「特別な1週間だった」リバプールとの大一番後のダービーを制したルイス・エンリケ監督「気を緩めずにクラスィクに臨むことができた」
2025.03.17 11:45 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が16日に行われ、3-1で勝利したリーグ・アン第26節のマルセイユ戦を振り返った。
ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのリバプール戦を1-0で勝利し、PK戦の末にベスト8進出を決めたPSG。
今季2度目となった伝統の“ル・クラスィク”に臨んだPSGは、17分にGKドンナルンマのロングキックをクワラツヘリアが頭で繋ぐと、これを受けたファビアン・ルイスのスルーパスでDFの裏に抜け出したデンベレがネットを揺らし、先制する。
さらに42分には、中盤右サイドでボールを受けたハキミのミドルパスでDFの裏に抜け出したファビアン・ルイスがボックス右から侵入。最後は折り返しをメンデスがすべり込みながら合わせると、GKルジが反応するも弾ききれず、ボールはゴールに吸い込まれた。
2点リードで後半を迎えたPSGは、51分にメンデスの不用意なバックパスをラビオに奪われると、最後はグイリにゴールネットを揺らされ、1点を返される。
試合後会見に臨んだルイス・エンリケ監督は、献身的なプレーで勝利を収めた選手たちを称えるとともに、今シーズンの目標を改めて語った。
「我々にとって、特別な1週間だった。クラスィクは常に両チームの選手のモチベーションを高める。マルセイユからゴールを奪うのは難しいし、PSGからだとなおさらだ。それぞれの監督が自分のカードをうまく使おうとした。リバプール戦のような大一番の後、我々は気を緩めずにクラスィクに臨むことができた。選手たちの頑張りとサポーターの声援にとても満足している」
「我々の目標はリーグ1を制覇することであり、すべてのトロフィーを獲得することだ。それが私たちの望みだ。私たちは大きな挑戦が待ち受けていることを自覚しているし、それを達成するために日々努力している」
ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのリバプール戦を1-0で勝利し、PK戦の末にベスト8進出を決めたPSG。
今季2度目となった伝統の“ル・クラスィク”に臨んだPSGは、17分にGKドンナルンマのロングキックをクワラツヘリアが頭で繋ぐと、これを受けたファビアン・ルイスのスルーパスでDFの裏に抜け出したデンベレがネットを揺らし、先制する。
2点リードで後半を迎えたPSGは、51分にメンデスの不用意なバックパスをラビオに奪われると、最後はグイリにゴールネットを揺らされ、1点を返される。
すぐに反撃に出るPSGは、60分にデンベレが右ポスト直撃のシュートを放つと、76分にリードを広げる。ベラウドのロングフィードで右サイドを駆け上がったハキミがクロスを供給すると、これがDFリロラのオウンゴールを誘発し、3-1で勝利。4シーズン連続のシーズンダブルを達成した。
試合後会見に臨んだルイス・エンリケ監督は、献身的なプレーで勝利を収めた選手たちを称えるとともに、今シーズンの目標を改めて語った。
「我々にとって、特別な1週間だった。クラスィクは常に両チームの選手のモチベーションを高める。マルセイユからゴールを奪うのは難しいし、PSGからだとなおさらだ。それぞれの監督が自分のカードをうまく使おうとした。リバプール戦のような大一番の後、我々は気を緩めずにクラスィクに臨むことができた。選手たちの頑張りとサポーターの声援にとても満足している」
「我々の目標はリーグ1を制覇することであり、すべてのトロフィーを獲得することだ。それが私たちの望みだ。私たちは大きな挑戦が待ち受けていることを自覚しているし、それを達成するために日々努力している」
ルイス・エンリケの関連記事
パリ・サンジェルマンの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
ルイス・エンリケの人気記事ランキング
1
