「世界No.1」称賛集まるリバプールの2番手GKケレハー、2024年夏がキャリアのターニングポイントか
2024.02.26 18:30 Mon
EFLカップ決勝でMVP級の活躍、クィービーン・ケレハー
リバプールの2番手守護神、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハー(25)への称賛が世界各国のサポーターから集まっている。
リバプールは25日、EFLカップ(カラバオカップ)決勝戦でチェルシーに1-0と勝利。チームが野戦病院と化し、若手を大量起用せざるを得ない状況下、延長後半にヴィルヒル・ファン・ダイクが圧巻のヘディング弾をぶち込んだ。
主将の1発に至るまでには、ケレハーの好セーブ連発があったことを忘れるわけにはいかない。正守護神アリソン・ベッカーの不在により大舞台を託された25歳は、2番手GKであることを忘れさせるほどの活躍をこの一戦で披露している。
日本でも深夜のXトレンドランキング上位に「ケレハー」が登場するほどの躍動だったわけだが、それはもちろん現地でも同じ。
「信じられん…」「ワールドクラス」「彼がいなければ負けていたかも」「芸術的存在」「世界No.1」「世界No.1の2番手GK」などなど、数多の称賛がイングランドから”因縁深い隣国”アイルランドのシュートストッパーに寄せられた。
イギリス『フットボール・インサイダー』は先月下旬、「リバプールとの契約を2026年6月まで残すケレハーの獲得をセルティックが検討中」と紹介。先日引退を発表したジョー・ハート(36)の後継者に据えるプランだとされる。
リバプールの要求は2000万ポンド(約38億1000万円)と決して安くなく、この額を満額支払えばクラブレコードとなるセルティックは買い取りオプション付きレンタルを模索し協議…その後の進展は伝えられていない。
どうやらセルティック以外にもケレハーに関心を寄せるクラブがあるとのことだが、聖地ウェンブリー・スタジアムでMVP級の活躍を披露した2番手GKをリバプールはどう扱うのか。
ケレハーは今季の活躍を通じ、勝ち点を拾えるGKであることを証明しているだけに、今回の活躍を経て、今後ますます他クラブからの関心が高まっていくかもしれない。
2024年夏は間違いなく選手キャリアのターニングポイントだろう。
リバプールは25日、EFLカップ(カラバオカップ)決勝戦でチェルシーに1-0と勝利。チームが野戦病院と化し、若手を大量起用せざるを得ない状況下、延長後半にヴィルヒル・ファン・ダイクが圧巻のヘディング弾をぶち込んだ。
主将の1発に至るまでには、ケレハーの好セーブ連発があったことを忘れるわけにはいかない。正守護神アリソン・ベッカーの不在により大舞台を託された25歳は、2番手GKであることを忘れさせるほどの活躍をこの一戦で披露している。
「信じられん…」「ワールドクラス」「彼がいなければ負けていたかも」「芸術的存在」「世界No.1」「世界No.1の2番手GK」などなど、数多の称賛がイングランドから”因縁深い隣国”アイルランドのシュートストッパーに寄せられた。
さて、そんなケレハーだが、2024年夏のリバプール退団も囁かれているのをご存知だろうか。
イギリス『フットボール・インサイダー』は先月下旬、「リバプールとの契約を2026年6月まで残すケレハーの獲得をセルティックが検討中」と紹介。先日引退を発表したジョー・ハート(36)の後継者に据えるプランだとされる。
リバプールの要求は2000万ポンド(約38億1000万円)と決して安くなく、この額を満額支払えばクラブレコードとなるセルティックは買い取りオプション付きレンタルを模索し協議…その後の進展は伝えられていない。
どうやらセルティック以外にもケレハーに関心を寄せるクラブがあるとのことだが、聖地ウェンブリー・スタジアムでMVP級の活躍を披露した2番手GKをリバプールはどう扱うのか。
ケレハーは今季の活躍を通じ、勝ち点を拾えるGKであることを証明しているだけに、今回の活躍を経て、今後ますます他クラブからの関心が高まっていくかもしれない。
2024年夏は間違いなく選手キャリアのターニングポイントだろう。
クィービーン・ケレハーの関連記事
リバプールの関連記事
記事をさがす
|
クィービーン・ケレハーの人気記事ランキング
1
「逆側に蹴ろうと思っていた」PK決め優勝手繰り寄せたリバプールGKケレハー、PKのキックを明かす
リバプールのアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが、チェルシー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 準決勝でアーセナルを破り2015–16シーズン以来のファイナルへ駒を進めたリバプールと、トッテナムとのダービーに完勝し、2018–19シーズン以来のファイナル進出となったチェルシー。リバプールは9度目、チェルシーは6度目の優勝を目指した。 試合は互いに譲らない展開で、ゴールレスのまま延長戦へ。そこでも決着がつかず、PK戦にもつれ込むと、ここでも譲らず。フィールドプレーヤー10人全員が互いに成功した。GK同士の対戦となると、リバプールのクィービーン・ケレハーはしっかりと成功。しかし、PK戦のために最後に交代で出場したケパ・アリサバラガのシュートは大きく枠外へ。11-10でリバプールが勝利を収めた。 最後のPKを決め切り、試合中には好セーブでチームを助けたケレハーは試合について「すぐにまとめるのは難しいね。たくさんの感情があるけど、僕は勝利を収められてとにかく嬉しいよ。ウェンブリーで、ファン全員と一生にするのは最高だし特別だよ」と、優勝は格別だと語った。 PK戦では10人ずつが成功して迎えた11人目。非常にプレッシャーがかかる中でのキックとなったが、しっかりと決め切り勝利につなげた。 PKについては「誰かが『君がPKを決めたんだ』と言ってくれたけど、僕はそんなことは気にしていないんだ。それよりもセーブしたかった。でも、ありがたいことに、僕が決めて勝利することができたね」と、1本もセーブできなかったことに悔しさを見せた。 実際のPKのキックについては「正直なところ、逆側に蹴ろうと思っていたんだ。ただ、助走した時に目の端にケパが逆に飛ぶのが見えたから、そのまま蹴ったんだ。正直、あんなに高く蹴ろうとはしていなかったよ」とコメント。蹴るコースを変えたとかたり、良いコースに決まったのは偶然だとした。 そのケレハー。前日は良い夢を見たようだが、結末は予想できなかったようだ。 「昨日の夜は勝つために良いことを夢に見ていたけど、僕の夢の中ではリバプールの最後にPKを蹴るとは思ってもみなかった。別の次元だったね」 <span class="paragraph-title">【動画】GK同士のPK戦、ケレハーの見事なキック</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DWU4FYgGOaI";var video_start = 169;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.02.28 15:15 Mon2
リバプールの守護神争いが激化? クラブOBが来季の陣容を展望「贅沢な問題を抱えている」
オランダ代表としてもプレーし、リバプールのOBでもあるサンデル・ヴェステルフェルト氏がクラブのGK事情について言及した。 プレミアリーグでの優勝が近づいているリバプール。アルネ・スロット監督が率いて1年目のチームだが、総合力を高めて完成度の高いプレーを見せ続けている。 ヴェステルフェルト氏は、1999年から2001年までリバプールに在籍した守護神だが、来シーズン以降のリバプールの守護神争いに注目。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーのファーストチョイスは変わらないと予想するも、多くの試合を戦うチームにおいては変化が訪れるだろうとした。 リバプールにはアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが控えとなっている中、ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリがバレンシアにレンタル移籍しており、来シーズンから加入することが決まっている。 ヴェステルフェルト氏は「リバプールがママルダシュヴィリと契約したときはとても驚いた」とコメント。2人のトップクラスのGKがいることになるとし、ケレハーは退団するだろうとした。 「私はスペインのサッカーを追っているし、この選手がどれだけ優れているか知っている。前回のユーロの後、私はママルダシュヴィリがユーロで最高のGKだと言った」 「今シーズン、彼は少し批判されているが、私は心配していない。