レバークーゼン、ジローナの躍進を支えたスペイン代表MFアレイシ・ガルシアを獲得!5年契約を締結
2024.06.14 08:00 Fri
レバークーゼンは13日、ジローナのスペイン代表MFアレイシ・ガルシア(26)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。
「このようなクラブが僕を獲得するために多大な努力をしてくれたことに感激している。これからは自分への期待に応え、このチームとクラブが成功し続けるように貢献したい」
ビジャレアルやマンチェスター・シティの下部組織に在籍したい経験があるアレイシ・ガルシアは、2021年7月にエイバルからジローナに完全移籍で加入。2023-24シーズンはキャプテンを務めると、ラ・リーガで37試合に出場し3ゴール6アシストを記録。中盤を支え、3位に躍進したチームを支えた。
PR
レバークーゼン加入の決まったアレイシ・ガルシアは、公式サイトで以下のように喜びを語った。「とても嬉しいよ。おそらくヨーロッパ中のサッカーファンと同じように、僕も今シーズンのレバークーゼンの並外れたパフォーマンスには驚かされたよ」ビジャレアルやマンチェスター・シティの下部組織に在籍したい経験があるアレイシ・ガルシアは、2021年7月にエイバルからジローナに完全移籍で加入。2023-24シーズンはキャプテンを務めると、ラ・リーガで37試合に出場し3ゴール6アシストを記録。中盤を支え、3位に躍進したチームを支えた。
その影響もあり2023年11月にはスペイン代表デビュー。ユーロ2024に臨むスペイン代表の候補メンバーにも選ばれていたが、最終メンバーから落選。ユーロでのプレーという夢が潰えることとなった。
PR
アレイシ・ガルシアの関連記事
レバークーゼンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
アレイシ・ガルシアの人気記事ランキング
1
ディアスのハットなど後半4発のリバプールがシャビ・アロンソ率いるレバークーゼンに完勝! CL4連勝で暫定首位浮上【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節、リバプールvsレバークーゼンが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-0で完勝した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 CL3連勝スタートを飾った好調のリバプールは、プレミアリーグでも直近のブライトン戦を2-1の逆転で制し、わずか1節での首位奪還に成功した。その一戦から中2日のブンデスリーガ王者との大一番では先発2人を変更。ソボスライとヌニェスに代えてカーティス・ジョーンズ、ルイス・ディアスを起用した。 一方、CLでは2勝1分けの無敗と同じく好調を維持するレバークーゼン。ただ、リーグ戦ではブレーメン、シュツットガルト相手に連続ドローと勝ち切れない試合が続く。指揮官としてアンフィールド初帰還となったシャビ・アロンソ監督はその古巣初対戦へ先発2人を変更。ムキエレとアンドリッヒに代えてアレイシ・ガルシア、パラシオスを起用した。 普段通りの[4-2-3-1]で臨んだリバプール対して、レバークーゼンは中盤にセントラルMF3人を起用した[3-5-2]でスタート。開始直後にボニフェイス、ガクポがシュートを打ち合うオープンな展開に。 以降は共に後方からボールを動かしつつ、切り替えやカウンターの精度で勝るホームチームがより効果的にフィニッシュへ持ち込み、カーティス・ジョーンズの際どい枠内シュートなどでゴールに迫っていく。 それでも、前半半ばから終盤にかけてはレバークーゼンが攻守に修正を施して押し返し、試合は膠着状態に陥る。 レバークーゼンはボニフェイスの機動力を活かした仕掛けやグリマルドのミドルシュート、リバプールは引き続きカウンターやアレクサンダー=アーノルドの正確なキックを活かした大きな展開からチャンスを窺う。前半終了間際にはサラーのカットインシュート、ハンドで取り消されたフリンポンのゴールと互いにゴールへ迫ったが、がっぷり四つの強豪対決はゴールレスで後半へ折り返しとなった。 後半はハーフタイムの修正によってホームのリバプールが主導権を握って押し込む展開が続く。ただ、ボックス付近でのシュートチャンスはことごとく相手の体を張ったブロックに遭う。さらに、58分にはグラフェンベルフの中央突破からボックス右で浮いたサラーに決定機が訪れるが、右足シュートを枠に飛ばせず。 それでも、攻勢を続けるホームチームは61分、アレクサンダー=アーノルドからの斜めのパスを前線から中盤に落ちたカーティス・ジョーンズが引き取り、逆に2列目からゴール前へ飛び出したディアスへ完璧なラストパスを供給。