久保建英の負傷について語るマジョルカ指揮官「それほど深刻ではない」

2021.09.27 12:20 Mon
【写真】松葉杖をつく痛々しい久保の姿

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マジョルカは22日、ハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任すると発表した。 元日本代表監督で、退任してからスペインのほか、UAEやエジプト、そして母国メキシコでキャリアを紡いだアギーレ氏。日本代表MF久保建英も所属した2022年3月に解任のルイス・ガルシア・プラサ監督に代わり、マジョルカ入りした。 2024.05.23 12:45 Thu
アラベスは17日、ルイス・ガルシア・プラサ監督(51)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 ルイス・ガルシア監督は2021-22シーズンにセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)へ降格したアラベスの監督に就任。レギュラーシーズンを4位で終えると、昇格プレーオフでエイバルとレバンテを撃破し、チー 2024.05.18 07:30 Sat
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英に嬉しい再会があったようだ。 久保は、2日に行われたラ・リーガ第19節のアラベス戦に先発すると、94分までプレー。チームが前半から数的不利を負う中、主に守備面で貢献し、ポスト直撃のシュートを放つなど惜しいシーンも見せていた。そのアラベス戦では、恩師との再会もあったようだ。 2024.01.05 12:55 Fri
ビジャレアルが早くもキケ・セティエン監督(64)の解任を検討しているようだ。 今シーズン、ウナイ・エメリ監督の下で公式戦17試合を戦い、11勝3分け3敗の戦績を残していたビジャレアル。リーグ戦7位にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では4連勝で、2試合を残してグループステージ通過を果たしていた。 し 2022.11.09 22:52 Wed
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)へと降格したアラベスは28日、マジョルカのベテランMFサルバ・セビージャ(38)を完全移籍で獲得することを発表した。 契約期間は1年間となる。 セビージャはレアル・ベティスやエスパニョールでプレーし、2017年8月にマジョルカへと完全移籍していた。 マジョルカでは 2022.05.28 22:19 Sat

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バルセロナのハンジ・フリック監督が22日に行われ、1-0で勝利したラ・リーガ第33節マジョルカ戦を振り返った。 前節セルタに4-3の劇的逆転勝利とし、2位レアル・マドリーとの4ポイント差を維持した首位バルセロナ。4日後にはコパ・デル・レイ決勝を控える中、FWハフィーニャやDFクバルシら一部主力を温存してマジョルカ 2025.04.23 08:00 Wed
バルセロナは22日、ラ・リーガ第33節でマジョルカをホームに迎え、1-0で勝利した。マジョルカのFW浅野拓磨は負傷欠場している。 3日前の前節セルタ戦を劇的逆転勝利とし、2位レアル・マドリーとの4ポイント差を維持した首位バルセロナ(勝ち点73)は、4日後にコパ・デル・レイ決勝クラシコを控える中、セルタ戦から7選手 2025.04.23 06:24 Wed
先週末に行われた第32節はバルセロナ、レアル・マドリーがいずれも後半アディショナルタイムの劇的なゴールによって勝利。一方で3位のアトレティコ・マドリーは後半アディショナルタイムの失点によって格下相手にまさかの敗戦。タイトルレースはバルセロナとマドリーの一騎打ちとなった。 今週末にコパ・デル・レイ決勝が控えるなか、 2025.04.22 19:00 Tue
バルセロナのハンジ・フリック監督が、今週末にコパ・クラシコを控えるなかで臨むマジョルカ戦への意気込みを語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 首位のバルセロナは前節、セルタとホームで対戦し劇的な4-3の勝利を挙げた。敗れればドルトムント戦に続く公式戦連敗で、2位レアル・マドリーとの勝ち点差が「1」 2025.04.22 18:10 Tue