明らかに、アリソンがナンバー1になるので、ナンバー2のポジションを争っている」 「ケレハーに関しては、どこかでNo.1として定期的にプレーする時が来たと思う。プレミアリーグとチャンピオンシップでは、彼はほぼどのチームでも素晴らしいGKになれるだろう」 「彼は優秀なGKで、プレーする必要がある。ファンとしてはもう少し長く残ってほしいが、そうなればリバプールは(アリソンに次いで)ヨーロッパで最高のGKを2人持つことになる」 いずれにしてもハイレベルなGK陣を保有することになるリバプール。多くの試合を戦う上で、ローテーションもできるだろうとした。 「シーズン中に60試合をプレーするチームでのみ可能だと思う。38~40試合をプレーするチームでは、GKが勢いを失ってしまうため、それはできない」 「No.1と優秀なバックアップが必要だ。経験豊富な選手で、自分がNo.2であることを自覚していて、経験があるためリズムをつかむために5試合プレーする必要がない選手、もしくはケレハーのように自分自身とクオリティを証明できる少し若いGKがいると良い」 「現時点では、リバプールは贅沢な問題を抱えているが、来シーズンもそれが実現できればと思う」 2025.03.23 23:30 Sun3
リバプールが退団選手発表! チアゴ&マティプは退団、GKアドリアンには契約延長オファー
リバプールは5日、2023-24シーズン限りでの退団選手を発表した。 ユルゲン・クロップ監督がチームを去り、アルネ・スロット新監督が就任するリバプール。すでに元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(33)、元カメルーン代表DFジョエル・マティプ(32)が契約満了での退団が発表されていた。 チアゴは2020年にバイエルンから加入。公式戦98試合に出場し、FAカップとコミュニティ・シールドの優勝を経験。マティプは2016年夏にシャルケから加入し、公式戦201試合で11ゴールを記録。チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグの優勝を含む7つのタイトルを獲得していた。 また、契約満了で退団の可能性があったGKアドリアン(37)に関しては、新契約を結ぶオファーを出しているとのこと。ブラジル代表GKアリソン・ベッカー(31)、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハー(25)らには退団の話もあるだけに、慎重になっているところだ。 その他、MFメルカム・フラウエンドルフ(20)、FWマテウシュ・ムシアロフスキ(20)、DFアダム・ルイス(24)も退団する。 アカデミーレベルでもDFネイサン・ギブリン(18)、DFフランシス・ギマ(17)、GKルーク・ヒューイットソン(19)、DFナイル・オズボーン(19)、MFコーディ・ペニントン(17)に関しても契約満了で退団となる。一方で、GKジェイコブ・ポイトレス(20)、GKリース・トゥルーマン(19)には契約延長を打診しているとのことだ。 2024.06.05 18:23 Wed4
悩めるケレハー…リバプール愛堅持も“1番手GKはアリソン” “来季はママルダシュヴィリ加入”「この世の終わりではないけど…」
アイルランド代表GKクィービーン・ケレハー(25)がリバプール退団願望を持ち続けている。イギリス『90min』が伝えた。 リバプールの2番手GKにして、実力的には1番手アリソン・ベッカーと遜色ないケレハー。 昨季はEFLカップ優勝を支え、ヨーロッパリーグ(EL)やアリソン不在時のプレミアリーグでも活躍。ユース時代から所属するリバプールでキャリアハイの出場数「26」を記録した。 しかし、やはり基本はアリソンの控え。 今夏移籍を望んでいたことが公然の事実であるなか、今季も出番はEFLカップとアリソン不在時のリーグ戦のみ。また、今季の欧州はELではなくCL…ここまでケレハーの出番はない。 市場価値は2000万ユーロ(約32.6億円)。 それでも、来季からはアリソンの競争相手として、ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(24)がリバプールへ加入…ケレハーが退団願望を持ち続けるのは無理もない。 現在はアリソンが負傷中で、当面はCLなどでもケレハーが先発することに。