2ndレグ主役はPK戦で圧巻連続セーブのドンナルンマ! PSGが難所アンフィールド攻略でリバプールを破ってベスト8進出【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグ、リバプールvsパリ・サンジェルマン(PSG)が11日にアンフィールドで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘は2戦合計1-1で終了。PK戦を1-4で制したPSGの準々決勝進出が決まった。なお、リバプールのMF遠藤航は延長戦の111分から途中出場した。 敵地で行われた1stレグでは攻守両面で圧倒されたなか、守護神アリソンの神がかったゴールキーピングと終盤投入のエリオットが決めた値千金のゴールによって1-0の先勝を収めたリバプール。先週末のリーグ戦でもサウサンプトンに3-1の逆転勝利を収め、良い状態でホーム開催の大一番を迎えた。なお、スロット監督は内容面で圧倒された1stレグと全く同じスタメンで臨んだ。 一方のPSGは1stレグで承服しがたい結果となったが、先週末のリーグ戦では大幅にメンバーを入れ替えながらもスタッド・レンヌに4-1で快勝。しっかりバウンスバックを果たして難所に乗り込んだ。前回対戦と同様のアプローチを示唆したルイス・エンリケ監督は、リバプール同様に1stレグと全く同じスタメンで逆転突破を目指した。 ともに1stレグと全く同じメンバーで臨んだなか、リバプールが勢いを持って試合に入った。キックオフからエンジン全開のホームチームは4分、ソボスライ、マク・アリスターの飛び出しから左のポケットに侵入。最後はボックス右でマイナスの折り返しに反応したサラーが左足シュートを枠に飛ばすが、ここはDFヌーノ・メンデスの見事なシュートブロックに阻まれる。続く6分にもボックス中央のサラーにシュートチャンスが訪れるが、今度は枠の左に外してしまった。 前回対戦から一転して敵地で守勢の入りとなったPSGだったが、この試合ではファーストチャンスをものの見事にゴールに結びつけ、相手守護神アリソンの牙城をついに破る。 12分、自陣左サイドのヌーノ・メンデスが最前線から中盤に落ちたデンベレへグラウンダーの縦パスを差し込むと、反転してドリブルで前進した背番号10が右のバルコラに預けてゴール前に走り込む。バルコラのグラウンダーの折り返しはDFコナテのブロックに遭うが、GKアリソンに先んじてこぼれに詰めたデンベレが無人のゴールへ右足シュートを流し込んだ。 2戦合計1-1のイーブンとなった試合は引き続きホームチームが押し込む展開となったが、PSGも鋭いカウンターでフィニッシュのシーンを作り出して応戦。ここから一進一退の攻防が繰り広げられていく。 右のサラーを起点に厚みのある攻撃を仕掛けるリバプールは、失点直後にコナテのミドルシュートでGKジャンルイジ・ドンナルンマにファインセーブを強いたが、以降はクロスやラストパスを相手守備陣に撥ね返される場面が目立つ。 これに対して縦に速い攻めを、より効果的にフィニッシュへ繋げていくPSG。32分にはショートカウンターからデンベレがボックス内に抜け出すが、ここはGKアリソンの勇敢な飛び出しに遭う。さらに、35分、41分とボックス付近でクワラツヘリア、デンベレが決定的なシュートを放ったが、いずれもDFが懸命に出した足によってコースがわずかに変わって枠を捉え切れなかった。 2戦合計イーブンで折り返した後半、互いに選手交代は行わずにハーフタイムの修正によって様子を見る形に。 睨み合いの状況が続くなか、53分にはリバプールがアレクサンダー=アーノルドの連続シュートなど波状攻撃を仕掛けてソボスライのシュートでゴールネットを揺らしたが、ここは起点となったルイス・ディアスのオフサイドを取られてゴールは認められず。 それでも、一連の攻撃でスタジアムのボルテージが一気に上がると、この直後にはボックス内でソボスライのシュート、マク・アリスターの右CKをゴール前のディアスが頭で合わせる決定的なシュートが続く。しかし、ここはDFのブロックとGKドンナルンマの長いリーチを活かしたビッグセーブに阻まれた。 守備陣の粘りの対応によって守勢を凌いだPSGは67分、バルコラを下げてドゥエを投入。ここまで飛ばしてきた相手の運動量低下もあって、ようやく押し返して相手陣内でのプレータイムを増やしていく。 一方、自分たちの時間帯でゴールを取り切れなかったホームチームにアクシデント発生。守備対応の際のスライディングで芝に引っかかる形でヒザを捻ったアレクサンダー=アーノルドがプレー続行不可能に。 これを受け、スロット監督はジョタとの交代でスタンバイさせていたヌニェスとともにクアンサーを73分にスクランブル投入。