「ホッとしているのが正直なところ」史上最速、8大会連続のW杯出場を決めた森保一監督は選手たちを称える「選手たちの努力があってこそ」
2025.03.21 05:30 Fri
森保一監督がW杯出場を喜ぶ
日本代表の森保一監督が、史上最速でのワールドカップ出場を決めた戦いを振り返った。20日、日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でバーレーン代表と対戦した。
ここまでの6試合で5勝1分けと圧倒的な強さを見せてきた日本は、この試合に勝利すれば8大会連続8度目のW杯出場が決定。また、3試合を残しての決定となれば史上最速での決定となった。
試合は前半はバーレーンのコンディションの良さと準備のおyさで難しい展開に。ゴールレスで終わると、後半も簡単には戦わせてくれない。それでも、選手交代で流れを変えると、鎌田大地、久保建英にゴールが生まれ、2-0で勝利。ホームに集まった5万8000人を超える大観衆の前で、W杯出場権を獲得した。
試合後にはセレモニーも行われ、森保監督はファン・サポーターへ挨拶。選手たちからは寒空の下で水を大量にかけられるなどしたが、記者会見では感謝の気持ちを示した。
「試合は戦前から厳しい、難しい戦いになるなと思っていました。理由はバーレーンの選手の方が事前に国内キャンプ、日本に来てからも期間を長く準備ができているからです」
「我々の対策も万全にしてきていたと思いますし、コンディション的にも我々はホームですが、日本の選手よりもバーレーンの選手の方が時差対策、気候対策、環境への対策等々も万全にできていると予想されたので、厳しい戦いになるかなと選手たちも共有していました」
「選手たちも前半からなかなか理想的な戦いができない中で、無失点に抑えながらも我慢強く、粘り強く試合を進めていく。そして、後半は自分たちにも続けた先にもチャンスが来るだろうと、タフに粘り強く戦ってくれたおかげで、今日の勝利に繋がったと思います」
しっかりと勝利を収めた日本。改めて、森保監督はW杯出場を2大会連続で決められたことを振り返った。
「今日の試合はW杯の出場に王手がかかった状況の中で、4戦で1勝すれば自力で、途中で対戦相手の状況で変わるかもしれませんが、今日勝って決めることを選手たちとも共有していましたし、最後に送り出す言葉でも勝って決めるというものでした」
「選手たちもこの一戦一戦を全力で戦っていく中で、勝利を目指すというところはこれまでやっていた考えの中で全力を尽くしてくれていたと思いますし、W杯を決める勝利を意識して戦ってくれたと思います。この1勝だけではなく、この1勝1勝の積み上げがW杯につながる、自分たちの成長につながる戦いをしてくれたと外から見ていて感じました」
しっかりとプレーした選手たちを称えた森保監督。この試合でも、途中出場の鎌田がゴールを決めたが、この最終予選では途中出場の選手や、ベンチ外になる選手たちも含めて戦ってきたとした。
「今日もそうですが、これまでの戦いもチーム一丸となって、スタメン、サブ、メンバー外の選手も含めて試合に挑もうということ。そして、スタメンがまず出し切る戦い方をしながらも、スタメンの選手がつなげて勝っていく、チームでバトンを渡しながら繋げて勝つというところを、今日も選手たちは体現してくれたと思います」
「スタメンがレギュラーということがあるかもしれませんが、我々の考え方では全員がレギュラーだと。スタートで出るか、サブで出るかというところで、力を持った選手たちがその役割の中でチームで繋いで勝つというところを表現してくれて、体現してくれていることが今日の結果に繋がったと思います」
バーレーン戦でも選手交代がハマった形だが「監督に閃きはありません笑」と自虐的に語る森保監督。全ては選手たちのパフォーマンスだとした。
「選手たちが日常の自チームでプレーで見せてくれて、代表の活動の中で練習からパフォーマンスを見せてくれていることで判断して送り出しているところがあるので、私自身の閃きというよりも、選手たちが見せてくれていることが繋がったと思います」
「今日の試合に関しては、なかなかリズムが出ないまま、このまま1試合続くことも考えられている中で、全体として自分たちで理想通りにいかない中で、切れてしまわないように、選手たちが我慢強さと冷静さを持って戦ってくれました」
