膠着のフォレストvsアーセナルの上位対決はゴールレス…2位ガナーズは2戦未勝利【プレミアリーグ】
2025.02.27 06:32 Thu
上位対決は痛み分け
プレミアリーグ第27節、ノッティンガム・フォレストvsアーセナルが26日にシティ・グラウンドで行われ、0-0のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。
3位のフォレスト(勝ち点47)は前節、ニューカッスルに3-4で敗れて今季2度目の連敗。ここ最近は得点力が向上している一方、自慢の堅守にかげりが見え始めている点は気がかりな部分。アーセナルをホームで迎え撃った今回の一戦では最前線にウッド、2列目にエランガ、ギブス=ホワイト、ハドソン=オドイを配した[4-2-3-1]の布陣で攻撃的な姿勢を打ち出した。
対する2位のアーセナル(勝ち点53)は前節、ウェストハムとのロンドン・ダービーに0-1で敗戦。痛恨のホーム初黒星となった。後ろ重心の相手に主力不在の前線が決定機を作れず、途中投入のルイス=スケリーの退場も響いた。同様のスタイルを持つフォレストとの上位対決ではトーマスに代えてジョルジーニョを起用した以外、同じスタメンを継続した。
開始5分以内に両チームのDFにイエローカードが1枚ずつ出るなど、立ち上がりから球際でバチバチとやり合う形となった上位対決。
戦前の予想通り、ボールを保持するアーセナル、堅守速攻で応戦するフォレストという構図の下で拮抗した展開が続いていく。流れのなかでは攻め切れないアウェイチームだが、ライスのボックス内への飛び出しやセットプレーを軸にチャンスを窺うと、23分にはボックス左で巧みなターンを見せたカラフィオーリが右ポストを叩く右足シュートで最初のビッグチャンスを創出した。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。直近2試合同様に引いた相手の攻略に手を焼くアーセナルは、ヌワネリやトロサールの個人技で局面打開を図るが、集結の早い相手守備に苦戦。それでも、相手が狙うカウンターは冷静に封じ込め、最低限のゴールレスで試合を折り返した。
後半も押し込む展開が続くものの、セットプレーを含めてフォレストの堅守をこじ開けられないアーセナル。徐々に相手のロングカウンターに晒されると、70分過ぎにはジョルジーニョ、ヌワネリを下げてジンチェンコ、スターリングを続けてピッチに送り出した。
その後、後半終盤にメンバーを入れ替えた両チームは最後まで勝ち点3を目指したものの、互いに相手の堅守を上回る攻撃を繰り出せず、膠着のゴールレスドローに終わった。
この結果、ホームのフォレストが連敗をストップした一方、アーセナルは首位が遠のく2戦未勝利となった。
ノッティンガム・フォレスト 0-0 アーセナル
3位のフォレスト(勝ち点47)は前節、ニューカッスルに3-4で敗れて今季2度目の連敗。ここ最近は得点力が向上している一方、自慢の堅守にかげりが見え始めている点は気がかりな部分。アーセナルをホームで迎え撃った今回の一戦では最前線にウッド、2列目にエランガ、ギブス=ホワイト、ハドソン=オドイを配した[4-2-3-1]の布陣で攻撃的な姿勢を打ち出した。
対する2位のアーセナル(勝ち点53)は前節、ウェストハムとのロンドン・ダービーに0-1で敗戦。痛恨のホーム初黒星となった。後ろ重心の相手に主力不在の前線が決定機を作れず、途中投入のルイス=スケリーの退場も響いた。同様のスタイルを持つフォレストとの上位対決ではトーマスに代えてジョルジーニョを起用した以外、同じスタメンを継続した。
開始5分以内に両チームのDFにイエローカードが1枚ずつ出るなど、立ち上がりから球際でバチバチとやり合う形となった上位対決。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。直近2試合同様に引いた相手の攻略に手を焼くアーセナルは、ヌワネリやトロサールの個人技で局面打開を図るが、集結の早い相手守備に苦戦。それでも、相手が狙うカウンターは冷静に封じ込め、最低限のゴールレスで試合を折り返した。
迎えた後半、アーセナルはカラフィオーリを下げてティアニーをハーフタイム明けに投入。推進力とよりタッチライン際で活きる左サイドバックの投入で変化を加えてきた。51分にはライスの左CKから大外に走り込んだメリーノがドンピシャのヘディングシュートを枠に飛ばすが、ここはGKセルスのビッグセーブに遭う。
後半も押し込む展開が続くものの、セットプレーを含めてフォレストの堅守をこじ開けられないアーセナル。徐々に相手のロングカウンターに晒されると、70分過ぎにはジョルジーニョ、ヌワネリを下げてジンチェンコ、スターリングを続けてピッチに送り出した。
その後、後半終盤にメンバーを入れ替えた両チームは最後まで勝ち点3を目指したものの、互いに相手の堅守を上回る攻撃を繰り出せず、膠着のゴールレスドローに終わった。
この結果、ホームのフォレストが連敗をストップした一方、アーセナルは首位が遠のく2戦未勝利となった。
ノッティンガム・フォレスト 0-0 アーセナル
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「勝てなかったことが悔しい」ホームで負けないフォレストを崩せず…優勝遠のく中でジョルジーニョは前を向く「前進し続けなければ」
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▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon4
今日は何の日!4月6日は、メッシがアーセナル相手に圧巻の4ゴール/2010年