ただ、交代で入ったクアンサーは79分、ロバートソンのFKにタイミング良く抜け出してダイビングヘッド。左ポストを叩く決定的なシーンに顔を出した。 消耗戦色濃くなった後半終盤はPSGが盛り返して試合は膠着状態に陥る。互いに土壇場での一発を目指したものの、集中した相手の守備を崩し切るまでには至らない。180分の攻防で決着が付かず、準々決勝の行方は延長戦に委ねられることになった。 後半を終えたタイミングでリバプールはマク・アリスターに代えてカーティス・ジョーンズを、PSGはファビアン・ルイスに代えてザイール=エメリを投入。延長戦に入っても流れのなかで決定機まで持ち込めず、互いにセットプレーでチャンスを窺う状況が続く。 その後、リバプールはガクポ、1stレグ勝利の立役者であるエリオットを、PSGはイ・ガンインを投入し、最後の勝負に出た。延長後半の109分にはボックス左でヴィティーニャからパスを受けたデンベレにビッグチャンスも、枠の右隅を狙った右足シュートはGKアリソンのビッグセーブに阻まれた。 この直後にコナテが筋肉系のトラブルか、プレー続行不可能となると、スロット監督は遠藤をセンターバックにスクランブル投入。以降はアウェイチームが状況が続いたが、リバプールの粘りの守備を再びこじ開けることはできず。2戦合計1-1のまま延長戦でも決着は付かなかった激闘は、世界最高峰のGK2人が主役を担うPK戦に突入した。 このPK戦ではPSGの守護神が圧巻のパフォーマンスで主役に。1人目のサラーにこそ決められたものの、2人目のヌニェス、3人目のジョーンズのシュートを完璧な読みで連続セーブ。その守護神に応えた攻撃陣もヴィティーニャ、ゴンサロ・ラモス、デンベレ、ヴィティーニャの4人全員が成功し、難所アンフィールド攻略でベスト8進出を決めた。 リバプール 0-1(PK:1-4) パリ・サンジェルマン 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(前12) 2025.03.12 07:55 Wed2
「これより良い試合はなかなか見られない」 リバプールとの熱戦をPK戦の末に制したルイス・エンリケ監督 「素晴らしいショーだった」
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が11日にアウェイで行われ、PK戦までもつれ込んだ熱戦の末に勝ち上がったチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのリバプール戦を振り返った。 先週ホームで行われた1stレグを圧倒しながらも0-1で惜敗して迎えた2ndレグ。序盤はFWモハメド・サラーに2度ゴールに迫られるピンチがある守勢の入りとなったPSGだったが、12分にFWウスマーヌ・デンベレのゴールで2戦合計スコアを1-1の振り出しに戻した。 その後はカウンターで応戦したPSGが盛り返して前半を終えた中、後半は幾つかピンチがあったものの、GKジャンルイジ・ドンナルンマの好守とポストにも救われて延長戦へ。その延長戦では決着が付かず迎えたPK戦では守護神ドンナルンマが2本のシュートを止めて優勝候補リバプールを撃破した。 ルイス・エンリケ監督は実力拮抗のハイレベルな試合を制した後、以下のように会見で述べた。 「ビッグマッチへ臨む張り詰めた緊張で疲れたが、とても嬉しい。トップのライバルとの難しい試合だった。だからこそ彼らはリーグフェーズを首位で終えていた。初戦は運がなかったが、我々は自分たちのプレーを貫こうとした。うまく行かない場面も多かったが、勝利に値するプレーができていたと思う。攻撃を仕掛け、プレッシャーをかける2チームによる、素晴らしいショーだった。これより良い試合はなかなか見られない」 そして殊勲のドンナルンマには次のようにコメントした。 「これがGKの役割だ。アリソンが1stレグのMVPだったが、2ndレグではジジが素晴らしかったね」 最後にかつてバルセロナでCL優勝を経験しているルイス・エンリケ監督はCLを勝ち上がるポイントを述べた。 「この大会では一貫性が重要ではない。直接対決が重要であることを私は経験から知っている。悪い試合をすれば敗退する」 2025.03.12 09:30 Wed3
「選手全員が試合に出場したいと確信」ルイス・エンリケ監督が難所攻略へ決意「状況を好転させるために全力を尽くす」