「(鎌田)大地を入れた時には、より起点となる部分と、ゴール前に得点を決めるために出ていく素晴らしい能力を持っているので、試合をコントロールしながら、チャンスをより広げていくこと。ゴールを決めてくれて、素晴らしい活躍をしてくれました」
「(伊東)純也に関しても、(堂安)律が頑張って前半から守備で貢献してくれて、攻撃でも起点となってくれる中で、純也は相手のゴールに推進力を持てるようにということで送り出しました」
選手がしっかりと役割を務める中で、結果がついてきている最終予選。前回大会は最終予選で苦しんだ末にアウェイで決着。今回はホームで決めたが心境の違いについても語った。
「正直、嬉しさが爆発するというよりも、ホッとしているという心境が両大会とも強くあります。嬉しいということはありますが、自分が監督をしている時に、W杯出場を途切らせてはいけないという思いがあるので、ホッとしているのが正直なところです」
「選手たちはW杯出場を決めて喜んでくれていますが、次に向けてのギラギラ感が本当に凄いので、次の試合に向けてどういうメンバー編成をしたら良いかと頭が切り替わっています」
すでに25日のサウジアラビア代表戦に向かっているという森保監督。この最終予選のターニングポイントについて問われると、「ターニングポイントということよりも、第1戦から凡事徹底を選手たちがしてくれていたことと、最終予選は甘くないぞということを、レベルが高い中で海外やJリーグで戦っている選手たちも簡単ではないと、気を引き締めて最高の準備をして全力で試合に挑んでくれた結果かなと思います」と、しっかりと戦っている結果だと言及した。
ただ「ターニングポイントとして思い浮かぶのは、最終予選の第2戦でバーレーンで戦った時に、1試合目で中国に大勝してバーレーンに乗り込んだんですが、今日のようにスタートはあまり自分たちのペースにならず、相手に攻め込まれるシーンがあった中で体を張って絶対に最後ゴールを割らせないというところ。相手のチャンスを体を張って選手たちが防いでくれた中で、自分たちのペースに持って行けたことは、今回の最終予選の中でも毎試合そういう形でピンチを防ぐことが序盤で出てきたので、その遠征の試合だと思います」と、アウェイでのバーレーン戦の戦い方ぶりが良かったと振り返った。
カタールW杯でベスト16。クロアチア代表にPK戦の末に敗れたが、グループステージではドイツ代表、スペイン代表にも勝っており、日本の存在感を世界に知らしめたと言って良い。
ただ、その後のアジアカップではベスト8で敗退。優勝を目指した中での失意を味わったが、その経験が選手たちを奮起させ、そしてW杯優勝という目標に向かう原動力にもなっているとした。
「理由は2つあって、1つは過去の経験でアジアカップで優勝を目指しながらもベスト8で終わってしまった。アジアの戦いの中で悔しい思いをしたことが、選手たちが戦う部分での意識の変化になったと思います」
「もう1つは、純粋にW杯で優勝したい、優勝するということを選手たちが目標に持っている中で、今の成長をどうしなければいけないのかというところを、目標と現実の中で一戦一戦勝利のためにと成長のために戦ってくれているという悔しさと、純粋な目標に向かって成長したいというところを持ち合わせていることがこの結果に繋がっていると思います」
これでW杯の切符を確保した日本は、およそ1年3カ月の時間をもらうこととなった。しっかりとチームをブラッシュアップしていくことが大事だが、次の目標は世界の頂。JFAはW杯への合言葉として「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」を設定したことを発表した。
「最高の景色とは?と聞かれて、自分の中での想像はW杯のトロフィーをキャプテンが掲げているシーンがイメージできるかなと思いますし、W杯の決勝の舞台で日本が戦っているところを最高の景色とイメージしたいです」
「JFAが発表してくれたということで、実現できるようにしたいなと思っていますし、実現するために何をするかを考えていきたいと思います」
