エバートンが人気銘柄アマドゥ・オナナの価格を設定、今冬残留も夏の売却を念頭に

2024.02.09 14:05 Fri
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エバートンが人気銘柄アマドゥ・オナナの価格を設定、今冬残留も夏の売却を念頭に

エバートンがベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)の価格を設定したようだ。
昨春ごろからビッグクラブ行きが報じられているアマドゥ・オナナ。ここ最近もアーセナルチェルシーなどと度々紐付けされた身長195cmの大型セントラルハーフだ。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、現段階で2024年夏の獲得に最も近いのはニューカッスル。その本気度はアーセナルやチェルシーを上回っているという。

今冬のオナナ売却を拒んだエバートンも、2024年夏の売却はむしろ前向きか。今季終了までにアメリカの投資会社「777パートナーズ」へのクラブ売却が100%完了し、かつチャンピオンシップ(イングランド2部)への降格を回避した場合、オナナ売却によって資金を捻出する態勢が整うとされる。
先立って価格評価も概ね完了したようで、その額は5000万〜6000万ユーロ(約80億4000万〜96億5000万円)か。

巨額の負債を抱えてファイナンシャル・フェアプレー(FFP)問題も解決していないエバートン。プレミアリーグの中堅・第二勢力として宿敵リバプールに肉薄した時代の安定感はどこへやら、“売り”が経営を支えるクラブとなっている。

