「歴史を続けられることを願う」王者イタリア撃破で史上最高タイのベスト8進出のスイス、指揮官はパフォーマンスを讃える「あらゆるエリアを支配した」

2024.06.30 10:14 Sun
スイス代表を指揮したヤキン監督
Getty Images
スイス代表を指揮したヤキン監督
スイス代表ムラト・ヤキン監督が、イタリア代表戦の勝利を誇った。『UEFA.com』が伝えた。29日、ユーロ2024ラウンド16でスイスはイタリアと対戦した。
前回王者のイタリアとの対戦となったスイス。試合は、スイスが支配する展開に。すると37分、ボックス左からのルベン・バルガスがグラウンダーのパスを送ると、走り込んだレモ・フロイラーがトラップから蹴り込み、スイスが先制する。

先手を奪ったスイス。迎えた後半はファーストプレーでいきなりゴールを奪うことに。左サイドでパス交換すると、ボックス内左でパスを受けたルベン・バルガスが狙いすましたコントロールショットをゴール右に決め、リードを2点に広げる。

王者イタリアはなかなかスイスの牙城を崩すことができず、74分にはジャンルカ・スカマッカにビッグチャンスを作られるがポストに助けられることに。2-0で逃げ切り、ベスト8進出を決めた。
ユーロでは前回大会に続いてベスト8に勝ち上がったスイス。ヤキン監督は試合の結果のみならず、パフォーマンス全体を称えた。

「我々は非常に重要な試合に勝利した。それが大事なことだ。明日何が起こるかは別の話だ」

「確かに勝ったが、重要なのは我々のプレーの方法だ。ピッチのあらゆるエリアを支配し、適切なタイミングでゴールを決めた」

「先のことなど考えてはいない。我々が成し遂げてきた結果を味わうために時間をかけることが重要だ」

また、試合後にはポストを叩く姿も。チームを助けてくれたことへの想いを込めていたという。

「リードを奪った後、あのポストは我々に幾つかの問題を引き起こしたかもしれない。ボールがポストに当たった時はとても幸運だった。トップチームと対戦するときは、少しの運が必要だ。幸い、今夜はポストがあるべき場所にあった」

ここまで大会を通して良いパフォーマンスを見せているチーム。ヤキン監督は準備の段階から良いものを見せているとした。

「我々は正しいフォームを見せており、正しいゲームプランを持っている。我々は良いチームだ。しかし、地に足をつけて頑張る必要がある。キャンプの雰囲気は最高であり、外部からの邪魔もなく、サッカーに集中できる」

「代表チームで全てを経験できたことは本当に素晴らしいことだ。我々は本当に圧倒的なプレースタイルでプレーし、あらゆる課題に対して非常にプロフェッショナルなアプローチをしてきた」

「このスポーツで我々が好きなのは、選手たちやスタッフと一緒にいられることだ。サッカーでは本当に多くのことを経験できる。その点については、サッカーには感謝してもしきれない」

これで最高タイのベスト8。次はイングランドvsスロベニアの勝者との対戦となるが、最高成績を目指していくとした。

「これが我々の道の終わりではなく、これからも歴史を続けられることを願っている」

「今夜は友人や家族がみんな一緒にいる。選手たちは夜をどう過ごすか決めるが、パーティーに出かけたりはしない。彼らは完璧なプロフェッショナルだ」

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スイス率いるヤキン監督、前回王者との“戦術的”な試合心待ちに…「我々は準備ができているし、イタリアを驚かせることもできるかもしれない」