「映像が残っているかと思いますが、カタールW杯で監督をさせていただいた一番最後の瞬間に、まだ北中米W杯で監督をやると決まっていない時に、選手たちに投げかけた言葉が『最高の景色を目指してきたぞ。そうすればもっと成長が得られる』という趣旨の話をしていたので、その言葉を拾われているわけではないと思いますが、JFAのみなさんと同じ思いを共有できて、我々にとってやりがいのあるキャッチフレーズかなと思います」
前回大会前から指揮を執り始めて6年半。チームは間違いなく成長しており、そのレベルは世界で戦えるものになっている。ただ、森保監督は全てがうまくいっているわけではないとしながらも、選手たちの努力と、先人たちが積み上げたものが今の強さの理由だとした。
「試合をやっていく中で山あり谷あり、紆余曲折ある中で、少しずつ成長できているかなと思いますが、常に上を見ながらやっていくということ、少しでも前進できるという思いでやっていきたいということで、これまでもこれからも自分でできるベストを尽くしていきたいと思います」
「右肩上がりの理由で、要因はいくつか考えていますが、まずは日本のサッカーの歴史の積み上げで今我々が戦わせてもらえていると感じます。歴史を過去から努力して下さった選手や指導者、サッカーファミリーの皆さんの積み上げのおかげで、今の結果に繋がっていることは間違いなくあります。日本のサッカーの歴史の積み上げだと思います」
「歴史の積み上げの中で、選手たちが世界の競争の中で厳しいポジション争い、戦いの中で揉まれながら力をつけてくれていることが、今の結果に繋がっていると思いますので、選手たちの努力があってこそだと思いますし、選手を育てることに尽力して下さっている指導者、サッカーファミリーの皆さんの力が結果に繋がっていると思います」
ここまでの6試合で5勝1分けと圧倒的な強さを見せてきた日本は、この試合に勝利すれば8大会連続8度目のW杯出場が決定。また、3試合を残しての決定となれば史上最速での決定となった。
試合後にはセレモニーも行われ、森保監督はファン・サポーターへ挨拶。選手たちからは寒空の下で水を大量にかけられるなどしたが、記者会見では感謝の気持ちを示した。
「試合というよりも今思い浮かんできているのは、色々な感謝の気持ちです。今日の試合も含めて、厳しい戦いが続いた中、我々が戦って来れたのは現地で応援してくださっているサポーターの皆さん、ここにおられるメディアを通して応援してくれるサポーターの皆さん、日本の国民の皆さんに応援されたからこそ、我々も今日の結果に繋がったと思いますので感謝を申し上げたいと思います」
「試合は戦前から厳しい、難しい戦いになるなと思っていました。理由はバーレーンの選手の方が事前に国内キャンプ、日本に来てからも期間を長く準備ができているからです」
「我々の対策も万全にしてきていたと思いますし、コンディション的にも我々はホームですが、日本の選手よりもバーレーンの選手の方が時差対策、気候対策、環境への対策等々も万全にできていると予想されたので、厳しい戦いになるかなと選手たちも共有していました」
「選手たちも前半からなかなか理想的な戦いができない中で、無失点に抑えながらも我慢強く、粘り強く試合を進めていく。そして、後半は自分たちにも続けた先にもチャンスが来るだろうと、タフに粘り強く戦ってくれたおかげで、今日の勝利に繋がったと思います」
しっかりと勝利を収めた日本。改めて、森保監督はW杯出場を2大会連続で決められたことを振り返った。
「今日の試合はW杯の出場に王手がかかった状況の中で、4戦で1勝すれば自力で、途中で対戦相手の状況で変わるかもしれませんが、今日勝って決めることを選手たちとも共有していましたし、最後に送り出す言葉でも勝って決めるというものでした」
「選手たちもこの一戦一戦を全力で戦っていく中で、勝利を目指すというところはこれまでやっていた考えの中で全力を尽くしてくれていたと思いますし、W杯を決める勝利を意識して戦ってくれたと思います。この1勝だけではなく、この1勝1勝の積み上げがW杯につながる、自分たちの成長につながる戦いをしてくれたと外から見ていて感じました」
