ハンガリー代表MFシャーファー、2度の寄付で故郷の古巣を破産から救う
2025.01.02 23:40 Thu
故郷のクラブの窮地救ったシャーファー
ウニオン・ベルリンのハンガリー代表MFアンドラス・シャーファーが、ユース年代を過ごした古巣の破産を救うために2度の寄付を行った。
現在、ハンガリー代表とウニオンの主力として活躍するシャーファーは、2010年から2014年まで母国のソンバトヘイ・ハラダスのユースチームでプレーしていた。
ただ、財政難にあえぐハラダスはクラブ破産の危機に陥り、年明けまでに12万ユーロ(約1940万円)の資金調達が必要に。そして、ファン・サポーターに向けてクラブ存続のための寄付を呼びかけていた。
ドイツ『キッカー』によれば、この呼びかけに対してシャーファーは初めに1万2000ユーロ(約190万円)を寄付。だが、締め切り直前になっても2万4000ユーロが不足していることがわかると、その他の元所属選手とともに2度目の寄付を行い、クラブはなんとか資金調達を完了させたという。
プロデビューはMTKブダペストも、ユース年代の4年間を過ごした生まれ故郷のクラブに対する愛情を示した25歳の支援に、ハラダスの関係者とそのファン・サポーターから感謝のメッセージが届いていることは言うまでもない。
現在、ハンガリー代表とウニオンの主力として活躍するシャーファーは、2010年から2014年まで母国のソンバトヘイ・ハラダスのユースチームでプレーしていた。
ただ、財政難にあえぐハラダスはクラブ破産の危機に陥り、年明けまでに12万ユーロ(約1940万円)の資金調達が必要に。そして、ファン・サポーターに向けてクラブ存続のための寄付を呼びかけていた。
プロデビューはMTKブダペストも、ユース年代の4年間を過ごした生まれ故郷のクラブに対する愛情を示した25歳の支援に、ハラダスの関係者とそのファン・サポーターから感謝のメッセージが届いていることは言うまでもない。
アンドラス・シャーファーの関連記事
ウニオン・ベルリンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
|
ウニオン・ベルリンの人気記事ランキング
1
ソシエダがウニオンFWベッカー獲得へ…昨季ブンデス11ゴールの快足FW
レアル・ソシエダが、ウニオン・ベルリンのスリナム代表FWシェラルド・ベッカー(28)の獲得に近づいているようだ。 先日にU-21フランス代表FWモハメド=アリ・チョをニースに完全移籍で売却したソシエダは、その後釜となるアタッカーの確保に動く。 これまでパリ・サンジェルマンのスペイン代表FWマルコ・アセンシオやトッテナムのスペイン代表FWブライアン・ヒルといった左利きのアタッカーが獲得候補として名前が挙がっていたが、ここに来てタイプが異なる右利きの快足アタッカーの獲得に迫っているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ソシエダとウニオンのクラブ間交渉はほぼ完了しているという。また、個人間の交渉も最終局面に入っており、近日中に完全移籍での獲得が決定する見込みだという。 なお、スペイン『アス』の報道では移籍金は500万ユーロ(約8億円)程度になるようだ。 スリナムにルーツを持つオランダ生まれのベッカーは、元オランダ代表のFWルシアーノ・ナルシン、FWジャバイロ・ディルロスンを従兄弟に持つプロフットボーラーのDNAを色濃く持つアタッカー。 9歳の頃にアヤックスの下部組織に入団。その後、リザーブチームのヨング・アヤックスやズウォレ、ADOデンハーグでのプレーを経て、2019年夏にウニオン・ベルリンへ完全移籍した。 そのウニオンでは昨シーズンのブンデスリーガ全試合に出場し、11ゴールを記録。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。ただ、今シーズンここまでは自身初のCLグループステージで2ゴールを挙げる活躍を見せたものの、ブンデスリーガでは11試合0ゴールと不振のチームと共に思うような数字を残せずにいる。 2024.01.17 07:00 Wed2
ウニオンがドルトムントのU-20ドイツ代表DF獲得! 昨季ドイツ2部で4G10A記録の大型SB
