インテルが独走優勝! ミラン指揮官「他チームとの差がこれほどなら…」 自身の進退は?

2024.04.23 09:55 Tue
ミランを率いるピオリ監督。
Getty Images
ミランを率いるピオリ監督。
ミランがミラノ・ダービーで敗れ、目の前で宿敵のセリエA優勝を許した。2位ミランは22日の第33節で首位インテルと対戦。49分までに0-2とされるなか、80分にフィカヨ・トモリのゴールで1点を返したが、後が続かず、1-2で敗北した。
8試合ぶりの黒星だったが、両者の勝ち点差は「14」→「17」に。残り5試合でミランの逆転がなくなり、インテルが3季ぶり20度目のスクデット獲得を果たした。

ステファノ・ピオリ監督は試合後の『DAZN』でユベントスとのアウェイ戦になる次節を見据えつつ、この敗戦で受けた痛みを口にした。

「すべてにとって大きな敗戦だし、ロッカールームで選手たちを元気づけようと努めた。チャンピオンシップを良い形で締めくくらないといけないし、土曜日にも非常に重要な試合がある。またしてもこのダービーで引き分けにも持ち込めなかった」
イタリア人指揮官は今季のインテルにも触れ、「彼らはここ3、4年のセリエAで最も強いチームであり続けている。差がこれほどなら、彼らが本当に強く、我々を含む他チームが前進しないといけないということだ」とした。

また、今季限りでの退任が有力視される自身の去就を巡っては「わからない」としつつ、こうコメントしている。

「メディアによると、(インテル指揮官のシモーネ・)インザーギは14カ月前まで苦しんでいたようだが、それからの彼が何を成し遂げたかを見てみてほしい」

「私はここで幸せだし、仕事もうまくしている。このチームはまだ改善の余地もあると思う。シーズンが終わって全員を見てみて、それから話し合うつもりだ」

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今季28戦28発…ギラシーはやはりシュツットガルト退団へ? ドルトムントが獲得本腰か

ギニア代表FWセール・ギラシー(28)はシュツットガルト退団が濃厚か。 今季ブンデスリーガで28試合28得点の28歳ギラシー。昨秋の段階で今夏移籍が浮上していた、脂の乗った素晴らしいストライカーだ。 ドイツのジャーナリスト、フロリアン・プレッテンバーグ氏によると、ギラシーはこの度移籍希望をシュツットガルトに対して明確にし、今後ドルトムント、ミラン、アーセナルによる争奪戦が本格化していくとのこと。一方でチェルシーへの移籍はないという。 時を同じくしてファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のXに、「ドルトムントがギラシー獲得へ本腰。1750万ユーロ(約29.9億円)の契約解除条項発動へ進むが、最終段階の重要なステップを超えねばならない」と投稿した。 来季チャンピオンズリーグ(CL)参戦のシュツットガルトだが、日本代表DF伊藤洋輝(25)のバイエルン移籍に続き、主将のドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)もレバークーゼン行きを含めた売却噂が絶えず。 アントンとギラシーも退団なら、センターラインの再構築を余儀なくされる。 2024.06.24 20:15 Mon

トッテナム退団濃厚なエメルソン、ミランからの関心認める「そのような動きがあるのはとても嬉しい」

トッテナムのブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)がミランの動向を喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えた。 トッテナムでの3シーズン目は公式戦先発数が13試合にとどまったエメルソン。ケガ人が多発した最終ラインにおいて本職ではないセンターバックや左サイドバックもこなしたが、アンジェ・ポステコグルー監督体制では序列を落とし、今夏の移籍が現実味を帯びている。 有力な移籍先として考えられているのがミランで、すでに代理人と接触があったという報道も。ビジャレアルからの関心も浮上しているが、本人はミラン入り希望と伝えられていた。 そんななか、エメルソンはジャーナリストのアンドレ・エルナン氏のYouTubeチャンネルに出演。自らの言葉でミランに動きがあることを明かした。 「実のところ、まだ何も決まっていない。もちろん、ミランがトッテナムに連絡を取っていることは知っている。彼らは僕の情報を求めている。多くのブラジル人選手がミランでプレーしてきたから、そのような動きがあるのはとても嬉しいことだ」 「何が起こるか、待って見てみよう。ミランのユニフォームはとても重要で意味のあるものだ。このようなチームが追いかけてくれているのを知ると、とても嬉しくなる」 ミランの右サイドバックにはイタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)とイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィ(33)がいるが、フロレンツィはパウロ・フォンセカ新監督の構想に入らない見込み。カラブリアも契約が残り1年を切るが、契約延長には至っていない。 なお、エメルソンとトッテナムの契約は残り2年。移籍金は2000万ユーロ(約34億2000万円)程度になると予想されている。 2024.06.24 17:01 Mon

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イングランド代表が26名を発表! マディソン&ウィルソンがサプライズ枠に《カタールW杯》