しっかりとプレーした選手たちを称えた森保監督。この試合でも、途中出場の鎌田がゴールを決めたが、この最終予選では途中出場の選手や、ベンチ外になる選手たちも含めて戦ってきたとした。
「今日もそうですが、これまでの戦いもチーム一丸となって、スタメン、サブ、メンバー外の選手も含めて試合に挑もうということ。そして、スタメンがまず出し切る戦い方をしながらも、スタメンの選手がつなげて勝っていく、チームでバトンを渡しながら繋げて勝つというところを、今日も選手たちは体現してくれたと思います」
「スタメンがレギュラーということがあるかもしれませんが、我々の考え方では全員がレギュラーだと。スタートで出るか、サブで出るかというところで、力を持った選手たちがその役割の中でチームで繋いで勝つというところを表現してくれて、体現してくれていることが今日の結果に繋がったと思います」
バーレーン戦でも選手交代がハマった形だが「監督に閃きはありません笑」と自虐的に語る森保監督。全ては選手たちのパフォーマンスだとした。
「選手たちが日常の自チームでプレーで見せてくれて、代表の活動の中で練習からパフォーマンスを見せてくれていることで判断して送り出しているところがあるので、私自身の閃きというよりも、選手たちが見せてくれていることが繋がったと思います」
「今日の試合に関しては、なかなかリズムが出ないまま、このまま1試合続くことも考えられている中で、全体として自分たちで理想通りにいかない中で、切れてしまわないように、選手たちが我慢強さと冷静さを持って戦ってくれました」
「(鎌田)大地を入れた時には、より起点となる部分と、ゴール前に得点を決めるために出ていく素晴らしい能力を持っているので、試合をコントロールしながら、チャンスをより広げていくこと。ゴールを決めてくれて、素晴らしい活躍をしてくれました」
「(伊東)純也に関しても、(堂安)律が頑張って前半から守備で貢献してくれて、攻撃でも起点となってくれる中で、純也は相手のゴールに推進力を持てるようにということで送り出しました」
選手がしっかりと役割を務める中で、結果がついてきている最終予選。前回大会は最終予選で苦しんだ末にアウェイで決着。今回はホームで決めたが心境の違いについても語った。
「正直、嬉しさが爆発するというよりも、ホッとしているという心境が両大会とも強くあります。嬉しいということはありますが、自分が監督をしている時に、W杯出場を途切らせてはいけないという思いがあるので、ホッとしているのが正直なところです」
「選手たちはW杯出場を決めて喜んでくれていますが、次に向けてのギラギラ感が本当に凄いので、次の試合に向けてどういうメンバー編成をしたら良いかと頭が切り替わっています」
すでに25日のサウジアラビア代表戦に向かっているという森保監督。この最終予選のターニングポイントについて問われると、「ターニングポイントということよりも、第1戦から凡事徹底を選手たちがしてくれていたことと、最終予選は甘くないぞということを、レベルが高い中で海外やJリーグで戦っている選手たちも簡単ではないと、気を引き締めて最高の準備をして全力で試合に挑んでくれた結果かなと思います」と、しっかりと戦っている結果だと言及した。
ただ「ターニングポイントとして思い浮かぶのは、最終予選の第2戦でバーレーンで戦った時に、1試合目で中国に大勝してバーレーンに乗り込んだんですが、今日のようにスタートはあまり自分たちのペースにならず、相手に攻め込まれるシーンがあった中で体を張って絶対に最後ゴールを割らせないというところ。相手のチャンスを体を張って選手たちが防いでくれた中で、自分たちのペースに持って行けたことは、今回の最終予選の中でも毎試合そういう形でピンチを防ぐことが序盤で出てきたので、その遠征の試合だと思います」と、アウェイでのバーレーン戦の戦い方ぶりが良かったと振り返った。
カタールW杯でベスト16。クロアチア代表にPK戦の末に敗れたが、グループステージではドイツ代表、スペイン代表にも勝っており、日本の存在感を世界に知らしめたと言って良い。
ただ、その後のアジアカップではベスト8で敗退。優勝を目指した中での失意を味わったが、その経験が選手たちを奮起させ、そしてW杯優勝という目標に向かう原動力にもなっているとした。