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、難所で逆転突破を目指すリバプール戦への決意を語った。 PSGは5日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでリバプールに0-1で敗戦。シュート28本枠内9本に70%近いボール支配率と内容では相手を圧倒したが、相手守護神アリソン・ベッカーの鬼神のごとき圧巻のゴールキーピングに大苦戦。その上、後半終盤に途中出場したMFハーヴェイ・エリオットにファーストタッチで決勝点を許し、ホームで悪夢のような敗戦を喫した。 その敗戦直後のリーグ戦では大幅にメンバーを入れ替えながらも、スタッド・レンヌに4-1の快勝。しっかりとリバウンドメンタリティを示し、11日にアウェイで行われる2ndレグでは難所アンフィールド攻略を目指す。 大一番に向けた前日会見に出席したスペイン人指揮官は、「状況を好転させるために全力を尽くす」と逆転でのベスト8進出への決意を示した。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。 「試合の翌日に1stレグを分析した。その後、レンヌへの遠征、そしてリバプールへの遠征の準備をした。他の試合と同じように、この試合に向けても準備を進めている。明日は、ヨーロッパでも最高のチーム同士の対戦となる。2つのチームはプレースタイルが異なるが、現時点で我々は大会から脱落しつつある。したがって、我々の野望はただひとつだ。ピッチに出て、状況を好転させるために全力を尽くすだけだ」 アウェイチームにとっては難攻不落の要塞と言えるアンフィールドだが、ルイス・エンリケ監督は「選手全員が明日の試合に出場したいと確信している」とチームが敵地での大一番へ正しいメンタル、姿勢を含め準備万端だと自信を見せる。 「アンフィールドはヨーロッパの伝説的なスタジアムであり、チーム全体がやる気に満ちている。素晴らしいパフォーマンスができることを証明したい。それが最大のモチベーションだ。しかし、このような試合では感情をコントロールすることが不可欠でもある」 1stレグは“勝負に勝って試合に負けた”と言うべき内容だったが、対戦相手のリバプールも圧倒された内容を真摯に受け止めており、この2ndレグではしっかりと修正を施してくることは間違いない。 だが、ルイス・エンリケ監督は細かな部分で修正の必要を認めながらも、1stレグ同様のアプローチで相手を上回り、逆転突破を果たしたい考えだ。 「我々の目標は明確だ。それは対戦相手より優れたチームになることだ。アウェイゲームは常に難しいが、我々は自分たちのストロングポイントに自信を持っている。また、改善すべき点もわかっている。対戦相手よりボールを保持したい、そこからどんな可能性が生まれるかを見ていく」 「攻撃するたびにファンに押し上げられた1stレグとは状況が異なることは理解しているが、私はチームのクオリティについて常に楽観的だ。危険な存在になるためには、一緒に攻撃し、一緒に守り、ボールを保持する必要がある。考えすぎたくはないし、たとえ1stレグに勝っていたとしても、それは同じだったはずだ。我々は勝つためにここに来た」 2025.03.11 17:12 Tue4
「明日はベストを尽くす」アンフィールドで大一番に臨むリバプール、スロット監督は前回圧倒されたPSGについて「最も完成度の高いチーム」
リバプールのアルネ・スロット監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での決戦を前に意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 11日に行われるCLラウンド16・2ndレグでは、ホームにパリ・サンジェルマン(PSG)を迎えるリバプール。先週敵地で行われた1stレグでは、圧倒的に支配され何度もチャンスを作られながらGKアリソン・ベッカーの好セーブ連発でしのぎ、最終的にはハーヴェイ・エリオットのゴールによって1-0で勝利した。 アドバンテージを得てアンフィールドでの2ndレグに臨めることとなったリバプールだが、1stレグの内容を考えると決して油断はできず。依然として、両チームにベスト8進出の可能性が残されている。 前日記者会見に出席したスロット監督も、勝利のためには最高のパフォーマンスが必要だと断言。そのうえで、トップチーム同士の対戦を心待ちにしている姿勢を示した。 