これでGKと一対一となったコロンビア代表FWが見事なループシュートを流し込んだ。 鮮やかな中央での崩しによって先制に成功したリバプールは、その2分後にもゴールをこじ開ける。63分、カウンターから右サイドでボールを受けたサラーが絶妙なクロスを供給すると、ファーにフリーで飛び込んだガクポがヘディングシュートを叩き込んだ。当初、オフサイド判定となったが、VARのレビューによってゴールが支持された。 この連続ゴールによって完全にペースを掴んだリバプールは、互いに選手を入れ替えた後半終盤にかけても主導権を掌握。83分には再びサラーの右クロスをファーで収めたディアスが冷静にゴールへ蹴り込んでトドメの3点目を奪取。 その後、一矢報いたいレバークーゼンの決定機をGKケレハーの見事な連続セーブで凌ぐと、試合終了間際には鮮やかなロングカウンターからヌニェスのシュートのこぼれ球をディアスが冷静に押し込んでハットトリックまで達成した。 前半はイーブンも後半に修正力と地力の差を見せつけたリバプールが、シャビ・アロンソ率いるレバークーゼンに今大会初黒星を与えてCL4連勝を達成。暫定首位に浮上している。 リバプール 4-0 レバークーゼン 【リバプール】 ルイス・ディアス(後16、後38、後47) ガクポ(後18) 2024.11.06 07:13 Wed2
三好康児がブンデス初弾、ボーフムがレバークーゼン相手にドローに持ち込む【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第10節、ボーフムvsレバークーゼンが9日に行われ、1-1で引き分けた。ボーフムのMF三好康児は69分から出場している。 前節フランクフルト戦を7失点大敗した最下位ボーフム(勝ち点1)は、ヘッキング監督が就任した中、三好がベンチスタートとなった。 一方、前節シュツットガルト戦をゴールレスドローで終えた4位レバークーゼン(勝ち点16)は、4日前のチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦では4失点完敗となった。そのリバプール戦のスタメンから3選手を変更。ボニフェイス、アレイシ・ガルシア、パラシオスに代えてシック、アンドリッヒ、ホフマンを起用した。 5バックで構えるボーフムに対し、立ち上がりからレバークーゼンが押し込む展開とすると18分に先制する。ヴィルツのスルーパスに抜け出したシックがボックス左に侵入、シュートを決めきった。 さらに30分、ボックス右に侵入したフリンポンがGK強襲のシュートを放ったレバークーゼンが主導権を握ったまま前半を終えた。 迎えた後半、試合をコントロールしていたレバークーゼンだったが、徐々にボーフムが反撃。69分には三好が投入された中、終盤の89分に追いつく。 ボックス右からデ・ウィトにクサビのパスを入れた三好がゴールエリア右に侵入。ルーズボールを右足で流し込んだ。このまま1-1で終了。ボーフムが勝ち点1をもぎ取っている。 ボーフム 1-1 レバークーゼン 【ボーフム】 三好康児(後44) 【レバークーゼン】 パトリック・シック(前18) <span class="paragraph-title">【動画】三好康児がレバークーゼン相手に値千金のブンデス初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">GOOOAL<br><br>/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E5%A5%BD%E5%BA%B7%E5%85%90?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#三好康児</a> が移籍後初ゴール!<br>\<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブンデスリーガ</a> 第10節<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ボーフム</a>×<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レヴァークーゼン</a><br><br>『サッカーLIVE・ブンデスリーガLIVE』日間トライアル実施中<br><a href="https://t.co/eG8UBCM2fp">https://t.co/eG8UBCM2fp</a><a href="https://twitter.com/KMiyoshi26?ref_src=twsrc%5Etfw">@KMiyoshi26</a><a href="https://twitter.com/VfLBochum1848eV?ref_src=twsrc%5Etfw">@VfLBochum1848eV</a> <a href="https://t.co/T3u5zZ4Jy6">pic.twitter.com/T3u5zZ4Jy6</a></p>— スカパー!ブンデスリーガ (@skyperfectv) <a href="https://twitter.com/skyperfectv/status/1855296795104178460?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.10 01:33 Sun3
