「選手に倒れろと言い始めなければならない」敗北のモウリーニョ監督が審判のPK判定に激怒

2022.09.19 13:19 Mon
Getty Images
ローマジョゼ・モウリーニョ監督が、審判に対する怒りを隠さなかった。クラブ公式サイトが伝えている。ローマは18日に行われたセリエA第7節において、2位アタランタと対戦した。

公式戦2連勝を飾ったチームはこの試合も前線が個の打開力を活かしてゴールに迫ったが、得点には結びつけられずにいると35分に一瞬の隙を突かれて失点。後半は数多くのチャンスを作ったが、MFニコロ・ザニオーロがボックス内で倒されるもPKが得られない微妙な判定も影響して最後まで追いつくことはできず、0-1で敗れた。
この試合、ダニエレ・キッフィ主審に対する執拗な抗議で退席処分となったモウリーニョ監督は、試合後にチームのパフォーマンス自体は良かったと強調。そのうえで、キッフィ主審への不満を爆発させており、判定への説明を求めたことも明かしている。

「モンツァ戦やクレモネーゼ戦などの試合では、90分間今日のようにコントロールはできなかった。今シーズン、これまでで一番簡単に勝てたはずの試合だった。(負傷で欠場した)パウロ・ディバラがいれば、違った展開になっていたかもしれない。とはいえ、客観的に見ても我々は本当に良いプレーをしていた」
「チームは良いプレーをして、今夜はリズムもバランスもコントロールできていた。感情的になる場面もあったが、それでも完全にコントロールされていたと思う。だが、ニコロ・ザニオーロへのプレーは明らかにPKだった」

「試合後、キッフィと話をしたかった。もし、選手が倒れなければ絶対にPKにならないと審判が言うなら、私は選手に倒れろと言い始めなければならない。だから、なぜPKを与えなかったか教えてくれと頼んだが、明確な答えはくれなかった」

「解釈の問題だとは言っていた。でも、私にとっては解釈どうこうの問題ではなく、PKが与えられるべきだったと思う。それだけだ」

「私は最高の指導者でありたい。だが、もしその代わりにピエロを演じたり、PK獲得のためダイブする必要があったりするのなら、私はトレーニングを変えるだろう」


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