「タイトル争いをしているからなおさら特別」1G1Aのサラーが敵地シティ戦勝利に歓喜、自身は32ゴールの加入初年度より手応えのシーズンに「僕は今の方が好き」

2025.02.24 16:40 Mon
好調を維持するリバプールFWサラー
Getty Images
好調を維持するリバプールFWサラー
殊勲の活躍を見せたリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。23日、プレミアリーグ第26節でマンチェスター・シティとのアウェイゲームに臨んだ首位リバプール。直近のアストン・ビラ戦では連勝を逃したなか、不調ながら4位につける王者と対戦した。

サラーは14分、デザインされた左CKから左足ダイレクトで蹴り込んで先制点をゲット。37分には右サイドへの抜け出しからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの追加点をアシストした。
2点リードのまま終盤を迎えると、日本代表MF遠藤航も登場して逃げ切り体勢に。完封勝利でシーズンダブルを達成し、暫定的に2位アーセナルとの勝ち点差を「11」に広げた。

ソボスライとともに勝利の立役者となったサラーは、「タイトル争いをしているからなおさら特別なことだ。信じられないことだ」と試合後に歓喜。リーグ制覇に向けての意気込みも語った。
「彼らは(リーグ)4連覇中だし、信じられないほど素晴らしいチームだ。最後にプレッシャーがかかることもあるから、冷静さを保ちたい。このまま落ち着いて、ただ自分たちのプレーをし、それぞれの試合で勝てるよう努めたい」

「まだ(タイトルが)近いとは言えない。僕やチームの主力たちがもう1つのタイトルを必要としているのは確かだ。ベストを尽くし、精一杯頑張って、どうなるか見てみるよ」

また、自身はリーグ戦6試合連続ゴール。27試合で25ゴール16アシストと驚異的な活躍を見せるなか、32ゴール10アシストを記録した2017-18シーズンよりも充実していると明かした。

「僕の(リバプールでの)最初のシーズンを好む人もいるだろうし、今を好む人もいると思う。僕は今の方が好きだ。リーグをリードし、自身のベストを尽くし、チームや若手たちを助けているのは信じられないことだからだ」