【2023-24ラ・リーガ総括】超WS選出の最優秀選手はベリンガム
◆名将の卓越したマネジメントでマドリーが覇権奪還 開幕前は王者バルセロナとマドリードの2強による、お馴染みの三つ巴の争いが予想されたが、伏兵ジローナの大躍進によってその構図が大きく変わるも、レアル・マドリーが貫録の2シーズンぶりプリメーラ制覇が決定した。 エースFWベンゼマの退団に昨夏の注目株ベリンガムの加入で新時代を予感させたマドリーは、余力を残しながらも29勝8分け1敗の勝ち点95と圧巻の戦績で優勝を達成した。開幕前に守護神クルトワ、直後にDFミリトンと守備の要を相次いで長期離脱で失い、以降もFWヴィニシウスやDFアラバといった主力の離脱という逆境の中でシーズンを戦ったマドリー。 しかし、卓越したマネジメント能力を有する百戦錬磨の指揮官の下、[4-3-1-2]の新布陣を軸に複数システムの使い分け、MFチュアメニのコンバートなどで急場をしのぐと、代役守護神ルニンやフル稼働のDFリュディガーの活躍もあってリーグ最少失点(26失点)を記録。さらに、攻撃では前半から中盤にかけて爆発したベリンガムに加え、ヴィニシウスとFWロドリゴのブラジル代表コンビ、FWホセルとMFブラヒム・ディアスの出戻り組の活躍によってリーグ最多得点(87ゴール)もマーク。そのスタッツに加え、エル・クラシコ、ジローナとの直接対決をすべて勝利し、完璧な形で優勝を成し遂げた。 その王者に勝ち点10以上の力の差を見せつけられて連覇を逃した2位のバルセロナ(勝ち点85)。最低限のノルマは達成したが、チャビ監督の去就を巡るいざこざを含めネガティブな面が目立つシーズンとなった。MFブスケッツやFWデンベレらの退団を受け、MFギュンドアンやDFカンセロ、FWフェリックスらを補強。全体的には選手層を増したが、MFガビやMFペドリ、守護神テア・シュテーゲンらシーズン中に主力の相次ぐ離脱に見舞われると、ブスケッツ、デンベレというキーマンを失ったチームは、シーズンを通して切り替え、アタッキングサードでの崩しの部分で大きな問題を抱えた。また、王者とは異なりマドリー、ジローナとライバル相手の全敗も、より印象を悪くした。FWラミン・ヤマル、DFパウ・クバルシにMFフェルミン・ロペスとカンテラーノの台頭は今後に明るい兆しを与えたが、ラポルタ会長ら首脳陣と衝突したチャビ監督の解任が決定。来季はハンジ・フリック監督の下、さらに凄みを増す王者との大きな溝を埋めるタフなシーズンに臨む。 後半戦の失速で奇跡の優勝は逃したが、昨季10位のジローナ(勝ち点82)はクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得となる3位フィニッシュという大躍進を遂げた。6連勝を含む開幕7戦無敗のロケットスタートを決めると、王者マドリーに手痛い2敗を喫した間にも11勝4分けの15戦無敗を記録。その後、優勝の可能性が低くなった終盤戦は苦手としたアウェイを中心に負けの数が増えていったが、バルセロナ相手のシーズンダブルに最終節でのグラナダ相手の7-0の圧勝など、この躍進がフロックではないことを証明した。 開幕前は優勝争いが期待されたものの、4位フィニッシュに終わったアトレティコ(勝ち点76)。コパ・デル・レイを含め今季の公式戦で唯一マドリーに2度の敗北を味わわせた点は評価に値するが、ひ弱なアウェイでの拙い戦いぶりもあって10敗を喫するなど不安定なシーズンを過ごした。前半戦はFWモラタ、FWグリーズマンの2トップが猛威を振るったが、後半戦のモラタの失速が格下相手の取りこぼしに繋がり、高齢化進むディフェンスラインのパフォーマンス低下も見受けられた肝心要の守備も、43失点と堅守構築とは至らなかった。今夏の移籍市場ではセンターラインを中心に世代交代に向けた刷新も見込まれる中、バルセロナ同様に捲土重来を期す。 オトラ・リーガではアスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダのバスク2強が5位と6位でヨーロッパリーグ出場権を確保した。