ユーロ2024の決勝トーナメント初戦に臨むスイス代表のムラト・ヤキン監督は、前大会王者との戦術的な駆け引きを楽しみにしているようだ。『onefootball』が指揮官の前日会見コメントを伝えている。 今大会でホスト国のドイツ代表、ハンガリー代表、スコットランド代表と同居したグループAを1勝2分けの無敗で2位通過したスイス。 そして、29日に行われるラウンド16では前大会王者で、激戦区のグループBを2位通過したイタリア代表と対戦する。 グループステージでは智将ルチアーノ・スパレッティ監督の下、3バックと4バックを併用する、“戦術の国”らしい多彩な引き出しを見せた対戦相手に対して、ヤキン監督は、「我々は予習をし、この3試合だけでなく、その前の試合も観戦した」と、相手のいかなる戦い方にもアジャストできると自信を示す。 「イタリアはさまざまなシステムを使い分けてプレーできる。ここは戦術的フットボールの本場であり、私は彼らのやり方が本当に好きだ。彼らは集団で守備し、ピッチ全体でマンツーマンで戦うことができる。例えばアタランタがやっていることだ」 「我々は準備ができているし、イタリアを驚かせることもできるかもしれない」 また、両者は2022年カタール・ワールドカップ予選で同じグループに入り、いずれも引き分けに終わった結果、最終的にスイスが首位通過、イタリアが2位通過の末にプレーオフで敗退する因縁もあった。 その点について問われると、「あの試合についていつも聞かれるが、あれは私が経験した中で最も素晴らしい気分だった。だから明日もそれを感じたい。誰が優勝候補かということに引きずられたくはないし、イタリアの強さはわかっている。前回対戦と同じ運に恵まれることを願っているよ」と、相手へのリスペクトを示しつつも、再び良い結果を手にしたいと意気込んだ。 2024.06.29 15:43 Sat
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唸る左足、ベスト4以上を目指すスイスに熱を伝播させる闘将/グラニト・ジャカ(スイス代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFグラニト・ジャカ(レバークーゼン) 1992年09月27日(31歳) ボルシアMG、アーセナルでプレーしていたジャカ。アーセナルではキャプテンを務めた時期もあった一方で、一時は難しい立場になるも、2022-23シーズンは優勝を争う原動力の1人となった。 しかし、本人は7年を過ごしたクラブを離れ、レバークーゼンに加入。すると、ブンデスリーガ33試合に出場し無敗での初優勝に貢献すると、ヨーロッパリーグでも決勝進出に貢献するなど、飛躍のシーズンとなった。 前回大会はベスト8に進出したスイスにおいて、10番を背負うジャカに期待されるのはそのキャプテンシー。かつてはその熱くなりやすい性格が仇となり、レッドカードをもらうシーンも多かったが、精神的に大人になったジャカはその熱量をパワーに変え、チームを引っ張る力にしている。 グループ内では2位を争うことになりそうだが、前回大会以上を目指すことは当然。今シーズンも見せたその左足から繰り出される弾丸ミドルにも注目が集まる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 ▽6月19日(水) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヤン・ゾマー(インテル/イタリア) 12.イボン・ムボゴ(ロリアン/フランス) 21.グレゴール・コベル(ドルトムント/ドイツ) DF 2.レオニダス・ステルギウ(シュツットガルト/ドイツ) 3.シルヴァン・ヴィドマー(マインツ/ドイツ) 4.ニコ・エルベディ(ボルシアMG/ドイツ) 5.マヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ/イングランド) 13.リカルド・ロドリゲス(トリノ/イタリア) 15.セドリック・ツィズガー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 22.ファビアン・シェア(ニューカッスル/イングランド) MF 6.デニス・ザカリア(モナコ/フランス) 8.レモ・フロイラー(ボローニャ/イタリア) 10.グラニト・ジャカ(レバークーゼン/ドイツ) 11.レナト・シュテフェン(ルガーノ) 14.シュテファン・ツバー(AEKアテネ/ギリシャ) 16.ヴァンサン・シエロ(トゥールーズ/フランス) 17.ルベン・バルガス(アウクスブルク/ドイツ) 20.ミシェル・エビシェア(ボローニャ/イタリア) 23.ジェルダン・シャキリ(シカゴ・ファイアー/アメリカ) 24.アードン・ヤシャリ(ルツェルン) 26.ファビアン・リーダー(スタッド・レンヌ/フランス) FW 7.ブリール・エンボロ(モナコ/フランス) 9.ノア・オカフォー(ミラン/イタリア) 18.クワドウォ・ドゥア(ルドゴレツ/ブルガリア) 19.ダン・エンドイエ(ボローニャ/イタリア) 25.ゼキ・アムドゥニ(バーンリー/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】ジャカの左足から繰り出される衝撃のミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Q20dpA7wt1w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 18:00 Sat

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“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?

イタリア代表はスイス代表戦に向け、最終ラインの人選を悩んでいるようだ。 ユーロ2024でグループB2位通過のイタリア代表。3試合はお世辞にも順調な戦いぶりと言えずも、劇的な形で突破を決め、それもそれで要所を抑えたアッズーリらしさ、と言うべきか。 ただ、来たるラウンド16のスイス代表戦(29日)は、今日現在世界で最も急激に評価を高めているフットボーラー、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリが出場停止。 カラフィオーリはB組最終節のクロアチア代表戦で、90+7分の劇的同点弾をアシスト。ボローニャの大躍進に貢献した22歳はプレー全体も良く、急速にビッグクラブ行き噂が過熱する。今月A代表デビューとは思えぬ奮闘ぶりだ。 無論、こういったニューカマーの台頭が大舞台を突き進む上では重要なわけで、スイス戦でカラフィオーリを欠くことは、イタリアにとって大きな痛手になるとみて間違いない。 では、代役は誰になるのか。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやら順当にDFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)の先発起用が妥当か。左からバストーニ、ボンジョルノ、ダルミアンorディ・ロレンツォの3バックと考えられている。 ルチアーノ・スパレッティ監督は大前提として「4バックへのスライドを苦にしない3バック」を念頭に置き、ジャンルカ・マンチーニ、フェデリコ・ガッティの可能性もあるが、打倒な選択肢はボンジョルノとのこと。 注目の大一番、スイス代表vsイタリア代表は、日本時間29日25:00にキックオフだ。 2024.06.28 14:30 Fri

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