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「またマドリッド勢にはヒマなミッドウィークがやって来たわね」そんな風に私が独り言ちていたのは月曜日、ミラノに移動するフリック監督のチームの映像をお昼のニュースで見た時のことでした。いやあ、今週もヨーロッパの大会で稼働するのは、火曜にCL準決勝2ndレグがあるバルサ(1stレグ3-3)、木曜にEL準決勝マンチェスター・ユ 2025.05.06 21:00 Tue
リバプールからの退団を発表したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)だが、移籍先の候補となっているレアル・マドリーは早期契約を望んでいるという。 アレクサンダー=アーノルドはアカデミー時代からリバプールで20年を過ごした中、契約満了を迎える今シーズン限りでの退団を発表した。 右サイ 2025.05.06 19:50 Tue
去就が注目を集めているレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)だが、どうやら退任の条件で合意に至ったという。『The Athletic』が伝えた。 2度目のマドリーを指揮しているアンチェロッティ監督。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制するなど、結果を残している一方で、今シーズン 2025.05.06 07:45 Tue
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がまずまずの評価を受けた。 4日、ラ・リーガ第34節でソシエダはアスレティックをホームに迎えた。 久保はこの試合に先発出場。チームはゴールが遠くゴールレスドローに終わった。ソシエダはこれでリーグ戦4試合勝利から遠ざかり、来シーズンのヨーロッパの大会出場権獲得で厳しい状況 2025.05.05 21:25 Mon

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【ラ・リーガ第34節プレビュー】重要連戦控えるバルサは最下位と! 久保建英はバスク・ダービー

先週ミッドウィークに行われた第33節では上位3チームが揃って勝利。また、最下位バジャドリーの1年でのセグンダ降格が決定した。 来週にリーグタイトルレースにおいて決定的なエル・クラシコを控えるなか、首位のバルセロナ(勝ち点76)、2位のレアル・マドリー(勝ち点72)の2強の戦いに大きな注目が集まる。 バルセロナは前節、マジョルカ相手に1-0の勝利。相手守護神の再三のパラドンに苦戦したものの、ホームできっちり勝ち切った。続くコパ・デル・レイ決勝では延長戦までもつれ込んだ激闘をDFクンデの決勝ゴールによって3-2と勝ち切り、シーズン3冠を目指す中でまずは1つ目のタイトルを獲得した。 その激闘から中3日で臨んだチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでは公式戦3連敗中だった不調のインテルとホームで対戦。完全復調のネッラズーリに前半半ばまでに連続失点するまさかの入りとなったが、異次元のパフォーマンスを見せたFWラミン・ヤマル、FWフェラン・トーレスの連続ゴールで同点に追いつく。後半はDFダンフリースにセットプレーから勝ち越しゴールを許すも、FWハフィーニャのスーパーミドルが誘発した相手守護神のオウンゴールで3-3のタイに戻すと、際どいオフサイド判定で4失点目を回避するツキにも恵まれ、2度追いついてのドローで初戦を終えた。 試合内容自体はポジティブも鉄人クンデの負傷離脱によってより厳しい台所事情となったなか、今節はすでに降格が決定した最下位バジャドリーとのアウェイゲームに臨む。クラシコを4ポイント差で迎えるべく勝利は必須だが、大幅なターンオーバーが見込まれる。DFバルデに続くクンデ離脱で主力不在のサイドバックでは直近のインテル戦の後半はDFエリック・ガルシア、DFイニゴ・マルティネスという形で戦ったが、バルデの復帰を期待しつつ今後の連戦を意識した試行錯誤を余儀なくされる。 マドリーは前節、ヘタフェに1-0の勝利を収めたが、前述のコパ・クラシコでは2-3の敗戦。これによりアンチェロッティ監督の今季限りでの退任が決定的に。さらに、ディフェンスラインのリュディガー、アラバ、メンディと3選手の離脱が発表され、MFカマヴィンガを含めバルセロナ以上に厳しい台所事情となった。 現体制の終焉は確実も残された唯一のタイトル獲得へ最後までファイティングポーズを取り続ける必要があるエル・ブランコは、次節に敵地での伝統の一戦を控えるなかでバウンスバックの勝利を目指す。 その対戦相手は熾烈なヨーロッパ出場権争いに身を置く7位のセルタ(勝ち点46)。前々節はバルセロナと3-4のド派手な打ち合いで冷や汗をかかせ、前節は前半に退場者を出した5位のビジャレアル相手に3-0の完勝。2試合連続3得点中と攻撃の破壊力は抜群で、不安を抱えるディフェンスラインの真価が試される一戦となるはずだ。一方、不協和音も聞こえるアタッキングユニットの奮起も必須だ。 