悲劇…W杯でのイラン代表の敗戦を喜んだ27歳の男性が国内で射殺
2022.12.01 23:48 Thu
ノルウェーのオスロに本拠を置くイラン人の人権保護のためのNGO団体「Iran Human Rights(IHRNGO)」が、イラン代表の敗戦を祝福した若者が殺害されたことを発表した。発表によると、男性の名はメフラン・サマクさん。27歳の男性で、イランの治安部隊に頭部を撃たれて殺害されたという。
イラン代表は11月29日、カタール・ワールドカップ(W杯)でアメリカ代表と対戦。勝てばグループステージ突破となる中、0-1で敗れて敗退となっていた。
サマクさんはイランの敗北を祝うために夜間に外出。車を運転し、クラクションを鳴らしていたところ、頭部を撃たれたという。
IHRNGOによると、イランの治安部隊は、この2カ月間で同国で発生した混乱により、60人の子供と29人の女性を含む4448人を殺害したとのことだ。
そのため、国内では緊張状態が続いていたが、W杯の敗戦を受けて喜んだことで殺害されてしまったという、何とも痛ましい事件が起きてしまった。
イラン代表は11月29日、カタール・ワールドカップ(W杯)でアメリカ代表と対戦。勝てばグループステージ突破となる中、0-1で敗れて敗退となっていた。
IHRNGOによると、イランの治安部隊は、この2カ月間で同国で発生した混乱により、60人の子供と29人の女性を含む4448人を殺害したとのことだ。
これは今年9月にイランの服装規定に違反したとして逮捕され、その後に死亡したマフサ・アミニさんに対し、その扱いに関して大きな抗議活動が起こり、イラン国内だけでなく、世界中にその活動は広まっていた。
そのため、国内では緊張状態が続いていたが、W杯の敗戦を受けて喜んだことで殺害されてしまったという、何とも痛ましい事件が起きてしまった。
1
2
イランの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
|
イランの人気記事ランキング
1
飛距離は60m超え! イラン代表“強肩”GKの超ロングスローがギネス世界記録に認定
イラン代表GKのロングスローがギネス世界記録に認定された。 ポルトガルのボアヴィスタは25日、所属するGKアリレザ・ベイランヴァンドのフィードが、サッカーの公式戦における最長のハンドスローとしてギネス世界記録に認定されたと発表した。 ベイランヴァンドは2016年10月11日にイランのテヘランで行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節の韓国代表戦に、イラン代表GKとして出場した。この試合中におけるフィードスローが61m26mmを記録。ラストパスにもなった超ロングフィーが、手による世界最長のフィードとしてギネス記録に認定された。 ベイランヴァンドは今夏にベルギーのロイヤル・アントワープからボアヴィスタへと、買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で加入。 イラン代表としても49試合に出場し、今年9月2日に行われたカタールW杯アジア最終予選の初戦、シリア代表戦でも強肩ぶりを披露していた。 <span class="paragraph-title">【動画】世界記録に認定された60m超えのロングスロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Cebk0MO1sCw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.11.27 20:21 Sat2
イラン代表の主力2選手が代表追放…原因はEL予備予選でのイスラエルクラブとの対戦
▽イラン代表MFマスド・ショジャエイとDFイフサン・ハジサフィがイラン代表でのプレーを禁じられることとなった。イギリス『Four Four Two』が報じた。 ▽ショジャエイとハジサフィは、ギリシャ・スーパーリーグのパニオニオスに所属。パニオニオスは今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)予備予選3回戦に登場し、イスラエルのマッカビ・テルアビブと対戦。両選手も出場していた。 ▽しかし、この試合でプレーしたことが両選手にとっては悲劇の始まりとなってしまった。イランの政府広報担当者が両選手の代表活動を禁止すると発表した。 ▽イランは、イスラエルを国家として認識しておらず、全ての選手がイスラエルのチームと対戦することを禁止している。ショジャエイとハジサフィは、アウェイで行われたマッカビ・テルアビブ戦には帯同しなかったものの、ホームで行われた2ndレグに出場し、これが問題となった。 ▽イランのスポーツ副大臣を務めるモハマド・レザ・ダバザニ氏は、『ニューヨーク・タイムズ』を通じてコメントを発表。ショジャエイとハジサフィが2度と代表チームでプレーすることはないと語った。 「マスド・ショジャエイとイフサン・ハジサフィは決して代表チームに招集されることはないだろう。越えてはいけない一線に触れてしまった」 「彼らはチームとプレーするための契約を結んでいるが、苦い経験をした相手とプレーするとは…これはイラン人として容認できないことだ」 ▽イランはロシア・ワールドカップ アジア最終予選でグループAに属しており、現在首位。すでにW杯への出場権を獲得している。ショジャエイはブラジル・ワールドカップに出場するなどこれまで68キャップを記録し、最終予選で5試合に出場。ハジサフィもブラジル・ワールドカップに出場するなど、ここまで82キャップを記録。最終予選でも3試合に出場していた。 ▽政治的な要因で、政府からまさかの代表追放を突きつけられてしまった両選手。アウェイの地でのプレーを回避したものの、逆転での予選突破を目指したホームゲームでプレーしたことが裏目に出てしまった。 2017.08.11 17:14 Fri3
チャルハノールやユンデルらを招集…イラン&ロシアと対戦するトルコ代表メンバーを発表!《国際親善試合》
