ラス・パルマス主将キリアン・ロドリゲスが癌の再発を告白…今季中の休養が決定

2025.02.07 09:07 Fri
癌の再発明かしたキリアン
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癌の再発明かしたキリアン
ラス・パルマスでカピタンを務めるスペイン人MFキリアン・ロドリゲス(28)が癌の再発によって休養を余儀なくされた。スペイン『レレボ』が伝えている。

ラス・パルマスの下部組織で育った生え抜きのキリアン。これまで公式戦165試合に出場する中盤の司令塔は、今シーズンもここまでラ・リーガ21試合に出場。残留を争うチームの中心として存在感を示してきた。

しかし、2022年に白血球の中のリンパ球ががん化する悪性リンパ腫の1つであるホジキンリンパ腫に罹り、シーズンを棒に振っていた28歳は、6日に自ら記者会見を開いて癌の再発を明かした。
「癌と診断されてから、定期的に検査を受けているし、6カ月ごとに検査を受けてきた。1月の初めに検査を受け、それから数週間が経つと、血液専門医が懸念を伝えてきたんだ。数値が不十分で、生検を受けた」

「昨日、癌が再発したと聞いた。また病気になってしまった。あと6カ月間休んで、もう一度化学療法を受けなければならない。そのことをもう一度皆さんに伝えたいと思った。また戦わなければならない。前回と同じように、6カ月が経ったので、2025-26シーズンに皆さんにお会いできることを願っている。それが、プリメーラであることを確信しているよ」
なお、自身の癌再発を確認したキリアンは、すでにチームメイトに自身の健康状態を説明しており、降格圏から2ポイント差の15位と残留争いを強いられているなか、やるべきことに集中するよう伝えたとのことだ。

その責任感に優れるカピタンを復帰後にプリメーラの舞台に立たせるため、ラス・パルマスとしてはチーム一丸となったキリアンの穴を埋めて必ずや残留を勝ち取りたい。

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