「気にかけてくれているのが嬉しい」トルシエ監督が日本代表カメラに見せた姿にファンも感動「なんか泣けちゃう」「ありがとう」
2024.01.17 12:00 Wed
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日本代表のスタメン発表!両ウイングバックは堂安律&三笘薫…初招集の大橋祐紀はベンチ入り【2026W杯アジア最終予選】
サウジアラビア代表戦に臨む日本代表のスターティングイレブンが発表された。 10日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節で日本はアウェイでサウジアラビアと対戦する。 9月に行われた中国代表戦、バーレーン代表戦で大勝での連勝スタートを切った日本。過去一度も勝ったことがないアウェイでのサウジアラビア戦に臨む。 森保一監督は9月に引き続き[3-4-2-1]のシステムを採用。GKに鈴木彩艶(パルマ)、3バックに板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)を起用した。 ボランチには遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)を起用し、ウイングバックには堂安律(フライブルク)と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を起用。2シャドーに鎌田大地(クリスタル・パレス)と南野拓実(モナコ)、トップに上田綺世(フェイエノールト)と並んだ。 なお、DF長友佑都(FC東京)、DF関口大輝(柏レイソル)、DF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がメンバー外。初招集のFW大橋祐紀(ブラックバーン)はベンチ入りを果たしている。 サウジアラビア代表戦は10日(木)の27時にキックオフ。DAZNが独占ライブ配信する。 ◆日本代表スターティングメンバー GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 谷口彰悟(シント=トロイデン) 町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ) MF 遠藤航(リバプール) 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 鎌田大地(クリスタル・パレス) FW 上田綺世(フェイエノールト) ◆ベンチ入り GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 堂安律(フライブルク) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 前田大然(セルティック) 中村敬斗(スタッド・ランス) 小川航基(NECナイメヘン) 大橋祐紀(ブラックバーン) ◆メンバー外 DF 長友佑都(FC東京) 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア) 関口大輝(柏レイソル) MF 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.10.11 02:19 Fri2
日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue3
「初めてみたかも」「痺れた」温和な森保監督がコスタリカ戦で声を荒らげ檄を飛ばす気迫の姿が反響「球際負けんな!」
普段のインタビューなどからは考えられないギャップがファンを驚かせている。 27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2戦でコスタリカと対戦した日本。初戦のドイツ戦の勝利を生かし、ここでグループステージ突破に大きく近づく勝利を目指したが、ドイツ戦と大きくメンバーを変えた日本は上手く攻撃の形が作れず、コスタリカにワンチャンスを生かされ0-1で敗戦を喫した。 日本サッカー協会(JFA)のTeam Camは29日、コスタリカ戦の舞台裏を公開。中々見ることができないハーフタイムの様子が明らかになった。 ロッカールームに戻ってきた選手たちに対し、全体だけでなく、選手それぞれにも指示を出していく森保一監督。最後に円陣を組むと、チームに向かって「もう一個!相手、死に物狂いで来てるぞ球際!」「足しっかり出していく、球際負けんな!」と檄を飛ばし、チームに喝を入れた。 普段の温和な表情からは想像できない様子にはファンも驚き。「森保監督すごい気持ち入った声掛けしててびっくりした」、「温和な森保さんの檄も嬉しい」、「森保さんの激は痺れたね」、「森保さんがあんな激飛ばしてるとこ初めてみたかも」と反響が寄せられている。 コスタリカ戦では求められている結果を残せなかった日本。スペイン代表戦での日本の奮起を期待したい。 <span class="paragraph-title">【動画】森保監督が鬼気迫る表情で選手たちに激を飛ばす。コスタリカ戦ハーフタイムの実際の様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YhSp5WS6g9o";var video_start = 622;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.11.30 17:30 Wed4