アルネ・スロット監督から直々のご指名も受け取った。 だが、ケレハーはイギリス『テレグラフ』の取材で今月上旬、「活躍したら移籍の可能性を複雑にしてしまうかも」ともコメントしていた。 「昨季は何度もプレーし、うまくやれば評価も上がる。クラブ(リバプール)も利益を上げたいはずだし、僕は移籍に乗り気だった」 「でも結局、リバプールを満足させる要素が生まれず、僕は移籍が叶わなかった。ベンチに座っていても楽しくないし、幸せにもなれない」 「状況はなんら変化していない。なぜなら、残った僕が相手しているのは、世界最高のゴールキーパー・アリソンだからだ。常に彼がNo.1。万全なら常にプレーすべきなんだ」 「僕にできる最善のことは、いいプレーをして、監督を悩ませること。『あいつがあんな素晴らしいプレーをしてるのに、ベンチに置いておくわけないだろ』みたいなね」 「プレッシャーをかけられるように、できる限りのプレーをしよう。リバプールのようなクラブに残ることは、この世の終わり、というわけではないんだ」 2024.10.22 20:45 Tueリバプールの人気記事ランキング
1
「これがアシストになるのか!」遠藤航、プレミアリーグ開幕戦で右サイドバック出場&アシスト 50試合出場の節目を飾る「ラッキーアシストだけど数字は大事」
リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、プレミアリーグ開幕節のボーンマス戦に途中出場。ダメ押しゴールをアシストするなどチームの勝利に貢献した。初戦からの活躍ぶりにファンたちが歓喜した。なお遠藤はこの試合でプレミアリーグ通算50試合出場を達成している。 <iframe width="100%" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/0Vd5FfDSETM" title="【ショートハイライト|リヴァプール v ボーンマス】プレミアリーグ25/26 第1節" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 昨季のプレミアリーグ王者であるリヴァプールは、開幕節でボーンマスをアンフィールドに迎えた。ベンチスタートだった遠藤は、2ー0とリードして迎えた60分にジェレミー・フリンポンとの交代で右サイドバックとしてピッチに立った。 その後は2点を奪われて試合は振り出しとなるも、88分にフェデリコ・キエーザのゴールで勝ち越し。迎えた90+4分に遠藤の見せ場を迎えた。 フィルジル・ファン・ダイクが競り合って溢れたボールに反応した遠藤は、自陣から前線に向かって右足で大きくクリアする。このボールを回収したモハメド・サラーがそのままボックス左まで運び、カットインから右足を振り抜くとこれがゴールネットに吸い込まれた。 サラーの個人技もあって、遠藤のプレーはアシストがつく結果に。するとファンたちはSNS上で「遠藤が開幕戦からアシスト!」「ラッキーアシストだけど数字は大事」「これがアシストになるのか!」「50試合出場の日にアシストがつくなんて!」「開幕戦から最高だわ」「遠藤のアシストは嬉しい」「今季もクローザーとしてめちゃくちゃ活躍しそう」「これはサラーさまさまだな」と歓喜の声が並んでいる。 また、地元メディアである『Liverpool echo』は遠藤に「6」をつけて「右サイドバックでのプレーは快適ではなかったようで、中央に移動。4点目をアシストした」と報道。同じく地元メディアの『Liverpool.com』は「6」をつけるもののは「当初右サイドバックを務めたこの日本人選手は、ブルックスという優れた選手と対戦することとなった。ブルックスを比較的うまくかわしたが、ボーンマスのゴールは彼が前線で捕まった際に生まれたものだった」と失点場面を指摘した。 2025.08.16 10:44 Sat2
リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去
▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu3
ヴェンゲル、スアレスへの“4000万1ポンド”オファーを反省 「馬鹿げていた…」