コパ優勝も果たしたアスレティックは上位陣との戦いで力の差を見せつけられたが、サモラ賞受賞の守護神ウナイ・シモンを中心とする堅守に、ウィリアムズ兄弟と覚醒のFWグルセタがけん引した攻撃陣の奮闘と、攻守両面でバランスの良さが光った。 一方、久々のCL参戦に負傷者に悩まされたソシエダはリーグ3位の39失点と守備の安定感は際立ったものの、51得点と火力不足の攻撃が足を引っ張る形で引き分けが多く(12分け)、それが6位という順位の要因となった。前半戦はMF久保建英の圧倒的な個の力で前線の補強の失敗の穴をカバーしたが、勤続疲労やケガでその日本人エースのパフォーマンスが落ちた後半戦は勝ち点を取りこぼす試合が目立った。また、シーズンを通してイマノル監督のリード時のクローズの拙さという部分も課題として残った。なお、久保のラ・レアルでの2年目は30試合7ゴール4アシストと、1年目の35試合9ゴール7アシストという数字を下回った。 ソシエダにわずかに及ばず7位でヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場権を手にしたレアル・ベティスは、復活のMFイスコやラ・ロハ招集を果たしたFWアジョセ・ペレスらベテランの活躍が光った。 中位ではマルセリーノ途中就任で復活したビジャレアルが、23ゴールを挙げた主砲セルロートの活躍もあって8位フィニッシュ。バレンシアも乏しい戦力の中で9位、昇格組アラベスが躍進の10位フィニッシュを決めた。 残留争いではベニテス解任後に復調した13位のセルタ、3人の指揮官で苦しいシーズンを戦った14位のセビージャ、コパ準優勝の15位マジョルカが辛くも残留を果たした。そして、シーズンを通して低空飛行が続いたカディス、アルメリア、昇格組のグラナダがセグンダ降格となった。 なお、セグンダではレガネスとバジャドリーが自動昇格を決定し、エイバル、エスパニョール、スポルティング・ヒホン、レアル・オビエドの4クラブが残り1枠を巡ってプレーオフを戦う。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新時代の“ジダン”が初挑戦で躍動。ディフェンスラインを支えたリュディガー、中盤に君臨したクロースとドイツ代表コンビの活躍も素晴らしかったが、やはり鳴り物入りの加入で期待以上のパフォーマンスを披露した20歳のイングランド代表MFをMVPに推したい。メガクラブ争奪となった昨夏、ドルトムントからエル・ブランコへのステップアップを果たした万能型MFは、かつてジネディーヌ・ジダンが着用した背番号5を背負ってプレシーズンから躍動。その特性を見極めたイタリア人指揮官によって[4-3-1-2]のトップ下、[4-4-2]の左サイド、[4-3-3]での“ファルソ・ヌエベ”と複数の役割を与えられた中、ゴールスコアラーとしての才能を完全に開花。28試合19ゴール6アシストをマークし、ドルトムントでの3年間で挙げたリーグ戦12ゴールをわずか1年で超えた。また、エル・クラシコでの劇的決勝点を含め、チームに勝ち点をもたらす勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ミチェル(ジローナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 奇跡の3位フィニッシュに導く。優勝に導いたアンチェロッティ監督の手腕は特筆に値するが、やはり今シーズンの欧州フットボールで最大のサプライズとなったミラクル・ジローナを率いたミチェル監督を最優秀監督に推したい。2021-22シーズンに就任したカタルーニャのクラブを就任1年目でプリメーラ昇格に導き、昨季は10位での残留に導いたスペイン人指揮官。今季は可変式の[4-2-3-1]の攻撃的なポゼッションスタイルにさらに磨きをかけ、安定したビルドアップ、流動的なポジションチェンジでズレを作る崩し、多彩なフィニッシュワークで王者に次ぐ85得点を記録。魅力的なスタイルと結果を見事に両立させ、クラブ史上初となるCL出場権獲得をもたらした。 【期待以上】 ★チーム ◆ジローナ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レスター以来のインパクト残す。プレミアリーグ初優勝を成し遂げたミラクル・レスターの再現はならずも、マドリーとバルセロナという世界屈指のメガクラブと堂々と渡り合った、今季の戦いぶりはそのフォクシーズに勝るとも劣らない素晴らしいものだった。マンチェスター・シティと同じ『シティ・フットボール・グループ』の恩恵はあったものの、補強資金やスカッドの質では比べるまでもなく大きく劣っていたが、智将ミチェルの傑出した采配力にMFアレイシ・ガルシア、DFダビド・ロペス、MFマルティン、FWストゥアーニらいぶし銀の現有戦力、DFブリント、DFエリック・ガルシア、FWサヴィオ、FWドフビクといった多士済々の新戦力の融合によって、見事にその差をチームとして埋めた。