東海大相模
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「悔いはない」初出場ベスト4の東海大相模、主将MF長井隆之介は約3万8000人の観衆の前でスタイルを出して手応え「めちゃくちゃ楽しかった」
東海大相模のキャプテンを務めるMF長井隆之介が、流通経済大柏(千葉)戦を振り返った。 11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が国立競技場で行われた。 今大会が初出場となった東海大相模。2回戦のシードからスタートした中、草津東(滋賀)、東北学院(宮城)、明秀日立(茨城)を下してベスト4に進出。国立のピッチに降り立った。 流通経済大柏との試合では、得意のパスサッカーを披露。相手にゴールに迫られながらもしっかりと戦っていた中、前半に一瞬の隙を突かれてPKを献上。ビハインドで迎えた後半もしっかりと自分たちの戦いを見せていたが、最後までゴールは遠く、1-0で敗戦。初の選手権はベスト4で終わることとなった。 キャプテンの長井は試合について「シュートまで行く回数が少なかったので、思い切ってシュートを打つことが大事だったなと思います」とコメント。国立の舞台で約3万8000人の観客の中での初めての試合となったが、「大学に行ってもこういった舞台でやれることはほぼないと思うので、めちゃくちゃ楽しかったですし、応援してくれた方に感謝したいです」と、良い経験になったと振り返った。 試合後、有馬信二監督からは「キツいものを乗り越えてここまで来て、監督が『楽しませてくれてありがとう』と言ってくれました」とロッカールームで声をかけられたという長井。夏からキャプテンを務めた中、夏の甲子園では野球部がベスト8入り。大きなものを背負ってこの大会を戦ったという。 「選手権でキャプテンとして背負うものはめちゃくちゃ大きかったですが、仲間の支えもあってここまで来れたと思います」 決勝まであと1つとなった準決勝で勝敗を分けたのはPKのみ。「あれだけボールを持っていても1つのPKでやらせてしまって、流経さんが勝負強いなという感じがします」と、相手の強さを称えた長井。それでも悔いはないという。 「(夏から)嫌なぐらい走ったので、もちろん優勝したかったですけど、それがベスト4という結果が出て、悔いはないです」 初出場でベスト4。神奈川県勢初優勝は届かなかったが「優勝することは後輩に任せたいなと思います」と語る長井。チームのスタイルをしっかりと出せた試合だったと、準決勝を総括した。 「正直、流経戦以外では、明秀日立との試合ではできたと思いますが、ベスト4の戦いで一番出せたかなと思います」 2025.01.11 23:35 Sat2
高校サッカー選手権の優秀選手36名が決定! 優勝の前橋育英&準優勝の流経大柏から7名ずつが選出
13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で行われた。 決勝のカードは、前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)のカードに。2017年の第96回大会の決勝以来の再戦となり、当時は前橋育英が0-1で勝利を収めて初優勝を成し遂げていた。 試合は12分に亀田歩夢のゴールで流通経済大柏が先制。しかし、前橋育英も右サイドからのクロスを柴野快仁がヘディングで決めて前半のうちに追いつく。 後半は互いに攻め合うもゴールが生まれず、1-1のまま延長戦へ。延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込むこととなった。 PK戦は互いに7人目までノーミス。サドンデスに入った8人目は流通経済大かしわの幸田爽良がGK藤原優希に止められ失敗する。