負傷者続出のリバプールに朗報、昨年10月に負傷したロバートソンが復帰へ

2024.01.24 16:40 Wed
長期離脱中だったDFアンドリュー・ロバートソンが復帰間近に
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長期離脱中だったDFアンドリュー・ロバートソンが復帰間近に
リバプールのアシスタントコーチを務めるペピン・リンダース氏が、負傷によって離脱中だったスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンの復帰を明言した。クラブ公式サイトが伝えている。

リバプールの絶対的な左サイドバックであるロバートソン。今季もプレミアリーグ開幕から先発が続いていたが、昨年10月にスコットランド代表として臨んだユーロ2024予選で肩を負傷。手術が行われ、全治は3カ月程度と報じられていた。

その後はDFコンスタンティノス・ツィミカスも鎖骨骨折によって離脱。代わって左サイドバックを務めるDFジョー・ゴメスの奮闘もありチームは好調を維持し続けているが、ユルゲン・クロップ監督は苦しいやり繰りを迫られていた。
そんな中、 24日のEFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグのフルアム戦に向けた会見で、リンダース氏はロバートソンの復帰を明言。すでにチームのフルトレーニングにも合流しており、試合での起用が間近であることも示唆した。

「ロボ(ロバートソン)の話から始めよう。彼は昨日チームと一緒にトレーニングをしていた。現在、負傷から13週目となったが、彼はドクターと面談して、接触プレーをするための適切な状態であると完全に判明した。それは明らかだ」
「彼は多くの仕事をこなし、本当に良いリハビリを行った。スポーツ科学の観点から見ても、健康な状態になったんだ。適切なチームトレーニングを受けて体調を整える必要はあるが、彼が戻ってくるのは非常に大きな利点だ。我々はこれを長い間待っていた。我々のキャプテンの一人だからね」

また、リンダース氏は同じく負傷離脱中のDFトレント・アレクサンダー=アーノルド、MFドミニク・ソボスライの状態にも言及。どちらもフルアム戦には間に合わないものの、復帰が迫っていると語っている。

「トレントはリハビリを順調に進めており、懸命に取り組んでいる最中だ。彼はこれからの数週間がチームにとってどれほど重要か理解している。週末にはチームトレーニングへ戻る予定であり、今週末のFAカップに出場できることを願っているよ」

「ドム(ソボスライ)は昨日我々と一緒にトレーニングした。良いプレーをし、気分も良く、スポーツサイエンスチームと追加の仕事もこなしていたよ。準備はできているが、明日は早すぎると思う。ただ、何も問題がなければ週末には間に合うだろう」

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リバプール新加入の16歳新星がイングランド代表主将に侮辱発言! ピッチ内よりも先に話題に

先月28日にフルアムからリバプールに加入したU-17イングランド代表MFハーヴェイ・エリオット(16)が、ピッチ外で早くも話題を集めているようだ。イギリス『テレグラフ』など複数メディアが伝えた。 昨シーズン、プレミアリーグ最年少出場記録を16歳30日に更新したことで話題となったエリオットは、今夏多くのビッグクラブの関心を集めた中でリバプール加入を選択した。 その注目の16歳はピッチ内で話題を集める前にピッチ外で話題を集めることになった。 事の発端は、同選手がスマートフォン向けのアプリ『Snapchat』で友人に向けて送った短い動画だった。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプールvsトッテナムを観戦していたと思われるエリオットは、トッテナムのエースでありイングランド代表でキャプテンを務めるFWハリー・ケインが画面に映った際に、「F***ing m**g」という侮辱的な言葉を叫んでいた。 そして、最近になってこの動画がSNS上に拡散し、多くの批判に晒されることになった。 この炎上状態を受けてエリオットは自身の公式SNSで謝罪を行うはめになった。 「インターネット上に拡散している僕の動画に関して不快感を与えたすべての方々に心より謝罪します」 「今回の動画に関してはプライベートの環境の中で友人と遊んでいる際に撮られたもので、特定の個人に向けて発したものではありません。しかし、僕の行動はあまりに未熟で無意味なものであったことを深く認識しています」 「動画の内容は僕という人間、どのような育ち方をしたのかというものを表したものではないことを強調したいと思います。ただ、今回の一件を本当に申し訳なく思っています」 今回の一件はあくまで若気の至りという感じだが、イングランド代表でキャプテンを務めるケインへの侮辱は今後の代表キャリアに少なからず影響を及ぼす可能性もある。また、今夏フルアムから世界的なクラブであるリバプールにステップアップしたことで、選手としての品格も養っていく必要があるのかもしれない。 2019.08.02 16:04 Fri
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代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し

レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue
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かつて“神童”と期待された元リバプールのMFウッドバーン、新天地はイングランド4部のサルフォード・シティに決定

かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してファーストチームデビュー。そのデビュー戦の3日後に行われたEFLカップ準決勝のリーズ戦では、クラブ史上最年少ゴール記録(17歳と45日)を樹立し、クラブやメディア、ファンから大きな期待が寄せられていた。 しかし、その後は伸び悩みファーストチームで思うような出場機会を得られず。シェフィールド・ユナイテッド、オックスフォード・ユナイテッド、ブラックプールと国内の下部カテゴリーのクラブや、スコットランドのハーツへの武者修行を繰り返すも結局リバプールではチャンスがなく、2022年夏に退団が発表された。 その後は同年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンに加入すると、在籍2シーズンで公式戦通算64試合3ゴール3アシストを記録。昨シーズンはリーグ戦21試合に出場したが先発はわずか1試合にとどまり、今夏に契約満了で退団していた。 ここまで残念ながら期待されていたようなキャリアは送れていないウッドバーンだが、まだ24歳。2年契約を締結したサルフォード・シティで、再び輝く姿が期待されている。 2024.07.24 18:20 Wed

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