「オーラ違う」「いつ見てもカッコイイ」小野伸二O.N.Oが札幌の沖縄キャンプに参加!来訪を選手よりも喜んだのは?

2024.01.25 15:20 Thu
北海道コンサドーレ札幌の小野伸二O.N.O
©︎J.LEAGUE
北海道コンサドーレ札幌の小野伸二O.N.O
北海道コンサドーレ札幌小野伸二O.N.O(One Hokkaido Nexus Organizer/ワンホッカイドウ ネクサス オーガナイザー)が、沖縄でキャンプ中のクラブを訪れた。
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2023シーズン限りで現役を引退した元日本代表MFの小野氏。15日には、札幌のO.N.Oに就任。「北海道がより楽しく、一つになるよう、ファン・サポーターとパートナー企業、クラブの絆を深める活動を行っていく予定」としていた。アジアカップ2023では日本代表戦の解説を務めるなど、多忙な日々を送っている小野氏だが、25日に札幌が公式X(旧ツイッター)を更新。「沖縄キャンプに 小野伸二 O.N.Oが来てくれました」と小野氏の沖縄キャンプ来訪を伝えている。
小野氏を見つけた選手たちは、すぐさま挨拶。その中でも一番嬉しそうなリアクションを見せたのは、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督だった。

ペトロヴィッチ監督は、小野氏をしっかりとハグしてから頬に軽くキス。嬉しそうな表情で再会を喜んでいる。
小野氏の来訪には、ファンも「いつ見てもカッコイイ」、「やっぱりオーラ違うな」、「うれしいですね」、「大好き」と久々の姿を喜んでいる。



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「なっが」「立ったら2m半ありそう」ズームレンズで撮影された吉田麻也が話題、あまりの長さに本人も驚き「やたら長い。笑」

ロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)のDF吉田麻也のオフショットが話題だ。 昨シーズン限りでシャルケを退団し、今シーズン途中にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のLAギャラクシーに加入した吉田。MLSでは12試合に出場し1ゴール1アシストを記録していた。 11月にシーズンが終わった吉田。古巣のサウサンプトンでのトレーニングの後、日本へと帰国し、元日本代表MF小野伸二の引退試合にも参加していた。 その吉田は17日にSNSを更新し、東京の原宿にある立ち食い玄米うどん専門店「絵空事立食い玄米おうどん」を訪れた時の写真を投稿。店前で撮れたオフショットが話題になっている。 椅子に座ってうどんを食す吉田を捉えた2枚の写真だったが、レンズの影響かかなりの足長に見える吉田。さすがに自分でも違和感あったのか「望遠で撮ったらやたら長い。笑」と冗談交じりに投稿している。 これには、ファンも「いや、長すぎでしょ…笑笑」、「立ったら2メーター半くらいありそう笑」、「足なっが」と反応。また、「広角じゃない?」と、望遠レンズではなく、近くのものが大きく映りやすい広角レンズや超広角レンズではないかと指摘する声もあがっている。 グルテンフリーに取り組むなどストイックな食生活に取り組んでいる吉田。今回訪れたお店はグルテンフリーのうどんが楽しめるということで普段はなかなか食べられないうどんを楽しんだはずだが、思わぬところで注目を集めていた。 <span class="paragraph-title">【写真】「なっが」「立ったら2m半ありそう」ズームレンズで撮影された吉田麻也</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C05geKOLb4F/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C05geKOLb4F/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C05geKOLb4F/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Maya Yoshida(@mayayoshida22)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.12.18 12:25 Mon
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“サッカーの神様”と呼ばれたジーコ、W杯での輝きと苦しみ