▽トルコサッカー連盟(TFF)は18日、国際親善試合に臨むトルコ代表メンバー27名を発表した。 ▽今回の招集メンバーには、ミランのMFハカン・チャルハノールやローマのMFジェンギズ・ユンデル、エバートンのFWシェンク・トスンらを招集。なお、トルコリーグで暴力行為を起こし、16試合の出場停止処分を受けたイスタンブール・バシャクシェヒルのMFアルダ・トゥランは今回も招集外となった。 ▽今夏に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃したトルコは、28日にイラン代表と、6月1日にチュニジア代表と、同月5日にロシア代表と対戦する。今回発表されたメンバーは以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆トルコ代表メンバー 27名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ヴォルカン・バハジャン</span>(イスタンブールBB) <span style="font-weight:700;">オカン・コチュク</span>(イスタンブールスポル) <span style="font-weight:700;">セルカン・クルントゥル</span>(コンヤスポル) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">エルトゥールル・エルソイ</span>(ブルサスポル) <span style="font-weight:700;">オメル・バイラム</span>(アクヒサル・ベレディイェスポル) <span style="font-weight:700;">メーメト・ゼキ・チェリク</span>(イスタンブールスポル) <span style="font-weight:700;">シェネル・オズバイラクリ</span>(フェネルバフチェ) <span style="font-weight:700;">ハサン・アリ・カルディリム</span>(フェネルバフチェ) <span style="font-weight:700;">メフメト・トパル</span>(フェネルバフチェ) <span style="font-weight:700;">カーン・アイハン</span>(デュッセルドルフ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">チャグラル・ソユンク</span>(フライブルク/ドイツ) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">マームト・テクデミル</span>(イスタンブールBB) <span style="font-weight:700;">イルファン・ジャン・カフヴェジ</span>(イスタンブールBB) <span style="font-weight:700;">アブデュルカディル・オミュル</span>(トラブゾンシュポル) <span style="font-weight:700;">ユスフ・ヤズジュ</span>(トラブゾンシュポル) <span style="font-weight:700;">オカイ・ヨクシュル</span>(トラブゾンシュポル) <span style="font-weight:700;">デニズ・トゥリュチ</span>(カイセリスポル) <span style="font-weight:700;">セルダル・ギュレル</span>(オスマンルスポル) <span style="font-weight:700;">エムレ・アクババ</span>(アランヤスポル) <span style="font-weight:700;">オグジャン・オズヤクプ</span>(ベシクタシュ) <span style="font-weight:700;">タルカン・セルベスト</span>(オーストリア・ウィーン/オーストリア) <span style="font-weight:700;">ケナン・カラマン</span>(ハノーファー/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ジェンギズ・ユンデル</span>(ローマ/イタリア) <span style="font-weight:700;">ハカン・チャルハノール</span>(ミラン/イタリア) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ユヌス・マリ</span>(ヴォルフスブルク/ドイツ) <span style="font-weight:700;">シェンク・トスン</span>(エバートン/イングランド) <span style="font-weight:700;">ウミト・バラト</span>(カイセリスポル) 2018.05.19 02:20 Sat4
現記録保持者アリ・ダエイ、C・ロナウドの代表得点記録更新を確信
元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏(51)が、自身が持つ代表通算得点記録更新に近づくポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)について言及した。 現役時代にペルセポリスといった国内クラブ、バイエルンやヘルタ・ベルリンで活躍したアジア歴代最高のストライカーとも評されるダエイ氏。とりわけ、イラン代表での活躍は圧巻で、149試合の国際Aマッチ出場で通算109ゴールを記録。この数字は国際Aマッチにおける通算得点記録の世界記録となっている。 この偉大な得点記録の更新は不可能かに思われたが、現在更新に迫っているのが、世界最高のフットボーラーの一人と評されるC・ロナウドだ。 C・ロナウドはここまでポルトガル代表で168試合に出場し102ゴールを挙げている。2020年の残りの代表戦では17日のUEFAネーションズリーグ、クロアチア代表戦のみとなっており、今年中の記録更新は不可能と言えるが、2021年中の達成は十分に可能と思われる。 そして、ダエイ氏はイタリア『tuttomercatoweb』のインタビューを通じて、C・ロナウドが自身の記録を更新することを確信していると語っている。 「彼を直接祝福したいと思っているよ。ロナウドはこれまでにポルトガルで102ゴールを決めており、私の記録を上回ると確信している。ただ、7ゴールの差があることもわかっているよ」 「彼のような偉大なプレーヤーが私の記録を破ることになれば、それは私にとっても本当に名誉なことだよ。ロナウドはこの時代だけでなく、歴代最高のプレーヤーの1人だからね。彼は文句なしの怪物だからね」 2020.11.17 17:54 Tue5

