劣勢も引き分けに持ち込んだバイエルン、コンパニ監督は「この結果は我々のもの」とゴールレスドローを評価

2025.02.16 11:15 Sun
©︎J.LEAGUE
バイエルンヴァンサン・コンパニ監督が15日に行われ、0-0で引き分けたブンデスリーガ第22節、レバークーゼン戦を振り返った。
PR
8ポイント差で迎えた2位レバークーゼンとの頂上決戦。バイエルンは立ち上がりから守勢を強いられると、バー直撃のシュートで2度ゴールを脅かされた中、0-0で前半を終了。後半も守勢に回った中、初先発のDF伊藤洋輝のゴールライン前での好クリアなどで凌ぎ、辛くもゴールレスドローで乗り切った。
シュート2本、枠内シュート0と防戦一方だったものの、コンパニ監督は8ポイント差を維持できたことが重要だったと述べた。

「我々は現在8ポイントをリードしており、今日の試合で勝ち点1を獲得した。この結果は我々のものだ。今季の1stマッチでは優勢に戦うことができて、こちらが勝利に値した。今日も闘いとなったが、最終的にポイントを獲得できて前向きに取り組むことができる。理想的な試合ではなかったかもしれないが、それでも選手たちは戦い、たくさん走った。今季の我々は既に多くのゴールを決めてきた。残念ながら今日はそうならなかったが、これまでは攻撃陣が守備陣を支えてくれた。守備が全ての試合だったが、素晴らしい精神力でディフェンスをしてくれた。今日の試合で正しいチームがトップに立っているとういうことを示した」

PR

ヴァンサン・コンパニの関連記事

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が18日に行われ、1-1で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、セルティック戦を振り返った。 先週行われた敵地での1stレグを2-1と先勝していたバイエルン。ホームでの2ndレグではアドバンテージを得て臨んだが、セルティックの守備を攻 2025.02.19 10:15 Wed
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、セルティック戦に向けて意気込んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 18日、チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトステージプレーオフの2ndレグでバイエルンはホームにセルティックを迎える。 アウェイでの1stレグでは1-2と勝利した中、ホームでのCLは20戦無敗という状況 2025.02.18 23:50 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトステージプレーオフを戦うバイエルン。セルティック戦を控える中、イングランド代表FWハリー・ケインが前日トレーニングを欠席したようだ。 アウェイでのプレーオフ1stレグは1-2で勝利していたバイエルン。ケインはチームの2点目を記録していたが、その後に日本代表FW前田大然にゴ 2025.02.17 23:45 Mon
バイエルンでの先発デビューを果たした日本代表DF伊藤洋輝。現地では、このままレギュラーに定着する可能性が伝えられている。 シュツットガルトから今夏バイエルンへと移籍した伊藤。大きな期待が寄せられていたが、プレシーズンで中足骨を骨折。長期離脱となっていた。 その伊藤は12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL 2025.02.16 23:10 Sun
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が2位レバークーゼンとの大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 7連勝でブンデスリーガ首位を走るバイエルン。15日の第22節では、現在8ポイント差の昨シーズン王者レバークーゼンと頂上対決を繰り広げる。 今シーズン、リーグ戦とDFBポカールですでに2度対戦し 2025.02.14 21:44 Fri

バイエルンの関連記事

セルティックの日本代表FW前田大然は高く評価されている。 18日、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトステージプレーオフ2ndレグが行われ、セルティックはバイエルンとアウェイで対戦した。 過去を見てもバイエルンに勝利したことがないセルティック。ホームでの1stレグでは前田のゴールで1点差に終わり、逆転 2025.02.19 23:54 Wed
バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが、チャンピオンズリーグ(CL)での重要な得点を喜んだ。 負傷から復帰したばかりのデイビスは、18日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグのセルティック戦でベンチスタート。1stレグを2-1で制し、優位に立っている中 2025.02.19 11:40 Wed
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が18日に行われ、1-1で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、セルティック戦を振り返った。 先週行われた敵地での1stレグを2-1と先勝していたバイエルン。ホームでの2ndレグではアドバンテージを得て臨んだが、セルティックの守備を攻 2025.02.19 10:15 Wed
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が18日に行われ、1-1で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、バイエルン戦を振り返った。 先週行われたホームでの1stレグを1-2で敗れたセルティックは、守勢を凌いで迎えた63分にFW前田大然のアシストからFWニコラス・キューン 2025.02.19 09:15 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、バイエルンvsセルティックが18日に行われ、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計スコア3-2でバイエルンが勝ち上がった。バイエルンのDF伊藤洋輝はベンチ入りも出場せず、セルティックのFW前田大然とMF旗手怜央はフル出場している。 先週敵地で 2025.02.19 07:08 Wed

