【Jリーグ出場停止情報】町田のポポヴィッチ監督が、警告4枚の累積で出場停止の珍事! DOGSOで退場のGK2人も

2022.07.04 20:01 Mon
【動画】GK菅野がボックス外でウタカを掴んでDOGSOを取られた場面



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城福トーキョーの逆襲/六川亨の日本サッカーの歩み

Jリーグは12月3日に全日程を終了し、残すは9日の天皇杯決勝だけとなった。すでに各カテゴリーの優勝チームは決定し、J1リーグの得点王には大迫勇也とアンデルソン・ロペスが初の栄誉に輝いた。 そんな23年シーズンでとりわけ印象深いのが、“オリジナル10"によるJ1昇格プレーオフだった。結果は東京Vが16年ぶりにJ1の舞台へ復活を果たした。監督に就任して2シーズン目での快挙に、城福浩監督の招聘は“吉"と出たわけだ。 城福監督の手腕を一言で表すなら「過去の呪縛からの解放」がふさわしい。 読売クラブ、ヴェルディ川崎と続いた伝統で、個人技主体のブラジルスタイルがクラブのアイデンティティとして守られてきた。確かに選手個々の個人技はしっかりしているし、戦術眼も高い。J2リーグで結果を残せず中位に低迷しても、試合内容で圧倒されることはなかった。高い技術があるからこそ、毎年のように主力選手は他チームに引き抜かれていた。 J元年の松木安太郎氏に始まり、小見幸隆氏、ラモス瑠偉氏、柱谷哲二氏、永井秀樹氏ら歴代監督もクラブのOBが多かったため、伝統を変えることは難しかったのだろう。過去の栄光を知っているだけに、路線の変更には抵抗があったはずだ。 そんな伝統を城福監督は2シーズン半でまったく違うチームに作り替えた。城福監督自身、2016年にFC東京の監督に再就任したときは、「人もボールも動く」ムービングフットボールを提唱した。いわゆるポゼッションスタイルである。 しかし16年はACLプレーオフで駒野友一とハ・デソンが負傷離脱すると、その後は中島翔哉も負傷するなど難しい舵取りになった。当時はJ1リーグとACLに加えて、U-23チームがJ3リーグに参戦するなど超過密日程のため、選手のフィジカルはコンディションを調整することがやっとだった。ACLはラウンド16で上海上港にアウェーゴールで敗れ、城福監督も解任された。 しかし昨シーズン、東京Vの監督に就任すると、敵の陣内ではパスをつないでペナルティエリア内への侵入を図るものの、基本は前線からのハイプレス、ハイラインでボールを奪ってのショートカウンターにチームを作り替えた。これはいまのサッカー界のトレンドに沿った、正攻法と言ってもいいだろう。なぜなら神戸や町田も同じスタイルで今シーズンは結果を残したし、昨年のカタールW杯でもアルゼンチンが3度目の世界王者に輝いている。 そんな城福監督が、プレーオフ決勝後の記者会見でヴェルディからオファーがあった際に一度は断ったエピソードを紹介した。 「冬にヴェルディから話をいただいて、断りました。自分がヴェルディに行けるわけないだろうと。おそらく結果が出なければ、あそこ(FC東京)から来たからだろうと言われるのは覚悟していました」 この言葉を聞いて不思議に思った記者もいたのではないだろうか。実は、FC東京関係者の東京Vに対するライバル意識には半端ないものがある。東京Vのクラブハウスで取材していても、FC東京に対するライバル意識はまるで感じられないが、FC東京のクラブハウスへ取材に行く際に、グリーンの持ち物(シューズやジャケットなど)はNGという暗黙の了解がある。それだけ強烈に東京Vを意識している。 城福監督は、そうした因縁も含め、自身の退路を断つ意味でも覚悟を決めて監督に就任したのではないだろうか。そして「夏にもう1度(オファーを)頂いた時には、東京ダービーを再現させれば、Jリーグがもう一度盛り上がると思いました。自分はこのクラブがJ1に上がれば必ずキラーコンテンツになる。このヴェルディがもう1度日本一を争えるチームになるというのは、こんなに素敵なストーリーはないのかなと思っています」と監督を引き受けた理由を明かした。 来シーズンは16年ぶりにJ1で東京ダービーが復活する。さらに町田も加わるので、3チームそれぞれのダービーは何というネーミングになるのか(東京Vと町田は東京クラッシック)。こちらも来シーズンの楽しみの1つと言える。 2023.12.04 21:45 Mon
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「いつだってファミリー」「ずっと大好き」広島へ電撃移籍のマルコス・ジュニオール、秘蔵写真とともに横浜FMへ愛と感謝のメッセージ「別れのために取っておいた 一枚」