今季の活躍によって多くの主力に引き抜きの噂が絶えないが、何とかスカッドを維持して来季もメガクラブ相手の上位争いに絡んでほしいところだ。 ★選手 ◆MFイスコ(ベティス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師の下で完全復活。バルセロナのクバルシやヤマル、ジローナの新戦力、MFハビ・ゲラといった若手の台頭も光ったが、カムバック賞という部分で元レアル・マドリーMFを選出。マドリー晩年の停滞、セビージャでの苦戦によって“終わった”選手の印象も否めなかったが、マラガ時代に指導を受けたペジェグリーニ監督のラブコールを受けて加入したベティスで完全復活。シーズン終盤は負傷の影響で欠場を余儀なくされたが、29試合8ゴール5アシストを記録。さらに、チャンスクリエイトやキーパスといったスタッツはリーグ上位に位置し、ベティスが勝利や勝ち点を得た大半の試合でマン・オブ・ザ・マッチに選出される、傑出した存在感を示した。 【期待外れ】 ★チーム ◆セビージャ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2季連続の屈辱。昨シーズンはロペテギ、サンパオリと2人の指揮官を解任し、シーズン終盤に就任したメンディリバル監督の下で12位での残留に加え、ヨーロッパリーグ(EL)制覇という望外の結果を手にしたセビージャ。捲土重来を期して臨んだ今季はウルトラスの反発を押し切ってDFセルヒオ・ラモスを呼び戻す荒療治も敢行したが、再びの混迷のシーズンに。シーズン序盤にメンディリバル監督を解任すると、その後任のディエゴ・アロンソも早々に見切りを付け、昨年待つにキケ・フローレス監督を招へい。16位でチームを引き継いだベテラン指揮官の下、最終的に14位での残留を決めたが、予算規模や近年の成功を鑑みれば、大きく期待を裏切る1年となった。 新シーズンに向けてはラス・パルマスのピミエンタ監督の招へいが決定し、DFヘスス・ナバスの2024年末の現役引退に、セルヒオ・ラモスの今季限りでの退団が濃厚と来季も大幅なスカッド刷新が見込まれるが、クラブ上層部を含めぬるま湯体質が変わらなければ、3季連続の苦戦を強いられる可能性は高い。 ★選手 ◆FWウマル・サディク(レアル・ソシエダ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・レアル低迷の大きな要因に。2023年夏、ニューカッスルに引き抜かれたFWイサクの後釜として鳴り物入りで加入したナイジェリア代表FW。加入1年目は開幕5試合3ゴールと最高のスタートを切ったが、ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負って早々にシーズンが終了。そのケガが癒えた今季は新加入のFWアンドレ・シウバと共に、ビジャレアルに去ったFWセルロートの後釜として活躍が期待されたが、26試合3ゴールと期待外れの結果に終わった。その数字面の物足りなさに輪をかけてプレー内容が悪く、ゴール前でのイージーな決定機逸に加えて、プレッシングの強度やポストワークといった部分でも大きな問題を抱えた。なお、ソシエダは今夏の売却を決断しており、来季は別のクラブでプレーする可能性が濃厚だ。 2024.06.06 21:00 Thu4
昨季2冠レバークーゼンが大会初優勝! 前半に退場者出すも土壇場同点弾の末にPK戦制す【DFLスーパーカップ】
DFLスーパーカップ、レバークーゼンvsシュツットガルトが17日にバイ・アレーナで行われ、2-2のイーブンで90分間の戦いが終了。その後、PK戦を4-3で制したレバークーゼンが初優勝を成し遂げた。 2023-24シーズンにブンデスリーガ、DFBポカールを無敗で制したレバークーゼンと、昨季ブンデスリーガで2位に大躍進したシュツットガルトが激突したスーパーカップ。 シャビ・アロンソ体制継続の王者レバークーゼンは去就注目のターを始めフリンポン、グリマルドの両翼、ヴィルツら一部主力をベンチに置き、ベロシアン、アレイシ・ガルシア、テリエといった新戦力をスタメンで起用した。 対するシュツットガルトはスティラー、カラソル、ヒューリッヒら昨季の主力と共に新エース候補のデミロビッチをスタメン起用し、ウンダブはベンチスタートに。なお、チェイス・アンリはベンチ外となった。 立ち上がりからオープンな攻防が続くと、試合は打ち合いの展開に。開始11分、レバークーゼンは左CKの二次攻撃で左サイドからの正確なクロスをファーで競り勝ったタプソバが頭で折り返すと、最後はボニフェイスが押し込んだ。 早々に先制を許したシュツットガルトもすぐさま反撃。