前橋育英の8人目はスーパーサブとしてドリブルでスタンドを沸かせた白井誠也だったが、枠を外して続行となる。 互いに9人目は成功するも10人目は流通経済大柏の安藤晃希が失敗。前橋育英は同点ゴールを決めていた柴野が落ち着いて決め、前橋育英が勝利。2度目の優勝を果たした。 大会後、全国高体連サッカー部技術委員会が選考した優秀選手36名が発表。優勝した前橋育英からは7名が選出。準優勝の流通経済大柏からも7名が選出された。 その他、U-19日本代表FWでサウサンプトン入りが内定している高岡伶颯(日章学園)や清水エスパルス加入が内定しているMF嶋本悠大(大津)、川崎フロンターレ加入が内定しているDF野田裕人(静岡学園)らも選出されている。 <h3>◆優秀選手36名</h3> GK 藤原優希(前橋育英/3年) 藤間広希(矢板中央/3年) 加藤慶太(流通経済大柏/3年) DF 菅野一葵(明秀日立/3年) 瀧口眞大(前橋育英/2年) 竹ノ谷優駕(前橋育英/2年) 佐藤快風(矢板中央/3年) 奈須琉世(流通経済大柏/3年) 佐藤夢真(流通経済大柏/3年) 塩田航央(東海大相模/2年) 佐藤碧(東海大相模/3年) 野田裕人(静岡学園/3年) 大坪聖央(東福岡/3年) 山禄涼平(東福岡/3年) MF 黒沢佑晟(前橋育英/3年) 石井陽 (前橋育英/3年) 亀田歩夢(流通経済大柏/3年) 柚木創(流通経済大柏/3年) 砂押大翔(帝京/3年) 小林晄也(東海大相模/3年) 沖本陸(東海大相模/3年) 鈴木悠杏(上田西/3年) 原星也(静岡学園/3年) 福本一太(阪南大高/3年) 佐藤宏耀(東福岡/3年) 神渡寿一(東福岡/3年) 畑拓海(大津/3年) 嶋本悠大(大津/3年) FW オノノジュ慶吏(前橋育英/3年) 佐藤耕太(前橋育英/3年) 山野春太(流通経済大柏/3年) 粕谷悠(流通経済大柏/3年) 三鴨奏太(堀越/2年) 森田晃(帝京/3年) 加藤隆成(帝京大可児/3年) 高岡伶颯(日章学園/3年) 2025.01.13 21:45 Mon3
U-17日本高校サッカー選抜候補の40名が発表! 前橋育英からはドリブルで沸かせたMF白井誠也など5名選出、選手権得点王の堀越FW三鴨奏太ら
日本サッカー協会(JFA)は24日、U-17日本高校サッカー選抜候補の選考合宿に臨むメンバーを発表した。 第103回全国高校サッカー選手権大会は、前橋育英高校と流通経済大柏高校の決勝となり、PK戦の末に前橋育英が2度目の優勝を果たして幕を閉じた。 現在の高校2年生を中心に構成されているU-17日本高校サッカー選抜候補。選手権で優勝した前橋育英からは優秀選手にも名を連ねたDF瀧口眞大、DF竹ノ谷優駕や切れ味鋭いドリブルが注目を集めたMF白井誠也など5名が選出された。 また、準優勝の流経大柏からはMF安藤晃希の1名のみが選出。その他、大会得点王のFW三鴨奏太(堀越)や優秀選手に選ばれたDF塩田航央(東海大相模高校)らも選出されている。 合宿は25日から28日まで行われ、駒澤大学、東京国際大学、日本高校サッカー選抜候補とトレーニングマッチを行う。 <h3>◆U-17日本高校サッカー選抜候補メンバー</h3> GK 松田駿(青森山田高校/2年) 金沢楓(矢板中央高校/2年) 仲七璃(帝京長岡高校/1年) 有竹拓海(静岡学園高校/2年) 定本翼(名古屋高校/2年) 村上葵(大津高校/2年) DF 大石蓮斗(札幌大谷高校/2年) 齊藤空人(鹿島学園高校/2年) 瀧口眞大(前橋育英高校/2年) 竹ノ谷優駕(前橋育英高校/2年) 篠崎健人(市立船橋高校/1年) 塩田航央(東海大相模高校/2年) 陶山響(桐光学園高校/2年) 萩原慶(桐光学園高校/1年) 咲本大(近畿大学付属高校/2年) 熊野俊典(米子北高校/1年) 村上慶(大津高校/2年) 中野陽斗(神村学園高等部/2年) MF 根木翔大(尚志高校/2年) 柴野快仁(前橋育英高校/2年) 