サッカー界に数多く存在してきたスター選手。その中でも、異名を持つ選手はそこまで多くない。 際たるものは"サッカーの王様"と呼ばれたキング・ペレ。ブラジルの英雄であり、ワールドカップ(W杯)で3度も優勝を経験しているレジェンド中のレジェンドだ。そして、そのペレにも例えられ"白いペレ"と呼ばれ、"サッカーの神様"として知られているのが、ジーコだ。 日本でも住友金属、鹿島アントラーズとプレーし、その後に日本代表監督を務めたことからも、知らない人はいないほどの知名度だろう。サッカー界でも指折りの偉大なレジェンドだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆実力も世界でトップの1人</span> ジーコは愛称であり、本名は「アルトゥール・アントゥネス・コインブラ」、172cmと大きくない身体でありながら、ゴールやパスでチームに貢献した。 18歳でブラジルの名門・フラメンゴでファーストチームに昇格した。元々は体が小さく、線も細かったために、あまり期待はされていなかったが、その才能を高く評価され、体を鍛えることでチャンスを手にした。 フラメンゴでは12年プレーし4度のリーグ優勝を経験。その後ウディネーゼに移籍しセリエAでプレー。フラメンゴに戻ると、38歳で来日。Jリーグ2年目の1994年に41歳で現役を引退した。 クラブチームでも偉大な成績を残し、Jリーグでは初年度の開幕戦で圧巻のハットトリックを記録。これはJリーグ史上初のハットトリックであり、相手の名古屋グランパスには元イングランド代表FWのギャリー・リネカーがいた。リネカーも大きな注目の的となったが、神様の前ではただの脇役になってしまったのだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆ワールドカップでの輝きと挫折</span> そのジーコは、当然ブラジル代表でも輝いた。W杯には1978年、1982年、1986年と3大会連続で出場。残念ながら、ブラジル代表にジュール・リメ杯(W杯のトロフィー)をもたらすことはできなかったが、運のなさもあった。 初めてのW杯となった1978年のアルゼンチン大会。初戦のスウェーデン代表戦では、試合終了間際にCKからゴールを決めたが、取り消しに。シュートを打つ前に笛が吹かれたという、今では考えられない状況で試合が終わることとなった。 ただ、ジーコはあまり出場機会を得られず、さらに大会中に負傷。チームも決勝にたどり着けずに終わっていた。 その4年後の1982年、スペイン大会ではソクラテス、ファルカン、トニーニョ・セレーゾとの「黄金のカルテット」と呼ばれる中盤を形成。巧みなパスワーク、そして圧倒的な攻撃力で優勝候補となっていた。 ジーコも4年前の悔しさを晴らそうと、1次リーグで3ゴールを挙げる活躍。2次リーグもアルゼンチン戦で1ゴール2アシスト、イタリア戦でもアシストを記録したが、チームは敗退。結果は伴わなかったが、この時のブラジル代表のパフォーマンスは世界で称賛され、「ブラジルサッカー史上最も魅了したチーム」とも称えられている。 そして3度目となる1986年のメキシコ大会だったが、今度は大会前にケガ。ヒザを負傷した状態で臨み、チームに貢献できず。"サッカーの神様"に本当の神様は微笑むことはなかった。 <span class="paragraph-subtitle">◆監督としてもW杯では悔しい思い</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/zico20221124_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Image<hr></div> サッカー王国ブラジルにおいても、数多のスター選手の中でトップクラスの評価を受けるジーコ。選手としてW杯では良い思い出はないが、監督としても苦い思いをした。 現役時代の「黄金のカルテット」は、日本代表でも実現。中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一が大きな注目を集めた。 しかし、W杯では稲本や小野はベンチに座ることに。日本代表として個々の能力や特徴が突出した選手が多く集まっていたが、逆に一体感をチームに作り上げることができず、1分け2敗で敗退。監督としても、W杯で結果を残せず、クラブチームはその他の代表戦とは異なり、ジーコにとっては苦い思い出となってしまった。 それでも、ジーコが現役時代に見せた華やかなプレー、そしてクラブチームで残した功績は数知れず。日本でもギリギリでJリーグ入りを果たし、オリジナル10となった鹿島に対し、常勝軍団となるべく改革したのはジーコ本人。それは、今でも"ジーコ・スピリット"として、鹿島の中で生き続けている。"サッカーの神様"と呼ばれる選手は、この先に生まれることはないのかも知れない。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代の“神様”ジーコの輝き、圧巻プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJMSTU2Vm9ZNSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> ブラジル代表で活躍し、Jリーグでも活躍した"サッカーの神様"ジーコが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場! 現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。 <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/5uev4c53" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20221124.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2022.11.24 21:00 Thu