ブンデスリーガの関連記事

記事をさがす

ヴァンサン・コンパニの人気記事ランキング

1

バイエルンで先発デビューの伊藤洋輝、左SBのポジション争いでリードの可能性も!?

バイエルンでの先発デビューを果たした日本代表DF伊藤洋輝。現地では、このままレギュラーに定着する可能性が伝えられている。 シュツットガルトから今夏バイエルンへと移籍した伊藤。大きな期待が寄せられていたが、プレシーズンで中足骨を骨折。長期離脱となっていた。 その伊藤は12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのセルティック戦でバイエルンデビュー。すると、15日に行われたブンデスリーガ第22節のレバークーゼン戦では先発デビューを果たした。 試合はゴールレスドローに。伊藤は68分までプレーした中、カウンターのピンチを巧みにファウルでとめた他、失点を防ぐ決定的なクリアも見せるなど、ドローに貢献した。 ドイツ『ビルト』は先発デビューした伊藤について取り上げ、「大きなサプライズ」と報道。これまで左サイドバックの主軸であったDFラファエル・ゲレイロがベンチに座り続けたが、ここ最近の低調なパフォーマンスにより、伊藤がポジションを奪う可能性があるとした。 今シーズンはケガ人が多く出ていたことで起用されていたゲレイロだが、この数週間ではパフォーマンスが一気に低下。CLのフェイエノールト戦では不用意なPKを与えるなど、試合の結果に関与する重大なミスが目立ってきている。 伊藤もケガから復帰したばかりであり、無理をすれば再離脱の可能性もある状況。まだまだパフォーマンスが上がっていないこともあり、ヴァンサン・コンパニ監督がどう考えるかがポイントとなる。 いずれにしてもバイエルンの左サイドバック争いは激化する可能性が高く、伊藤に加え、ゲレイロ、サシャ・ブイ、ヨシプ・スタニッチでポジションを掴むのは誰になるか注目。ケガで離脱中のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスもいるだけに、復帰後に再び状況が変わることになりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】先発デビューの伊藤洋輝、失点を防ぐクリア!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-T-OixnJqTQ";var video_start = 78;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.16 23:10 Sun
2