世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日4月6日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、2010年4月6日。チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・2ndレグ、バルセロナvsアーセナルで、リオネル・メッシが魅せた圧巻の4ゴールだ。 <span class="paragraph-title">◆先に主導権を握ったのはアーセナル</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200406_22_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2ndレグとなったこの試合、最初に主導権を握ったのは、1stレグ、ホームで0-2から2-2のドローに持ち込んでいたアーセナルだった。 19分、アーセナルの快速ウィンガー、セオ・ウォルコットがサイドを突破するとゴール前でニクラス・ベントナーへラストパス。一度はビクトル・バルデスにシュートを止められるものの、何とか跳ね返りを押し込み、ベントナーのゴールでアーセナルが先制。これで2戦合計2-3とアーセナルが主導権を握った。 <span class="paragraph-title">◆幕を開けた“メッシ・ショー”</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200406_22_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1stレグから数えれば2-0のリードをひっくり返されたバルセロナだったが、すぐに反撃に出る。アーセナルの先制点からわずか2分後の21分、敵陣でボールを受けたメッシがドリブルで中央突破。ボックス際まで1人で進むとボックス内へラストパス。アーセナルのDFミカエル・シルベストルにパスをブロックされたものの、跳ね返りを拾ったメッシが左足を振り抜き、ゴール右上に豪快なシュートを突き刺した。 37分には、再びバルセロナが攻勢に。エリック・アビダルのボックス内でのクロスの跳ね返りを拾ったペドロ・ロドリゲスがメッシに落とすと、ファーストタッチで相手DFを引きはがし、GKの逆を突くシュートですかさず勝ち越した。 その5分後、ハーフウェイライン付近でセイドゥ・ケイタのヘディングを、敵ディフェンスの裏で受けたメッシはそのまま独走。GKマヌエル・アルムニアと1対1の状況になると、高速でドリブルしたまま、左足での繊細なループシュートを放つ。GKをあざ笑うかのようなシュートは美しい放物線を描きゴールに吸い込まれた。 2010年だけでも4度目のハットトリックを決めたメッシを止める術はもはやなく、迎えた88分、メッシが再びドリブルで中央突破すると、エマニュエル・エブエとトーマス・フェルマーレンからのプレスをものともせず、抜き去りシュート。1本目のシュートはGKアルムニアにブロックされるも、こぼれ球を拾うと、厳しいアングルながらGKの股を通し、4点目を奪った。 4得点を決めたメッシは、当時22歳ながらそれまでブラジル代表のレジェンド、リバウドが持っていたクラブでのCL最多得点者となった。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJDMHlIVVAwOCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> <span class="paragraph-title">◆チーム内外から鳴り止まない賛辞</span> 素晴らしいパフォーマンスを見せたメッシには試合後、チームメイトから賛辞を受けた。 チャビ・エルナンデスは「レオ(メッシ)は世界中の全ての選手とは完全に異なったレベルの選手だ、格が違う」と絶賛。 また、チームメイトはもちろんアーセナルの選手さえもその実力を認め、脱帽した。 アーセナルのDFバカリ・サーニャは「僕の意見では、彼が世界でベストだと再び証明された。全てのことをこなしてしまう選手、ボールをキープし、ドリブルし、ゴールを決める」とメッシの全能性を口にした。 先制点を決めたベントナーも「メッシが4つの素晴らしいゴールを決めた。とんでもない選手で、素晴らしいチームの中で大きな役割を占めている。彼こそが世界でベストだ」とコメント。 ウォルコットに関しては「(後日)世界でベストの選手のプレーをゆっくり観ることを楽しみにしている」と完全に脱帽状態のコメントを出した。 見事にアーセナルを下したバルセロナ。前年のCL王者として2連覇を狙ったシーズンだったが、準決勝でジョゼ・モウリーニョ監督率いるインテルと対戦では敗戦。インテルはそのまま決勝でバイエルンを下し優勝を果たしている。 ★2010年4月9日 《チャンピオンズリーグ ラウンド8・2ndレグ》 バルセロナ 4-1 アーセナル(AGG:6-3) 【バルセロナ】 リオネル・メッシ(前21、前37、前42、後43) 【アーセナル】 ニクラス・ベントナー(前19) <span class="paragraph-title">【出場選手】</span> ◆バルセロナ[4-3-3] GK:ビクトル・バルデス DF:ダニエウ・アウベス、マルク・マルケス、ガブリエル・ミリート、エリック・アビダル(→53 マクスウェル) MF:チャビ・エルナンデス、セイドゥ・ケイタ、セルヒオ・ブスケッツ FW:リオネル・メッシ、ボージャン・クルキッチ(→55 ヤヤ・トゥーレ)、ペドロ・ロドリゲス(→86 アンドレス・イニエスタ) 監督:ペップ・グアルディオラ ◆アーセナル[4-2-3-1] GK:マヌエル・アルムニア DF:バカリ・サーニャ、トーマス・フェルマーレン、ミカエル・シルベストル(→63 エマニュエル・エブエ)、ガエル・クリシ MF:デニウソン、アブ・ディアビ MF:トマシュ・ロシツキー(→73 エドゥアルド)サミル・ナスリ、セオ・ウォルコット FW:ニクラス・ベントナー 監督:アーセン・ヴェンゲル 2020.04.06 20:30 Mon5