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「懐かしい2ショット!」「エモい」小野伸二がフェイエノールト帰還! 懐かしのチームメイトと笑顔で再会「この再会は熱い」

フェイエノールトとアヤックスの“デ・クラシケル”が行われた中、レジェンドが集結。元日本代表MF小野伸二氏も現地に登場し、歓迎を受けた。 7日、エールディビジ第29節でフェイエノールトはホームにアヤックスを迎えた。 日本代表FW上田綺世はベンチスタートとなった試合。その試合前には小野氏が本拠地“デ・カイプ”に登場した。 小野は浦和レッズから加入した2001-02シーズンにいきなりレギュラーとなると、UEFAカップ(現:ヨーロッパリーグ)で見事に優勝。オランダ代表FWピエール・ファン・ホーイ・ドンク、デンマーク代表FWヨン・ダール・トマソンらと共に、チームの中心として活躍した。 小野氏はアヤックス戦を前にUEFAカップのトロフィーを掲げる写真が投稿された中、試合会場にも登場。そこには、当時のチームメイトであるファン・ホーイ・ドンク氏が笑顔で出迎えることとなった。 また、スタンドには鉢巻を巻いた小野をモチーフにした弾幕も登場。現役を引退し、レジェンドとして歓迎を受けることとなった。 ファンは「懐かしい2ショット!」、「ファン・ホーイ・ドンクがいる」、「この再会は熱い」、「これはエモいわ」、「トマソンも欲しい」とコメントが集まり、懐かしさを感じる再会となった。 なお、試合はフェイエノールトの攻撃陣が爆発。前後半それぞれ3点ずつを奪い、6-0で圧勝する結果となった。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】小野伸二氏がフェイエノールト帰還!懐かしのチームメイトと笑顔で再会、後ろで写真を撮る娘も</span> <span data-other-div="movie"></span><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C5dcv2Js2XA/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C5dcv2Js2XA/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; 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ブレずに今季初3連勝飾った東京Vの城福監督「我々のやり方を研ぎ澄ますということを貫いてきたこの1カ月」

東京ヴェルディの城福浩監督が今シーズン初の3連勝を誇った。 東京Vは14日、大和ハウスプレミストドームで行われた明治安田J1リーグ第30節の北海道コンサドーレ札幌戦を0-2で勝利した。 鹿島アントラーズ、柏レイソルを連破して約3カ月ぶりとなる今季3度目の連勝を達成した昇格組は直近3連勝で最下位を脱出した絶好調の19位チーム相手に3度目の正直での3連勝を狙った。 前回対戦は5-3の激しい打ち合いとなっただけに戦前はオープンな展開も予想されたが、前半はミラーゲーム特有の堅い展開に。東京Vは当初のプラン通り、ボランチを消しながら相手のセンターバックにボールを持たせながら[5-4-1]の堅固なブロックを組んで応対。要所での強度の高いハイプレスも仕掛けつつ、守備は狙い通りに機能。 ただ、攻撃ではピッチ状態の影響や前回対戦で機能した背後への長いボールを意識するあまり停滞。前半終盤はより自陣の深い位置まで侵攻され、最低限の0-0もやや劣勢で試合を折り返した。 後半も立ち上がりは守勢に回ったが、守護神マテウスの好守などで凌ぐと、54分にFW山見大登の背後への飛び出しからの折り返しが生んだゴール前の混戦を制したMF山田楓喜のゴールで先制に成功。以降はフィジカルに優れる外国人アタッカー2人にDF岡村大八を前線に上げたホームチームのパワープレーを撥ね返すと、再三の決定機を逃した中で後半ラストプレーではMFチアゴ・アウベスに待望の加入後初ゴールが生まれ、2-0の勝利を収めた。 試合後の会見で城福監督は、敵地でしたたかに勝ち切った一戦を総括。前半終盤やリード後の劣勢の状況で冷静に耐え切ったソリッドな守備、途中出場の選手で奪い切った2点目を含め、心身ともに頼もしくなってきた選手たちを称えた。 「前半少しボールを持たれることが多かったですけど、最終ラインのところではタイトな守備ができていましたし、決定的なシーンというのは作らせなかった。ここをゼロで抑えられたことが大きかったかなと思います」 「後半になれば、よりオープンな展開になるというのはわかっていましたし、そうすれば我々が積み上げてきた走力というか、ボールに絡んでいくコンビネーションを含めてここを発揮できると思っていたので、そこはうまく出せたなと」 「トドメを刺す2点目を取れたと思うシーンがいくつかあった中で、1-0のまま最終盤まで推移するというのは非常に難しい展開だったと思いますけれど、選手はあそこで飲み込まれることなく足を止めずに、最後また何人もボールに絡んで2点目を取れた、トドメを刺せたということは、このチームの走り切るというところを少し具現化できた。