「チノ、目を開けろ」久保建英らソシエダ選手への人種差別発言、バレンシアファンがまたしても問題行動…クラブも非難「スタジアムや社会に居場所はない」
2025.01.22 11:15 Wed
人種差別被害を受けた久保建英
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が人種差別被害に遭ったことが大きな騒ぎとなっている。
ソシエダはこの件を受けて声明を発表。「メスタージャでのバレンシア人ファン数人による選手に対する人種差別やその他の侮辱を強く非難する」とし、「フットボールやスポーツを軽蔑し、侮辱し、憎しみを煽る人々の居場所がないのと同様、これらの要素がクラブの偉大さを表すものではないことは明らかだ」と非難。リーグにも報告済みであるとした。
バレンシアもこの件について声明を発表。「先週日曜日にカンプ・デ・メスタージャで行われた試合中、タッチライン上でウォームアップ中にレアル・ソシエダの一部選手が受けた侮辱を公に拒否の意を表明し、断固として非難したい」とし、「この状況は個別に発生したものであり、決して一般化したものではないが、この種の行為は容認できず、サッカースタジアムや社会に居場所はない。少数の人々の侮辱はバレンシア主義の価値観を代表するものではなく、大多数のファンの模範的な行動や意欲を覆すものでもない」と、一部の問題があるファンの起こした行動を強く非難した。
この件についてスペイン『COPE』のフアン・カスターニョ氏は「El Partidazo de COPE」にて、「なんて不快なんだ。なんて悲しい人生を過ごすんだ」とコメント。「バレンシアは、起こったことを非難する声明を発表した。今、我々は彼らが何者なのかを見極め、きっぱりとフィールドから締め出されるのを待たなければならない。彼らを二度と来させないでほしい。彼らには解決策がない」と、追放を強く要求した。
バレンシアでは度々差別的な発言が見受けられ、特にターゲットとされていたのはレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール。過去に何度も問題を起こし、3名が有罪判決を受ける事態も昨年発生していた。
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ソシエダは19日、ラ・リーガ第20節でバレンシアとアウェイで対戦。メスタージャで行われた試合では、最下位相手にまさかの敗戦を喫していた。そんな中、試合中に大きな問題が発生。試合の後半、ピッチサイドでウォーミングアップをする久保とアンデル・バレネチェアに対し、スタンドのバレンシアのファン数人が人種差別の言葉を投げかけていた。バレンシアもこの件について声明を発表。「先週日曜日にカンプ・デ・メスタージャで行われた試合中、タッチライン上でウォームアップ中にレアル・ソシエダの一部選手が受けた侮辱を公に拒否の意を表明し、断固として非難したい」とし、「この状況は個別に発生したものであり、決して一般化したものではないが、この種の行為は容認できず、サッカースタジアムや社会に居場所はない。少数の人々の侮辱はバレンシア主義の価値観を代表するものではなく、大多数のファンの模範的な行動や意欲を覆すものでもない」と、一部の問題があるファンの起こした行動を強く非難した。
久保に対しては「チノ、目を開けろ、中国人、お前は中国人だ!」と人種差別的な批判が行われると、「ETA、クソ野郎、爆弾を仕掛けろ!」 、「お尻に棒を突っ込んでしまった!」 、「ETA、彼らはあなたに爆弾を置き、頭を覆え!」とバスク出身の選手たちに投げかけたという。(ETAはバスク国民党から分離する形で設立された民族組織のこと)
この件についてスペイン『COPE』のフアン・カスターニョ氏は「El Partidazo de COPE」にて、「なんて不快なんだ。なんて悲しい人生を過ごすんだ」とコメント。「バレンシアは、起こったことを非難する声明を発表した。今、我々は彼らが何者なのかを見極め、きっぱりとフィールドから締め出されるのを待たなければならない。彼らを二度と来させないでほしい。彼らには解決策がない」と、追放を強く要求した。
バレンシアでは度々差別的な発言が見受けられ、特にターゲットとされていたのはレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール。過去に何度も問題を起こし、3名が有罪判決を受ける事態も昨年発生していた。
