「実質ハットトリック」三度目の正直でゴール認められたリシャルリソンに称賛の言葉「精神力バケモン」

2021.12.07 12:05 Tue
Getty Images
エバートンは6日に行われたプレミアリーグ第15節でアーセナルとホームで対戦し、2-1で勝利。ブラジル代表FWリシャルリソンが90分を通して集中力を見せ続けた。リーグ戦8戦未勝利で、16位と降格圏が近づく状況の中、エバートンはアーセナルに決定的なチャンスを作らせずにいると、44分にバイタルエリア右でFKを獲得。MFアンドロス・タウンゼントが供給したクロスをゴール前に抜け出したリシャルリソンがヘディングで叩き込むが、これはVARの末にオフサイドとなり、ゴールは認められなかった。
エバートンはその直後にアーセナルに先制を許し前半を嫌な形で終えていたが、58分にMFアブドゥライエ・ドゥクレのスルーパスからボックス右に抜け出したリシャルリソンが、ワントラップから冷静にゴールネットを揺らす。しかし、再びVARによってオフサイドを取られ、これもノーゴールとなった。

それでも80分、味方のシュートのこぼれ球をボックス左手前で拾ったMFデマライ・グレイがコントロールショットを放つと、クロスバーに跳ね返ったボールをリシャルリソンが頭で押し込み、三度目の正直でゴールは認められ、試合は振り出しに戻った。

頼れるエースのゴールには、ファンも「やっと報われた」、「実質ハットトリック」、「2点目のオフサイドはかわいそうだな」、「精神力バケモン」と称賛した。
最後まで切らさぬ集中力を見せたエースのゴールで同点に追いついたエバートンは、その後ピンチもあったものの、後半アディショナルタイムにグレイがカットインからの強烈シュートでゴールネットを揺らし、9試合ぶりとなる劇的な白星を飾った。

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ルートン・タウンは3日、元イングランド代表MFアンドロス・タウンゼント(32)との契約延長を発表した。契約期間は“長期契約”とだけ明かされている。 契約延長にサインしたタウンゼントは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「3カ月前までは、僕のキャリアはもう終わったものだと思っていた。世界中のクラブにトライアルを受けに回っていたのが、もっと長い契約をオファーされるなんて、夢のようだよ」 「このクラブはスペシャルで、特別なクラブだ。今シーズンは本当に特別なことを成し遂げられると思う。まだ半分しか終わっていないし、あと半年間、19試合もあるんだから、想像もつかなかったようなことを実現できるはずさ」 トッテナムのアカデミー出身でトッテナム時代にイングランド代表として13試合に出場したタウンゼント。以降はニューカッスル、クリスタル・パレス、エバートンを渡り歩いたが、昨シーズン限りでトフィーズを契約満了によって退団していた。 今夏のプレーシーズンはバーンリーのトレーニング参加し、プレシーズンマッチにも出場していたが、最終的に加入は実現せず。10月に短期契約での加入となったルートンでは、これまでプレミアリーグ11試合に出場。12月23日に行われたニューカッスル戦では、移籍後初ゴールが決勝点となりチームを勝利に導いた。 2024.01.04 09:20 Thu

ニューカッスル戦で決勝点のタウンゼント、勝利を主将ロッキャーに捧ぐ「この勝利は彼のため」

ニューカッスル戦で値千金の決勝点を挙げたルートン・タウンのイングランド人MFアンドロス・タウンゼントが試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 ルートンは23日に行われたプレミアリーグ第17節のニューカッスル戦を1-0で勝利した。前節のボーンマス戦で試合中に倒れたウェールズ代表DFトム・ロッキャーのためにも勝利がほしいルートンは、25分にタウンゼントがあげたゴールを守り切り、今季3勝目を飾った。 81分の交代時にはホームサポータの大声援を受けたタウンゼント。ルートン加入後記念すべき初得点に満足しつつも、この勝利をロッキャーに捧げたいと語った。 「最高にハッピーだよ。それは何よりもまず、キャプテンのトムのためのものだ。彼は何度もこのクラブのために体を張り、命を懸けてきた。だから、この勝利は彼のためでもあった」 「僕たちは以前にも同じような経験をしたことがあるし、最後の1分、1秒、そして最後の最後でリードを許したことがあったから、すごく安心したよ」 「だから、ファンのためにも、トムのためにも、ルートン・タウンに関わるすべての人のためにも、1勝を挙げることができてよかった。勝ち点3を取れたのは本当に素晴らしいことだ」 また、ロッキャーが倒れて以来、この1週間はチームにとってどうだったかと問われると「タフだったよ。みんな違った方法で乗り越えてきた。ある意味、プレッシャーから解放されたよ。サッカーよりも大切なものがあることに気づいたんだ」 「この1週間、戦術的な練習はあまりなかった。普段は戦術の練習に余念がないんだけど、『みんな、キャプテンのために頑張れ』って言われただけだった。タフな1週間だったけれど、最後に勝点3を取れたなら、それだけでうれしいよ」 2023.12.24 08:00 Sun