15分、中央を起点にスムーズに左サイドへ展開されると、ヒューリッヒとのパス交換から左サイドバックのミッテルシュタットが絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。タイミング良く中央へ走り込んだミロが左足ダイレクトシュートを右隅に流し込んだ。 1-1のイーブンに戻った試合は以降も一進一退の展開に。レバークーゼンが主導権を握る形も、シュツットガルトは縦に速い攻撃からよりシンプルにゴールへ迫る。25分にはボックス右に抜け出したデミロビッチが体勢を崩しながらも右足で巻き込むシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩く。 前半30分を過ぎると、やや膠着状態に陥った試合だったが、レバークーゼンに思わぬアクシデントが発生。中盤でボールコントロールを誤ったテリエがリカバリーを試みた際に足裏がデミロビッチの脛に入ってしまい、痛恨のレッドカードで退場。これを受け、シャビ・アロンソ監督はボニフェイスを下げてターを投入。アドリを最前線に残した[3-5-1]の布陣に変更した。 相手が守り慣れる前に押し切りたいシュツットガルトは攻勢を強めると、ミロ、シュティンツェルに続けて決定機が訪れたが、いずれのシュートも枠に阻まれて前半のうちに逆転ゴールを奪うまでには至らなかった。 後半は数的優位を活かすシュツットガルト優勢で進むが、レバークーゼンもカウンターからボックス内のアドリが鋭い反転シュートでゴールを脅かすなど防戦一方の展開にはさせず。 時間の経過とともにやや攻めあぐねるシュツットガルトは63分に3枚替えを敢行。スティラー、ミッテルシュタット、ルウェリングを下げてクラツィヒ、サイラス、ウンダブをピッチに送り込む。すると、ヘーネス監督のこの交代策が完璧に嵌った。 63分、自陣右サイド深くからスタートしたロングカウンターで左サイドをオーバーラップしてヒューリッヒのスルーパスを引き出したクラツィヒがGKとディフェンスラインの間に完璧なグラウンダークロスを供給。ニアでデミロビッチが潰れると、その背後に飛び込んだウンダブがファーストタッチで逆転ゴールをもたらした。 数的不利で耐え切れずに逆転を許したレバークーゼンは70分を過ぎて勝負に出る。ヴルツ、シック、フリンポンと主力3人を一気に送り込み、同点を目指す。この交代直後にはジャカのスルーパスに抜け出したシック、ベロシアンとゴール前でビッグチャンスを迎えるが、相手の身体を張った守備に阻まれる。 それでも、グリマルドの投入でさらに連携、クオリティを増した昨季2冠王者が土壇場で追いつく。88分、バイタルエリアでの細かいパス交換からグリマルドのスルーパスに抜け出したシックが冷静にボックス内でGKとの一対一を制した。 これで完全に勢いに乗ったシャビ・アロンソのチームはPK戦前に決着を付けるべく押し込む形を継続したが、左サイドでの完璧な崩しからゴール前のフリンポンに訪れたビッグチャンスはシュートが枠の右に外れてしまい、劇的勝ち越しゴールとはならなかった。 そして、決着はPK戦に委ねられた。このPK戦でレバークーゼンは4人全員が成功。さらに、GKフラデツキーがシュツットガルト3人目のクラツィヒのシュートを見事にセーブ。すると、先攻シュツットガルト5人目のサイラスのシュートが大きく枠を外れ、決着がついた。 退場者の影響で苦しみながらも昨季2冠の地力を発揮したレバークーゼンがDFLスーパーカップ初制覇と共に新シーズンを最高の形でスタートした。 レバークーゼン 2-2(PK:4-3) シュツットガルト 【レバークーゼン】 ビクター・ボニフェイス(前11) パトリック・シック(後43) 【シュツットガルト】 エンツォ・ミロ(前15) デニス・ウンダブ(後18) 2024.08.18 05:49 Sun5
ライプツィヒが2点差をひっくり返して王者撃破、レバークーゼンは36戦ぶり敗戦【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第2節、レバークーゼンvsRBライプツィヒが8月31日に行われ、2-3でライプツィヒが逆転勝利した。 ボルシアMGとの開幕戦を後半追加タイム弾で競り勝ち、相変わらずの勝負強さを見せ付けた王者レバークーゼンは、3日前に行われたDFBポカールでは4部のイエナ相手に辛勝。公式戦連勝としたなか、アレイシ・ガルシアとテリエの両新戦力が先発となった。 開幕節でボーフムに1-0で競り勝ったライプツィヒに対し、ハイプレスを受ける入りとなったなか、レバークーゼンは6分、FKからタプソバのヘディングシュートでゴールに迫った。 さらに10分、CKの流れからインカピエのヘディングシュートがバーに直撃すると、続く15分にはジャカのミドルで牽制。