CL初采配で初黒星のファン・ペルシ監督「勢いが失われてしまった」…後半立ち上がりの2失点目悔やむ

2025.03.06 09:15 Thu
CL初采配を飾れず
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CL初采配を飾れず
フェイエノールトロビン・ファン・ペルシ監督が、欧州初采配での初黒星を振り返った。
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フェイエノールトは5日、デ・カイプで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでインテルと対戦し、0-2で敗戦した。プレーオフでミランを破ったチームを引き継ぎ、CL初陣ではリーグフェーズを4位フィニッシュした格上と対戦したファン・ペルシ監督。多くの離脱者を抱えるなか、前半途中まではほぼ互角のパフォーマンスを見せたが、前半終盤と後半立ち上がりに痛恨の連続失点。
その後、GKティモン・ヴェレンロイターのPKストップで3失点目を回避したが、ここまでわずか1失点のインテルの堅守を前に最後までゴールを奪えず。ホームでの痛恨の敗戦は就任2試合目での初黒星にもなった。

同試合後、ファン・ペルシ監督はオランダ『Ziggo Sport』で試合を総括。前半の出来を評価しながらも、後半序盤の2失点目を悔やんだ。
「我々は良いスタートを切り、前半は良かったが、本当に大きなチャンスを作らずに相手にかなりのプレッシャーをかけていた」

「残念ながら、最初のチャンスで失点してしまったが、テュラムのようなストライカーならそういうこともある。後半に入って早すぎる失点となり、勢いが失われてしまった」

また、負傷明けの一部選手のパフォーマンスを評価しつつも、FW上田綺世を含め幾つかのチャンスのいずれかを仕留めたかったと後悔の念も語った。

「我々のプレーヤーは懸命にプレーした。ミッチェルはしばらく90分間プレーしていなかったし、ヤクブ・モデルもしばらく欠場していた。後半のテンポとプレッシャーの低下からもそれが見て取れた」

「インテルも非常にうまくやっていたが、モデルがクロスバーに当たって大きなチャンスがあったし、その後、ウエダアヤセも一対一があった。残念ながら、今夜は運が味方してくれなかった」

ホームでの敗戦によって2ndレグでは、今大会複数失点が1度もない難敵相手のアウェイゲームで逆転を目指す。

サスペンション明けのDFジヴァイロ・リートの復帰は朗報だが、今回の試合で攻撃の起点を担ったFWイブラヒム・オスマンが逆にサスペンションで不在に。

引き続き難しいやりくりを強いられる指揮官だが、上田ら負傷明けの選手の活躍に期待している。

「来週また状況を見直さなければならない。アントニ・ミランボが復帰する可能性はわずかだが、今後数日でわかるだろう。ウエダは今日すでにプレーしており、私はファン・インボム(の復帰)に少し期待している」

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【CLラウンド16・1stレグ・プレビュー②】国内リーグで首位を快走するPSGとリバプールが激突、ブンデス頂上決戦再演も