ルートン・タウン、フリーのタウンゼントが加入…2024年1月までの短期契約

ルートン・タウンは11日、元イングランド代表MFアンドロス・タウンゼント(32)の加入を発表した。背番号は「30」に決定。契約期間は2024年1月までの短期となる。 短期契約でのルートン加入が決定したタウンゼントは、生まれ故郷から30分程度の近郊にある新天地での新たな挑戦を心待ちにしている。 「これは良いフィットだと思うし、ここ数週間は双方にとって良いものだった。それは正しかったと思うし、この2週間、お互いを見つめ合い、それを実行してきたと感じている」 「私はどの部分でこのチームを助けることができるかを考えてきたし、逆に監督は、ピッチ上であれ、ドレッシングルームであれ、練習場であれ、僕の熱意と経験によって自分がどこで助けられるかを考えてくれていた」 「それに、ルートンは僕の地元のチームだ。僕は20~25分離れたところに住んでいるし、彼らの進歩に常に注目していたんだ。チャンピオンシップのプレーオフ決勝を見て、彼らが昇格を勝ち取るのを見るのは、クラブにとって素晴らしいことだった」 「ルートンのユニフォームを着ることになるとは思ってもいなかったし、このクラブのために再びプレミアリーグでプレーすることができてとても光栄だ。できればこのクラブができるだけ多くの勝ち点を獲得し、僕らがどこへ行くのかを見ていけるように助けてもらいたいと思っているよ」 トッテナムのアカデミー出身でトッテナム時代にイングランド代表として13試合に出場したタウンゼント。以降はニューカッスル、クリスタル・パレス、エバートンを渡り歩いたが、昨シーズン限りでトフィーズを契約満了によって退団していた。 今夏のプレーシーズンはバーンリーのトレーニング参加し、プレシーズンマッチにも出場していたが、最終的に加入は実現せず。そういったなか、プレミアリーグ初昇格でここまで17位に位置するハッターズへの加入が決定した。 2023.10.12 06:00 Thu

フリーのタウンゼント、新天地は昇格組バーンリーか…練習に参加中

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エバートン、CBミナやMFタウンゼントら4選手の退団を発表

エバートンは9日、 今シーズン限りで契約が満了する4選手の退団を発表した。 今回、今季限りでの退団が発表されたのは元コロンビア代表DFジェリー・ミナ(28)、イングランド人MFアンドロス・タウンゼント(31)、ノルウェー人MFアイナル・イヴェルセン(22)、イングランド人MFアイザック・プライス(19)。 ミナは2018年8月からエバートンでプレー。通算98試合の出場数を記録する長身センターバックだが、ケガとの付き合いが続き、今季は公式戦を通じても加入後最少の8試合しかピッチに立てていなかった。 タウンゼントは2021年の夏に当時恩師であるラファエル・ベニテス監督が率いていたエバートンにフリーで加入。2年間で通算27試合に出場したが、2022年3月に左ヒザ前十字じん帯損傷の重傷を負うと、回復が順調にいかず、今季全試合を欠場していた。 また、今季エバートンU-21に在籍していたイヴェルセンは公式戦8試合に出場にとどまり、同じくエバートンU-21に在籍していたプライスは、公式戦29試合に出場し4ゴール3アシストを記録していた。 2023.06.10 01:30 Sat

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エバートンがエンディアイエ獲得へ、今季マルセイユで46試合出場4ゴール5アシストの活躍

マルセイユのセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)は、エバートン移籍が迫っているようだ。 フランス生まれのエンディアイエは、2019年に加入したシェフィールド・ユナイテッドでプロデビュー。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で印象的なパフォーマンスを発揮すると、昨夏の移籍市場でマルセイユに完全移籍となった。 マルセイユでも主力の一人に定着。公式戦46試合に出場して4ゴール5アシストの成績を残した。 マルセイユとの契約は2028年夏まで残る状況だが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、エンディアイエはエバートン移籍で交渉成立に至ったとのこと。移籍金は1850万ユーロ(約31億6000万円)+150万ユーロ(約2億5000万円)になると伝えられている。 エンディアイエ自身もエバートン行きで合意。2029年夏までの5年契約で合意しており、残すは正式発表のみになっているという。 2024.06.25 18:20 Tue

昨夏エバートンから加入も…ティム・ケイヒル氏の19歳次男がブリスベン・ロアーと1年で契約解除

元オーストラリア代表FWティム・ケイヒル氏(44)の次男が、所属するブリスベン・ロアーとの契約を解除した。豪『news.com.au』が伝えている。 日本代表相手に幾度となくネットを揺らしたケイヒル氏。180cmに満たない身長ながら、類まれなるジャンプ力から放たれるヘディングシュートは一級品で、全盛期を過ごしたエバートンでは今なお絶大な人気を誇る。 現在カタール代表のテクニカルディレクターを務めているが、妻との間に3人の息子と1人の娘がおり、長男キア・ケイヒル(21)と次男シェイ・ケイヒル(19)もフットボーラーだ。 ケイヒル氏がサモアにルーツを持つこともあり、長男キアは世代別のころからサモア代表を選択。キャリアの軸足を豪州ではなくサモアに置く、父と同じ“178cmストライカー”だ。 一方、次男シェイはセントラルハーフ。06年ドイツW杯の前年に生まれた19歳は、父も過ごしたエバートンの下部組織に所属し、昨夏母国のブリスベン・ロアーとプロ契約を結んだ。 ブリスベン加入発表時は、まだカタール入りしていなかった父が契約締結に同行。ユニフォームを手に並んで写真に収まる姿も公開され、大きな期待と注目を浴びていたという。 クラブも当時、「育成の名門エバートンからシェイを獲得できて喜ばしい限りです。ブリスベン・ロアーにとってエキサイティングな時代の到来となることを約束します」と宣言した。 しかし、シェイは今季を通してリーグ戦2試合30分間の出場にとどまり、大半をU-18チームで過ごしたとのこと。そしてこの度、双方合意の契約解除をブリスベンが発表した。 まだまだこれからという19歳シェイ・ケイヒル。契約解除の経緯は明らかになっていないが、人生初の母国生活でプロキャリア最初の壁にぶつかった格好。今後の飛躍に期待したい。 2024.06.25 13:40 Tue

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