進歩できたところかなと思います」 また、MF松村優太、FW染野唯月をベンチサイドで準備させていた状況で、奇しくも交代予定の山見、山田楓の2人の連携で奪った先制点に関しては「交代のタイミングが遅れてよかった」と正直な思いを語っている。 ここまで連敗が1度と、リバウンドメンタリティに定評がある一方、2連勝が最高と爆発力に欠ける印象もあったが、3度目の正直でついに3連勝を達成。指揮官はその結果自体を評価しているが、それ以上に手応えを感じながらも3戦連続無得点で2敗1分けの生みの苦しみを乗り越えたプロセスに価値を見いだす。 「(最初の2連勝時は)引き分けで、その次が負けという形でした。今回は直前の試合で連敗し、その後の引き分けで2敗1分けの状態からこの3連勝になりましたが、内容そのものに手応えはありました。なので、我々が大事にしなければいけないのはやり方を変えないということ。我々らしくしっかりアンカーを使って、辛抱強く展開していくこと。前半に粘り強い守備をすること。これを続ければ必ず勝ち点は我々のものになってくると思っていたので、変えるというよりも我々のやり方を研ぎ澄ますということを貫いてきた、この1カ月でした」 「彼らがよくそれをやり通してくれたなということ。もうひとつはご承知のように、このチームはレンタルの選手が相当多くて、彼らが試合に出ているようなチーム状況なので、当たり前ですけれど彼らが(契約上の問題で)試合に出られない試合がある。そこで勝ち点を積み上げてきたことで、さらに競争力が高まってきたというところはプラスに働いているかなというふうに思います」 システムやメンバーは入れ替えながらも、“ハイインテンシティ”、“出し切ってバトンを繋ぐ”というチームコンセプトを徹底するブレない指揮官の下、日々の強度の高いトレーニングを通して着実にスキルアップする若きチームは、ここにきて勝つためのしたたかさや勝負の際を制する力を身につけており、シーズン終盤の戦いに向けてさらなる躍進も期待されるところだ。 2024.09.14 23:33 Sat
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山田楓喜&チアゴ・アウベスJ1初弾の東京Vが今季初の3連勝で6位浮上! 3連勝でストップの札幌は逆転残留へ痛恨黒星に【明治安田J1第30節】

明治安田J1リーグ第30節の北海道コンサドーレ札幌vs東京ヴェルディが14日に大和ハウスプレミストドームで行われ、アウェイの東京Vが0-2で勝利した。 中断前に行われた前節の川崎フロンターレ戦を2-0で制し、今シーズン初の3連勝と共に最下位脱出に成功した札幌。直近のルヴァンカップでは横浜F・マリノス相手に1-6で敗れた第1戦の大敗が大きく響くも、ホーム開催の第2戦では意地の3-1の勝利。きっちりバウンスバックを果たしてリーグ再開初戦を迎えた。ペトロヴィッチ監督はリーグ前節から先発1人を変更。菅大輝に代えて馬場晴也を起用し、[3-4-2-1]の布陣で臨んだ。 一方の東京Vは前節、打ち合いとなった柏レイソルとのアウェイゲームを3-2で制して約3カ月ぶりの2連勝。暫定ながら今シーズン最上位となる7位に浮上した。今季初の3連勝を目指した中断明けの一戦では先発1人を変更。林尚輝に代えてサスペンション明けの谷口栄斗が復帰した。 様子見の入りが続いたなかで札幌にアクシデント発生。10分、足を痛めた高尾瑠がプレー続行不可能となり、担架でピッチを後に。これを受けて荒野拓馬が中盤に投入され、馬場がポジションを一列下げた。 立ち上がり以降はミラーゲームの展開のなかで互いにダイレクトプレーや個での打開でずれを生み出そうとするが、決定機まであと一歩という拮抗した状況に。 木村勇大をシンプルに使いつつ、セカンドボールの攻防で優位に立つアウェイチームがペースを握るものの、直近2戦連続クリーンシートの札幌も要所を締める守備で粘り強く対応。34分にはペナルティアーク付近で持ち運んだ山田楓喜が得意の左足ミドルを枠に飛ばすが、GK菅野孝憲の好守に遭う。 その後、前半終盤にかけては左サイドを起点に札幌が完全に押し込む形を作り出す。良い形でのショートカウンターを含め決定機を作りかけたが、相手の体を張った守備に阻まれた。 時間の経過と共にホームチームが優位に進めたものの、5-3の打ち合いとなった前回対戦とは一変してクローズな状況のままゴールレスで後半に突入。札幌はスパチョークに代えて菅をハーフタイム明けに左ウイングバックに投入。青木亮太が2シャドーの一角にポジションを上げた。 前半終盤からの流れを継続する形で札幌が勢いを持って試合に入る。立ち上がりの47分には鈴木武蔵のスルーパスに抜け出した駒井善成がボックス内に持ち込んで右足シュートを放つが、ここれはGKマテウスの足を使った見事なセーブに阻まれる。その直後には菅がミドルシュートを狙うも、これは枠を捉え切れない。 一方、守備の堅さは光るものの、前半半ば以降は自分たちのリズムでボールを動かせず、背後への長いボール一辺倒の攻撃がめだった東京V。