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久保建英の所属するレアル・ソシエダは12日、ラ・リーガ第31節で浅野拓磨の所属するマジョルカとホームで対戦し、0-2で敗戦した。久保は72分までプレー、浅野はケガのため欠場している。 リーグ戦3試合負けなしの8位ソシエダ(勝ち点41)は、直近のラス・パルマス戦の先発からセルヒオ・ゴメスやオラサガスティ、スベルディアら4人を久保やスチッチ、ムニョスらに変更。古巣対戦の久保は[4-4-2]の右MFで先発出場している。 右ハムストリングのケガで浅野が欠場となった10位マジョルカ(勝ち点40)に対し、ソシエダは12分に右CKの二次攻撃からを仕掛けると、久保とスイッチしたアランブルの右クロスをゴール前に抜け出したファーサイドのオヤルサバルが左足でゴールに押し込んだが、これはオフサイドの判定で取り消された。 対するマジョルカは20分、バレネチェアが中央へ送った不用意なロブパスを中盤でカットしたダルデルがショートカウンターを仕掛けると、ゴール前へのラストパスに反応したラリンが飛び出したGKの脇を抜くワンタッチシュートでネットを揺らした。 前半半ば以降は、ボールを握るソシエダが押し気味に試合を進めたが、なかなか決定機を作れず。前半は0-1で終了した。 1点ビハインドで後半を迎えたソシエダは、バレネチェアを下げてセルヒオ・ゴメスを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはマジョルカ。47分、 ダニ・ロドリゲスのパスで左サイドを抜け出したダルデルがボックス左から侵入するとDFエルストンドの股下を抜いたシュートがGKレミロの手を弾き、ゴール右隅に突き刺さった。 2点を追う展開となったソシエダは、66分にスチッチを下げてオスカールソンを投入。すると70分、セルヒオ・ゴメスの左CKを中央に走りこんだマルティンが頭で合わせたが、叩きつけたシュートはGKグライフの好セーブに防がれた。 直後の72分に久保とマリンを下げてマリエスクレーナとオラサガスティを投入したソシエダだったが、終盤にかけてもチャンスは作れずシャットアウト負け。ホームで完敗のソシエダはリーグ戦4試合ぶりの黒星。一方、3戦ぶりの白星を飾ったマジョルカはソシエダをかわして8位に浮上している。 レアル・ソシエダ 0-2 マジョルカ 【マジョルカ】 サイル・ラリン(前20) セルジ・ダルデル(後2) 2025.04.12 23:15 Sat4
「久保キレキレ」「神試合」久保建英がレアル相手に圧巻のアシスト、壮絶な撃ち合いで敗退も「やっぱり日本の誇り」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣相手にアシストを記録した。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合は16分にアンデル・バレネチェアのゴールでソシエダが先制し2戦合計で追いつくも、30分にエンドリッキにゴールを許して勝ち越しを許す。 しかし、72分にボックス内右を仕掛けたパブロ・マリンの折り返しがダビド・アラバに当たってオウンゴールとなりソシエダが追いつくことに成功。すると80分に久保が魅せた。 混戦を抜け出した久保は右サイドからドリブルでボックス内に侵入。これにはルカ・モドリッチ、ラウール・アセンシオが対応するが、急ブレーキをかけて2人をいなすと、落ち着いてマイナスのパス。これをミケル・オヤルサバルがダイレクトシュート。ブロックに入ったアラバに当たってコースが変わり、ソシエダが勝ち越しに成功する。 ファンは「久保キレキレだったな」、「タケがこんなところで闘ってるとは」、「3点に絡んでるのすごい」、「やっぱり日本の誇り」、「ドリブルキレすぎ」、「神試合だな」、「やっぱり久保は凄い」と称賛のコメントが送られている。 なお、試合は82分にジュード・ベリンガム、86分にオーレリアン・チュアメニがゴールを決めてマドリーが再逆転するも、93分にオヤルサバルのゴールが決まりソシエダが再び同点に。それでも延長戦でアントニオ・リュディガーが試合を決めるゴールを決め、マドリーが決勝に駒を進めた。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がモドリッチとアセンシオを翻弄しアシスト記録</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TX231--71Xo";var video_start = 66;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.02 13:00 Wed5