「PSGのパフォーマンスに驚きはなかったが、大いに感銘を受けた。彼らの試合はたくさん観戦したが、プレーの激しさ、チームの結束、中盤のローテーションには本当に感心させられたよ。非常に完成度が高く、よく管理され、先週の水曜日にもそれを経験した」 「我々のプレーが下手だったと言う人もいるが、私はそうは思わない。彼らが非常に良いプレーをしたんだ。今シーズン、これほどのクオリティと激しさを兼ね備えたチームと対戦したことはなかった。とはいえ、我々ももっと良いプレーができるとは思う」 「(最高のパフォーマンスが必要かとの質問に)そうだ。相手はこれまで対戦した中で、最も完成度の高いチームだからだ。ルイス・エンリケは、対戦するのが容易ではないと思わせるプレーをさせている。彼は各選手から最高のパフォーマンスを引き出し、信じられないほどの運動量をチームにもたらしているんだ」 「だからこそ、明日はベストを尽くさなければならない。そして我々は、マンチェスター・シティとのアウェイ戦では全くボールを保持できなかったが、ホームでのシティ戦では全く異なるパフォーマンスを見せていた」 「今週のような状況はまったく夢に見ていなかった。チームを可能な限り最高の状態とさせるため、本当に、本当に、本当に一生懸命に取り組まなければならないとわかっているだけだ。それが、私がすべての試合でやろうとしていることでもある」 「先週のような試合の後は『寝ても良いかい、もっと試合を見なければならないか?』という気持ちになる。それでも我々は、明日何をすべきかということに集中している。今週は土曜日にサウサンプトンに勝ち、本当に良いスタートを切った。今は明日が楽しみだ。なぜなら、誰もがこのような試合、アンフィールドで2つの素晴らしいチームが対戦することを楽しみにしていると思うからだ」 2025.03.11 17:30 Tue5
「両チームには多くの類似点がある」CLでいきなり大一番迎えるリバプール、スロット監督はPSG撃破のため「今シーズン最高のパフォーマンスを…」
リバプールのアルネ・スロット監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での大一番を前に意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 CLグループフェーズを首位突破したリバプールは、5日に行われるラウンド16・1stレグにおいてリーグ・アンの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。現在プレミアリーグとリーグ・アンそれぞれで首位を快走するチーム同士のビッグマッチが予定されている。 前日記者会見に出席したスロット監督は、リバプールとPSGには多くの似通った点があると分析。その上で、強敵相手に勝利したければ最高のパフォーマンスを示す必要があると語った。 「ルイス・エンリケ監督はここ1年半、多くの面で本当にうまくやってきたと思う。彼はいくつかの移籍市場で、成果を上げてきた。彼に聞いたわけではないが、自分が成し遂げたことにとても満足しているはずだ。チームのパフォーマンスだけでなく、個人のパフォーマンスを見てもね」 「ウスマーヌ・デンベレがチームにもたらしているクオリティは非常に印象的だ。そしてそれは、両チームの多くの類似点の1つになるだろう。どちらも攻撃陣が好調で、多くのゴールを決めている」 「ルイス・エンリケ監督が、(リバプールには)前線に本当に速い選手が 3 人いると言っていたが、それもやはり類似点だろう。ブラッドリー・バルコラとデンベレも遅くないし、クヴィチャ・クワラツヘリアもそうだ。彼らは非常に、非常に、非常に速い」 「そしておそらく、4人目の攻撃手はアクラフ・ハキミだろう。彼はサイドバックとしてプレーするが、常に上下に動いている。トレント・アレクサンダー=アーノルドのことを考えると、これも類似点だろう。我々は可能な限り最高の方法で自分たちの力を発揮する計画を立てるが、それはPSGも同じだ。明日対戦するとき、どうなるかだろう」 「今シーズン最高のパフォーマンスを、試合のあらゆる場面で発揮する必要がある。PSG相手にボール支配をするのは簡単ではない。彼らはプレスをかける際、大きなリスクを負い、ピッチのいたるところでマンツーマンとして戦う。だから、多くのチームは彼らに対してボール保持が難しくなるのだ」 「試合のあらゆる場面で優位に立ち、可能な限り最高のパフォーマンスを発揮しなければならない。