「理由は2つあって、1つは過去の経験でアジアカップで優勝を目指しながらもベスト8で終わってしまった。アジアの戦いの中で悔しい思いをしたことが、選手たちが戦う部分での意識の変化になったと思います」
「もう1つは、純粋にW杯で優勝したい、優勝するということを選手たちが目標に持っている中で、今の成長をどうしなければいけないのかというところを、目標と現実の中で一戦一戦勝利のためにと成長のために戦ってくれているという悔しさと、純粋な目標に向かって成長したいというところを持ち合わせていることがこの結果に繋がっていると思います」
これでW杯の切符を確保した日本は、およそ1年3カ月の時間をもらうこととなった。しっかりとチームをブラッシュアップしていくことが大事だが、次の目標は世界の頂。JFAはW杯への合言葉として「最高の景色を2026 FOR OUR GREATEST STAGE」を設定したことを発表した。
「最高の景色とは?と聞かれて、自分の中での想像はW杯のトロフィーをキャプテンが掲げているシーンがイメージできるかなと思いますし、W杯の決勝の舞台で日本が戦っているところを最高の景色とイメージしたいです」
「JFAが発表してくれたということで、実現できるようにしたいなと思っていますし、実現するために何をするかを考えていきたいと思います」
「映像が残っているかと思いますが、カタールW杯で監督をさせていただいた一番最後の瞬間に、まだ北中米W杯で監督をやると決まっていない時に、選手たちに投げかけた言葉が『最高の景色を目指してきたぞ。そうすればもっと成長が得られる』という趣旨の話をしていたので、その言葉を拾われているわけではないと思いますが、JFAのみなさんと同じ思いを共有できて、我々にとってやりがいのあるキャッチフレーズかなと思います」
前回大会前から指揮を執り始めて6年半。チームは間違いなく成長しており、そのレベルは世界で戦えるものになっている。ただ、森保監督は全てがうまくいっているわけではないとしながらも、選手たちの努力と、先人たちが積み上げたものが今の強さの理由だとした。
「試合をやっていく中で山あり谷あり、紆余曲折ある中で、少しずつ成長できているかなと思いますが、常に上を見ながらやっていくということ、少しでも前進できるという思いでやっていきたいということで、これまでもこれからも自分でできるベストを尽くしていきたいと思います」
「右肩上がりの理由で、要因はいくつか考えていますが、まずは日本のサッカーの歴史の積み上げで今我々が戦わせてもらえていると感じます。歴史を過去から努力して下さった選手や指導者、サッカーファミリーの皆さんの積み上げのおかげで、今の結果に繋がっていることは間違いなくあります。日本のサッカーの歴史の積み上げだと思います」
「歴史の積み上げの中で、選手たちが世界の競争の中で厳しいポジション争い、戦いの中で揉まれながら力をつけてくれていることが、今の結果に繋がっていると思いますので、選手たちの努力があってこそだと思いますし、選手を育てることに尽力して下さっている指導者、サッカーファミリーの皆さんの力が結果に繋がっていると思います」
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森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
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なぜ18歳・佐藤龍之介はファジアーノ岡山でブレイクできたのか? E-1選手権で“内田篤人超え”が期待される若き才能の適応力とブレないメンタリティ
