「日本はミスのおかげで…」オマーン指揮官が日本代表戦を語る「いくつかの側面には満足」

2021.11.18 09:52 Thu
Getty Images
オマーン代表ブランコ・イバンコビッチ監督が、日本代表戦について語った。オマーンサッカー協会(OFA)が伝えた。オマーンは16日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本と対戦。最終予選の初戦で勝利している日本を相手に、ダブルを決めておきたいところだった。

前半は堅い守備の前に日本にチャンスを作らせなかったオマーン。しかし、後半に三笘薫が投入されると、右サイドを攻略されてしまう。それでも粘り強く守っていたが、81分に伊東純也にゴールを決められて失点。0-1で敗れていた。
イバンコビッチ監督は、日本代表の前に同じ戦いを続けることは難しいとコメント。ミスから失点したことを悔やみながらも、まだ諦めないとした。

「日本が勝利したことは祝福するが、我々は残念ながら試合に負けた。ただ、建国記念日(11月18日)にはオマーンの人々にギフトを贈ることができるだろう」
「試合のいくつかの側面には満足している。ただ、試合の分析が進むまでは、これ以上は話したくはない」

「日本代表は、ミスのおかげで得点できた。サッカーだからミスは起こる可能性がある。特に、日本のようなアジアで最高のチームに対し、90分間同じレベルでプレーすることは簡単ではない」

「もちろんまだチャンスはある。この予選の最後の試合までハードワークする」

オマーン代表は勝ち点6で4位に位置。3位のオーストラリア代表とは勝ち点差「4」、2位の日本とは「5」に広がった。


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「なんで手を使わないんだ」「コミカルすぎる」オマーン敗退に繋がった残念な失点シーンが話題に…手を使えなかったGKの判断が問われる「残念な対応だ」

アジアカップ2023から敗退したオマーン代表。GKの判断ミスが話題を呼んでいる。 25日、アジアカップ2023グループFの最終節が行われた。オマーンは最下位のキルギス代表と対戦。勝てば3位でもグループステージ突破を決められる試合だった。 試合は開始8分にFWムフセン・サレハ・アル・ガッサニのゴールでオマーンが先制。リードしたまま前半を終える。 勝ち点4になればグループステージ突破となる中で、80分にそのシーンが訪れる。ラインの裏に出たボールに対してオマーンのDFが追いかけると、これをジョエル・コジョが追走する。 これに対してGKイブラヒム・アル・ムハイニが飛び出していくと、ボックス内であったにも関わらず、手を使わずに足で処理しようとすると、交錯してルーズボールに。コジョは無人のゴールに流し込んでいった。 このゴールにより1-1のドローに。オマーンは勝ち点が2にとどまり、3位ながらも敗退に終わってしまった。 このプレーにはGKのアル・ムハイニが手を使わなかったことが話題に。「なんで手を使わないんだ」、「コミカルすぎる」、「残念な対応だ」、「とんでもないミスを犯した」とコメント。これによりインドネシア代表が突破を果たしたが、「ジャカルタから歓声が聞こえるぞ」との声も挙がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】疑問が出ているオマーンGKの対応…結果として敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Indonesia!<a href="https://twitter.com/hashtag/AsianCup2023?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianCup2023</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/HayyaAsia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#HayyaAsia</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/KGZvOMA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#KGZvOMA</a> <a href="https://t.co/2SNecbjKci">pic.twitter.com/2SNecbjKci</a></p>&mdash; #AsianCup2023 (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1750573238814674967?ref_src=twsrc%5Etfw">January 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.26 16:25 Fri
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アジア王者カタールがイランに惨敗でグループ4位に…韓国は連勝でグループ首位、サウジはバーレーンとドローで混戦に【2026年W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節が行われた。 予選3連勝だった日本代表は、ホームにオーストラリア代表を迎えての一戦。勝利すれば大きなリードを手にするところだったが、攻めこんでいながらもゴールが遠い。 すると後半、相手のクロスからオウンゴールで最終予選初失点。その後も苦戦したが、日本も中村敬斗の仕掛けがオウンゴールに繋がり、1-1のドロー。勝利を逃したが、敗戦は免れた。 なお、同グループでは、中国代表がホームにインドネシア代表を迎えて2-1で勝利し、最終予選初勝利。また、日本に第3節で敗れたサウジアラビア代表は、バーレーン代表相手に1-1のドローに終わった。 これにより日本が勝ち点10で首位。勝ち点5でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンが並んでおり、インドネシアと中国が勝ち点3で並ぶという状況になっている。 グループAではアジア王者のカタール代表がイラン代表に4-1で惨敗。アルモエズ・アリが17分に先制ゴールを奪うも、サルダール・アズムンが2ゴールを決めイランが逆転。後半にはモハマド・モヘビも2ゴールを奪いイランが勝利した。なお、UAE代表はウズベキスタン代表に1-0、北朝鮮代表はキルギス代表に1-0でそれぞれ敗れていた。 無敗を守ったイランとウズベキスタンが勝ち点10で並び、3位以下はUAEとカタールの勝ち点4、キルギスの勝ち点3、北朝鮮の勝ち点2と続いている。上位2カ国が抜け出ており、11月の結果次第ではW杯出場がほぼ確定することとなる。 グループBでは、ヨルダン代表がオマーン代表に4-0、パレスチナ代表がクウェート代表と2-2のドロー、韓国代表がイラク代表に3-2で勝利を収めた。 韓国は10月シリーズで連勝を収め、勝ち点10で首位。2位にはヨルダン、イラクが勝ち点7で並び、オマーン、クウェートが勝ち点3、パレスチナが勝ち点2となっている。 ◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第4節 ■グループA イラン代表 4-1 カタール代表 【イラン】 サルダール・アズムン(前42、後3) モハマド・モヘビ(後20、後53) 【カタール】 アルモエズ・アリ(前17) ウズベキスタン代表 1-0 UAE代表 【ウズベキスタン】 オタベク・シュクロフ(後31) キルギス代表 1-0 北朝鮮代表 【キルギス】 クリスティヤン・ブラウズマン(前11) ■グループB ヨルダン代表 4-0 オマーン代表 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前26、後9) アリ・オルワン(後4、後42) パレスチナ代表 2-2 クウェート代表 【パレスチナ】 ウェッサム・アブ・アリー(前41) ゼイド・クンバル(後48) 【クウェート】 ユセフ・ナセル・アル・スライマン(前31、後35) 韓国代表 3-2 イラク代表 【韓国】 オ・セフン(前41) オ・ヒョンギュ(後29) イ・ジェソン(後38) 【イラク】 アイメン・フセイン(後5) イブラヒム・バイェッシュ(後50) ■グループC 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 オウンゴール(後31) 【オーストラリア】 オウンゴール(後13) 中国代表 2-1 インドネシア代表 【中国】 ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21) チャン・ユーニン(前44) 【インドネシア】 トム・ハイェ(後41) サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表 <span class="paragraph-title">【動画】韓国代表がイラク代表相手に快勝で、10月連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K9nNTa4NTfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 14:35 Wed

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