カウンターは本当にうまくやらなければならず、相手が少し時間を与えてくれたら、ボールをうまく扱うべきだ」 「明日は彼らが我々を上回っているかどうかを見なければならない。もし上回っているなら、我々は苦しみながらもマンチェスター・シティ戦のときのようになる必要がある。うまくボールをキープできたら、シティ戦以外の試合でプレイしてきたのと同じスタイルで…つまり試合を支配できれば良い。明日の試合で何が起こるか、まずは見てみよう」 2025.03.05 18:40 Wedパリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
1
「全てを物語っている」緊急登板のクローザー・遠藤航、CL延長戦でセンターバックとして出場「場違いなところを見せなかった」
リバプールの日本代表MF遠藤航が緊急登板でも落ち着いたプレーを見せていた。 11日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでリバプールはホームでPSGと対戦した。1stレグを0-1で勝利していたリバプール。2ndレグでもしっかりと勝ち切りたかったが、12分にウスマーヌ・デンベレにゴールを許して2戦合計で追いつかれてしまう。 勝ち越しを目指したリバプールだったが、ゴールが遠く延長戦へ。それでも決着がつかずPK戦に突入すると、PSGのジャンルイジ・ドンナルンマが躍動。ダルウィン・ヌニェスのシュートを読み切ってセーブすると、カーティス・ジョーンズのシュートもセーブ。PK戦では1-4とリバプールは敗れ、ラウンド16で敗退となった。 遠藤は延長後半にスクランブル投入。DFイブラヒマ・コナテが筋肉系のトラブルによりプレー続行不可能となると、急遽センターバックとして投入。わずかな時間だったが、PSGの攻撃を耐え、PK戦に持ち込んでいた。 緊急登板となった遠藤は、落ち着いたプレーと怠らない準備が評価されている。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 6点(10点満点)</h3> 「チャンピオンズリーグの試合で延長戦の緊迫した局面でセンターバックを務め、場違いなところを見せなかったことが、この選手の全てを物語っている」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 採点なし</h3> 「緊急時のセンターバックとして必要だった」 <h3>◆イギリス『エクスプレス』/ 6点(10点満点)</h3> 「延長戦後半、コナテが退場したためセンターバックで投入された」 <span class="paragraph-title">【動画】白熱の激闘! PK戦までもつれこんだ試合はPSGに軍配</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uTksUgqrIX0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.12 14:00 Wed2
CLベスト8出揃う! 準々決勝でアーセナルvsマドリー、バイエルンvsインテルら激戦必至の好カード
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16が12日に終了。この結果、準々決勝に進出する8チームが決定した。 リーグフェーズ上位に入ったストレートインの8チームと、プレーオフを制した8チームによって争われたラウンド16。 リーグフェーズ首位のリバプールがパリ・サンジェルマン(PSG)にPK戦の末に敗れたものの、バルセロナやアーセナル、インテルのリーグフェーズ上位チームが順当に8強入りを決めた。 また、スペインとドイツの同国勢対決はレアル・マドリーがアトレティコを、バイエルンがレバークーゼンを下している。 国別ではイングランド、スペイン、ドイツが2クラブずつ、そこにフランスのPSG、イタリアのインテルが加わる形に。日本人選手は伊藤洋輝(バイエルン)、冨安健洋(アーセナル)の2選手が勝ち上がった。 なお、準々決勝は1stレグが4月8.9日、2ndレグが同15.16日に開催予定だ。 ◆CL準々決勝 対戦カード パリ・サンジェルマン vs アストン・ビラ アーセナル vs レアル・マドリー バルセロナ vs ドルトムント バイエルン vs インテル 2025.03.13 08:00 Thu3