イングランドサッカー協会(FA)は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ガレス・サウスゲイト監督は、W杯本大会に向けてFWハリー・ケインや、FWラヒーム・スターリング、MFメイソン・マウント、MFデクラン・ライス、MFジュード・ベリンガム、FWブカヨ・サカら主力を順当に選出。また、コンディションに不安を抱えるDFカイル・ウォーカーも無事メンバー入りした。 さらに、当落線上の選手ではDFエリック・ダイアー、DFベン・ホワイト、MFコナー・ギャラガーらが招集され、ここ最近好調を維持するFWカラム・ウィルソンやMFジェームズ・マディソンがサプライズでのメンバー入りとなった。 一方で、チェルシーのDFリース・ジェームズ、DFベン・チルウェルら負傷者、マンチェスター・ユナイテッドFWジェイドン・サンチョやローマFWタミー・エイブラハム、ミランDFフィカヨ・トモリ、ノッティンガム・フォレストGKディーン・ヘンダーソン、サウサンプトンMFジェームズ・ウォード=プラウズらが惜しくも選外となった。 イングランドはグループBに入り、21日にイラン代表戦、25日にアメリカ代表戦、29日にウェールズ代表戦を戦う予定だ。 今回発表されたイングランド代表メンバーは以下の通り。 ◆イングランド代表メンバー26名 GK ジョーダン・ピックフォード(エバートン) ニック・ポープ(ニューカッスル) アーロン・ラムズデール(アーセナル) DF キーラン・トリッピアー(ニューカッスル) トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ) ベン・ホワイト(アーセナル) ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド) ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ) エリック・ダイアー(トッテナム) コナー・コーディ(エバートン) ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド) MF デクラン・ライス(ウェストハム) ジュード・ベリンガム(ドルトムント/ドイツ) カルヴァン・フィリップス(マンチェスター・シティ) ジョーダン・ヘンダーソン(リバプール) コナー・ギャラガー(チェルシー) メイソン・マウント(チェルシー) FW ハリー・ケイン(トッテナム) カラム・ウィルソン(ニューカッスル) マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド) ラヒーム・スターリング(チェルシー) ブカヨ・サカ(アーセナル) フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ) ジェームズ・マディソン(レスター・シティ) 2022.11.10 23:21 Thu
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ミラン、次戦は新加入MFラインデルスをアンカー起用か

ミランは23日に行われるセリエA第5節エラス・ヴェローナ戦で大きな変化を見せるかもしれない。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 今シーズンはセリエA開幕3連勝スタートを切ったものの、第4節のインテル戦で大敗し、その後のチャンピオンズリーグ(CL)・ニューカッスル戦はゴールレスドローに終わったミラン。ステファノ・ピオリ監督はここまでそれほど大きくメンバーを変えることなくこの5試合を戦ってきた。 特に重宝されているのが、[4-3-3]のアンカーを務めるボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチ。今夏の移籍も噂されたこの29歳は、5試合連続で先発フル出場を果たしている。 しかし、次のヴェローナ戦ではクルニッチがベンチスタートとなる可能性が出てきている模様。21日の練習でピオリ監督はオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスをクルニッチの代わりに中盤の底で試したという。ここまではインサイドハーフとして活躍している新戦力のラインデルスだが、今回の試みはヴェローナ戦やその先を見据えたものだと推測されている。 また、ニューカッスル戦で途中出場から存在感を発揮した元イタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィやアメリカ代表MFユヌス・ムサにチャンスが与えられる可能性もあるとのこと。最終ラインではイングランド代表DFフィカヨ・トモリとデンマーク代表DFシモン・ケアーがセンターバックでコンビを組み、ドイツ代表DFマリック・チャウには休みが与えられると見られている。 2023.09.22 22:22 Fri

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ピオリのボランチ起用で光明も...ミランが背番号「7」アドリの売却を視野に

ミランがフランス人MFヤシン・アドリ(23)売却を考慮か。 ミランの背番号「7」アドリ。 昨季加入でほとんど出番がなかったなか、今季に入ってステファノ・ピオリ前監督から本職の攻撃的MFではなく、ボランチとして起用され、これが一定の効果を発揮したことでスカッドに食い込むように。 昨季から一転、スタメンも格段に増えて公式戦33試合出場。ただ、信頼を高めた指揮官は退任し、休暇を終えればパウロ・フォンセカ新監督にアピールしていく必要が。 その裏では、クラブがアドリ売却を視野に入れているとのこと。『カルチョメルカート』などイタリア各紙いわく、絶対的な存在ではないアドリの保持に固執する様子はなく、実際に契約延長話も聞こえてこない。 売却ありきというわけではなく、現状オファーも届いてないようだが、今後の展開やいかに。 2024.06.21 18:40 Fri
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サウジアラビアがミランの10番に関心、契約解除金は296.5億円だが…

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