横浜F・マリノスからサンフレッチェ広島へと完全移籍が発表されたFWマルコス・ジュニオールが、自身のインスタグラムで心境を綴った。 2019年1月にフルミネンセから横浜FMへと加入したマルコス・ジュニオール。背番号10を背負い横浜FMの攻撃を支えると、2度のリーグ優勝に貢献。4シーズン半を過ごしJ1通算135試合37得点、リーグカップ14試合1得点、天皇杯で4試合に出場していた。 11日に広島への電撃的な完全移籍が発表されたマルコス・ジュニオール。横浜FMへの愛情をコメントしていたが、自身のインスタグラムも更新。チームを去る時のために温存していた写真を公開し、改めて横浜FMへの愛と感謝を綴った。 「2019年1月13日。無数の写真の中から選ぶことができましたが、この写真は、私がここに移籍してきてからの別れのために取っておいた 一枚です」 「初めてこのスタジアムを見たとき、「私はここに歴史を作るぞ」と自分に言いました。そして、横浜マリノスのユニフォームを着て過ごしできた素晴らしい数年の間、それを実現することができました。横浜マリノスは私の人生を変え、想像もしなかったことを学ばせて頂きました」 「ただいつかマリノスを退団することを知っていましたが、この日こそになるのを想像もしませんでした。私のキャリアをこのクラブで終えると考えてくださった方々に本当に申し訳ありませんが、皆さんご理解頂ければと思います」 「最後になりましたが、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。私はいつまでも横浜マリノスを心に抱いていくことを誓います。今まで本当にありがとうございます。。We are Marinos.! 」 これにはチームメイトのアンデルソン・ロペスも「MJR(マルコス・ジュニオール)によって歴史は作られた」とコメント。小池龍太は「いつだったファミリーだ」とコメントした。ファンからも、「ありがとう」、「ずっと大好き」、「寂しいけど頑張って」、「いつだって戻ってきて良い」と温かいコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】広島移籍のマルコス・ジュニオールが満を辞して公開した秘蔵写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cvzq7Y_vH8h/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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横浜FMのアンデルソン・ロペス、妻の妊娠を2ショット報告! J1得点ランクトップと絶好調、ブラジル人Jリーガーも祝福

横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペスが、妻の妊娠を発表した。 2022シーズンから横浜FMでプレーするアンデルソン・ロペス。加入1年目の昨シーズンは明治安田生命J1リーグで11ゴールを記録し、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。 迎えた2年目の今シーズンはさらに得点力が増し、ここまでJ1で17試合を戦い13ゴールを記録。すでにJリーグでのキャリアハイの数字を更新し、3試合連続2点ずつを記録するなど、目下絶好調だ。 そのアンデルソン・ロペスが自身のインスタグラムを更新。妻のブルーナ・ロペスさんとの2ショットを披露し、妊娠を報告した。 「あなたは僕の人生の女性であり、僕たちの子供の母親になるのにふさわしい人です。愛している」 これには名古屋グランパスのFWマテウス・カストロや北海道コンサドーレ札幌のMFルーカス・フェルナンデス、清水エスパルスのFWチアゴ・サンタナ、チームメイトのエドゥアルドらが祝福。また、ブルーナさんも「あなたがそばにいてくれて幸せ。愛してる!あなたは素晴らし父であり夫よ」とメッセージを送っていた。 好調をキープするアンデルソン・ロペス。子供のためにも、連覇と自身初のJ1得点王を目指したいところだ。 <span class="paragraph-title">【写真】アンデルソン・ロペス、美しき妻との2ショットで妊娠発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CtkheCwhyNA/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CtkheCwhyNA/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CtkheCwhyNA/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">(@a_lopes93)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.06.18 23:25 Sun
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FWアンデルソン・ロペスが広島退団を手紙で明かす「僕の中に永遠にサンフレッチェがある」