MF久保建英を擁する10位のレアル・ソシエダ(勝ち点42)は、前節のアラベス戦でのウノセロ負けで逆転でのCL出場権獲得は絶望的に。今後はヨーロッパリーグ(EL)、カンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得をメインターゲットに定める。 イマノル監督の今季限りでの退任が決定し、指揮官のラストダービーとして注目が集まる今節は4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点60)とのバスク・ダービーに挑む。 対戦相手はEL準決勝1stレグでマンチェスター・ユナイテッド相手にホームで0-3の敗戦。前半のDFビビアンの際どいファウルでのPK献上と一発退場が響き、本拠地開催となるファイナル進出が非常に厳しい状況となった。それだけに今回のダービーではビビアンやリーグ選任のウナイ・シモンを除き主力温存の可能性が高そうだ。 指揮官だけでなくMFスビメンディらとともにこれがラストダービーの可能性もある久保としては前回対戦で0-1で敗れたライバルを撃破し、チームのヨーロッパ出場に貢献しつつ自身の価値を高めたい。 3位のアトレティコ・マドリー(勝ち点66)は残留争い真っ只中の17位アラベスを相手にリーグ連勝を目指す。前節はラージョ・バジェカーノとの自治州ダービーに3-0で完勝。FWセルロート、MFギャラガー、FWフリアン・アルバレスと今季加入3選手のゴールで勝ち切り、バウンスバックに成功した。首位と6位レアル・ベティス(勝ち点54)との勝ち点差はいずれも10ポイント以上とモチベーション的には難しいが、来季に繋がる勝ち点3を積み上げ続けたい。 バルセロナと同様にスペイン勢で唯一ヨーロッパの戦いに残っているベティスは、ECL準決勝1stレグでフィオレンティーナとのホーム開催の初戦に2-1で先勝。試合終盤の失点はもったいなかったが、FWアブデ、FWアントニーのゴールで勝ち切った。リーグ戦でも5位ビジャレアルと1ポイント差と来季CL出場権獲得へ負けられない戦いが続くなか、今節は13位のエスパニョール相手に勝利を目指す。 FW浅野拓磨を擁する9位のマジョルカ(勝ち点44)はヨーロッパ出場権獲得を目指すなか、16位のジローナとのアウェイゲームに臨む。GKレオ・ロマンの圧巻のパフォーマンスも結果に繋がらなかったバルセロナ戦からのバウンスバックを図る一戦では、日本人FWの復帰が期待される。直近のトレーニング風景を移した動画では軽快な動きを見せており、いきなりのスタメン出場かは不明だが、メンバー入りの可能性は高そうだ。 その他ではビジャレアルと8位オサスナのトップハーフ対決、残り2枠を巡る残留争いにも注目だ。 《ラ・リーガ第34節》 ▽5/2(金) 《28:00》 ラージョ vs ヘタフェ ▽5/3(土) 《21:00》 アラベス vs アトレティコ・マドリー 《23:15》 ビジャレアル vs オサスナ 《25:30》 ラス・パルマス vs バレンシア 《28:00》 バジャドリー vs バルセロナ ▽5/4(日) 《21:00》 レアル・マドリー vs セルタ 《23:15》 セビージャ vs レガネス 《25:30》 エスパニョール vs ベティス 《28:00》 レアル・ソシエダ vs アスレティック・ビルバオ ▽5/5(月) 《28:00》 ジローナ vs マジョルカ 2025.05.02 19:00 Fri
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コパ・クラシコ控える中で勝ち点3必須のマジョルカ戦…フリック監督「厳しい試合になる」、レヴィ代役候補のフェランに期待

バルセロナのハンジ・フリック監督が、今週末にコパ・クラシコを控えるなかで臨むマジョルカ戦への意気込みを語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 首位のバルセロナは前節、セルタとホームで対戦し劇的な4-3の勝利を挙げた。敗れればドルトムント戦に続く公式戦連敗で、2位レアル・マドリーとの勝ち点差が「1」に縮まる窮地だったが、見事な勝負強さを発揮した。 その激闘から中2日での開催となるラ・リーガ第33節では7位のマジョルカとホームで対戦。ブラウグラナとしては今週末にコパ・デル・レイ決勝のマドリー戦を控えるなか、弾みを付ける勝利が求められるところだ。 フリック監督は前日会見の場で「マジョルカは良いシーズンを送っており、来シーズンはヨーロッパリーグに出場する可能性もある。厳しい試合になるはずだ」と、この一戦の展望を語った。 過密日程のなかでのチームニュースに関しては復帰間近の守護神マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、セルタ戦で全治3週間とも言われるケガを負ったFWロベルト・レヴァンドフスキについて言及した。 