マンチェスター・ユナイテッドの
エリク・テン・ハグ監督がケガ人について語った。クラブ公式サイトが伝えた。
ホームで迎えた直近のプレミアリーグ第26節フルアム戦を1-2で落としたユナイテッド。終盤にイングランド代表DF
ハリー・マグワイアのゴールで追いつきながらも、後半アディショナルタイムに再び勝ち越されるというショックの大きい2024年初黒星だった。
仕切り直しに向け、次に臨むのは28日に行われるFAカップ5回戦のノッティンガム・フォレスト戦。試合を前にしたテン・ハグ監督はフルアム戦で頭部をぶつけて負傷交代を強いられたブラジル代表MF
カゼミロの状態に言及した。
「出血していたため交代せざるを得なかった。彼が試合を続けられなかったのは我々にとってアドバンテージではなかったが、明日は出場可能だ」
カゼミロに関しては懸念された脳震盪もなかったとのこと。一方、フルアム戦でフル出場しながらも痛めた素振りを見せたポルトガル代表MF
ブルーノ・フェルナンデスや、フランス代表DF
ラファエル・ヴァランの出場が危ういようで、同点ゴールのマグワイアに至っては欠場と明言した。
「チームにはいくつか疑問符がある。ハリー・マグワイアは出場できないだろう。ブルーノも疑わしい。ラファ・ヴァランもだ。我々はもちろんながら勝利を目指すが、様子を見ながらチームを選ばなければならない」
「これはFAカップの試合だから、勝つか負けるか、黒か白かだ。勝たなければならないし、それが我々のアプローチであるべきだ」
FAカップもさることながら、続いて3月2日に挑むのはプレミアリーグ第27節のマンチェスター・シティ戦。名前が挙がった選手の中でも、フル稼働を続ける大黒柱ブルーノ・フェルナンデスのコンディション不良は、タービーに向けた大きな不安材料となりそうだ。
マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。
今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。
イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。
エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。
ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。
2024.06.15 12:15 Sat