▽2016年7月からサンフレッチェ広島でプレーしていたブラジル人FWアンデルソン・ロペスが、広島からの正式な退団を明かした。ブラジル『ランス』が伝えた。 ▽アンデルソン・ロペスは、2016年7月にトンベンセから期限付き移籍で広島へと入団。2016シーズンは明治安田生命J1リーグで7試合に出場し2得点を記録。期限付き移籍期間を延長し、今シーズンも広島でプレー。J1で32試合に出場しチーム最多の10得点を記録していた。 ▽トンベンセからの期限付き移籍期間は2018年1月1日までとなっているが、アンデルソン・ロペスは期限付き移籍期間を延長することなく退団するとのこと。アンデルソン・ロペス本人が、広島のファンに向けての感謝の言葉を手紙に綴った。 「正式にサンフレッチェを去ることになりました。僕の中に永遠にサンフレッチェがあるということをファンに伝えたいと思います。チームを離れますが、1年半に渡って支え、とても大切に思ってくれた全ての人に、心から感謝したいと思います」 「僕にとってはブラジルから離れた最初の経験であり、言葉、食事、気候など全てが難しくありました。ただ、素晴らしい時間になりました。サッカー選手としてだけではなく、人間としても、2016年に広島に来た時とは、変わったと確信しています。前に進むために、多くのことを学びました」 「ピッチで学び、成長し、進化させてくれる仲間とプレーしました。ここに来た時よりも、ずっと広いサッカーに対する視野を手にして、ここを離れます。これら全てに関して、今回の挑戦で僕と一緒にいた全ての人、特にファンに感謝します。良い時も悪い時も関係なく、ファンのみんなは僕たちを鼓舞し、励ましてくれました。特に、いつも愛情と尊敬の念を感じました」 「クラブに幸運を。サンフレッチェは、間違いなくここに1人の新たなファンを獲得しました」 2017.12.31 14:05 Sun
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ミシャサッカーの新たな可能性、鈴木武蔵/編集部コラム

北海道コンサドーレ札幌が今シーズンの明治安田生命J1リーグで初白星を手にした。昨年の躍進により、さらなる飛躍に期待感が高まる札幌だが、開幕黒星スタート。そのなかで、2日に行われた第2節で“優勝筆頭”浦和レッズの待つ埼玉スタジアム2002に乗り込む難しいシチュエーションだったが、見事に2-0の勝利を収めた。 浦和撃破の立役者は鈴木武蔵だった。元リオ・デ・ジャネイロ オリンピック日本代表の鈴木はスプリンタータイプのストライカーで、昨年のJ1リーグで自身初の二桁となる11得点をマーク。今年から“ブレイクの地”V・ファーレン長崎を離れ、ポゼッションスタイルを掲げるミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下に身を投じた大器だ。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆鈴木ら前線新トリオ</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190304_25_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>その鈴木は浦和戦でトップ下に昨年のベストイレブンであるチャナティップを配する[3-4-1-2]の前線一角でアンデルソン・ロペスとコンビを組み、移籍後初先発。この布陣、顔ぶれは[3-4-2-1]を常用のペトロヴィッチ監督としてシーズン初使用だったが、そのなかで鈴木が2ゴールを挙げ、チームにも大きな可能性をもたらした。 印象的だったのは得点に繋がる形だ。いずれも相手の最終ライン裏を突いた攻撃であり、昨年まで少なかった崩しだった。振り返ると、昨年までの札幌は相手を押し込む形を作りながら、都倉賢やジェイの高さ、あるいはチャナティップの仕掛けによる打開がファイナルサードでの常套手段。それがクラブ史上最高4位に結びついた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ペトロヴィッチが新たに手にした武器</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190304_25_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>が、鈴木の持つスピードが開幕2節目にしてハマった。無論、アンデルソン・ロペスやチャナティップとの新たな関係性、距離感が極めて良好だった点も忘れてはならないが、相手を揺さぶった中で“裏の急所を突く”という工程において、鈴木の群を抜いたスプリント力が大きな役割を果たしたからこそ、攻撃陣が機能したと言って良いだろう。 まだまだシーズンスタートから間もないが、ペトロヴィッチ監督は鈴木の機能により、今まで持ち得なかったスピード感溢れる直線的な攻撃という新たな武器を見つけた格好。“ペトロヴィッチ=ポゼッション”が大いに根付く対戦相手からしてみれば、より掴みどころが難しいチームになったということで、だいぶ厄介だ。 この先、“戦術・鈴木武蔵”の完成度は増すか。そして、“仕留め屋”鈴木の札幌スタイルへのさらなる順応に期待だ。 《超ワールドサッカー編集部・玉田裕太》 2019.03.04 19:00 Mon