レアル・マドリーの
カルロ・アンチェロッティ監督がフランス代表FW
キリアン・ムバッペ(25)の加入話に言及した。
パリ・サンジェルマン(PSG)のエースでキャプテンのムバッペだが、今季をもっての退団をクラブに通達したと報じられ、ついに動きそうな様相を呈す。
行き先の筆頭は長らく結びつくレアル・マドリーで、今後の動向が注目どころに。実現すれば、レアル・マドリーにとって念願叶う格好といえそうだ。
そのなか、クラブによると、アンチェロッティ監督は18日に行われるラ・リーガ第25節のラージョ戦に向けた会見で報道にコメントしたという。
だが、「今日の私が影響を受けたり、心配そうにしているか? いや、次の記者会見でも同じだ」と深く触れず、ラージョ戦、そして今季を重要視した。
「何が起こったのかは見たり、聞いたりはしている。あなた(記者)にとって、それが今日の話題なのはわかるが、我々からすれば、(話題は)明日の試合だ」
「今季を良い形で締めないといけない。試合については話し合っているし、ビデオもチェックした。できる限りの準備に努めている」
「我々のシーズンにとって重要な試合。今季を良い形で締め、トロフィーを掴みたい。来季のことを考える時間はたくさんあるよ」
スペイン人DFヘスス・バジェホ(27)がレアル・マドリーでラストチャンスに懸ける。スペイン『Relevo』が伝えている。
かつて世代別のスペイン代表でキャプテンを担い、U-19時代も主将センターバックとして欧州王者となったバジェホ。
ただ、18歳で加入したマドリーに定着できず、23-24シーズンのグラナダを含め、レンタル移籍で放出されること通算「5」回。カルロ・アンチェロッティの眼中にない、と言っても決して大袈裟な表現ではない。
気づけば27歳…負傷が長引き、ラ・リーガ出場「3試合106分間」にとどまったグラナダでの1年を終え、バジェホは今月15日にマドリーのクラブハウスへ帰還予定。
すでにケガは治癒も、マドリー加入から10年目となる節目の24-25シーズンに残留を掴めるかは不透明。契約が残り1年となっており、今夏で安売りされる可能性が否めない状況だ。
しかし、そのパーソナリティを各方面から称えられ、人望も厚いというバジェホ。センターバック陣での序列が極めて低いことを理解しつつも、イタリア人指揮官に全力で存在をアピールするだろうと、『Relevo』は論じる。
そして、構想外となっても甘んじて受け入れ、今後も続くキャリアを歩んでいくという。
2024.07.01 15:30 Mon