突出した適応力だ。今シーズンにFC東京からファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍で加入した佐藤龍之介は、新たな環境に素早く順応し、自身の力を遺憾なく発揮している。 久保建英と同じ16歳でFC東京とプロ契約を結んだMFは、高卒1年目となるシーズンに武者修行を決断。約18年を過ごした東京を飛び出し、約660km離れた岡山に移り住んだ。 未到の地で単身生活をしながら、プロサッカー選手として結果を出すことを目指す。私生活をはじめ不慣れなことも多く、決して簡単ではない。さらに、主に起用されるのは、サッカーキャリアで「初めて」のウイングバックである。まさに、初めて尽くしだ。しかし、ピッチ上では圧倒的なパフォーマンスを発揮している。 第23節終了時点では、17試合に出場してチーム最多の4ゴールを記録。第19節・湘南ベルマーレ戦では、先制点を奪うだけでなく、両チームトップの走行距離12.1kmとスプリント18回を叩き出した。右WBで攻守にハードワークしながら、74分からはシャドーに移り、タイムアップまでプレー。試合後に木山隆之監督は「1番ゴールを取る可能性がある人をピッチに残すのは、勝つのであれば当然かなと思います」とフル出場の意図を明かしており、その信頼は絶大だ。 地元の西東京市と岡山の雰囲気が「似ていた」ことも佐藤の背中を押したが、適応を可能にしている大きな要素は、素直さと向上心のように思う。 開幕前のキャンプ時にWBで起用された時は、「(WBは)オプションになればいいかな。メインはシャドーになると思う」と受け止めていた。だが、監督からのオーダーに応えながら、パスやドリブルで密集地を打開したりラストパスでチャンスを作ったりといった自分の良さを発揮することを両立させ、“WB・佐藤龍之介”は、完全に板についた。その結果、「18歳の今は自分のポジションを『ここだ』と決める段階でもないと思う。『トップ下やシャドーをやれていない』というネガティブな考えは、本当にゼロなんです。『WBで使ってみたい』と思わせるような特徴を自分は少なからず持っていると思うので、実際に使ってくれている今はその証明にもなっています」と、岡山で発見した自身の新たな可能性と向き合い、意識を変化させている。 第21節・横浜Fマリノス戦では初めて左WBで先発した。負傷によるイレギュラーな起用だったが、「練習で『左、やれるか?』と言われて、『うん、行けます』と言ってやりました」と、逆サイドでプレーすることによって発生する身体の向きやボールの置き所の変化も物ともせず。第22節・鹿島アントラーズ戦では鋭いカットインで左サイドを切り裂き、逆転ゴールを呼び込んだ。 “置かれた場所で咲きなさい”を体現している18歳の姿を、木山監督は「輝いている」と表現し、「『自分は絶対に上に行くんだ』って疑わないメンタリティを持っている。『とにかく上に行きたい』という意欲が、輝いている。ある意味、与えられた才能というか。誰かに教えられるものではないと思う。自分を疑っていないところが素晴らしい」と称賛する。 環境やチーム戦術、監督からのリクエストは、自分がコントロールできない部分だ。時には自分のイメージと違うこともある。それでも、全てのことを素直に受け止め、受け入れ、自分の成長を促す肥料に変えていく。 「将来的には世界のトップリーグでプレーしたり、日本代表としてワールドカップに出て活躍したりすることが目標です」。そう宣言する佐藤は、7月3日に発表される東アジアE-1選手権のメンバーに選出されれば、2008年大会での内田篤人の20歳という同大会の日本代表における最年少記録を更新することになる。 E-1選手権は、過去に柿谷曜一朗や森重真人、相馬勇紀や町野修斗らが1年後のW杯のメンバー入りを勝ち取っており、言わばサバイバルの場だ。チームとして戦いながらも、個人として強みを発揮するなどのアピールが是が非でも必要になる。もしかしたらチームメイトは仲間よりもライバルという側面の方が強いかもしれない。しかし、きっと佐藤なら特有のチーム状況下でも、自分の力を最大限に発揮できるのではないか。そう期待したくなる適応力を、岡山で十二分に見せている。 取材・文 難波拓未 2025.07.02 18:00 Wed2
「マジならめっちゃ良い」「嘘だろ?」リークされた日本代表ユニフォームは賛否両論! 「Y-3」デザインもロゴの位置が不評の的に「なぜ真ん中?」
