アーセナルがレスターに薄氷勝利! 完璧前半から一転して2点差追いつかれるも後半AT2発で劇的勝利に【プレミアリーグ】

2024.09.29 01:17 Sun
アーセナルが土壇場で勝利
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アーセナルが土壇場で勝利
プレミアリーグ第6節、アーセナルvsレスター・シティが28日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが4-2で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。
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今シーズン序盤を占うアウェイ3連戦を1勝2分けで終えたアーセナルは、昇格組レスターとのホームゲームでリーグ2戦ぶりの白星を狙った。マンチェスター・シティとの頂上決戦となったリーグ前節はトロサール退場の影響もあり、1点リードの後半に割り切った守備的な戦い方で辛くも勝ち点1を持ち帰った。ただ、その後に行われた直近のEFLカップでは3部ボルトン相手に大幅なターンオーバーを敢行し、17歳ヌワネリの2ゴールなどで5-1と圧勝。公式戦3試合ぶりの白星を挙げてこの一戦を迎えた。アルテタ監督はボルトン戦で温存した主力を復帰させ、シティ戦と全く同じスタメンを採用。GKラヤとティンバーも無事スタメンに入った。
開始直後からエンジン全開のアーセナルがレスター陣内でハーフコートゲームを展開していく。安定したボール保持に加え、素早い切り替えで即時奪回を成功させて相手に攻撃のターンを与えることなく攻勢を続ける。

15分にサカのミドルシュートで決定機を作ると、直後の20分にはカウンターから右サイド深くに抜け出したティンバーのグラウンダーの折り返しをファーから中央に絞ってきたマルティネッリが重心が後ろに残りながらもうまく右足で巻き込むダイレクトシュートでゴール右隅に流し込んだ。
マルティネッリの今季初ゴールで幸先よく先制に成功したアーセナルは、以降もギアを緩めることなくフォクシーズを自陣深くに押し込めていく。ただ、GKヘルマンセンの好守や最後のところで体を張る相手の守備を前に徐々に攻めあぐねていく。

それでも、主導権は渡さないホームチームは焦れずに攻め続けると、前半終了間際のアディショナルタイム1分にはボックス左でマルティネッリが折り返した正確なグラウンダーのボールをゴール前のトロサールがうまく右足で合わせて右隅へ流し込み、追加点を奪い切って試合を折り返した。

ホームチーム圧倒の前半となったが、ハーフタイムできっちり気持ちを切り替えたレスターが後半最初の決定機をゴールに結びつける。47分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのブオナノッテのクロスをジャスティンが頭で合わせると、ハヴァーツにディフレクトして大きくコースが変わったシュートがGKラヤの反応の逆を突く形でゴールネットを揺らした。

やや不運な形で1点差に迫られたアーセナルはすぐさま反撃。失点直後には得意のセットプレーからガブリエウ、カラフィオーリの連続シュートでGKヘルマンセンにビッグセーブを強いると、58分にはトロサールが右ポスト直撃のシュートも放つ。

一方で前半に比べて守備の緩みを見せ始めると、レスターがスーパーゴールで同点に追いつく。63分、相手陣内左サイドでエンディディが上げたクロスをボックス右に走り込んだジャスティンが完璧な右足ダイレクトボレー。これがゴール左隅に突き刺さった。

完璧な前半から一変して2点差を追いつかれる、まさかの展開となったアーセナル。ここから攻勢を強めると、68分にはサカの右クロスの流れからゴール前のハヴァーツがアクロバティックなボレーシュートを狙うが、至近距離からのシュートはGKヘルマンセンがうまく体に当ててブロック。さらに、74分にはヘルマンセンの不用意な縦パスをライスが引っかけたショートカウンターからマルティネッリにビッグチャンスもここはヘルマンセンが自分のミスを見事にリカバーするビッグセーブを見せた。