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サラー1G1Aのリバプールが王者シティにシーズンダブル達成! 途中出場の遠藤航はドクら曲者を封殺【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第26節、マンチェスター・シティvsリバプールが23日にエティハド・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが0-2で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は74分から途中出場した。 4位のシティ(勝ち点44)は前節、マーモウシュの加入後初ゴールを含むハットトリックの活躍などでニューカッスルに4-0の完勝。しかし、逆転を期して臨んだチャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリーに1-3の完敗を喫し、連敗でのプレーオフ敗退が決定した。その敗戦からのバウンスバックを図った今回の大一番では先発4人を変更。負傷のストーンズとルベン・ディアス、ギュンドアン、ベルナルド・シウバに代えてリコ・ルイス、アケ、デ・ブライネ、ドクを起用。ヒザに問題を抱えるハーランドはベンチからも外れた。 一方、首位のリバプール(勝ち点61)は前節、ウォルバーハンプトンに2-1の勝利。だが、EFLカップ決勝進出に伴う前倒し開催となった第29節アストン・ビラ戦では内容的に優勢に運んだものの、2-2のドロー。連勝を逃す格好となった。ややパフォーマンスが低下している状況で臨んだ王者との一戦では先発1人を変更。ジョタに代えてルイス・ディアスを起用した。 フォーデンを最前線に配した[4-1-4-1]で臨んだシティに対して、リバプールはソボスライとカーティス・ジョーンズを最前線に配した変則的な[4-4-2]と、互いに変化を加えて臨んだ。 序盤は攻撃的なメンバー構成で臨んだシティが攻撃姿勢を示す。ファーストシュートはソボスライに打たれたが、以降はニコ・ゴンサレス、マーモウシュ、フォーデンとエリア外から積極的に足を振っていく。 しかし、時間の経過とともに前線からの圧力を強め、カウンターの形から際どい場面を作り出したリバプールが先手を奪う。 14分、左CKの場面でサインプレーを選択すると、キッカーのマク・アリスターがグラウンダーで入れたボールをニアポストのソボスライが絶妙なフリックで中央へ流すと、前向きでフリーのサラーが左足ダイレクトで合わせたシュートがDFアケの出した足にディフレクトするツキにも恵まれ、ゴールネットに突き刺さった。 サラーのプレミアリーグ6試合連続ゴールによってアウェイチームが先制に成功したビッグマッチ。しかし、失点後もヘッドアップしたシティが攻勢を継続し、左のドクの果敢なドリブル突破やフォーデンとマーモウシュのコンビプレーでゴールに迫っていく。30分にはフォーデンのワンタッチパスでボックス右に抜け出したマーモウシュがゴール左隅に右足シュートを突き刺すが、ここは惜しくもオフサイド判定となった。 先制したものの、主導権を握られる状況が続くリバプールだったが、絶好調のエースが2点目をもたらす。37分、アレクサンダー=アーノルドの浮き球フィードで右のスペースに抜け出したサラーがボックス右でタメを作る。DFを寄せて内側でサポートに来たソボスライに丁寧に横パスを繋ぐと、ハンガリー代表MFがワントラップから狙いすました左足シュートをゴール右隅に流し込んだ。 この2失点目で厳しくなったホームチームは前半終盤にかけて攻勢を強めたが、デ・ブライネもより高い位置でチャンスに絡んだものの、前半のうちに1点を返すことはできなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。立ち上がりから押し込むシティだが、ファン・ダイクとコナテを中心に最後の局面で傑出した集中力を示すリバプールの堅守に手を焼く。 後半も堅守速攻の形で冷静にゲームを進めるリバプールは57分、ソボスライの背後への抜け出しからジョーンズがゴールネットを揺らすが、ここは際どいオフサイド判定でゴールは認められず。60分過ぎにはロバートソン、ディアスと左サイドの選手が決定機に絡むが、GKエデルソンの好守に阻まれた。 後半半ばを過ぎて拮抗した状況が続くなか、両ベンチが動きを見せる。シティはマカティーに加え、ギュンドアン、ルベン・ディアス、コバチッチを同時投入する3枚替えを敢行。これに対して、スロット監督は74分にジョーンズとロバートソンを下げて遠藤、ツィミカスを、負傷明けのガクポをピッチに送り出して逃げ切りを図った。 終盤はドクに加えてサヴィオの個人技でゴール前の密集攻略を図ったシティが幾度か際どいシーンを作ったが、両センターバックに加えて遠藤がドクらの突破に対して力強い対応で封殺。決定機まで持ち込ませず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、サラーの1ゴール1アシストの活躍によって敵地で完勝のリバプールが王者相手に会心のシーズンダブルを達成。暫定ながら2位以下に11ポイント差を付けた。 マンチェスター・シティ 0-2 リバプール 【リバプール】 モハメド・サラー(前14) ドミニク・ソボスライ(前37) <span class="paragraph-title">【動画】王者撃破のサラーの1G1A!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">リヴァプール先制<br>モハメド・サラー<br>今季プレミア25ゴールに到達<br>これでリーグ戦 6試合連続ゴール!<br><br>プレミアリーグ 第26節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/WxFqUNeMF7">pic.twitter.com/WxFqUNeMF7</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1893706592781992075?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">リヴァプールが止まらない<br><br>サラーが相手をひきつけ<br>ソボスライのゴールをアシスト<br>サラーはプレミア25ゴール16アシスト<br><br>プレミアリーグ 第26節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/O0KZDXBYOq">pic.twitter.com/O0KZDXBYOq</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1893713359612063749?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.24 03:33 Mon
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「当然のMVP」「100%同意」現地ファンも絶賛、71分から出場の遠藤航がウルブス戦のPOTMに選出「なんて選手だ」