「本当に泣ける…」スペイン相手に劇的勝利、日本代表選手たちが勝利後のロッカー&バスで歌った曲は?久保建英がスピーカー持ってファンの前に
スペイン代表を劇的な逆転勝利で下し、ラウンド16に駒を進めた日本代表。日本サッカー協会(JFA)が、公式YouTubeチャンネルでスペイン戦の「Team Cam」を公開した。 1日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節の日本vsスペイン。日本は勝てば自力でグループステージ突破を決められる試合となった。 初戦でドイツ代表を下す大金星を挙げ、世界中の注目を集めることとなった日本。スペインも撃破することは難しいとの見方が強かった中、試合は前半にアルバロ・モラタにヘディングを決められて失点。その後も支配されるが、1点ビハインドで前半を終えた。 1失点はプラン通りだという言葉が試合後には語られたが、ハーフタイムに投入された途中出場の堂安律が豪快な左足ミドルを決めて追いつくと、三笘薫の執念の折り返しを田中碧が押し込み逆転。その後、スペインに押し込まれ続けるが、集中して守り切り、2-1で逆転勝利。ドイツに続きスペインも撃破した。 試合前とハーフタイムにはキャプテンの吉田麻也が選手たちに気合いを入れる声をかけ、森保一監督も声を懸けた中、選手たちの頑張りで見事に勝利。そして、グループ首位でラウンド16に駒を進めた。 試合後のドレッシングルームでは選手たちがそれぞれ勝利を噛み締めると、ケツメイシの「仲間」を流し、板倉滉と川島永嗣がタオルを振って喜ぶ姿が。選手たちも抱き合って喜びを露わにしていた。 そしてスタジアムからホテルに戻る道中のバスでもケツメイシの曲が。久保建英がスピーカーを抱えて流れていたのは「涙」。選手たちは歌いながらバスを降り、ファンが出迎えるホテルに入って行った。 ホテルの外、ホテテルの中でも多くのファンが日本代表を歓迎。そして、日本以外のファンもしっかりと祝福してくれる事態となった。 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表選手たち、勝利を祝いみんなで歌った曲は?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G5XuGhH4wYU";var video_start = 1071;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.03 23:05 Sat5
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Monベトナムの人気記事ランキング
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レーティング:ベトナム 0-1 日本《AFCアジアカップ2019》
日本代表は24日、AFCアジアカップUAE 2019準々決勝でベトナム代表と対戦し、1-0で辛勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽日本採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190125_1_tw100.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>GK 12 権田修一 5.5 自らのパスも悪かったが、38分の大ピンチを凌ぐ DF 19 酒井宏樹 5.5 守備を重点にプレー 16 冨安健洋 6.0 決定的なヘディングシュートはGKの好守に阻まれた。守備面は危なげなし 22 吉田麻也 5.5 VARでゴールを取り消される。自陣ボックス内でのロストから大ピンチを招いた 5 長友佑都 5.5 後半に攻撃の回数を増やしたが、守備に比重を置いていた MF 21 堂安律 6.5 カットインからのシュートとスルーパスで好機演出。自らPKを獲得して決めた 6 遠藤航 6.5 的確なカバーリングを続け、ボール奪取で二次攻撃に繋げた 9 南野拓実 5.0 不調が続く。この試合でも乗れなかった (→塩谷司 -) 7 柴崎岳 6.0 セットプレーを中心に質の高いキックを見せ、ボールカットも目立った 8 原口元気 5.5 ボールに絡む回数は多かったが、攻撃面での質を欠き続けた (→乾貴士 -) FW 11 北川航也 5.0 相変らず起点になれない。ブレーキの要因に (→大迫勇也 6.0) さすがの存在感。巧みなポストワークで起点に 監督 森保一 5.5 引き続き内容は厳しいが、トーナメントでは勝ち上がることが全て ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 堂安律(日本) 自らPKを獲得し決勝ゴールをマーク。大迫が投入されるまで低調な攻撃陣をけん引していた。 ベトナム 0-1 日本 【日本】 堂安律(後12[PK]) 2019.01.24 23:56 Thu2