6月に発表される予定の日本代表の新ユニフォーム。ユニフォーム情報やギア情報を扱うメディア『Footy Headlines』がリーク情報をアップした。 日本代表が現在着用しているユニフォームは、折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトにしており、2022年8月に発表。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)や今年のアジアカップ、現在行われている2026年北中米W杯アジア2次予選でも着用されている。 およそ2年周期で切り替わるユニフォームデザイン。ユーロやコパ・アメリカといった今夏行われる大会に臨む国は次々と新ユニフォームが発表されている。 そんな中、日本のユニフォームは6月に発表される予定。そんな中、情報がリークされた。 新ユニフォームは、日本を代表するデザイナーであり、「Y-3」でも知られる山本耀司氏が担当。「Yohji Yamamoto」のブランドは世界でも高く評価されているデザイナーだ。 メインカラーも変更され、今の明るい青からネイビーになるとのこと。これは2018年のユニフォーム以来のカラーリングとなるという。 デザインは「炎」になり、前面に青い炎がデザインされることに。また、エンブレムが胸の中央に位置することになるという。 リークされたデザインにファンは「本当に良いキットだ」、「カッコいい」、「マジならめっちゃ良い」と称賛するコメントもある一方で、「なぜロゴが真ん中?」、「小学生のナップサックみたい」、「トレーニングウェアに見える」、「Y-3にはもっと期待していた」、「嘘だろ?」と否定的な意見も多く見られている。 いずれにしても発表される新ユニフォームは、パリ・オリンピックから着用されることに。A代表の着用は、9月の北中米W杯アジア最終予選からとなる。 <span class="paragraph-title">【写真】リークされた日本代表の新ユニフォーム! 賛否両論集まる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C7zZ_WhyhgV/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C7zZ_WhyhgV/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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横浜から世界へ。“二人のコウキ”が代表のピッチで刻んだ、それぞれの現在地
10月10日に行われた、日本代表対パラグアイ戦。“二人のコウキ”が、日本代表選手としてついに同じピッチに立った。 横浜FCで芽吹いた斉藤光毅と、輝きを取り戻した小川航基。クラブ指折りの“出世魚”の共演は、ファン・サポーターにとって、待ちに待った瞬間だった。 しかし、同じ1試合を戦ったはずの二人が試合後に見せた表情は、あまりにも対照的だった。 ■「全然ダメ」完敗に終わった、苦いデビュー戦 出番が訪れたのは、2失点目を喫した直後の66分だった。「流れを変えるプレーを見せてほしいという」森保一監督からのメッセージを受け取り、斉藤は左ウイングバックの位置で、日本代表戦のピッチに立った。 横浜FCにとっては、史上初となるアカデミー出身選手のA代表デビュー。ロールモデルとなる成長を遂げた斉藤が日の丸を背負う姿は、クラブに関わる誰しもが心待ちにしていたものだった。 「監督からはどんどん仕掛けて、チャンスをつくってほしい、と。もちろん自分もそのつもりで試合に臨みました」 出場から1分半後、鈴木淳之介のパスを敵陣高い位置で受けた斉藤は、パラグアイの右サイドバックを担うフアン・カセレスと1対1になり、早速、得意のドリブルを仕掛けるチャンスが訪れる。しかし、中に切り込もうとした瞬間に体を当てられ体勢を崩し、あとから寄せに来たディエゴ・ゴンザレスに、そのままボールを刈り取られてしまった。 続けて72分には、逆サイドの伊東純也にクロスを要求しファーへと走り込むが、ボールは流れ、シュートには持ち込むことができず。その後も積極的に仕掛ける姿勢を見せるも、相手を抜く前に潰されてしまい、ボールロストが続いた。 そして終盤には、同じく途中出場の相馬勇紀とポジションが替わり、より得意なシャドーの位置に入るも力を出しきれず。