だが、50分には高い位置でのボール奪取からショートカウンターに持ち込んで森田晃樹、山田楓の連続シュートで後半最初の決定機を創出する。 さらに、ベンチサイドで松村優太、染野唯月が交代の準備を見せると、そのベンチの動きに触発されたアタッカー2人が交代前に大きな仕事を果たした。54分、自陣から谷口、齋藤功佑と繋いで左で背後を狙う山見大登にボールが渡る。グラウンダーのクロスは木村の手前でGK菅野にはじかれたが、ボックス中央でこぼれ球を収めた山田楓が冷静にゴールカバーを外す左足シュートをゴールネットに突き刺した。 殊勲の山田楓と山見に代わって染野、松村を2シャドーに入れた東京Vは、ビハインドを撥ね返そうと前がかる札幌に対して松村のスピードを活かした左サイドからの崩しで追加点に迫るも、いくつかのチャンスで仕留め切れない。 一方、何とか連続失点を凌いだ札幌は63分、左サイドを崩した波状攻撃から荒野、青木がボックス内で決定的なシュートを続けて放つが、これは相手の体を張った守備に阻まれる。さらに、直後には大﨑玲央、青木に代えてアマドゥ・バカヨコ、ジョルディ・サンチェスを同時投入。攻撃に高さと強さを加え、力業でゴールをこじ開けにかかる。 その後は球際での激しい攻防を巡って両チームがヒートアップ。スタジアムのボルテージが高まる中、80分には東京Vが染野と木村の両エースの連携から見事にロングカウンターを完結。アウェイチームが再びゴールネットを揺らす。だが、オンフィールド・レビューの確認が入ると、木村にスルーパスを出した後に攻め上がろうとした染野が相手の菅に対してオフェンスファウルがあったとしてゴールは取り消しとなった。 この大きな判定によって1点差が維持された後半終盤は猛攻を仕掛ける札幌、森田を下げてDF林を投入し綱島悠斗をボランチに上げて専守防衛に入った東京Vという明確な構図の下で白熱の攻防が繰り広げられる。 最後まで集中した守備でホームチームの猛攻を耐え切った東京Vは、後半ラストプレーとなったロングカウンターからチアゴ・アウベスが嬉しいJ1初ゴールでようやくトドメを刺し切った、そして、荒れ模様となった好調同士の一戦をしぶとく制し、今季初の3連勝で6位に浮上した。一方、敗れた札幌は連勝が「3」でストップし、奇跡の逆転残留へ厳しい黒星となった。 北海道コンサドーレ札幌 0-2 東京ヴェルディ 【東京V】 山田楓喜(後9) チアゴ・アウベス(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】冷静すぎ!山田楓喜がチャンスを逃さずに決め切る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> でライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%9D%B1%E4%BA%ACV?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#札幌東京V</a> <a href="https://t.co/yEDxekvRp0">pic.twitter.com/yEDxekvRp0</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1834841141637681358?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.14 16:08 Sat
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札幌との好調対決で今季初の3連勝狙う…東京Vの城福監督「プランしていたことはほとんどできた」中断期間の取り組みに手応え

東京ヴェルディの城福浩監督が、14日に大和ハウスプレミストドームで行われる明治安田J1リーグ第30節の北海道コンサドーレ札幌戦に向けた会見を実施した。 東京Vは前節、打ち合いとなった柏レイソルとのアウェイゲームを3-2で制して約3カ月ぶりの2連勝を達成。暫定ながら今シーズン最上位となる7位に浮上した。 そして、今季初の3連勝を目指す中断明けの一戦では3連勝で最下位を脱出した好調の19位チームと対戦する。 YBCルヴァンカップと天皇杯敗退に伴い、今回のインターナショナルマッチウィークには公式戦がなかった東京V。これまでの中断期間であれば、海外クラブとのフレンドリーマッチや練習試合を組んできたものの、今回はそういった形を取らず、残暑が続く中で強度の高いトレーニングに励んできた。 指揮官は「ちょっと羨ましいなと思いながら見ていた」とカップ戦早期敗退の中、ベスト4進出を懸けて重要な公式戦を戦っていたライバルたちに対する悔しさを口にしながらも、「我々にとって公式戦の期間が空いたからこそできることはある」と前向きな姿勢で、現時点でチームに必要だと考えるトレーニングに特化できたと充実した日々を振り返った。 「(この中断期間に)スタッフとも話し合ってテーマをしっかり決めて、それは我々がやってきたことに何かを加えるのではなくて、とにかく研ぎ澄ましていくというか、そのためのテーマを決めて、負荷をどういうふうにかけていくかということを考えていました。