2ndレグ主役はPK戦で圧巻連続セーブのドンナルンマ! PSGが難所アンフィールド攻略でリバプールを破ってベスト8進出【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグ、リバプールvsパリ・サンジェルマン(PSG)が11日にアンフィールドで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘は2戦合計1-1で終了。PK戦を1-4で制したPSGの準々決勝進出が決まった。なお、リバプールのMF遠藤航は延長戦の111分から途中出場した。 敵地で行われた1stレグでは攻守両面で圧倒されたなか、守護神アリソンの神がかったゴールキーピングと終盤投入のエリオットが決めた値千金のゴールによって1-0の先勝を収めたリバプール。先週末のリーグ戦でもサウサンプトンに3-1の逆転勝利を収め、良い状態でホーム開催の大一番を迎えた。なお、スロット監督は内容面で圧倒された1stレグと全く同じスタメンで臨んだ。 一方のPSGは1stレグで承服しがたい結果となったが、先週末のリーグ戦では大幅にメンバーを入れ替えながらもスタッド・レンヌに4-1で快勝。しっかりバウンスバックを果たして難所に乗り込んだ。前回対戦と同様のアプローチを示唆したルイス・エンリケ監督は、リバプール同様に1stレグと全く同じスタメンで逆転突破を目指した。 ともに1stレグと全く同じメンバーで臨んだなか、リバプールが勢いを持って試合に入った。キックオフからエンジン全開のホームチームは4分、ソボスライ、マク・アリスターの飛び出しから左のポケットに侵入。最後はボックス右でマイナスの折り返しに反応したサラーが左足シュートを枠に飛ばすが、ここはDFヌーノ・メンデスの見事なシュートブロックに阻まれる。続く6分にもボックス中央のサラーにシュートチャンスが訪れるが、今度は枠の左に外してしまった。 前回対戦から一転して敵地で守勢の入りとなったPSGだったが、この試合ではファーストチャンスをものの見事にゴールに結びつけ、相手守護神アリソンの牙城をついに破る。 12分、自陣左サイドのヌーノ・メンデスが最前線から中盤に落ちたデンベレへグラウンダーの縦パスを差し込むと、反転してドリブルで前進した背番号10が右のバルコラに預けてゴール前に走り込む。バルコラのグラウンダーの折り返しはDFコナテのブロックに遭うが、GKアリソンに先んじてこぼれに詰めたデンベレが無人のゴールへ右足シュートを流し込んだ。 2戦合計1-1のイーブンとなった試合は引き続きホームチームが押し込む展開となったが、PSGも鋭いカウンターでフィニッシュのシーンを作り出して応戦。ここから一進一退の攻防が繰り広げられていく。 右のサラーを起点に厚みのある攻撃を仕掛けるリバプールは、失点直後にコナテのミドルシュートでGKジャンルイジ・ドンナルンマにファインセーブを強いたが、以降はクロスやラストパスを相手守備陣に撥ね返される場面が目立つ。 これに対して縦に速い攻めを、より効果的にフィニッシュへ繋げていくPSG。32分にはショートカウンターからデンベレがボックス内に抜け出すが、ここはGKアリソンの勇敢な飛び出しに遭う。さらに、35分、41分とボックス付近でクワラツヘリア、デンベレが決定的なシュートを放ったが、いずれもDFが懸命に出した足によってコースがわずかに変わって枠を捉え切れなかった。 2戦合計イーブンで折り返した後半、互いに選手交代は行わずにハーフタイムの修正によって様子を見る形に。 睨み合いの状況が続くなか、53分にはリバプールがアレクサンダー=アーノルドの連続シュートなど波状攻撃を仕掛けてソボスライのシュートでゴールネットを揺らしたが、ここは起点となったルイス・ディアスのオフサイドを取られてゴールは認められず。 それでも、一連の攻撃でスタジアムのボルテージが一気に上がると、この直後にはボックス内でソボスライのシュート、マク・アリスターの右CKをゴール前のディアスが頭で合わせる決定的なシュートが続く。しかし、ここはDFのブロックとGKドンナルンマの長いリーチを活かしたビッグセーブに阻まれた。 守備陣の粘りの対応によって守勢を凌いだPSGは67分、バルコラを下げてドゥエを投入。ここまで飛ばしてきた相手の運動量低下もあって、ようやく押し返して相手陣内でのプレータイムを増やしていく。 