ウニオン・ベルリンは7日、ドルトムントからU-20ドイツ代表DFトム・ローテ(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間などに関する詳細は明かされていない。 2021年7月にザンクトパウリからドルトムントのU-19チームに加入したローテ。193cmの大型左サイドバックは、2022年4月に行われたブンデスリーガ第30節のヴォルフスブルク戦でファーストチームデビューを飾り、同試合で初ゴールを挙げる鮮烈なデビューを飾った。 ただ、2022-23シーズンはリザーブチームのドルトムントⅡが主戦場となり、ファーストチームでは公式戦5試合の出場にとどまっていた。 2023年夏に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のホルシュタイン・キールに1年間のレンタル移籍で加入すると、昨シーズンは左ウイングバックを主戦場にその攻撃センスを完全に開花。リーグ戦33試合で4ゴール10アシストの数字を残し、リーグ屈指の左ウイングバックとの評価を得ていた。 新シーズンからウニオンを指揮するボー・スヴェンソン監督はマインツ時代から[3-4-2-1]の布陣をメインシステムとして採用しており、ローテの能力が十二分に活かされるはずだ。 2024.08.07 16:45 Wed3
ウニオン・ベルリンに居場所を見つけたカリウス「すべてが上手くいけば、ここに残れる」
ウニオン・ベルリンの元ドイツ代表GKロリス・カリウスが、来シーズンもチームに残る可能性を示唆した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。 カリウスは昨夏の移籍市場で、リバプールからウニオン・ベルリンにレンタル移籍で加入。GKアンドレアス・ルセとのポジション争いでは後れを取り、リーグ開幕からほとんど出番がない状況だった。しかし、ルセが家庭の事情により離脱したブンデスリーガ第21節のシャルケ戦からは、3試合連続で先発出場を飾っている。 ついにポジションを掴んだカリウスはインタビューに応じた際、個人よりも現在リーグ7位と好調なチーム成績が何より重要だと強調。そのうえで、自身のパフォーマンスについても手応えを掴んでいると語った。 「ベルリンという街にも、ウニオンというクラブにもなじんで、完全に落ち着いているよ。もちろん、多くの試合でプレーしたいと思っているけど、ここで何かを失っているわけでもない」 「僕は自分自身よりも、チームの成功を考えているんだ。守護神を務めたここ3試合は負けていないし、チームとしてうまく機能していたんじゃないかな。とても誇りに思っているよ。監督は僕がそこにいると知っている。彼が僕を必要とするなら、頼って欲しいね」 また、カリウスは来シーズンもウニオン・ベルリンでプレーする可能性について言及。チーム次第ではあるものの、カリウス本人は残留を希望している。 「僕はまだ、リバプールと2022年までの契約を結んでいる。でも、もちろんすべてが上手くいけば、ベルリンに残ることもできるだろう。僕はここを通過点として考えているわけではないよ。ここの人々のメンタリティやチームスピリッツは、僕にとって良いものだ。僕は基本的に、地に足をつけている男だからね。たとえ高価な車に乗っていてもさ」 2021.03.05 17:58 Fri4
原口途中出場のウニオン、浅野欠場ボーフムにシャットアウト勝利《ブンデスリーガ》
ブンデスリーガ第17節、ボーフムvsウニオン・ベルリンが18日に行われ、0-1でウニオンが勝利した。ボーフムのFW浅野拓磨は欠場、ウニオンのMF原口元気は64分からプレー、MF遠藤渓太はベンチ入りも出場しなかった。 前節ビーレフェルト戦を奥川のゴールで敗れた12位ボーフム(勝ち点20)は、コロナ陽性者の濃厚接触者として浅野が3試合連続欠場となった。 一方、前節フライブルク戦をゴールレスドローで終えた8位ウニオン(勝ち点24)は原口と遠藤が共にベンチスタートとなった。 ウニオンがポゼッションを高める展開となった中、16分に先制する。サイド攻撃で揺さぶり、プロメルの落としをボックス内のクルーゼが右足ボレーでうまく合わせた。 迎えた後半もウニオンが押し込むと、51分にはアウォニーのミドルシュートがGKを強襲。 その後、ボーフムが盛り返していった中、ウニオンは64分に原口をインサイドMFの位置に投入。 80分にはパントビッチのシュートがバーに直撃するピンチがあったものの、終盤にかけてのボーフムの反撃をウニオンが凌いで1-0のまま勝利。3試合ぶりの白星として前半戦を終えている。 2021.12.19 01:42 Sun5