そこで強度の高いことをやりたいということもあったので、プランしていたことはほとんどできたと思いますし、選手はすごく積極的に取り組んでくれたと思います」 その特化した部分は札幌戦対策にもなる“切り替え”と“カウンター”の局面での強度。 「フィジカル的なものを一個追い込みたいなと。どうせ追い込むのであれば、何かをテーマにしたいなということで、それが我々のチームにとってチーム力がアップすることであり、もうひとつはそれが札幌戦の対策になることであれば、それが一番いいというふうに思っていました」 「それが何かというのはスタッフと話しながら、札幌さんというのはリスクを冒しながら、オープンな展開を仕掛けてくるので、逆に我々もそこをソリッドにずっとしたいですけど、そうなると自陣に引き込むような感じになるというのは我々らしくないので、オープンな感じで仕掛けになったときの攻撃のクオリティであるとか、切り替えのところの強度であるとかというのが、我々が目指してきたものでもあるけれども、札幌戦の対策にもなると思ったので、そこはもう切り替えのところとカウンターのところというのはかなり高い強度でやりました」 また、終盤は防戦一方の展開で泥臭く勝ち切った柏戦での反省を踏まえ、チームのコンセプトに掲げる「出し切る」という部分も改めて確認したという。 「柏戦でも選手と共有しましたが、オーバーラップをして、例えば宮原和也が50メートルをオーバーラップしてクロスを上げたと。これは素晴らしいことですけど、そこでペナの中に入っているのが一人しかいない。そこから相手の攻め返しで、ほぼ点を取られてもおかしくないような決定機を作られましたが、そこには我々のボランチがしっかりと帰っている」 「そういうシーンというのがいくつかあって、これは我々としたら『よく帰ったよね』と、『ここまで攻められて最後に30メートルをスプリントしてよくここに帰ったよね』というふうにも言えるんですけど、もう一個上を目指すのであれば、なんで最初のクロスに一人しか入っていないんだと、そこに何人か入っていって、且つ帰ってくるんだと。それが我々であって、『よく帰ってきたよね』というので満足していたら、柏戦のような内容でまた勝ち点3を取るというのは簡単ではない」 「あの試合は選手が『よく体を張った』とも言えるけれども、ある意味では運もなければ勝ち点3は取れなかった。それをもう一度戦っても、勝ち点3が取れると。この前の試合が勝ち点1で終わったとしても、『いやいやもう一回戦わせてくれ』と、絶対やれるという試合が我々の目指すところ。じゃあはたして柏戦がそういう試合内容だったかというと、これは反省すべきところが多い。そこははたして出し切ってバトンを渡したのかというところを、もう一度突き詰めるべきだなと思ったので、出し切るということがどういうことかというのを確かめる週末にしました」 その成果を試す一戦となる札幌戦に向けて指揮官は、直近の3連勝以前も上位相手に互角以上の戦いを見せられていたと対戦相手を分析。その上で新戦力のフィットや攻守両面において勝負の際を制し始めた自信が、ここ最近の好調に繋がっていると考えている。 「いまは3連勝していますけど、それ以前を見ても勝っておかしくない。クラブの規模が大きい、非常に実力のある相手に対しても、勝ち点3を取ってもおかしくない試合というのはいくつかありますし、それがようやく勝ち点3につながってきたのかなというふうに思います。チャンスもピンチもある中で、悪いというか、よくない時間帯を凌いでいけば、必ず自分たちの方に風が吹くというのを、いま信じてやれているような、そういう強さがあるなと思います」 「それともうひとつは、あのドームのあの雰囲気ですね。本当に満員で札幌の選手を後押ししようとしているサポーターがいて、あの雰囲気も踏まえて、すごくいまはポジティブな思考にチームがなれているのかなと。勢いに乗った終盤なんていうのは本当に強いチームになっています。試合の終盤で相手に勢いを出させるような展開にさせてはいけないなと思います」 前回対戦時と比較しての対戦相手の変化ではFW鈴木武蔵を筆頭に前線の選手が得点を取り始め、新加入選手を軸としたビルドアップの改善、両ウイングバックと2シャドーの局面打開能力と攻撃面の破壊力が格段に増している。 その点について城福監督も強い警戒を示すと共に、相手に勢いを与えるような展開を避けるため、守備においてブロックを構える場面、前から圧力をかける場面などメリハリを利かせた戦い方が重要だと主張した。 「鈴木武蔵選手はいつゴールを取ってもおかしくないようなチャンスがずっとあった。ようやくそれがネットを揺さぶるような状況になってきて、本人の自信が出てきたでしょうし、周りとの信頼関係も強まっていると思います」 「さらに何人かの新しい戦力が入ってきて、そういう競争も出てきたんだと思います。本当に特に終盤のキック精度の高い選手から繰り出されるクロスと、そこに入っていく迫力とか高さというのも札幌の武器になっていると思うので、選手層含めてすごくチームがいい状況になっていると思うので、我々が受けに回らないようにしないといけない」 柏戦の勝利によってチームは残留のひとつの目安である勝ち点40を超えて「41」に到達し、今回の中断期間に入った。