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ベルギーサッカー協会(KBVB)が、SNSに投稿されたフランス代表FWキリアン・ムバッペに対する不適切な動画を謝罪した。 7月1日にベスト8進出を懸けてラウンド16で対峙するフランス代表とベルギー代表。同ラウンド屈指の好カードということもあり、戦前から大きな注目が集まっているが、試合前にピッチ外での問題が発生した。 KBVBでは以前からベルギー出身のコメディアンであるパブロ・アンドレス氏とコラボレートし、『YouTube』での選手インタビューや、選手のSNS公式アカウント用のビデオクリップを制作したりしている。 そういった中、大きな問題となったのが、直近に投稿された動画だ。 すでに削除された動画ではアンドレス氏が「ムバッペの脛を蹴るのは誰か?」と歌っていると、そこにMFアマドゥ・オナナが現れ、「アマドゥ・オナナ」と答えていた。 相手のエースであるムバッペを“削る”ことを予告しているように受け取れる内容を受け、フランス国内では不適切な投稿だとしてKBVBへの非難が殺到していた。 そのため、KBVBのスポークスマンであるステファン・ファン・ロック氏は29日に行われた代表チームの会見を前に「このビデオはユーモアのつもりでしたが、その後削除されました。このことで不快な思いをさせてしまった方にはお詫び申し上げます。これをもって私たちにとってこの件は終わりにしたいと思います」と、謝罪を行っている。 中盤で主軸を担うオナナと2トップの一角での起用が見込まれるムバッペはマッチアップする可能性が高く、仮にオナナが激しいチャージを行った場合、試合が荒れることになるはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】批判殺到…公式が投稿したムバッペを揶揄する動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> &quot;¿Quién le hará una entrada a la tibia a Mbappé? Amadou Onana&quot;.<br><br>El vídeo de la selección belga que ya ha sido borrado. <a href="https://t.co/HrD8kLOXR1">pic.twitter.com/HrD8kLOXR1</a></p>&mdash; El Chiringuito TV (@elchiringuitotv) <a href="https://twitter.com/elchiringuitotv/status/1807053909854503035?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.30 13:42 Sun
エバートンがアストン・ビラからU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(20)の獲得に成功したようだ。 経営難から主軸売却の噂が絶えぬエバートン。最後尾のGKジョーダン・ピックフォード、最終ラインからはDFジャラッド・ブランスウェイト、中盤のMFアマドゥ・オナナ、最前線はFWドミニク・キャルバート=ルーウィンと、センターラインの存続が危うい。 そんななか、オナナを売るかもしれない中盤に新戦力。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ビラから若手ボランチ、イローグブナムを移籍金1000万ポンド(約20億円)で引き抜き、メディカルチェックも通過したという。 イローグブナムは21年夏にWBAからビラへ。昨季は2部QPRへ武者修行し、公式戦32試合出場とプロキャリアで初めて1年を主力としてこなす。ただ、今季復帰したビラはCL行きを掴むほどハイレベルなチームになっており、若武者に安泰の地なし。公式戦15試合出場のうち13試合が後半途中からだった。 とはいえ、世代別イングランド代表の常連は、若手の市場価値を上げる術に長けたアヤックスも獲得を目論むなど成長株と位置付けられ、再建を目指すエバートンとしては良い補強となったのではないだろうか。ビラもPSR問題を抱えて早めに売りを決断したようだ。 2024.06.21 17:00 Fri
ベルギー代表MFアマドゥ・オナナが、敗戦後のミックスゾーンで“大人の対応”をした。オランダ『Voetbal International』が伝える。 現在開催中のユーロ2024。所属するエバートンからビッグクラブへの移籍も噂される若き大型ボランチ、アマドゥ・オナナはベルギー代表の主力として今大会に臨んでいる。 17日には初戦でスロバキア代表と対戦し、アマドゥ・オナナもフル出場。しかし、序盤に均衡を破られたベルギーは0-1と敗戦…ロメル・ルカクの2発はVARで取り消されてしまった。 試合後、アマドゥ・オナナはミックスゾーン(試合会場の取材エリア)に詰めかけた欧州各国の報道陣に対し、敗戦の弁や次戦への意欲を丁寧に語っていたそうだが、ある記者が失礼を働いてしまったとのこと。 この記者、アマドゥ・オナナに話を聞こうとして、誤って「アンドレ」と呼びかけてしまった模様。彼はエバートン所属のアマドゥ・オナナであり、アンドレ・オナナはマンチェスター・ユナイテッド所属のゴールキーパーだ。 アマドゥ・オナナは気に留めずやりとりを交わしたそうだが、周囲の全員が「アンドレ?」と違和感に気づいたとのこと。アマドゥ・オナナもやはり当初は困惑した表情だったという。 ちなみにその直前、この記者はケビン・デ・ブライネにも声をかけ、最初に英語での質疑応答を求めたが、なぜか質問しなかったため、デ・ブライネは数秒でその場を立ち去る…というやや不可解な場面があったとのことだ。 2024.06.19 18:40 Wed
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ベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督が、25名でのユーロ2024参戦を明言した。 今大会は最大26名の登録が認められているが、テデスコ監督は先月27日の登録メンバー発表時に26名ではなく、25名を選出した。 ただ、ヤン・ヴェルトンゲン、アルトゥール・テアテの2選手が負傷を抱えており、今回の準備期間ではMFアルネ・エンゲルス(アウグスブルク)、MFマンデラ・ケイタ(ロイヤル・アントワープ)と2人の若手選手をチームキャンプに参加させていた。 しかし、同監督は7日に行われた会見で「ユーロ2024には25人で出場することに決めた。すべてはチームスピリット次第だ。若いプレーヤーを失望させたくなかったし、ドイツには25人で行くと常に明言してきた」と、改めて25名で戦うことを宣言した。 また、負傷を抱えるヴェルトンゲン、テアテの2選手に関して後者がもうしばらく時間を要することを認めつつ、「ヴェルトンゲンはもうすぐ復帰できる。もちろん、彼にとってベンチにいるのは楽なことではないが、彼は我々の選手選考において重要なプレーヤーだ」と、歴代最多出場記録保持者の重要性を強調した。 これに伴い、エンゲルスとケイタは7日のトレーニング後に一足早くチームを離れることになる。 ベルギーはユーロ本大会でグループEに入っており、スロバキア代表、ルーマニア代表、ウクライナ代表と対戦する。 ◆ベルギー代表メンバー25名 GK コーエン・カスティールス(ヴォルフスブルク/ドイツ) トーマス・カミンスキ(ルートン・タウン/イングランド) マッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) DF ティモシー・カスターニュ(フルアム/イングランド) マキシム・デ・カイパー(クラブ・ブルージュ) ゼノ・デバスト(アンデルレヒト) バウト・ファエス(レスター・シティ/イングランド) トーマス・ムニエ(トラブゾンスポル/トルコ) アルトゥール・テアテ(スタッド・レンヌ/フランス) ヤン・ヴェルトンゲン(アンデルレヒト) MF ヤニク・カラスコ(アル・シャバブ/サウジアラビア) ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド) チャールズ・デ・ケテラエル(アタランタ/イタリア) オレル・マンガラ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) アマドゥ・オナナ(エバートン/イングランド) ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ/イングランド) アーサー・フェルメーレン(アトレティコ・マドリー/スペイン) アステル・ブランクス(ヴォルフスブルク/ドイツ) アクセル・ヴィツェル(アトレティコ・マドリー/スペイン) FW ヨハン・バカヨコ(PSV/オランダ) ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ/イングランド) ロメル・ルカク(ローマ/イタリア) ドディ・ルケバキオ(セビージャ/スペイン) ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ/ドイツ) レアンドロ・トロサール(アーセナル/イングランド) 2024.06.07 21:30 Fri