「テア・シュテーゲンは準備万端だ。何をすべきか話し合う。彼と話し合って、いつ復帰すべきかを決める」 「(レヴァンドフスキについて)どれくらいの期間になるかはまだわからない。準備が整えば、喜んで復帰を歓迎するが、急ぐ必要はない」 レヴァンドフスキに関してはコパ・クラシコに加え、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝のインテル戦の2試合を欠場する見込みで、マジョルカ戦では代役候補であるFWフェラン・トーレスのパフォーマンスに注目が集まる。 フリック新体制ではここまで公式戦17ゴール、ラ・リーガ10ゴールとゴールを量産し、キャリア最高のシーズンを過ごしている。 そのため、ドイツ人指揮官は「彼はキャリアの中で良い時期を迎えている。リーガで10ゴールを決めている。9番としてプレーし、ダイナミックで、守備面でも貢献している。確かに好調だが、シーズン終了まで彼を必要とするので、しっかりと管理しなければならない」と、ケガのリスクは管理しながらも、エースの代役として自信を持って起用する考えを示している。 2025.04.22 18:10 Tue
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「これぞストライカー」「良い飛び込み」浅野拓磨が2試合ぶりの今季2点目! 見事なダイビングヘッドで逆転勝利に貢献「急に調子上げてきてる」

マジョルカの日本代表FW浅野拓磨が今季2点目を記録した。 今シーズンからマジョルカでプレーする浅野。2日に行われたラ・リーガ第26節のアラベス戦で移籍後初ゴールを記録していた中、15日に行われた第28節のエスパニョール戦でもゴールを記録した。 この試合も先発した浅野。試合は前半こそゴールレスで終わったが、53分にヴェダト・ムリキのオウンゴールでエスパニョールが先制する。 ビハインドとなったマジョルカ。62分にはPKを獲得するがムリキのシュートはGKジョアン・ガルシアにセーブされてしまう。 同点のチャンスを逃したマジョルカだったが、浅野がこのピンチを救う。65分、左サイドからの浮き球のパスを、ボックス内にダイアゴナルに走り込んだ浅野がダイビングヘッド。GKに触れられるも、ゴールはネットを揺らした。 DFのブラインドにもなり難しいシュートとなったが、2試合ぶりの2点目。ファンは「これぞストライカー」、「急に調子上げてきてる」、「良い飛び込みだわ」、「良いゴール決めてる」とコメントしている。 なお、マジョルカは90分にPKを獲得するもアブドン・プラッツのシュートは再びGKがセーブ。しかし、跳ね返りの中での混戦でDFがハンドを冒して再びPK。3本目はムリキが蹴ってしっかりと決め、2-1でマジョルカが逆転勝利を収めた。 <span class="paragraph-title">【動画】浅野拓磨が2試合ぶりの今季2点目! 難易度高いダイビングヘッドを決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="oNLJenO4FdM";var video_start = 69;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 21:50 Sun
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無失点勝利に満足なフリック監督、圧巻プレー続くペドリには「最高の状態にある」と絶賛

バルセロナのハンジ・フリック監督が22日に行われ、1-0で勝利したラ・リーガ第33節マジョルカ戦を振り返った。 前節セルタに4-3の劇的逆転勝利とし、2位レアル・マドリーとの4ポイント差を維持した首位バルセロナ。4日後にはコパ・デル・レイ決勝を控える中、FWハフィーニャやDFクバルシら一部主力を温存してマジョルカ戦に臨んだ。 試合はマジョルカGKレオ・ロマンの好守連発に苦戦するも、後半早々の41秒にMFダニ・オルモがゴールをこじ開けウノセロ勝利。 フリック監督は前節の3失点を受けて無失点で終えられたことを喜んでいる。 「とても良い試合ができた。チャンスもたくさんあったし、得点の好機も多くあった。1-0だったが、無失点で終えられたので満足している。相手GKは本当に素晴らしかった。チーム全員が守備をしてくれたと思う。パフォーマンスがとても良かった。前節よりもミスが少なく素晴らしい試合だったと思う」 そして圧巻のプレーを続けるMFペドリについては「彼は今、最高の状態にある。ボールを持っている時だけでなく持っていない時も素晴らしい。守備面でチームを大いに助けてくれるし、彼の実力は誰もが知っている」と絶賛した。 また、今季2度目のスタメン出場となったFWアンス・ファティについては「一歩前進したと思う。チームメートもファンも彼を支えている。彼にとって素晴らしい一日となった。自信を深める助けになっただろう。彼にとっても我々にとっても良い一日となった」と本調子に近づていることを喜んだ。 最後にコパ・デル・レイ決勝に向けては「バルサとレアル・マドリーは素晴らしいチーム。最高のチーム間でタイトルが決まるのは当然だ。彼らとの対戦は2試合あり、カップ戦とリーグ戦で優勝したいので彼らに勝たなければならない。簡単ではないが、彼らにフォーカスしなければならない」と宿敵との決戦へ意気込んだ。 2025.04.23 08:00 Wed