残留を重要な目標に掲げる中、ある意味でひとつ重圧から解放される部分もあるかに思われるが、指揮官は周囲の勝ち点に対する反応は聞こえているものの、「ほとんど意識していない」とあくまで目の前の戦いだけに集中している。 「もちろん、『40』の大台という部分で周りの方々はそれが残留のひとつの目安だったりとか、いや今シーズンはたぶん『44』とか『45』じゃないかとか、僕自身はそういうものを聞いて、『ああ、そうなんだな』と思うぐらいの感覚。いつもよりは絶対に残留ラインというのは高くなるんだろうなというのは認識していますけど、それが勝ち点がいくつなのかというのは。正直あまり深く考えたことはないです」 「とにかく目の前のこと、自分たちがどういう競争をした中で選手が出て行って、その目の前の相手とどういう試合をするのかと。この前は何が足りていて、何が足りなかったのかというところに集中する」 「ましてや今回で言えば、間が空くということは、相手が空いていなくて、戦っているチームがあるわけですよね。そこで彼らと差をつけられたくないですし、モチベーションの高い中でルヴァンのベスト4だったりとか、天皇杯のベスト4とかに向かって行っている姿を見れば見るほど、むしろ僕は危機感があります」 「無駄な1週間というのはどこにもないので、とにかくチームが進歩するために、どういうテーマを持ちながら追い込んでいくかと、どういう競争力をつけていくかということだけに集中していたので、あまり柏戦が終わって勝ち点がいくつになったからとかというのは、ちょっとピンときていないというか、目の前のことだけですね」 なお、日々の戦いに神経を研ぎ澄ませる城福監督だったが、今回の中断期間では少し時間的な余裕があったこともあり、「こういうときにちゃんと海外の試合を見ようとか、むしろそっちに刺激を求めました」と以前から高い関心を示すプレミアリーグや昨シーズンまで日本代表MF三笘薫がプレーするブライトンを指揮したロベルト・デ・ゼルビ監督が新たに率いるマルセイユなどをチェックしたという。 そして、「(プレミアリーグは)やはりあの攻守の切り替わったところからのクオリティの高さとか、せめぎ合いというか、そこは自分にとってこのチームにうまく還元できるといいなと思っています」と、個人的な関心、学びの中でもやはり考えていたのは、いかに自身が率いるチームを改善していくかだった。 2024.09.13 19:30 Fri
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「やるべきことを再確認していい入りができるか」東京Vの齋藤功佑、好調・札幌との中断明け初戦へ入りの重要性を強調…攻守のポイントは?

東京ヴェルディのMF齋藤功佑が、14日に大和ハウスプレミストドームで行われる明治安田J1リーグ第30節の北海道コンサドーレ札幌戦に向けた意気込みを語った。 東京Vは前節、打ち合いとなった柏レイソルとのアウェイゲームを3-2で制して約3カ月ぶりの2連勝を達成。暫定ながら今シーズン最上位となる7位に浮上した。 そして、今季初の3連勝を目指す中断明けの一戦では3連勝で最下位を脱出した好調の19位チームと対戦する。 YBCルヴァンカップと天皇杯敗退に伴い、今回のインターナショナルマッチウィークには公式戦がなかった中、チームは残暑が続く状況で強度の高いトレーニングに励んできた。 齋藤は「いい強度でいいトレーニングができた」とこの期間のトレーニングへの手応えを口にした一方、2週間ぶりの公式戦を戦うという部分での入り方や、久々のデーゲーム、ドームでのプレーといった環境面の変化が、より試合を難しくさせる可能性を懸念。 「この中断後というのがまた難しいというか、先週は試合がない週で、トレーニング自体の強度は高かったですけど、緊張感みたいな部分が一回抜けているので、ここで一回締め直すではないですけど、チームとして自分たちがやるべきことをもう一回再確認していい入りができるかというのがすごく大事」 「(久々のデーゲームの影響は)結構変わるかなと思っていて、過ごし方で変化があったりとか、中断期間があってというところで、そういうリズムの変化というのは、結構フワッとすることにつながったりしやすいので、そこはより一層注意していきたいなと思っています」 対戦相手の札幌では「ケガをして治療の時にこっちへ戻ってきた時に会ってたりとか、たまに連絡を取ったりする」と現在も親交があり、横浜FCと昨季の東京Vで共闘したMF長谷川竜也こそケガの影響で不在となるが、横浜FCでの1年目に同僚だったDF大崎玲央が今夏の加入からアンカーのポジションで攻守に存在感を示している。 その元同僚について齋藤は「本当に札幌の現在の3連勝を支えている要因というか、器用にやっているな」と現在の印象を語ると共に、「やっぱりアンカーのところから攻撃がスタートする感じもあるので、そこを自由にさせないこと」と、チームとしてしっかりと抑え込みたい考えだ。 ここ数試合で破壊力を増す相手の強力な攻撃に対しては捕まえづらさを認めながらも、あくまで自分たちのやり方を徹底できれば十分に対応可能だと考えている。 「前のフリックだったり、3人目の動きや連携が相手の強みだと思うので、そこに対してウチの後ろの5枚とボランチのプレスバックで好き勝手にやらせないようにすることが大事。