ベトナムに思わぬ苦戦の日本に足りなかったものはシンプルさ、成長しながら頂点を目指す【日本代表コラム】
2011年以来3大会ぶり5度目のアジアカップ制覇を目指す日本代表。「W杯優勝」を目標に掲げているチームにおいて、アジアの王者になることは通過点でしかない。 その日本は、14日に初戦を戦い、ベトナム代表と対戦。かつて日本を指揮したフィリップ・トルシエ監督率いる相手に苦しまされたものの、終わってみれば4-2で勝利。白星スタートとなった。 ケガを抱えた状態で招集した選手もいるなど、ヨーロッパのシーズン真っ只中に行われる大会は難しいものになる。特に、近年ヨーロッパでプレーする選手が大半を占める日本にとっては、連戦による疲労やコンディションの問題、またケガを抱えているということもある。 実際に三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、久保建英(レアル・ソシエダ)、冨安健洋(アーセナル)らは別メニューでも調整しており、三笘はやっとトレーニングに合流できた状況。ベストメンバーを揃えたとはいえ、難しさはある。 そんな中で迎えたベトナム戦。南野拓実(モナコ)のゴールで幸先良く先制したが、その後にセットプレー2発で逆転を許す展開に。この流れを予想した人はほとんどいないと言えるだろう。選手たちにも、焦りは間違いなくあったはずだ。 しかし、そこで焦りすぎないのが今の日本の強さとも言える。しっかりと切り替え、逆転すれば良いという考えを持てたチームは、徐々にリスクを冒しつつ攻め込むと、南野、中村敬斗(スタッド・ランス)のゴールで前半のうちに逆転。後半はシステムを変えて戦い方に変化をもたらせると、上田綺世(フェイエノールト)のゴールでダメ押し。4-2という結果に終わった。 大会の初戦、そして誰から見ても優勝候補となる日本に対して、ベトナムが見せた戦い方は、他の国も見せてくるだろう。勢いを持って日本に立ち向かい、スピードに乗ったカウンターや流れを無視できるセットプレーは日本からゴールを奪う絶好のチャンス。流れの中から崩して取ることが難しいと判断したら、そこに懸けてくるのは当然だ。 遠藤航(リバプール)は「セットプレーは大事になってきていて、かなり戦術的にちゃんと落とし込んで1点取ろうというチームが増えていて、それは当たり前だと思う」と振り返り、谷口彰悟(アル・ラーヤン)も「ワンチャンスを狙ってくる相手が多い」と警戒した。 ベトナムはCKをニアで合わせるというデザインされた形で同点とし、FKからはファーサイドで高さを生かして折り返し、こぼれ球を詰めるという狙い通りのパターンを見せた。それに加え、人数をかけたビルドアップ、デュエルの局面でのインテンシティと、トルシエ監督が日本をしっかりと分析し、もともとテクニックもあるベトナムの選手たちが遂行したからこそ、日本は苦しんだ。 アジアでの戦いとなれば、引いた相手を崩すというのは今までの日本代表も直面した課題であり、勝ち切れない試合も多々あった。ただ、今回は一時追い込まれながらも、しっかりと勝ち切ったことに価値があり、それが強さとも言えるだろう。 ベトナムに関して言えば、ラインの設定は割と高く、ボールを持った時は後ろに下がって組み立てていた。そこで日本に欲しかったのは背後を狙う動き。そして大外のレーンを使う動きだったはずだ。 先発した細谷真大(柏レイソル)は何度か裏を狙う動きをしたが、後方からのボールはほとんど入らなかった。右サイドで仕掛けを得意とする伊東純也(スタッド・ランス)も、外で浮いていたものの、長いボールはあまり入ってこなかった。 伊東は試合後「ボランチもそうですが、センターバックからもっと蹴っても良かったのかな」と背後へのボールが少なかったとコメント。また「もっと(板倉)滉に出してとは後で言いました」と、自身のサイドへのボールも要求していたという。 試合には出なかったが見守った前田大然(セルティック)は「結構ハイラインで来ていたので、裏をもっと見せれば相手も引いて、上手くボールを回せたかなと思います」と、相手のラインを下げさせることで、日本が良い組み立てをできるようになったのではないかと分析した。 日本のCB陣はフィード能力も長けている選手が多い。確かにボールを失えばリスクにもなるが、シンプルに戦うことも重要。ベトナムの圧に押されて出せなかった部分もあると思うが、中東勢はより強力なプレスをかけてくることもあり、今後の戦いではシンプルさも重要となるだろう。 前田も浅野拓磨(ボーフム)もスピードを活かして裏を取る動きができ、細谷、上田は動き出しの上手さに特徴がある。サイドの選手も伊東や堂安律(フライブルク)、中村、三笘とタイプが異なり選手の特徴をどう合わせていかしていくか。ピッチ上での対応力、修正力も今後は求められることになるだろう。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表は白星スタート! 改めて振り返るベトナム代表戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vMOotwzByNw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.17 19:30 Wed3