白井誠也(前橋育英高校/2年) 平林尊琉(前橋育英高校/2年) 平野巧(矢板中央高校/2年) 安藤晃希(流通経済大柏高校/2年) 和食陽向(帝京長岡高校/1年) 山崎絢心(富士市立高校/2年) 樺山文代志(興國高校/2年) 玉山煌稀(履正社高校/2年) 湯月哲大(米子北高校/2年) 万代大和(岡山学芸館高校/2年) 佐々木悠太(神村学園高等部/2年) 福島和毅(神村学園高等部/2年) FW 小泉ハーディ(日本体育大学柏高校/2年) 三鴨奏太(堀越高校/2年) 宮本周征(帝京高校/2年) 篠塚怜音(静岡学園高校/2年) 伊藤湊太(京都橘高校/2年) 若槻大雲(立正大淞南高校/2年) 大森風牙(高川学園高校/2年) 日髙元(神村学園高等部/2年) 2025.01.24 16:40 Fri4
「先輩たちの仇を取る」6大会ぶり決勝の流通経済大柏、主将DF佐藤夢真は7年前の決勝がキッカケで入学を決断「あの試合を観て行きたいと」
流通経済大柏のキャプテンを務めるDF佐藤夢真が、東海大相模(神奈川)戦を振り返った。 11日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が国立競技場で行われた。 2回戦のシードからスタートした流通経済大柏。準々決勝では、上田西(長野)を相手に今大会最多となる8ゴールを奪って快勝を収め、ベスト4に進出した。 準決勝では初出場の東海大相模との対戦となった中、なかなかゴールを奪えない苦しい展開に。それでもロングスローやセットプレーからチャンスを作っていくと、42分にPKを獲得。これを柚木創が落ち着いて決めて先制した。 後半は東海大相模が粘り強く戦い、何度も流通経済大柏のゴールに迫るシーンがあったが、佐藤を中心とした守備陣が奮起。1-0でしっかりと勝利し、2018年以来となる6大会ぶりの決勝進出を決めた。 クリーンシートで1点を守り切っての勝利となった流通経済大柏。しかし、後半には佐藤からGK加藤慶太へのパスがあわやオウンゴールになりかけるシーンもあった。 佐藤は「強がりみたいですけど、無理してみんなの前で良い顔して、大丈夫、大丈夫と声をかけました」とそのシーンを振り返ることに。最終ラインでコンビを組むDF奈須琉世については「自分とは違って全然緊張しないタイプで、困ったら俺を見ろというタイプなので、自分も隣でやっていて勇気をもらいますし、頼もしい存在です」と、良いコンビを形成できていると語った。 決勝は前橋育英(群馬)に決定。印象については「ビルドアップが上手いチーム、細かいパス回しが上手い印象です」とコメントした佐藤。2017年の決勝と同じカードとなり、当時は1-0で敗れていたが、佐藤はその試合がキッカケで進学を決めたと明かした。 「自分はその試合を見て流経に行たいと思いました」 「ゴール前で体を張る選手や、そこで関川(郁万/鹿島アントラーズ)選手のことも知りました。自分もこのチームに入って、体を張れる選手になりたいなと思って来ました」とコメント。先輩たちの悔しさを晴らしたいとリベンジを誓った。 「自分は前橋育英を強く求めていたわけではないですが、6大会前と同じカードになったことは嬉しいですし、悔しい先輩たちの姿を見たので、その先輩たちの仇を取りたいと思います」 その流通経済大柏はPKの練習もしっかりと行っているという。その理由は、PK戦だけのためではないようだ。 「今までと同じようにPKの練習はしました。ミーティングで、PKで勝てれば勝率は格段に上がると言われました。ワールドカップのアルゼンチン代表とかもPKで勝ち上がっていて、PKで勝てるというメンタルがどれほど試合に影響するかはプレーに出るので、そういった意味で大事にしています」 2025.01.11 23:10 Sat5

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