チームとしては基本は中締めで、スイッチが入ったら連動して前から行って、奥にボールをつけられたらプレスバックするというのがやり方なので、そこがしっかりとやれれば、守れるのではないかなと思います」 一方、攻撃では直近2試合で5ゴールと、3試合連続無得点の状況から見事に改善。ただ、今季初の連敗を喫したサンフレッチェ広島、名古屋グランパスとの2試合では3バック相手のミラーゲームで攻撃が停滞しており、前回対戦では5ゴールを挙げたものの、主力を起用した直近のリーグ2試合でクリーンシートを達成している札幌相手にその真価が試されるところだ。 東京Vとしては前回対戦でも示したように質的優位を生み出せるFW山見大登、FW木村勇大ら前線の選手が攻撃のカギを握るが、マンツーマンを破る上で効果的なダイレクトプレーの名手のパフォーマンスも同様に突破口となりそうだ。 16年ぶりのJ1初勝利をもたらした湘南ベルマーレ戦での山見の決勝点アシストを筆頭に、難しい体勢からでも正確なパスを供給するダイレクトプレーが印象的な背番号8は「一番いいのはバランスを崩さないでプレーすることで、そのためにオフ・ザ・ボールの準備は大事にしていきたい」と謙遜しながらも「昔からそういうプレーの仕方をしているので、染み付いているではないですけど、無理な体勢でもちゃんと出せるという感覚はあります」と自身の十八番のひとつともいえるプレーを分析。 その上で「札幌は特にマンツーマンで守備してくるので、そのワンタッチが効果的になると思いますし、3人目の動きが非常に効果的だと思うので、自分としてはボランチから背後に連動しながらローテーションしながら抜け出ていくプレーがチャンスにつながるかなと思っています」と、2試合連続アシストと共に久々の今季2点目を虎視眈々と狙う。 チームとして懸かる今季初の3連勝に関しては「あまり気にしてない」というが、「本当にここからは一試合ひと試合の勝ち負けによって気にかけることが変わってくると思うので、常に勝ち続けて上を目指している状態がチームとしては非常にいいモチベーションでやれると思うので、そのためにも目の前の試合に勝つというのが大事。一個一個勝つために勝ち点を積み上げてやっていきたい」と、シーズン残り試合に弾みをつけるべく中断明け初戦の勝利を誓った。 2024.09.13 20:00 Fri
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【J1注目プレビュー|第30節:札幌vs東京V】3連勝で残留に望み繋いだ札幌、2連勝で上位食い込む東京Vと好調同士の戦い

【明治安田J1リーグ第30節】 2024年9月14日(土) 14:00キックオフ 北海道コンサドーレ札幌(19位/25pt) vs 東京ヴェルディ(7位/41pt) [大和ハウス プレミストドーム] <span class="paragraph-subtitle">◆3連勝も安心などできない【北海道コンサドーレ札幌】</span> 圧倒的な最下位に陥っていた札幌。8連敗を喫するなど苦しみの境地にいた中、現在は3連勝と復調。ついに最下位を脱出した。 中断期間に良い状態で入ったチームだったが、YBCルヴァンカップでは横浜F・マリノス相手に惨敗を喫するなど、2戦合計4-7で敗戦。ただ、8日に行われた準々決勝第2戦では3-1と勝利を収め、惨敗を払拭sているともいえる。 残留ラインの湘南ベルマーレとは勝ち点差「7」。残り9試合で逆転するのは簡単ではないが、今の札幌の勢いを持続できれば十分に見えてくる。 リーグ戦は2戦連続2-0。攻守にわたって充実しており、漂っていた悲壮感はなくなり自信を掴みつつあるはず。最後まで走り抜きJ1残留を掴み取っていきたい。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:菅野孝憲 DF:髙尾瑠、岡村大八、パク・ミンギュ MF:近藤友喜、大﨑玲央、菅大輝 MF:駒井善成、青木亮太 FW:鈴木武蔵、スパチョーク 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆良い流れを持続したい【東京ヴェルディ】</span> 16年ぶりのJ1を戦う東京V。後半戦は苦しい戦いが続いたが、中断前に2連勝。7位と上位に食い込み始めている。 ホームでは多くの期限付き移籍選手がプレーできない中で鹿島アントラーズ相手に勝利。そして前節は柏レイソル相手に効果的にゴールを重ねて勝利を収めた。 ただ、終盤には押し込まれることも多く、守備陣が粘りを見せての勝利というのが正しい見方。それでも、今シーズンの特徴の1つを出して結果を掴めていることはプラスと捉えて良いだろう。 残り9試合、さらに上位を目指す上では勝ちたい相手。ホームでは5-3と壮絶な打ち合いとなったが、札幌も今は勢いに乗っている。しっかりと相手をいなし、ゴールを重ねられるか。得意ではないミラーゲームでしっかりと勝利を収めたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:マテウス DF:綱島悠斗、千田海人、谷口栄斗 MF:宮原和也、齋藤功佑、森田晃樹、翁長聖 FW:山田楓喜、木村勇大、山見大登 監督:城福浩 2024.09.14 10:50 Sat

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