伊藤洋輝のCL遠征帯同にバイエルン指揮官「トレーニングでの印象は良かったが…」、守護神ノイアーも言及「初出場を楽しみにしている」

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16進出が懸かる大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 CLのリーグフェーズを12位で終えたバイエルン。ラウンド16進出を懸けたプレーオフに回り、FW前田大然やMF旗手怜央の日本代表コンビを擁するセルティックと2試合を戦う。 12日に臨むのはアウェイでの1stレグ。コンパニ監督は試合に向けた会見でセルティックについて語り、勝利への自信も見せた。 「勝利を重ねること、攻撃で試合を決定づけることに慣れているチームと対戦する。彼らは得点することに慣れていて、その自信をビッグゲームにも持ち込む。だが、彼らがあまりやっていないこともある。おそらく国内リーグでは深い位置で守備をしない。私はそのリーグで圧倒的な強さを見せていたクラブと対戦した経験がある」 「セルティックにはチャンピオンズリーグにおける素晴らしい伝統がある。彼らにとって相応しい敬意を払うつもりだ。だが、我々もまた素晴らしいチームだ。そして、この試合がいかに重要であるかを理解している限り、我々は良いプレーをするだろう」 また、プレシーズンマッチでの負傷から長期離脱となっていた日本代表DF伊藤洋輝が今回の一戦で待望の遠征メンバー入り。1月に長期離脱から復帰したクロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチにも触れつつ、状況を明かしている。 「ヒロキはプレシーズンで本当に良かった。ヨシプ・スタニシッチのように長い間欠場していたのは本当に残念だった。そして、我々がそれを言い訳にしなかったのも良かった」 「彼らが戻ってきて、そのポジションにようやく余裕ができたと感じている。経験豊富で質の高い選手が増えた。だが、彼のフィットネスを判断するのは難しい。トレーニングでの印象は良かったが、彼らのために直前で親善試合を組むことはできない」 さらに、クラブ幹部のマックス・エバール氏も「彼が我々と一緒にいるのは本当に素晴らしいし、早くピッチに戻ることを期待している」と日本代表DFに言及。元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーも復帰を喜んだ。 「彼はまだバイエルンで公式戦に出ていない。別のセンターバック、さまざまなポジションでプレーできる左利きの選手が増えたのは喜ばしいことだ。彼が戻ってきたことを全員が喜んでいる。シーズン中盤に来て彼とプレーできるのは素晴らしいことだ。初出場を楽しみにしている」 2025.02.12 15:05 Wed
3

劣勢も引き分けに持ち込んだバイエルン、コンパニ監督は「この結果は我々のもの」とゴールレスドローを評価

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が15日に行われ、0-0で引き分けたブンデスリーガ第22節、レバークーゼン戦を振り返った。 8ポイント差で迎えた2位レバークーゼンとの頂上決戦。バイエルンは立ち上がりから守勢を強いられると、バー直撃のシュートで2度ゴールを脅かされた中、0-0で前半を終了。 後半も守勢に回った中、初先発のDF伊藤洋輝のゴールライン前での好クリアなどで凌ぎ、辛くもゴールレスドローで乗り切った。 シュート2本、枠内シュート0と防戦一方だったものの、コンパニ監督は8ポイント差を維持できたことが重要だったと述べた。 「我々は現在8ポイントをリードしており、今日の試合で勝ち点1を獲得した。この結果は我々のものだ。今季の1stマッチでは優勢に戦うことができて、こちらが勝利に値した。今日も闘いとなったが、最終的にポイントを獲得できて前向きに取り組むことができる。理想的な試合ではなかったかもしれないが、それでも選手たちは戦い、たくさん走った。今季の我々は既に多くのゴールを決めてきた。残念ながら今日はそうならなかったが、これまでは攻撃陣が守備陣を支えてくれた。守備が全ての試合だったが、素晴らしい精神力でディフェンスをしてくれた。今日の試合で正しいチームがトップに立っているとういうことを示した」 2025.02.16 11:15 Sun
4

「彼らの本拠地で勝利するチームの1つに」首位バイエルンが王者レバークーゼンと3度目対戦へ、コンパニ監督はヴィルツ封じに「チームで対処する必要がある」

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が2位レバークーゼンとの大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 7連勝でブンデスリーガ首位を走るバイエルン。15日の第22節では、現在8ポイント差の昨シーズン王者レバークーゼンと頂上対決を繰り広げる。 今シーズン、リーグ戦とDFBポカールですでに2度対戦しているコンパニ監督は、「どちらも非常に接戦だった」と回想。どちらもホームゲームだったことから、今回のアウェイゲームに気を引き締めている。 「両チームのクオリティは非常に高い。だが、今シーズンの2試合はそれぞれ違ったものだった。一方の試合では早い段階でレッドカードをもらい、もう一方は我々が支配した」 「今度はアウェイでプレーする。どのような展開になるかはわからないが、クオリティの高い試合になることは間違いないだろう」 「この試合は多くの人にとって興味深いものになるはずだ。過去18カ月で彼らがリーグ戦で負けたのは1度だけだということを忘れてはいけない」 「定期的に80ポイント以上を取っていても驚かない。彼らがいかにうまくやっているかを示している。それは認識しているし、競争力を高めるための対策を講じてきた。彼らの本拠地で勝利するチームの1つになりたい」 また、レバークーゼンの攻撃の中心にいるドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツにも言及。自らが抱えるドイツ代表MFジャマル・ムシアラの名前も挙げながら、いかにして抑え込むかを語った。 「チームで彼に対処する必要がある。彼のような選手は必ずチャンスを見つける」 「ドイツはジャマル・ムシアラやフロリアン・ヴィルツのような選手がいることを大いに喜ぶべきだ。個人としてではなく、チームとして取り組む」 2025.02.14 21:44 Fri
5

CLセルティック戦控えるバイエルン、前日練習をケインが欠席…顔面負傷の影響か?

チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトステージプレーオフを戦うバイエルン。セルティック戦を控える中、イングランド代表FWハリー・ケインが前日トレーニングを欠席したようだ。 アウェイでのプレーオフ1stレグは1-2で勝利していたバイエルン。ケインはチームの2点目を記録していたが、その後に日本代表FW前田大然にゴールを許し、1点のリードで2ndレグを迎えることとなる。 18日にホームで2ndレグを迎えるバイエルンだが、試合に向けた前日のトレーニングにケインの姿がなかったという。 ケインは、15日に行われたブンデスリーガ第22節のレバークーゼン戦に出場。試合は0-0で終了したが、ケインは試合中に顔面を強打したものの、フル出場していた。 今シーズンは公式戦30試合で29ゴールと相変わらずの得点力を見せつけているケイン。試合出場に影響するのかどうかは現時点で不明だが、ヴァンサン・コンパニ監督から何か語られる可能性もありそうだ。 2025.02.17 23:45 Mon

バイエルンの人気記事ランキング

1

バイエルンで先発デビューの伊藤洋輝、左SBのポジション争いでリードの可能性も!?

バイエルンでの先発デビューを果たした日本代表DF伊藤洋輝。現地では、このままレギュラーに定着する可能性が伝えられている。 シュツットガルトから今夏バイエルンへと移籍した伊藤。大きな期待が寄せられていたが、プレシーズンで中足骨を骨折。長期離脱となっていた。 その伊藤は12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのセルティック戦でバイエルンデビュー。すると、15日に行われたブンデスリーガ第22節のレバークーゼン戦では先発デビューを果たした。 試合はゴールレスドローに。伊藤は68分までプレーした中、カウンターのピンチを巧みにファウルでとめた他、失点を防ぐ決定的なクリアも見せるなど、ドローに貢献した。 ドイツ『ビルト』は先発デビューした伊藤について取り上げ、「大きなサプライズ」と報道。これまで左サイドバックの主軸であったDFラファエル・ゲレイロがベンチに座り続けたが、ここ最近の低調なパフォーマンスにより、伊藤がポジションを奪う可能性があるとした。 今シーズンはケガ人が多く出ていたことで起用されていたゲレイロだが、この数週間ではパフォーマンスが一気に低下。CLのフェイエノールト戦では不用意なPKを与えるなど、試合の結果に関与する重大なミスが目立ってきている。 伊藤もケガから復帰したばかりであり、無理をすれば再離脱の可能性もある状況。まだまだパフォーマンスが上がっていないこともあり、ヴァンサン・コンパニ監督がどう考えるかがポイントとなる。 いずれにしてもバイエルンの左サイドバック争いは激化する可能性が高く、伊藤に加え、ゲレイロ、サシャ・ブイ、ヨシプ・スタニッチでポジションを掴むのは誰になるか注目。ケガで離脱中のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスもいるだけに、復帰後に再び状況が変わることになりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】先発デビューの伊藤洋輝、失点を防ぐクリア!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-T-OixnJqTQ";var video_start = 78;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.16 23:10 Sun
2