その後、マルティネッリに代えてスターリング、トーマスに代えてヌワネリとフレッシュなアタッカーを続けて投入し、攻撃に変化を加えていくアーセナル。後半終盤にかけてはハーフコートゲームの形に持ち込むが、最後のところで粘るレスターの守備に苦戦。とりわけ、驚異的な集中力を見せる相手守護神ヘルマンセンに手を焼き、ヌワネリとカラフィオーリの決定的なシュートも防がれる。

焦れる展開が続くものの、ホームで格下相手に取りこぼしは許されないアーセナルは土壇場で底力を示す。7分が加えられた後半アディショナルタイムの94分に右CKの場面でサカが浮き球のボールをファーに入れると、フリーのトロサールが右足で合わせたシュートがゴール前のエンディディに当たってニアポストに吸い込まれた。

土壇場で勝ち越しに成功したアーセナルは、さらにDFを削って勝負に出たレスターを引っくり返したロングカウンターから最後は相手の不運なクリアボールをゴール前で押し込んだハヴァーツがトドメの4点目まで奪った。

そして、一時2点差を追いつかれる拙い試合運びとなったものの、土壇場で勝負強さを示したアーセナルがリーグ2戦ぶりの白星を挙げた。

アーセナル 4-2 レスター・シティ
【アーセナル】
ガブリエウ・マルティネッリ(前20)
レアンドロ・トロサール(前46)
オウンゴール(後45+4)
カイ・ハヴァーツ(後45+9)
【レスター】
ジェームズ・ジャスティン(後2、後18)



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「愚かな行為」「何をしている?」遅延行為で退場…大一番に水差したトロサールに厳しい声「ボールを蹴り飛ばせば警告だ」

大一番で退場となったアーセナルのベルギー代表MFレアンドロ・トロサールには、厳しい声が寄せられている。 トロサールは22日に行われたプレミアリーグ第5節のマンチェスター・シティ戦で先発。チームはリーグ王者のホームで果敢に戦い2-1でリードしていたが、前半アディショナルに状況が一変することに。FKのクリアボールに反応したトロサールが、ファウル判定を受けた後にボールを蹴ったことで遅延行為と判断され、この試合2枚目のイエローカードで退場となってしまったのだ。 これにより、数的不利となったアーセナルは後半防戦一方に。それでも必死にリードを守り続けていたが、後半アディショナルタイムにとうとう失点を許してしまい、2-2のドローに終わった。 試合後、ミケル・アルテタ監督はトロサールを退場させたマイケル・オリバー主審の判定に激怒。笛が鳴った直後のプレーを止めるのは難しく、遅延行為とされることへの異議を唱えた。 しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演していた解説者たちは、全員がこの退場は妥当だと主張。ギャリー・ネビル氏はトロサールのプレーに注目しており、笛の音は十分聞こえていたはずと主張している。 「主審がトロサールは笛の音を聞いたと考えた理由は、彼がクリアを半分諦めたようなプレーだったからだろう。彼は完全にクリアしようとはしていない」 「試合が終わって確認すれば、アルテタたちは同じ見方をしないかもしれないね。彼らはそれを愚かな行為と見なすかもしれない。彼らは退場するトロサールにハグしたと知っているが、振り返ってみれば彼らも失望するだろう」 また、ジェイミー・キャラガー氏も退場は妥当だったとしつつ、非常に愚かな行為だとトロサールを非難した。 「彼は何をしているんだ?彼のチームが置かれている状況、そしてシーズン終了時のポイントを考えてみれば、今日この試合がいかに重要だったか。馬鹿げたことをやってしまった」 このほか、元アーセナルのセオ・ウォルコット氏も「ボールを蹴り飛ばせば警告を受ける」と語ったほか、ロイ・キーン氏も「イエローカードを受けたなら、審判に退場させる隙は与えないと思うものじゃないか?いくらでも厳しいと言えばいいが、あれはイエローカードだ」と断言するなど、トロサールには厳しい声が相次ぐ形となった。 <span class="paragraph-title">【動画】注目のビッグマッチで、トロサールは痛恨の退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/xzIn-oIi9-o?si=s4-Vme3u3P-yUntd&amp;start=141" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.09.23 15:50 Mon

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