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【2024-25ラ・リーガ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はグリーズマン

◆アトレティコが三つ巴の争いをリード 新生バルセロナのロケットスタートによって一時はカタルーニャの雄が独走気配を示したが、以降の失速とマドリード勢の復調によって三つ巴のタイトルレースが繰り広げられるなか、ここきて圧巻のフォームを継続するアトレティコ・マドリー(勝ち点44)が前半戦の王者に輝いた。 昨シーズン後半の巻き返しに加え、昨夏の移籍市場でFWアルバレス、FWセルロート、DFル・ノルマン、DFラングレらを積極補強したコルチョネロスは、チャンピオンズリーグ(CL)の戦いで苦戦を強いられたものの、リーグ戦では取りこぼしこそありながらも、13勝5分け1敗と安定。とりわけ、昨年11月から現在まで公式戦15連勝と圧巻の勝負強さを発揮。昨年末の最終戦では天敵バルセロナとのアウェイゲームを劇的逆転勝利で飾り、首位奪還に成功した。 そのマドリードのライバルを1ポイント差で追走する2位のレアル・マドリー(勝ち点43)は、上位陣相手の戦績はいまひとつも格下相手に着実に勝ち点3を積み重ねてプリメーラ連覇の可能性をしっかりと残す前半戦となった。FWムバッペの加入によってセンターフォワード不在を除けば、前線は世界屈指の陣容となったが、DFミリトンやDFカルバハルの長期離脱によって懸念のディフェンスラインは火の車だ。格下相手に終始押し込める展開では問題はないものの、今季2度のエル・クラシコでの大敗など、実力が拮抗した相手に対しては一部選手のクオリティの問題、献身性を欠く前線の守備負担をチーム全体で管理し切れず、その点が後半戦の懸念材料となる。 開幕7連勝スタートも、対戦相手の対策が進んだ昨年11月以降の急失速によって首位と6ポイント差の3位で前半戦を終えたバルセロナ(勝ち点38)。ハイライン・ハイプレスのアグレッシブなスタイルに、カンテラーノ重用のスタイルで序盤戦の主役となったフリック監督の采配は見事だったが、得点力の低下とともに守備のリスクが高まり、ゲームクローズの拙さとともに勝ち点逸が続いている。年明け以降は自慢の攻撃陣の爆発で逆転優勝への弾みを付けた印象だが、前半戦で出た課題の微調整がカギを握りそうだ。また、未だ決着を見ないMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルの選手登録問題も気がかりなところだ。 オトラ・リーガでは昨季のコパ・デル・レイ王者である4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点36)が頭一つ抜けた存在に。持ち味の堅守に加え、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟ら攻撃陣も安定したパフォーマンスを披露。コパ連覇の夢は潰えたが、ヨーロッパリーグ(EL)でも好調を維持しており、後半戦もトップ4争いの主役を担う。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダ(勝ち点28)は、可もなく不可もない前半戦に。今季も多くの離脱者が出ているなか、新戦力ではMFスチッチ、DFアゲルドのセンターラインの活躍が光るものの、FWオスカールソンら前線のタレントが殻を破れず。攻撃面では日本人エースへの依存が顕著だが、指揮官の微妙な起用法もあってチームとしてうまく勝ち点を繋げられずにいる。なお、久保は前半戦19試合4ゴールと昨季に比べて目に見える数字という部分は限定的。年明け以降は異次元のパフォーマンスを見せており、この後半戦でチームをヨーロッパ出場圏内に押し上げる活躍を期待したい。 ヨーロッパ出場権争いは5位のビジャレアル(勝ち点30)、8位のジローナ(勝ち点28)とある程度予想通りの顔ぶれとなったが、昨季は残留争いを強いられたマジョルカ(勝ち点30)が6位と大健闘。一方で、10位のレアル・ベティス(勝ち点25)、13位のセビージャ(勝ち点23)のアンダルシア勢は厳しい前半戦となっている。 残留争いでは18位のアラベス(勝ち点17)、19位のバジャドリー(勝ち点15)、最下位のバレンシア(勝ち点13)が降格圏に沈む。