伊藤洋輝が先発デビューの頂上決戦はドロー決着…レバークーゼンのワンサイドゲームも粘ったバイエルンが8pt差を維持【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第22節、レバークーゼンvsバイエルンが15日にバイ・アレーナで行われ、0-0のドローに終わった。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は68分までプレーした。 前節、ヴォルフスブルクと0-0で引き分けた2位のレバークーゼン(勝ち点46)は8ポイント差でホーム開催の頂上決戦を戦うことになった。シャビ・アロンソ監督は勝ち点3必須の大一番へ先発5人を変更。フリンポンとグリマルド、ヴィルツら主力を復帰させ、[4-4-2]の守備的な布陣を採用。両サイドハーフにフリンポンとグリマルド、2トップにテラとヴィルツを配した。 対して首位のバイエルン(勝ち点54)は前節、ブレーメンに3-0の完勝。リーグ7連勝を達成した。続くチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグではアウェイでセルティックに2-1で先勝し、ラウンド16進出へ王手をかけるとともに今回のビッグマッチに弾みを付けた。週明けの18日にホームでのリターンレグを控えるなか、こちらは先発4人を変更。ダイアー、ラファエル・ゲレイロ、ゴレツカ、サネに代えて加入後初先発の伊藤、キム・ミンジェ、パブロビッチ、コマンを起用した。 立ち上がりこそ拮抗した展開となったが、時間の経過とともにプレー強度で上回るレバークーゼンがペースを握っていく。 ボール支配率こそほぼイーブンもポジティブトランジションのスピード、精度が傑出しているホームチームは、ヴィルツとテラの流動的な2トップが効果的に攻撃の経由点となりながら、サイドハーフとも絡んで攻撃を仕掛ける。 20分過ぎには左でポケットを取ったヴィルツのシュートのこぼれ球に詰めたフリンポンのヘディングシュート、インカピエの左クロスに反応したテラの右足シュートでゴールへ迫ったが、いずれもクロスバーを叩いた。 ツキにも恵まれて失点こそ回避したバイエルンだが、人基準のレバークーゼンの強烈なプレッシングに自由を奪われ、後方からのビルドアップに大苦戦。常に窮屈な形での繋ぎを強いられ、効果的な前進は皆無。結局、決定機はおろか1本もシュートを放てぬまま前半を終える形となった。 内容ではレバークーゼン圧倒もゴールレスで折り返した後半。互いにメンバー交代を行わずに臨むと、前半同様のインテンシティの高さに加えてボール保持でもホームチームが優位に立つ。 59分にはボックス内のテラがアクロバティックなシュート、66分にはセットプレーの流れから再びテラが枠を捉えたヘディングシュートを放ったが、ここはゴールカバーに入った伊藤のクリアに阻止された。 最後の局面で大きな仕事を果たした伊藤は68分、4枚替えの一環でスタニシッチとの交代でピッチを後にした。この交代後の73分にはケインがようやくファーストシュートを放ち、81分にもゴレツカにシュートが生まれたものの、決定機にはほど遠い。 内容面では圧倒するものの、ゴールだけが遠いレバークーゼン。試合終盤にかけてはアドリ、シックとアタッカーを続けてピッチに送り出してゴールをこじ開けにかかる。91分にはゴール前でアドリのダイレクトシュート、このこぼれに反応したヴィルツのシュートでゴールに迫ったが、前者はGKノイアーの圧巻のセーブに、後者はわずかに枠の左へ外れた。 そして、レバークーゼンのシュート15本にXGが2.19に対して、バイエルンはシュート2本にXGが0.05とその差は歴然となったが、注目の頂上決戦はゴールレスドローで決着。リーグ連勝が「7」でストップしたものの、バイエルンが最大のライバルとの勝ち点差8を維持した。 レバークーゼン 0-0 バイエルン 2025.02.16 04:48 Sun
3

