アーセナルを含め多くの関心を集めたブラジル代表FW、契約解除金は約117億円か

2025.02.07 23:50 Fri
クーニャには多くのクラブが関心を寄せていた
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クーニャには多くのクラブが関心を寄せていた
今冬の移籍市場で多くのクラブから関心を寄せられたウォルバーハンプトンのブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)だが、衝撃の契約解除金が設定されているという。

ウォルバーハンプトンのエースとしてプレーするクーニャ。スイスのシオンやRBライプツィヒ、ヘルタ・ベルリン、アトレティコ・マドリーでプレーしたのち、2023年1月にウォルバーハンプトンにレンタル移籍。2023年7月に完全移籍で加入した。

ここまでウォルバーハンプトンでは公式戦80試合で27ゴール13アシストを記録。今シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し11ゴール4アシストを記録し、注目を集めた。
クーニャには、アーセナルが強い関心を持っていた他、チェルシー、トッテナム、アストン・ビラ、ノッティンガム・フォレストなども関心を持っていた。

しかし、移籍は実現せず。さらに、ウォルバーハンプトンと新たに4年半契約を結んだことが発表されていた。
そのクーニャだが、イギリス『デイリー・メール』によると、契約延長に際して6200万ポンド(約117億1300万円)の契約解除金が設定されたとのこと。それ以外の条項はなく、資金のあるクラブであれば獲得が可能となっている。

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日本代表MF守田英正が夏にプレミアへ? スポルティングとの契約延長を断り、1月にも関心寄せたクラブへ移籍か

スポルティングCPに所属する日本代表MF守田英正(29)だが、夏にプレミアリーグに挑戦する可能性が浮上している。 川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせた守田は、2021年1月にサンタ・クララへと完全移籍。2022年7月にスポルティングに加入した。 ポルトガルへ移籍してもボランチとしてのポジションを確保した守田。サンタ・クララでは公式戦59試合で4ゴール3アシストを記録すると、名門・スポルティングでもポジションを掴み、ここまで公式戦109試合で10ゴール11アシストを記録している。 マンチェスター・ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督からも重宝されていた守田。スポルティングとの契約は2026年夏までとなっている中、契約を延長しない意向であると報道。指揮を執るルイ・ボルジェス監督も噂について言及していた。 「準備はできていない…彼が去るとは誰も言っていなかった。私は守田を素晴らしい選手だと思っている。彼はスポルティングの監督ではなかった時からすでに好きな選手であったが、スポルティングの監督になってからはさらに好きになった」 「彼はクラブと契約を結んでおり、私が頼りにしている選手であり、とても好きな選手だ。だから、その意味では何も考える必要はない。我々は彼がチームを助けられるように復帰できるかを心配している」 現在負傷離脱中の守田の復帰を望むボルジェス監督は、残留を強く望んでいるが、移籍金によってクラブを金銭的に助けられる今シーズン終了後に市場に出るとの見解も示していた。 その守田に対して関心を持っているとされるのがウォルバーハンプトンだ。イギリス『Football Fancast』によれば、この1月にも関心を寄せていたウォルバーハンプトンが夏に再び動くとのこと。移籍金確保のためには売却しなければいけない状況となるため、より安価で獲得できる状況になったためだという。 日本代表としても中心選手としてプレーする守田。相棒であるMF遠藤航(リバプール)も30歳でプレミアリーグに挑戦し、出番が多い訳ではないがユルゲン・クロップ前監督、アルネ・スロット監督の信頼を手にしている。 守田は「過小評価されている」と現地では伝えられており、その能力に目をつけているウォルバーハンプトンが獲得できるのか。夏の動向に注目が集まる。 2025.02.28 13:12 Fri
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アダマ・トラオレの6年間の肉体改造が凄い! バルサ時代とはほぼ別人

現在、プレミアリーグを席巻しているウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレの肉体の変化が大きな話題になっている。イギリス『サン』が伝えている。 マリ人の両親の下、バルセロナで生まれ育ったトラオレはラ・マシアでのプレーを経て2013年にバルセロナでトップチームデビュー。その後、アストン・ビラ、ミドルズブラを経て2018年からウルブスに在籍している。 バルセロナ時代から爆発的なスピードとドリブルテクニックに長けたサイドアタッカーとして高い評価を得ていたトラオレだが、ここまでのキャリアを通じて判断力、シュート、クロス精度と肝心のアタッキングサードでのプレーが“残念”な選手として一流プレーヤーとの扱いは受けてこなかった。 しかし、今シーズンはここまで19試合4ゴール4アシストと上々の数字を残している。とりわけマンチェスター・シティ相手のシーズンダブルに大きく貢献するなど、ビッグマッチの強さが際立っている。 そのトラオレに関して、そのプレー面と共に大きな話題を集めているのが、筋骨隆々な身体だ。 バルセロナ時代を知るラ・リーガのファンであれば、同選手に対して痩身な印象を持っていると思われるが、現在のトラオレはラグビーのバックス陣のような体躯をしており、年々派手になる髪型も相まって一見して同一人物には見えなくなっている。 そして、バルセロナ監督時代に当時カンテラーノだったトラオレの可愛い姿を見ていたであろう、現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「彼はまるでモーターバイクだね。あのスピードは異次元だ」と、大きく変貌した同選手のスピードとパワーに舌を巻いていた。 2019.12.30 18:00 Mon
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元C大阪のハブナーはピンチ? インドネシア代表新監督が「クラブでの出場機会」を重視か ウルブス2軍でほぼベンチ外

インドネシア代表のパトリック・クライファート新監督は、選手たちのクラブにおける出場機会を重視。インドネシア『BOLA』が伝える。 3月のW杯アジア最終予選再開から指揮を執るクライファート新監督。初陣は3月20日、敵地でオーストラリア代表との2位vs3位直接対決であり、勝てば2位に浮上するであろう。 オランダ代表を彩った名手は、このところインドネシアメディアに一挙手一投足を追われ、自身の采配哲学を少しずつ披露。19日の取材対応では、このようなことを口にした。 「選手は誰でも『僕のコンディションは万全だ』と口では言える。しかし、クラブでまともにプレーしていない状況下、『問題ない』と言われてもね。十分な状態とはみなせない」 どうやら、文字通り選手たちの普段のプレータイムを重視する方針か。これはシン・テヨン前監督が目を瞑っていた部分である。 これを受けた『BOLA』が「立ち位置が危ない!」と伝えた選手の1人は、2024年前半にセレッソ大阪でプレーしていた、ウォルバーハンプトンのDFジャスティン・ハブナー(21)。 ハブナーはウルブスのU-21チーム登録だが、ここでもほとんどプレーしておらず、24-25シーズンはプレミアリーグ2で2試合出場したのみ。それ以外は全公式戦でベンチ外となっており、2025年の出場は一度もない。 昨年オランダから帰化、インドネシア代表の主力センターバックだが、ハブナーはこのままではフェードアウトする恐れもありそうだ。 2025.01.20 23:15 Mon

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