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグの残り4試合が5日に行われる。ここでは2日目の4試合の展望を紹介していく。 ◆CLラウンド16・1stレグ② ▽3/5(水) 《26:45》 フェイエノールトvsインテル 《29:00》 パリ・サンジェルマンvsリバプール バイエルンvsレバークーゼン ベンフィカvsバルセロナ ◆国内リーグで首位を快走する両雄の激突《パリ・サンジェルマンvsリバプール》 プレーオフでブレストとの同国対決を2戦合計10発で圧勝してラウンド16に勝ち上がったPSGと、リーグフェーズ首位通過のリバプールによる大注目試合。 リーグ・アンで2位マルセイユに13ポイント差を付けて首位を快走するPSGは現在公式戦10連勝中と絶好調。直近のリール戦では前半の4発で試合を決めてしまうなど、充実ぶりが際立っている。とりわけセンターフォワード起用のFWデンベレが躍動しており、FWムバッペが去った現在のPSGを牽引している。ルイス・エンリケ監督の下、ハードワークが徹底された中で個が生かされているフランス王者がリバプール相手にどんな試合を見せるか注目だ。 一方、リバプールもプレミアリーグで2位アーセナルに13ポイント差を付けての首位を快走とチーム状態は良好。FAカップ敗退により1週間の調整期間が得られたこともPSG戦に向けてはプラスに働きそうだ。プレミアリーグ優勝をほぼ手中に収めている中、リバプールとしてはCL優勝を照準に入れたいところ。現在の欧州でリバプールと並ぶ好調さを誇るPSG相手にリーグフェーズ首位通過の格を見せ付けられるか。クローザーの役割を全うしているMF遠藤航の終盤での活躍にも注目だ。 ◆ブンデス頂上決戦がCLで再演《バイエルンvsレバークーゼン》 プレーオフでセルティックに競り勝ってラウンド16進出を果たしたバイエルンと、リーグフェーズ6位通過のレバークーゼンによるCLでは初となる対決。 先月15日にブンデスリーガで頂上決戦を戦った両チームはバイエルンが劣勢ながらゴールレスドローに持ち込み、首位の座を堅守した。現在、2位レバークーゼンとは8ポイント差とブンデスリーガでアドバンテージを取っているバイエルンだが、今季3戦で2分け1敗のレバークーゼン相手にDFBポカールで敗れたリベンジを果たせるか。直近のシュツットガルト戦を負傷欠場したMFキミッヒが先発予想でベストメンバーで臨む。DF伊藤洋輝はベンチスタート予想だ。 一方、バイエルンの好調さが持続しブンデスリーガ連覇が厳しい情勢となっているレバークーゼンとしてはCLでバイエルンを敗退に追い込み、不協和音を引き起こしてシーズン最終盤を迎えたいところ。シャビ・アロンソ監督就任後6戦無敗の相性の良さもある中、先月の頂上決戦では引き分けに持ち込まれた悔しさを晴らせるか。 ◆リーグフェーズでは計9発、打ち合い必至か《ベンフィカvsバルセロナ》 リーグフェーズ第7節で計9発の打ち合いを演じた両チームの再戦。1-3から5-4の大逆転勝利を収めたバルセロナは、リーグフェーズを2位で通過。このベンフィカ戦辺りから復調したバルセロナは現在ラ・リーガで6連勝とし、首位に立った。直近のレアル・ソシエダ戦では余裕の試合運びで選手を温存しつつ4-0で快勝。プレーオフでモナコに競り勝ってラウンド16進出としたベンフィカ相手に万全の状態で臨む。 ◆ミランに続きインテル撃破狙う《フェイエノールトvsインテル》 プレーオフでミランを下す下克上を起こしてラウンド16に進出したフェイエノールトと、リーグフェーズ4位と安定感ある戦いぶりが際立つインテルの一戦。 セリエAで首位に立つインテルは直近のナポリとの首位攻防戦では守勢の中、追いつかれる形で引き分けた。ビッグマッチで結果が出ていない今季のインテルだが、敵地での試合であることを考慮すれば悪くないナポリ戦の結果となった。ただ、その試合で直接FK弾を決めたDFディマルコが新たに負傷者リスト入りし、左サイドを務められる人材が総倒れに。S・インザーギ監督は本職センターバックのDFバストーニかDFアチェルビを起用する考えを示唆したが、ミランに続きインテル撃破を狙うフェイエノールトとの敵地での1stレグをうまく乗り切れるか。 ◆CLラウンド16・1stレグ結果 ▽3/4(火) クラブ・ブルージュ 1-3 アストン・ビラ レアル・マドリー 2-1 アトレティコ・マドリー PSV 1-7 アーセナル ドルトムント 1-1 リール 2025.03.05 18:00 Wed
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サイドに負傷者続出のインテルに痛手、ディマルコがハムストリング負傷で離脱

インテルは3日、イタリア代表DFフェデリコ・ディマルコが右ハムストリングを負傷したと発表した。『フットボール・イタリア』は少なくとも3週間の離脱になると報じている。 ディマルコは1日に行われたセリエA第27節ナポリとの首位攻防戦に先発。鮮やかな直接FK弾で先制点をもたらしていたが、後半頭の51分に交代していた。 試合後には大事を取って交代したと明かしていたディマルコだったが、無念の離脱となった。 インテルではDFカルロス・アウグスト、MFニコラ・ザレフスキ、そしてDFマッテオ・ダルミアンとサイドを主戦場にするプレーヤーが離脱していた中、主軸の左MFであるディマルコが新たに離脱となってしまった。 インテルは5日にチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦を控え、8日にモンツァ戦、そして11日にフェイエノールトとのリターンマッチを戦うが、ディマルコ不在で乗り切らなければならないことになった。 なお、イタリア『スカイ・スポーツ』は本職左センターバックのDFアレッサンドロ・バストーニを左ウイングバックで起用すると報じている。 2025.03.04 10:30 Tue

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