一方、自分たちの時間帯でゴールを取り切れなかったホームチームにアクシデント発生。守備対応の際のスライディングで芝に引っかかる形でヒザを捻ったアレクサンダー=アーノルドがプレー続行不可能に。 これを受け、スロット監督はジョタとの交代でスタンバイさせていたヌニェスとともにクアンサーを73分にスクランブル投入。ただ、交代で入ったクアンサーは79分、ロバートソンのFKにタイミング良く抜け出してダイビングヘッド。左ポストを叩く決定的なシーンに顔を出した。 消耗戦色濃くなった後半終盤はPSGが盛り返して試合は膠着状態に陥る。互いに土壇場での一発を目指したものの、集中した相手の守備を崩し切るまでには至らない。180分の攻防で決着が付かず、準々決勝の行方は延長戦に委ねられることになった。 後半を終えたタイミングでリバプールはマク・アリスターに代えてカーティス・ジョーンズを、PSGはファビアン・ルイスに代えてザイール=エメリを投入。延長戦に入っても流れのなかで決定機まで持ち込めず、互いにセットプレーでチャンスを窺う状況が続く。 その後、リバプールはガクポ、1stレグ勝利の立役者であるエリオットを、PSGはイ・ガンインを投入し、最後の勝負に出た。延長後半の109分にはボックス左でヴィティーニャからパスを受けたデンベレにビッグチャンスも、枠の右隅を狙った右足シュートはGKアリソンのビッグセーブに阻まれた。 この直後にコナテが筋肉系のトラブルか、プレー続行不可能となると、スロット監督は遠藤をセンターバックにスクランブル投入。以降はアウェイチームが状況が続いたが、リバプールの粘りの守備を再びこじ開けることはできず。2戦合計1-1のまま延長戦でも決着は付かなかった激闘は、世界最高峰のGK2人が主役を担うPK戦に突入した。 このPK戦ではPSGの守護神が圧巻のパフォーマンスで主役に。1人目のサラーにこそ決められたものの、2人目のヌニェス、3人目のジョーンズのシュートを完璧な読みで連続セーブ。その守護神に応えた攻撃陣もヴィティーニャ、ゴンサロ・ラモス、デンベレ、ヴィティーニャの4人全員が成功し、難所アンフィールド攻略でベスト8進出を決めた。 リバプール 0-1(PK:1-4) パリ・サンジェルマン 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(前12) 2025.03.12 07:55 Wed4
「これがサッカー」PK戦の末に逆転敗退となったリバプール、守護神・アリソンはカラバオカップ決勝へ切り替え「また厳しい試合になる」
リバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーがパリ・サンジェルマン(PSG)との激闘を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 11日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでリバプールはホームでPSGと対戦した。 1stレグを0-1で勝利していたリバプール。2ndレグでもしっかりと勝ち切りたかったが、12分にウスマーヌ・デンベレにゴールを許して2戦合計で追いつかれてしまう。 勝ち越しを目指したリバプールだったが、ゴールが遠く延長戦へ。それでも決着がつかずPK戦に突入すると、PSGのジャンルイジ・ドンナルンマが躍動。ダルウィン・ヌニェスのシュートを読み切ってセーブすると、カーティス・ジョーンズのシュートもセーブ。PK戦では1-4とリバプールは敗れ、ラウンド16で敗退となった。 この試合でも好セーブを見せながら、勝利を掴めなかったアリソンは、試合を振り返り、週末のニューカッスルとのカラバオカップ(EFL)決勝へ切り替えた。 「これがサッカーだ。何が起きてもおかしくなかった」 「日曜日に向けて回復する必要がある。また厳しい試合になるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】白熱の激闘! PK戦までもつれこんだ試合はPSGに軍配</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uTksUgqrIX0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.12 12:15 Wed5