ただ、14位のラス・パルマス(勝ち点22)辺りまでが後半戦でも残留争いを戦うことになりそうだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 序盤戦は[3-4-2-1(3-5-2)]をメインに戦ってきたが、代名詞の[4-4-2]に原点回帰すると、リーグ最少失点の堅守を武器に前線のタレントの個人技や連携を活かしながら攻撃面も改善。ラ・リーガにおいては最も安定感のある戦いぶりを見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆マジョルカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下、ヨーロッパ出場権争いに絡む。昨季は質実剛健なハビエル・アギーレ監督の下、堅守速攻を徹底した戦いで降格圏と7ポイント差の15位フィニッシュとなったマジョルカ。その指揮官の退任を受け、オサスナで長期政権を築いたアラサテ監督を招へいすると、前半戦を9勝3分け7敗の戦績で終えた。ここまで1試合平均1得点の19ゴールと、より攻撃的な[4-3-3]に変更した狙いは出ていないが、21失点の安定した守備と勝負強い戦いで接戦をモノにしてきた。 ライバルの今冬補強が見込まれるなか、限られた財政でヨーロッパ出場権を得る上ではここまで3ゴールにとどまる主砲ムリキに、負傷明けから後半戦の爆発が求められるFW浅野拓磨ら前線のタレントの奮起が必要となる。 ★選手 ◆MFマルク・カサド(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ体制での構想外から一転して中盤の絶対的主力に。アトレティコDFハビ・ガラン、ビジャレアルFWバリー、ラージョDFラティウ、バジャドリーDFジュマ・バー、ソシエダDFアランブルらの活躍も印象的だったが、バルセロナの躍進に大きく貢献した21歳MFを選出した。 カンテラ時代から才能は高く評価されながらも、多くのカンテラーノがファーストチームに登用されたチャビ体制では同世代や後輩が定着していくなか、思うようなチャンスを得られず。一時は換金対象として放出の可能性も取り沙汰された。 しかし、中盤に多くの離脱者が続出したなか、後輩MFベルナルとともにプレシーズンの段階からフリック監督の評価を得ると、ここまで16試合3アシストを記録。MFガビやMFフェルミン・ロペスら負傷者が復帰後も、MFペドリとともにピボーテの主力を担い、指揮官の期待に応える高水準のパフォーマンスを披露し続ける。172cmとサイズには恵まれていないが、傑出したフットボールIQ、パスセンス、献身性を武器にブラウグラナの中盤に君臨し、ラ・ロハデビューまで飾っている。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復活の兆し見せた昨季の勢いを活かせず。昨季はフルシーズンを率いることになったバラハ前監督の下で9位フィニッシュしたが、今季は2勝7分け10敗の最下位に低迷。その低迷の大きな要因はオーナーのピーター・リムの杜撰な運営、昨年10月末に発生した深刻な豪雨洪水といった要因が大きい。 ただ、スカッドの質を鑑みれば、少なくとも中位の力は十分にあるだけに、コーチングスタッフ、選手の責任も避けられないところだ。守備に関しては29失点とそこまで悪い数字ではないが、先日のマドリー戦で10人相手にミス絡みの失点で悲劇的な敗戦を喫するなど、メンタルの部分を含めて勝負弱さが顕著。 より深刻な攻撃陣ではFWウーゴ・ドゥーロが5ゴール2アシストと奮闘も、FWラファ・ミルらの低調なパフォーマンスによって1試合平均1点に満たない18ゴールにとどまった。今冬の移籍市場ではFWサディクを獲得も、さらなる補強が行われなければ、コルベラン新監督の手腕でもさすがに立て直しは厳しく、1986-87シーズン以来のセグンダ降格の可能性が現実味を帯びてくる。 ★選手 ◆FWセバスティアン・アラー(レガネス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ初挑戦は完全に失敗に。昨夏の移籍市場において、ある意味で最も大きなサプライズとなったのが、2021-22シーズンのエールディビジ得点王で、アヤックス、ドルトムントでプレーしたコートジボワール代表FWのレガネス加入だった。 ドルトムントでは精巣ガンの治療の影響などもあって思うような活躍はできなかったが、昨年2月のアフリカ・ネーションズカップでコートジボワールを優勝に導いたストライカーのラ・リーガ弱小クラブへの加入は驚きとして伝えられた。 しかし、大きな期待を背負って臨んだ前半戦では8試合(先発5)の出場で無得点に終わり、今冬の移籍市場ではレンタル契約を解消し、オランダの古巣であるユトレヒトへ移籍。スペインの地でなんのインパクトも残せずに、半年でプレーを終えることになった。 2025.01.18 18:30 Sat