2018年までアーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が、リバプールから 引き抜きを狙ったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに関するエピソードについて語った。イギリス『ミラー』などが伝えている。 今夏にバルセロナからアトレティコ・マドリーに移籍したスアレスは、2011年1月から2014年7月までリバプールに所属。公式戦133試合に出場し82得点を記録するなど、絶対的なエースとして君臨していた。 そのリバプールのエースの獲得に向け、アーセナルが動いたのが2013年の夏。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)から遠ざかるなど、低迷が続いていたクラブからの退団の意思を示していたスアレスに関して、ヴェンゲル氏はCL出場権を切り札のひとつとして獲得が可能と踏んでいた。ただ、同じプレミアリーグのライバルへの売却を望まないリバプールの徹底抗戦が予想されていた。 ただ、当時スアレスには4000万ポンド(約54億8000万円)の契約解除金が設定されていると報じられており、アーセナルはこの金額に1ポンド(約136円)を上乗せした“4000万1ポンド”のオファーを掲示し、エースの引き抜きを図った。 やや非常識ともいえるこのオファーは物議を醸し、リバプールのオーナーであるジョン・ヘンリー氏は自身の『ツイッター』で「彼らはエミレーツで何か(薬のようなものを)吸っているのか?」と呟くなど激高。また、実際に前述の契約解除条項は存在しておらず、リバプール側が交渉を拒否したこともあり、スアレス獲得は実現しなかった。 ただ、10月13日に販売が開始されたヴェンゲル氏の自叙伝『My Life in Red and White: My Autobiography』によると、同氏は契約解除条項が存在しないことを理解した上で前述のオファーを掲示していたという。そして、自身の振る舞いを反省している。 「2013-14シーズンにスアレスを獲得したいと思っていた。我々はプレーヤー本人、代理人と合意に達していた。そして、彼の代理人は4000万ポンド以上のオファーがあれば、リバプールは彼を手放さなければならない条項があると主張していた」 「しかし、リバプール内部の軽率な振る舞いのおかげで、そんな条項が存在しないということも理解していた。その事実を確かめるために、4000万1ポンドのオファーを出した。これについては、馬鹿げていると思われただろうし、私自身も同意する」 「リバプールはスアレスを売る気がなかったし、彼らにはプレーヤーを残すだけの(金銭的)余裕があった。さらに、既にバルセロナからのオファーが差し迫っていた」 リバプールはアーセナルからのオファーを拒絶した1年後に、スアレスをバルセロナに6500万ポンド(約89億円)で売却している。ヴェンゲル氏からすると、交渉上の駆け引きのつもりだったと思われるが、ビッグネームの獲得を逃しただけでなく、相手方にばらされてひんしゅくまで買う苦い経験だったようだ。 2020.10.15 17:03 Thu4
かつて“神童”と期待された元リバプールのMFウッドバーン、新天地はイングランド4部のサルフォード・シティに決定
かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してファーストチームデビュー。そのデビュー戦の3日後に行われたEFLカップ準決勝のリーズ戦では、クラブ史上最年少ゴール記録(17歳と45日)を樹立し、クラブやメディア、ファンから大きな期待が寄せられていた。 しかし、その後は伸び悩みファーストチームで思うような出場機会を得られず。シェフィールド・ユナイテッド、オックスフォード・ユナイテッド、ブラックプールと国内の下部カテゴリーのクラブや、スコットランドのハーツへの武者修行を繰り返すも結局リバプールではチャンスがなく、2022年夏に退団が発表された。 その後は同年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンに加入すると、在籍2シーズンで公式戦通算64試合3ゴール3アシストを記録。昨シーズンはリーグ戦21試合に出場したが先発はわずか1試合にとどまり、今夏に契約満了で退団していた。 ここまで残念ながら期待されていたようなキャリアは送れていないウッドバーンだが、まだ24歳。2年契約を締結したサルフォード・シティで、再び輝く姿が期待されている。 2024.07.24 18:20 Wed5