アディショナルタイムに上田綺世のヘディングゴールで追いつきチームは敗戦は免れたが、個人としてはパラグアイに完封され、苦いデビュー戦となった。 「全然ダメだった」。 試合後のテレビ中継用のインタビューでは、質問を投げかけるリポーターの顔を見ることができず、終始うつむく。 「普段のリーグ戦でも同じくらいの強度を相手にしているしもっと削られる時もあるので、全部自分の仕掛けの甘さが招いたことだと思います。ただ今は、細かいところの反省よりも『なんでああしなかったのか』『なんでこうなっちゃったんだ』としか、考えられない」 ロッカーに戻り、取材対応の時間になっても悔しさは収まらず。こぼれる言葉には自身への怒りや困惑も入り混じった、複雑な心情が垣間見えた。 ■笑顔に滲む、ストライカーの自信と余裕 一方、真逆とも言える活躍を見せヒーローインタビューに応じたのは、小川航基だ。 持ち前の決定力を示したのは、1失点目からわずか5分後の26分、敵陣でパスを回しながら機を探る中、佐野海舟が一瞬の隙を突くタイミングで縦パスを送る。これを収めた小川は、腰をひねりながら反転シュート。ボールはGKの真正面に飛び弾かれるも、反動で後ろに逸れそのままラインを割り、みごと同点に追いついた。 小川にとっては初めてホーム開催の試合で決めた、記念すべき10得点目。出場11試合での2ケタ得点達成は、日本代表最多得点記録保持者の釜本邦茂氏を上回る、“史上最速”の数字となった。 「入ったと思わなかったので、自陣に戻ろうとしてました。入っていたのでよかったです」 少し口元を緩ませながらゴールシーンを振り返る所作からは、“余裕”が伺える。 続く第2戦のブラジル戦は、1トップを争う上田綺世も含めた仲間の3ゴールで歴史的な逆転勝利を収めたものの、自身は85分の投入となり、連続得点とはならなかった。 それでも「表現があっているかはわからないけど、この試合でゴールができた選手が羨ましいなとは思う」とは口にしつつも、焦りや不安は一切ない。 「今日の試合は、もちろんうれしいです。でもW杯本番ではないですし、相手のコンディションやメンバーも全く違うはずなので、これで一喜一憂するつもりはありません。味方のゴールも刺激になりましたけど、やっぱりW杯の舞台では、そこに自分の名前があるべきだと思っています」 同じクラブで活躍したといえども、所属年数もシーズンも異なるため、チームメートとしてプレーした経験はなかった、斉藤と小川。共通点こそあれど交わることのなかった二人の共演は、SNS上でも話題となった。 一方で、代表チームの中で積み重ねてきたものがもたらす立場や経験値の“差”が、如実に表れる試合となった。 ■悔しさを糧に“再共演”へ ただ、国を背負うストライカーとして堂々と結果を残す小川も、決して平坦な道を歩んできたわけではない。 プロデビュー後続いた不調に、度重なるけが、J2での再起を経て挑んだ海外移籍──。いくつもの壁を乗り越えたからこそ、今の活躍がある。 「W杯は、どう見てたっていうか……。普通に応援はしてましたけど、先は越されてるなって思うし、そこに対しての焦りはやっぱりある」 3年前、メンバー争いに絡むことすらできなかったカタールW杯の直後、小川を取材した際の音声を聞き返してみれば、斉藤と同じく隠し切れない「悔しさ」が滲んでいた。 「この経験を生かすしかない」 言い聞かせるように言葉を絞り出す斉藤だが、得た課題をどう次につなげられるかは、自分次第だ。 「航基くんだけじゃなく、試合中にいろんな選手が声をかけてくれましたけど、自分がもっと思い通りのプレーをしていけば、より具体的になってくるはず。『どんどん仕掛けろ』だけじゃなく、動きを擦り合わせるような声をかけてもらえるように、頑張りたい」 息を合わせ「光毅のアシスト」で「航基がゴールを決める」──。その瞬間を夢見ているファン・サポーターは、大勢いるだろう。寄せられる期待にも応えるべく、小川もまた決意を新たにする。 「クラブへの貢献度は彼のほうがもちろん高いですし、1年半しかいなかった僕が何か言うのも違うのかなと思いますけど……。一緒に『横浜FC』という名前も背負いながら、感謝を忘れずに。誇りをもってやれればな、と思います」 横浜から、世界へ。羽ばたいた二人の挑戦は続く。 2025.10.22 12:10 Wed4