「活力を与えた」「チームを生き残らせた」日本人のCLシーズン最多ゴールの前田大然、地元メディアは敗戦も高い評価「最高の調子を保っている」

セルティックの日本代表FW前田大然は高く評価されている。 12日、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトステージプレーオフ1stレグが行われ、セルティックはバイエルンをホームに迎えた。 このところゴールを量産している前田は、MF旗手怜央と共に先発出場。バイエルンの日本代表DF伊藤洋輝もベンチに入り、バイエルンデビューを果たした。 試合はマイケル・オリーズとハリー・ケインのゴールでバイエルンが2点リードした中、79分に右サイドからの仕掛けから、最後は前田がヘッドで押し込み1点差に。そのまま1-2で敗れたが、2ndレグに向けて大きな1点を奪った。 前田はこれで今シーズンのCLで4ゴール目となり、1シーズンで日本人選手がCLで決めた最多ゴールに記録。また、セルティック史上でも1シーズンで4ゴールを決めたのは初であり、偉業を成し遂げていた。 また2月に入り4試合連続ゴールとなる7ゴール目。圧倒的な得点力を見せつける前田は、現地メディアが高い評価をつけていた。 <h3>◆アメリカ『Sports Illustrated』 8.5点/10点満点</h3> 「前田はセルティックにとってこの日の立ち上がりは出だしが遅く、なかなかスペースを見つけられなかった」 「しかし後半、GKの目の前でゴールを決め、試合に生き残らせた。セルティックで最近50ゴールに到達した選手の得点記録は続いている」 <h3>◆イギリス『デイリー・レコード』 8点/10点満点</h3> 「攻撃陣を戻してライマーを深い位置に保ち、カウンターで脅威を与えた。ゴールを決めたことが大きな後押しとなった」 <h3>◆イギリス『デイリー・メール』 7.5点/10点満点</h3> 「ボールから離れ、本能的なフィニッシュでセルティックとして一矢報いた。再びセルティクに活力を与えていた」 <h3>◆イギリス『The National』 8点/10点満点</h3> 「彼は今シーズン、セルティックでのキャリアで最高の調子を保っているため、セルティックが2試合の出場停止処分に対するUEFAへの上訴に成功したことで出場可能になったことは、嬉しいボーナスだっただろう」 「左サイドでスタートしたが、その後より中央の役割に移った時、より効果的にプレーした。彼はノイアーに自分の存在を絶えず知らせ、ミスを誘おうとした」 「残り17分でミスを誘うことに成功したが、ノイアーをかわした後にボールをゴールに送る角度を見つけられなかった。しかし、その直後に彼はボールをネットに押し込み、点差を半分に縮めた」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然がバイエルン相手に貴重なゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CTBn8tYtK4Y";var video_start = 44;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.13 13:40 Thu
4

前田大然が伊藤洋輝デビューのバイエルンからゴール、オリーズ&ケイン弾のバイエルンが敵地で先勝【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、セルティックvsバイエルンが12日に行われ、1-2でバイエルンが先勝した。セルティックのFW前田大然とMF旗手怜央はフル出場、バイエルンのDF伊藤洋輝は78分から出場している。 リーグフェーズ最終節アストン・ビラ戦を競り負けて21位フィニッシュとなったセルティックは第7節ヤング・ボーイズ戦で一発退場した前田の出場停止処分が1試合軽減され、前田が旗手と共に先発となった。 一方、リーグフェーズでトップ8に届かず12位フィニッシュとなったバイエルンは、3日後にレバークーゼンとの頂上決戦を控える中、主力を起用。右足中足骨骨折によって長期離脱していた伊藤が今季初のベンチ入りを果たした。 開始30秒、キューンのカットインミドルが決まったかに思われたセルティックだったが、VARでイダーのオフサイドを取られてノーゴールに。 いきなりバイエルンを脅かしたセルティックは旗手が守備時に2トップの一角に上がるフラットな[4-4-2]を形成してミドルゾーンで構える中、バイエルンがボールを持つ展開となる。 すると13分にはケインとのワンツーでボックス右に侵入したオリーズが仕掛けて枠内シュートを放ったが、GKシュマイケルのセーブに阻まれた。 その後もハーフコートゲームとしたバイエルンが圧力をかけ続けると、43分に決定機。右CKからファーサイドでフリーのケインがヘディングシュートを狙ったが、枠を捉えきれなかった。 それでもハーフタイム間際の45分に先制する。ウパメカノのフィードを受けたオリーズがボックス右へカットイン。豪快なシュートを蹴り込んだ。 バイエルンが1点をリードして迎えた後半、開始4分に追加点。キミッヒの左CKからファーサイドでフリーとなっていたケインが左足ボレーで叩き込んだ。 失点直後、旗手がゴールに迫るシュートを放ったセルティックは53分にPKを獲得しかける。エンゲルスがボックス内でウパメカノに足を踏まれたが、先にボールに触っていたためVARの末ノーファウル判定となった。 その後もバイエルンがボールを持って試合をコントロールする中、65分にはニャブリとコマンを投入して攻勢を維持しにかかると、72分にはニャブリがGK強襲のボレーで牽制。 守勢のセルティックは74分、前田に好機。ラファエル・ゲレイロのバックパスをカットしてボックス右からシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。 逃げ切りを図るバイエルンは78分、デビューとなる伊藤を左サイドバックに投入。 しかし79分、前田が1点差に詰め寄るゴールを奪う。CKの流れからヤン・ヒョンジュンのシュートをゴール前の前田がヘッドでコースを変えてネットを揺らした。 ここからセルティックの攻勢が強まり、追加タイム1分にはジョンストンがボックス右からGKノイアー強襲のシュートを浴びせたが、7分の追加タイムで同点弾を奪うには至らず。バイエルンが敵地で先勝して来週ホームで行われる2ndレグに臨むことになった。 セルティック 1-2 バイエルン 【セルティック】 前田大然(後34) 【バイエルン】 マイケル・オリーズ(前45) ハリー・ケイン(後4) 2025.02.13 06:58 Thu
5