圧力を強めていたなか、32分のピンチではシェシュコのヘディングシュートが枠を外れて助かると、38分に先制する。 ロングボールのこぼれ球を拾ったフリンポンがボックス右に侵入。DFをうまく外してシュートを決めきった。 さらに45分、レバークーゼンに追加点。ショートパスを複数本繋いだ流れから、ヴィルツのラストパスをグリマルドが流し込んだ。 しかし前半終了間際の追加タイム7分、カンプルにヘディングシュートを決められ、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半も攻勢の入りとしたライプツィヒは52分に追いつきかける。CKからルケバのヘディングシュートがネットを揺らしたが、シェシュコがオフサイドを取られた。 しかし57分、シェシュコのスルーパスに抜け出したオペンダがボックス右角度の厳しいところからシュートを決めきり同点に。 追いつかれたレバークーゼンがアドリやシックを投入して勝ち越しを目指したなか、終盤の80分にライプツィヒが逆転する。ボックス手前からオペンダの放った強烈なミドルがネットを揺らした。 これが決勝点となってライプツィヒが逆転勝利。昨季無敗で王者になったレバークーゼンに36戦ぶりの土を付けている。 レバークーゼン 2-3 ライプツィヒ 【レバークーゼン】 ジェレミー・フリンポン(前38) アレハンドロ・グリマルド(前45) 【ライプツィヒ】 ケビン・カンプル(前52) ロイス・オペンダ(後12) ロイス・オペンダ(後35) 2024.09.01 03:38 Sunレバークーゼンの人気記事ランキング
1
レアル・マドリーが1月のCB補強で用意するプランA、B、C グティ推すセルヒオ・ラモス案は…
センターバック補強が急務となるレアル・マドリーは3選手をプランA、B、Cとして注目しているようだ。 レアル・マドリーではオーストリア代表DFダビド・アラバやベルギー代表GKティボー・クルトワと守備陣に故障者が相次ぐなか、スペイン代表DFダニエル・カルバハルに続き、ブラジル代表DFエデル・ミリトンが重傷。長期離脱が見込みまれる。 スペイン『アス』によると、来年1月の補強を決め込むレアル・マドリーが候補とするのはアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(30)、RBライプツィヒのU-23フランス代表DFカステロ・ルケバ(21)、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)という。 そのなかでラポルテを本命に掲げるが、アル・ナスルが1500万〜2000万ユーロ(約24億5000万〜32億6000万円)の移籍金を求める点がネックに。さらに、ラポルテはスペイン復帰に前向きだが、800万ユーロ(約13億円)の現年俸が懸念点で、給与の減額が必須になるのことだ。 次点はライプツィヒの新たな有望株であるルケバだが、つい先日にクラブと2029年夏までの新契約を結んだばかりで、ラポルテよりも高い買い物になるのは確実。そこで新たに目を光らせるのがレバークーゼンと契約最終年のターであり、ここにきてプランCに浮上している模様だ。 また、レアル・マドリーOBのグティ氏が「セルヒオ・ラモスは所属チームなしだ。右サイドバックもセンターバックもやれる。もちろん、コストもゼロ」と語り、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(38)の再獲得説が浮かぶが、クラブ首脳陣は満場一致でそれを考慮していないそうだ。 2024.11.12 14:15 Tue2
バルサはすでに来夏のターゲットを決めた?ドイツ代表の2人をフリーで狙う…2選手の契約延長にも着手か
バルセロナが、来夏の補強戦略を既に立てているとのこと。ハンジ・フリック監督もよく知る、ドイツ代表の2選手をフリーで手にするつもりがあるようだ。 今シーズンからハンジ・フリック監督が就任したバルセロナ。シーズン開幕から4連勝を飾るなど、周囲の心配を跳ね除けるパフォーマンスをここまで発揮している。 今夏の移籍市場では、ここ数年の恒例行事ともなった財政問題を理由になかなか獲得が進まず。さらに、サラリー問題は全く解決の糸口がないため、主軸選手を手放す形で無理矢理選手登録の枠を開ける始末となった。 RBライプツィヒから、カンテラ育ちでもあるスペイン代表MFダニ・オルモを獲得したが、重くのしかかる移籍金とサラリーを受け、元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)やDFセルジ・ロベルト(コモ)、DFマルコス・アロンソ(セルタ)とベテランの主軸がチームを去った。 