧ドリブラーが、個の力で局面の打開を図るが最後のところで相手の集中した守備を崩し切れない。結局、この延長戦では互いに決定機まで持ち込めないまま、120分間の激闘を終えることになった。 運命のPK戦では互いに3人目まで全員が成功。しかし、4人目のキッカーでは先攻のバレンシアのユヌス・ムサが枠の右に外してしまい痛恨の失敗。一方、後攻のベティスはテージョが成功。その後、5人目ではバレンシアの主将ガヤが成功させてサドンデスの可能性を残したが、ベティスの5人目となったミランダが優勝を手繰り寄せるPKをきっちり決め切った。 そして、バレンシアとの激闘を制したベティスが今シーズン限りで現役引退となるレジェンド、ホアキンの有終の美を飾るコパ制覇を成し遂げた。 2022.04.24 08:01 Sun