リバプールの日本代表MF遠藤航が、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)の評価を受けた。 16日、プレミアリーグ第25節でリバプールはホームにウォルバーハンプトンを迎えた。 プレミアリーグ首位に立つリバプール。公式戦未勝利ではありながら、2位のアーセナルとの勝ち点差は暫定で「4」という状況で試合を迎えた。 前半15分にルイス・ディアスのゴールで先制すると、37分にはモハメド・サラーがPKを決めて追加点。しかし、後半に入るとウォルバーハンプトンが反撃し、67分にマテウス・クーニャが1点を返す。 ウォルバーハンプトンが息を吹き返す中、アルネ・スロット監督はルイス・ディアスを下げてクローザーの遠藤を71分に投入。中盤のバランスを整えて受けていくと、後半アディショナルタイムには体を張った守備でチームを救い、2-1の勝利に貢献していた。 ファンが投票するカールスバーグ プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた遠藤。現地のファンも「堅実なプレーを見せた。当然のMVP」、「100%同意する」、「間違いなく値する」、「おめでとう」、「素晴らしい選出」、「なんて選手だ」と称賛のコメントを送った。 <span class="paragraph-title">【写真】遠藤航がPOTMに選出</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/Ad?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Ad</a> <a href="https://t.co/72Y3QknW1X">pic.twitter.com/72Y3QknW1X</a></p>&mdash; Liverpool FC (@LFC) <a href="https://twitter.com/LFC/status/1891185021899137530?ref_src=twsrc%5Etfw">February 16, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.17 12:05 Mon
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「本当に脅威に見えた」シティ指揮官が藤野あおばを称賛、リバプールに4発快勝で攻撃活性化「クロスを最大限入れていた」

マンチェスター・シティ・ウィメンのガレス・テイラー監督が、なでしこジャパンのFW藤野あおばを称賛した。 藤野をはじめ、MF長谷川唯、DF清水梨紗、GK山下杏也加、MF大山愛笑の日本人5名が所属するシティ。16日にはFA女子スーパーリーグ(FAWSL)第14節でリバプール・ウィメンと対戦した。 藤野、長谷川、山下が先発出場した試合。大山とリバプールのMF長野風花は途中出場していた。 立ち上がりから攻めるシティ。藤野はポスト直撃のシュートを放つと、長谷川もボックス内からシュートを放ち、ゴールに迫っていく。 藤野はゴールやアシストで数字は残せなかったが、チームの攻撃を活性化。テイラー監督は、藤野の攻撃力を称えた。 「試合の立ち上がりは本当に良かったと思う。アオバは、本当に脅威に見えた。クロスを最大限入れていた」 一方で、リバプールの守備にも苦しんだとコメント。「彼女は1vs1のポジションに入ったが、これは5バックに対しては本当に難しいことだ」と語り、「何かが起こり、パスをミスし、突然自信を失ってしまった」と、ムウz香椎試合になったとした。 前半で2点をリードしたシティ。「ハーフタイムに選手たちに話しかけ、もっとプレーを変更し、切り替えを早くした」と語ったテイラー監督は、それにより攻撃陣が改善されたとした。 「それができれば、アオバ、レイラ(・ワハビ)、メアリー(・ファウラー)が1vs1の状況にもっと入り込めるだろうと思った。実際に彼女たちはそうしていた」 「我々にとっては良い試合であり、選手たちはゲームプランをとてもうまく実行した」 <span class="paragraph-title">【動画】藤野あおばがあわやゴール!長谷川唯も積極シュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="C7SyOGcCj14";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.17 17:15 Mon
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3カ国が最多3クラブ突破のCLベスト16出揃う! R16対戦カードは21日抽選会で決定

チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフが19日に終了。この結果、ラウンド16に進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、アストン・ビラのラウンド16ストレートインが決定。 さらに、9位~24位の16チームの間で争われたプレーオフを制したバイエルン、フェイエノールト、クラブ・ブルージュ、ベンフィカ、ドルトムント、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)、PSVがベスト16入りを決めた。 国別ではイングランド、スペイン、ドイツの3クラブが最多。日本人選手では遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)、上田綺世(フェイエノールト)の3選手が勝ち残っている。 なお、リーグフェーズの順位によってラウンド16の組み合わせの大枠は決まっているが、正式な対戦カードは21日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが3月4.5日、2ndレグが同11.12日に開催予定だ。 ◆CLラウンド16 暫定対戦カード パリ・サンジェルマン(15位) vs リバプール(1位)orバルセロナ(2位) クラブ・ブルージュ(24位) vs リール(7位)orアストン・ビラ(8位) レアル・マドリー(11位) vs アトレティコ(5位)orレバークーゼン(6位) PSV(14位) vs アーセナル(3位)orインテル(4位) フェイエノールト(19位) vs インテル(4位)orアーセナル(3位) バイエルン(12位) vs レバークーゼン(6位)orアトレティコ(5位) ドルトムント(10位) vs アストン・ビラ(8位)orリール(7位) ベンフィカ(16位) vs バルセロナ(2位)orリバプール(1位) ※()内はリーグフェーズ順位 2025.02.20 07:42 Thu
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「いかに重要な存在か」リバプール指揮官が遠藤航の働きぶりを評価、苦しい状況でのクローザー起用も「チームを助ける決断」と信頼を置く

リバプールのアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航の存在感を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。 16日、プレミアリーグ第25節でリバプールはホームにウォルバーハンプトンを迎えた。 プレミアリーグ首位に立つリバプール。公式戦未勝利ではありながら、2位のアーセナルとの勝ち点差は暫定で「4」という状況で試合を迎えた。 前半15分にルイス・ディアスのゴールで先制すると、37分にはモハメド・サラーがPKを決めて追加点。しかし、後半に入るとウォルバーハンプトンが反撃し、67分にマテウス・クーニャが1点を返す。 ウォルバーハンプトンが息を吹き返す中、アルネ・スロット監督はルイス・ディアスを下げてクローザーの遠藤を71分に投入。中盤のバランスを整えて受けていくと、後半アディショナルタイムには体を張った守備でチームを救い、2-1の勝利に貢献していた。 クローザーとしてチームを助けた遠藤。スロット監督は、ハーフタイムから出場したDFジャレル・クアンサーと共に、チームにとって重要な役割を担っていると称賛した。 「今日もまた、ジャレル(・クワンサー)やワタ(遠藤航)のような選手が、このチームにとっていかに重要な存在であるかを見ただろう」 「何かを成し遂げたいのであれば、もちろんモー(モハメド・サラー)やルチョ(ルイス・ディアス)や他の選手のゴールも必要だが、彼らのようなパフォーマンスを発揮してくれる選手たちも必要だ」 また、後半はウォルバーハンプトンに押し返され、1点差に迫られた後も苦しかったとしたが、その中で遠藤のような選手を起用して勝利を手にしていくことの大事さも語った。 「試合の大部分は楽しんだが、最後の20〜25分は楽しめなかった。自分の仕事のその部分は楽しんでる。それは選手たちも同じで、もちろん、素晴らしい連携から後方からボールを運び、最も美しいゴールにつなげたいのはみんな好きなことだ」 「しかし、選手として時には戦わなければならない。時には監督としても現実的でなければならず、サッカーの観点からはそれが自分たちのゲームではないかもしれないと理解しなければならない」 「だから、そういったときはコーチングスタッフとして、そういう瞬間にチームを助ける決断を下す準備をしておかなければならない。それが我々がやろうとしたことで、ワタのようなタイプの選手を投入し、ドミニク・ソボスライを左サイドに送り込み、そこでの脅威も無力化した」 「こういったことも楽しいが、チームが次々とトライアングルを組んでチャンスに継ぐチャンスにつながるプレーを見るのが私の好みである」 前任のユルゲン・クロップ監督時代もクローザーとしてプレーを重ねた結果、中盤でポジションを奪った遠藤。今シーズンはなかなか出番に恵まれなかったが、このところはクローザーの役割をもらっており、スロット監督も徐々にその能力を認めているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】スロット監督も称賛する遠藤航は終盤にクローザーとして登場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DBp2IEEJCYk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.17 22:18 Mon

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