財政問題が決して解決したわけではなく、その場凌ぎを毎年繰り返しているバルセロナだが、スペイン『ムンド・デポルティボ』によると来夏のターゲットは既に決まっているとのこと。バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)と、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)とのことだ。 キミッヒはバイエルンとの契約が2025年夏までとなっており、契約延長が打診されているものの、本人はチームを去る事を決断。契約満了をもって退団し、移籍する意思を示している。 一方のターは、レバークーゼンから今夏バイエルンへの移籍が取り沙汰されたが、こちらも移籍が成立せずに残留。レバークーゼンとの契約は今シーズン限りとなっており、夏にはフリーで獲得できる状況だ。 バルセロナは、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(27)とウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)との契約が2026年6月30日までとなっており、こちらの契約延長も進めたいところだが、デ・ヨングはサインしていない。また、アラウホに関しては、契約延長が正式には打診されていないとのこと。両者ともに来夏チームを去る可能性すら残っている状況だ。 2人の代役としても確保したいキミッヒとター。果たして、今シーズンどういった動きを見せていくのか注目だ。 2024.09.09 18:55 Mon3
ブンデス無敗優勝のアロンソ監督、早期にレバークーゼン退団? レアルの監督就任の可能性
2023-24シーズンはブンデスリーガで無敗優勝を成し遂げ、レバークーゼンに初優勝をもたらせたシャビ・アロンソ監督(42)だが、早期にチームをさる可能性が浮上している。スペイン『EURO SPORT』が伝えた。 現役時代はレアル・ソシエダやレアル・マドリー、リバプール、バイエルンでプレーしたアロンソ監督。引退後は指導者となり、マドリーのユースでコーチを務め、ソシエダBの監督を務めると、2022年10月にレバークーゼンの監督に就任した。 2年目を迎えた2023-24シーズンは圧倒的な成績を残し、シーズンを通してわずか1敗。ヨーロッパリーグ(EL)決勝でアタランタに敗れたのみとなっており、ブンデスリーガとDFBポカールのタイトルを獲得した。 予てから評価の高かったアロンソ監督は、目に見えた実績も残したことでさらに指導者として注目を集めることとなった中、古巣の監督就任が近づいているという。 アロンソ監督は2026年夏までレバークーゼンとの契約を結んでいるが、今シーズン一杯で退任する可能性が浮上。それはブラジル代表監督就任の噂もあったマドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が早期退任することと関連づけられており、来シーズンはマドリーを指揮すると予想されている。 また、報道によれば、既に選手の数人に対して今シーズンでチームを去る決断を伝えているとのこと。行き先までは決まっていないようだが、レバークーゼンを離れる可能性が高まっているという。 マドリーが本命と見られているが、ヴァンサン・コンパニ監督の下で思うような結果が出なくなった場合はバイエルン行きの可能性もあるが、バイエルンは現在首位を走っている。やはり本命は古巣になりそうだ。 2024.11.15 15:10 Fri4
ユベントスがチェコ代表FWシックに関心…21-22シーズンにブンデス24得点、半年間のドライローンを模索か
ユベントスがレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(28)に関心か。 シックはサンプドリア、ローマに所属歴を持ち、レバークーゼンでは21-22シーズンに24得点を叩き出したストライカー。チェコ代表としては、ユーロ2020の得点王である。 その能力値が知れ渡って久しいが、ケガが少なくなく、ひとたび離脱すれば“長い”タイプ。ゆえにレバークーゼンで定位置を失い、現在はビクター・ボニフェイスの後塵を拝す日々だ。 市場価値は2200万ユーロ(約36.1億円)で、契約は2027年6月まで。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、来年1月の移籍市場で“ヴラホビッチの代役”を欲しいユベントスがシックに関心。半年間のドライローンを模索しているという。 ユベントスは前体制時代の17年夏、当時サンプドリアのシック獲得で合意を得るも、メディカルチェックの結果を受けて契約見送り。シックは急転ローマへ移籍し、その後ブンデスリーガへやってきたという経歴がある。 2024.11.20 19:51 Wed5