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ブランスウェイトは残留でアマドゥ・オナナが移籍へ? 経営難エバートンの資金調達プラン

エバートンはベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)を優先的に売りたいようだ。 経営難&勝ち点剥奪という苦難に負けず、プレミアリーグ残留を勝ち取ったエバートン。現在15位だが、勝ち点剥奪がなければ10位ブライトンと同じ「48」で11位と、”古豪”の体裁を保つポイントを稼いでいる。 昨夏以降進められてきた米国「777パートナーズ」へのクラブ売却交渉は決裂する見込みも、代わって地元リバプール出身の実業家、アンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏が買収レースに加わるとの見立てが。 両氏はかねてよりエバートンに出資。イギリス『テレグラフ』によると、実現した場合、両氏共同でクラブを所有する形となる可能性が高いとのことだ。 さて、エバートンは売却買収以前に経営が危機的状況であり、先週ショーン・ダイチ監督も「誰かを売る可能性が高い」と主力選手の売却による資金調達を示唆。来季も勝ち点剥奪を科される事態だけは避けたい。 若き人気銘柄として表題のオナナ、そしてイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)が挙げられるが、イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、優秀かつ需要が高いセンターバックのブランスウェイトはなるべく確保しておきたい模様。優先的に売るのはオナナだという。 よく伝えられる通り、オナナはバイエルンやトッテナムなどなどトップクラブから根強い人気のセントラルハーフ。ただ、非常に現実味のある移籍先として、カルヴァン・フィリップスの“返却”を決定したウェストハムを挙げることができるとのことだ。 クラブは、今季が終わればA・オナナに移籍の意志を問う予定とされ、ブランスウェイトについては「2025年夏の移籍を許可する」との口説き文句で残留を説得中だそうだ。 2024.05.14 21:20 Tue

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EL王者アタランタ、エバートンDFゴッドフリーを完全移籍で獲得

アタランタは28日、エバートンの元イングランド代表DFベン・ゴッドフリー(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。イタリア『スカイ』によると移籍金は最大で1200万ユーロ(約20億7000万円)になるとのこと。 イングランド代表として2試合の出場歴があるセンターバックを主戦場に、右サイドバック、ボランチでもプレー可能なゴッドフリーは、2020年10月にノリッジ・シティからエバートンに加入。 エバートンでは公式戦93試合に出場、2023-24シーズンは後半戦に出場機会を増やし、プレミアリーグ15試合に出場して15位と苦戦したチームの中で残留に貢献していた。 2024.06.29 07:00 Sat
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