「並外れた選手」出場停止軽減でバイエルン戦出場可能な前田大然、今季21ゴールのFWをセルティック指揮官が絶賛「我々にとって本当に重要な選手」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのバイエルン戦を前に、絶好調を維持する日本代表FW前田大然について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 12日、CLラウンド16のプレーオフでセルティックはホームにバイエルンを迎える。 新たなフォーマットで行われた今シーズンのCL。ラウンド16を前に、プレーオフに臨む中、名門バイエルンを引き当てたセルティック。強敵との戦いをまずはホームで迎える。 そのセルティックは、エースのFW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと冬に移籍。攻撃力低下が危ぶまれたが、前田が現在大暴れ中。2月に行われた3試合で6ゴールを記録。今シーズンは公式戦34試合で21ゴール8アシストと大きな結果を残している。 その前田は、リーグフェーズ第7節のヤング・ボーイズ戦で一発退場となり、3試合の出場停止処分が下されており、バイエルン戦2試合を欠場するものとみられていた。 しかし、処分が軽減され1試合の出場停止に。すでにリーグフェーズ第8節のアストン・ビラ戦で消化しており、バイエルン戦は問題なく出場できることとなった。 今ノリに乗っている前田を起用できるニュースを聞いたロジャーズ監督は「昨夜聞いたニュースは素晴らしい」とコメント。結果を残している前田を絶賛し、パフォーマンスの高さや姿勢について絶賛した。 「彼は並外れた選手であり、今年我々にとって素晴らしい選手となっている。ゴールだけでなく、プレスをかけたり、試合に誠実に取り組む姿勢がチームにもたらす価値も素晴らしい」 「そのようなメンタリティと能力が備わっていることは、我々にとって大きな驚きだったが、嬉しい驚きでもあった」 「ほとんどのサッカー選手と同じように、彼らは良い選手であり、人間としてもとてもプロフェッショナルだ。毎日練習し、自分の仕事をこなし、トッププロになるためにあらゆる正しい準備をしている」 「彼はプレーするのと同じようにトレーニングも行うため、非常に熱心で、トレーニングに全力を尽くし、そのキャラクターをフィールドに持ち込んでいる」 「だから、彼と一緒に仕事をするのは本当に楽しく、シーズンを通して彼が成長していくのを見るのは本当に楽しい。彼の能力、決定力、それに加えて運動量と激しさ。彼は我々にとって本当に重要な選手だ」 「コーチ陣は仕事の面で彼と素晴らしい仕事をしている。私は彼を鼓舞し、マネジメントし、試合中の小さなことを指摘しようとしているが、彼自身も学ぶ姿勢があり、とても良く学んでいる」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然は最新試合でもハットトリックの大暴れ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XBdRMJln1tY";var video_start = 36;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.12 18:55 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly