東京Vで躍動した山田楓喜がポルトガルへ? C・ロナウドも育ったクラブ会長が認める
2024.12.28 10:00 Sat
東京Vで躍動した山田楓喜はポルトガル行きか?
パリ・オリンピックにも出場し、東京ヴェルディの躍進を支えたMF山田楓喜(23)が、海外に挑戦する可能性が浮上している。
京都サンガF.C.から東京Vに期限付き移籍で加入した山田。今シーズンは明治安田J1リーグで21試合に出場し5得点を記録。開幕戦となった国立競技場での横浜F・マリノス戦で圧巻のFKを決めたように、その左足でチームを支えた。
パリ・オリンピックのメンバーにも選出された山田。U23アジアカップ決勝ではウズベキスタン代表相手にゴールを決めて、アジア王者へと導いていた。
その山田は一度京都に戻る形となった中、東京Vへの完全移籍も期待されていた一方で、海外移籍の可能性が浮上。行き先はポルトガルになるようだ。
ポルトガル『レコルド』によると、ナシオナルのルイ・アウベス会長が山田との契約を認めたとのこと。東京Vへの移籍ではなく、ヨーロッパに渡ることになるようだ。
今シーズンはプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)に所属しており、現在14位。残留を争う状況の中、山田が名ウインガーを輩出するポルトガルで輝けるのか。動向に注目が集まる。
京都サンガF.C.から東京Vに期限付き移籍で加入した山田。今シーズンは明治安田J1リーグで21試合に出場し5得点を記録。開幕戦となった国立競技場での横浜F・マリノス戦で圧巻のFKを決めたように、その左足でチームを支えた。
パリ・オリンピックのメンバーにも選出された山田。U23アジアカップ決勝ではウズベキスタン代表相手にゴールを決めて、アジア王者へと導いていた。
ポルトガル『レコルド』によると、ナシオナルのルイ・アウベス会長が山田との契約を認めたとのこと。東京Vへの移籍ではなく、ヨーロッパに渡ることになるようだ。
ナシオナルは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドもU-12まで所属したクラブ。マデイラ島にあるクラブで、2部で1度優勝を経験している。
今シーズンはプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)に所属しており、現在14位。残留を争う状況の中、山田が名ウインガーを輩出するポルトガルで輝けるのか。動向に注目が集まる。
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16年ぶりJ1復帰の東京Vが新体制発表会見実施…13名の新戦力が意気込み語る
東京ヴェルディは14日、2024シーズンの新体制発表会見を実施した。 昨シーズン、城福浩監督の下で明治安田生命J2リーグを3位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1復帰を果たした東京V。 今冬の移籍市場においては、昇格に貢献したMF中原輝(サガン鳥栖)が期限付き移籍期間満了、DF加藤蓮(横浜F・マリノス)が完全移籍で退団。さらに、現役引退と共にトップチームコーチに就任したMF奈良輪雄太、長年クラブを支えたMF小池純輝(クリアソン新宿)、MF梶川諒太(藤枝MYFC)らベテランが旅立った。 その一方で、J1昇格を争ったライバルクラブから見木友哉と翁長聖、関西に本拠地を置くJ1クラブから山見大登、木村勇大、山田楓喜らが加入。さらに、昨シーズンの関西大学1部リーグでMVPに輝いた食野壮磨ら大学生3名、U-18日本代表の中村圭佑らが加入した。 味の素スタジアムで行われた新体制発表会見には城福監督と共に、13人の新加入選手が出席。なお、AFCアジアカップ2023を戦う日本代表のトレーニングパートナーとしてカタールに滞在中のU-18日本代表GK中村圭佑(静岡学園)は欠席となった。 久々にJ1の舞台に戻ってきた名門で躍動が期待される新加入選手たちは、新天地での意気込みを語った。 ◆FW白井亮丞(東京ヴェルディユース) 「今年の目標は得点をすることでチームの勝利に貢献することです」 ―ヴェルディの印象 「技術があって自分は育成出身なので育成がすごいと思っています」 ◆DF山田裕翔(国士舘大学) 「ヴェルディの勝利に貢献し、誰よりも熱く戦うので皆さま応援よろしくお願いします」 ―ヴェルディの印象 「一昨年に入団した谷口(栄斗)さんや綱島(悠斗)さん、飯田さん(ヴァンラーレ八戸に期限付き移籍)もいるなかで、彼らは大学時代に主力としてプレーしていて自分のなかで憧れの存在でした。その選手とまた一緒にプレーできることが嬉しいですし、同じように早くピッチに立って活躍したいです」 ◆MF食野壮磨(京都産業大学) 「一日でも早くピッチに立ってチームの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―ヴェルディの印象 「技術があって巧い選手が多い印象でしたが、去年は巧さに加えて戦うところがすごく出ていてそこが印象に残っています」 ◆FW古川真人(国士舘大学) 「タフに貪欲に、そして謙虚に東京ヴェルディの勝利のために全力を尽くします」 ―ヴェルディの印象 「先輩方からいろんな話を聞いたなかで、巧い選手や戦うところやタフさという部分もイメージにあります」 ◆MF山本丈偉(東京ヴェルディユース) 「小学3年生から育ててもらったクラブに恩返しできるように頑張ります」 ―ヴェルディの印象 「先輩たちはみんな優しくて自分はユース出身なので、谷口くんや森田(晃樹)くんといったたくさんの良い見本がいるので、そういう選手からたくさんいろんなものを吸収して成長できるように頑張りたいです」 ◆DF袴田裕太郎(大宮アルディージャ) 「強いヴェルディを築けるようにプレーと行動で体現したいと思います」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分の特長は左利きなので左足からのビルドアップやロングパスを特長にしています。ヴェルディはDAZNでも見ていましたが、90分間通してハードワークできるチームで、一人ひとりの技術が高いので、そういった部分を自分も伸ばすことができればもっともっと活躍できると考えています」 ―加入を決断した理由は 「自分の特長を最大限活かせると確信していましたし、城福監督と電話越しに話をしましたが、この監督と一緒にやりたいと思って決断させていただきました」 ―今季の個人目標 「具体的な目標は立てていないですが、自分は毎日の積み重ねがピッチ上で出ると思っているので、本当に毎日やり残すことなくやり続けることが自分がプロになってから大事にしているところなので、そこを今年1年は特にこだわってやっていきたいです」 ◆MF山田楓喜(京都サンガF.C.) 「ヴェルディを勝たせます」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「左足が得意で他の人が持っていない左足を自分は持っていると思うので、自分を以前から知っている人もこれから知る人もプレーを見てもらえば、どういう左足を持っているか分かってもらえると思いますし、そこを見てもらいたいです。このクラブを勝たせることもそうですし、自分がどれだけ上に上がって行けるかという部分で大事な1年になると思うので、私生活でもピッチでもひとつ上の自分に成長したいです」 ―加入を決断した理由は 「自分を最大限に活かせると思ってこのチームを選びました。城福さんと話したときに城福さんの熱い想いを自分のなかでしっかりと受け取りましたし、自分の想いもちゃんと受け止めてくれて熱意を聞いてくれた部分もあってここを選びました」 ―今季の個人目標 「明確な目標は特にないですが、このチームを勝たせること。自分はオリンピック世代で今年はオリンピックがあるので、そのオリンピックを目標にしつつ、でもあまり意識せずという感じで、オリンピックにとらわれることなくこのチームでやるべきことをやっていけば、そこにも入っていけると思っています。そういった意味でこのチームでやるべきことをやることが自分の今年の目標です」 ◆FW木村勇大(京都サンガF.C.) 「ゴールとアシストでチームの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分の特長はボールを持ったときの推進力やゴール前の迫力だと思っています。このクラブではハードワークや強度の高いプレーを連続してやるところを身に着けたいと思います」 ―加入を決断した理由は 「ジュニアに所属していたこともありますし、大学のときにも声をかけていただいていたので、それでまた声をかけていただいたというところでご縁を感じました。そして、選ばせていただきました」 ―今季の個人目標 「まずは1年間ケガをせずに自分のパフォーマンスを出し続けるところ。あとは前線の選手である以上、ゴールやアシストという結果が求められると思うので、具体的な数字は作っていないですが、ゴールもアシストもできるだけ残したいです」 ◆MF翁長聖(FC町田ゼルビア) 「チームのために頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分の特長はアップダウンができるところです。それよりもあまり人に左右されないところが一番のストロングだと思っています。このチームでは年齢も上になってくるので、責任感を持って頑張りたいです」 ―加入を決断した理由は 「当然自分が成長できると考えて決断しましたが、最後は自分の感覚を信じて直感で決めました」 ―今季の個人目標 「目標はケガをしないことですしないことです」 ◆MF見木友哉(ジェフユナイテッド千葉) 「シーズン通してフル稼働し、より多くの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「負けないところは技術力の高さだと思っているので、そこはチームで負けないように頑張りたいです。去年のJ2で3回対戦しましたが、強度の高いチームだとすごく感じました。強度の高い部分とクオリティを持ったチームにできるように自分の力を最大限発揮していきたいです」 ―加入を決断した理由は 「J1に挑戦したかったところと、城福監督から評価していただいたことが決め手になりました」 ―今季の個人目標 「目標は2桁ゴール以上を取りたいと思っています」 ◆FW山見大登(ガンバ大阪) 「ひとつでも多くの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分のストロングポイントはアタッキングサードでの仕掛け、そこからシュートに持っていく部分がストロングだと思っています。前からの守備や守備の強度が自分に足りていないと思っているので、そこを成長させていきたいです」 ―加入を決断した理由は 「昨年の夏から話をいただいていて、今回が2回目ということで、夏に断ったにも関わらず、再び声をかけていただいたところで縁を感じました。ガンバ大阪では上の先輩が多くチームの中心ではなかったので、自分がチームを引っ張っていくという気持ちで戦えるチームでプレーしたいと考えていたなかでヴェルディを選びました」 ―今季の個人目標 「目標はガンバ大阪の方からゴール、アシストをできるだけ取ってこいと言われているので、そこにこだわっていきたいです」 ◆MF永井颯太(いわきFC) 「チームのために全力で戦います」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分のストロングはドリブルとボールタッチだと思っています。成長させたい部分は守備の強度が低いので、そういった面に自分自身で向き合って成長させていきたいです」 ―加入を決断した理由は 「自分がこのチームに加入することで成長できると思ったことと、魅力的なチームであると去年から感じていました。あとは大学の同期がJ1で活躍する姿を見て自分もJ1で勝負したい気持ちが強くなり、この決断をしました」 ―今季の個人目標 「ゴールやアシストという結果にこだわっていきたいです」 ◆DF河村匠(いわきFC) 「チームの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分のストロングは左サイドでの攻撃参加でチャンスメークをしたり、ハードワークする部分です。自分はプロ2年目なので、どんなことでもプラスに吸収していけるように他の選手から良いところを学んでいきたいです」 ―加入を決断した理由は 「いわきFCで昨シーズンに2回対戦しましたが、目の前の相手との駆け引きなど個人戦術が高いチームで、間違いなく自分に足りていない部分なので、ここに来れば成長できると考えて来ました」 ―今季の個人目標 「スタメンに定着して1試合でも多く試合に出ることです」 2024.01.14 22:57 Sun2
「金髪で有言実行」。辛口のセルジオ越後氏から太鼓判を押された右SB関根大輝の可能性【新しい景色へ導く期待の選手/vol.40】
「欧州組招集が叶わない」「タレント的に小粒」「コロナ禍の影響で国際経験が少ない」といった数々の懸念材料があり、2024年パリ五輪出場が危ぶまれていた大岩剛監督率いるU-23日本代表。しかしながら、ふたを開けてみれば、8大会連続切符獲得に加え、AFC U-23アジアカップ(カタール)制覇という大きな成果を挙げたのだ。 キャプテン・藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がMVPを受賞し、エース・細谷真大(柏レイソル)も重要な準々決勝・カタール戦と準決勝・イラク戦でゴールを挙げる中、大会通して評価をグングン上げたのが、右サイドバックの関根大輝(柏レイソル)だ。 187センチの大型サイドバック(SB)は2023年アジア大会(杭州)から頭角を現し、最終予選メンバーに滑り込んだ選手。それが韓国戦を除く5試合に先発し、定位置を奪取して不可欠な存在へと飛躍を遂げたのだから、本人も周囲も驚きを禁じ得なかっただろう。 「大会前に金髪にして、『この髪と同じメダルを取る』とメディアのみなさんの前で言ったんで、しっかり有言実行できてよかったです」と4日の帰国直後に彼は満面の笑みをのぞかせた。 とはいえ、5月3日のファイナル・ウズベキスタン戦ではヒヤリとするシーンもあった。山田楓喜(東京V)の一撃で1点をリードした後半ロスタイム。背番号4はゴール前でクロスに競った場面でボールが手に当たり、VAR判定の末にPKを献上してしまったのだ。 「映像を見られた時は『ヤバいかな』と思って。でも当たった瞬間は分からなくて、自分も大丈夫だと思ってプレーを続けていたんですけどね…。PKになった時はもう『止めてくれ』と。玲央君(小久保玲央ブライアン)に助けてもらって本当によかったなと。試合中もサッカー以外のところでもすごくコミュニケーションを取ってくれたし、最後に救ってもらって感謝です」と本人は九死に一生を得た心境だったという。 今大会の活躍で、パリ五輪参戦が確実視される立場になった関根。1年前にA代表招集された半田陸(ガンバ大阪)や欧州組の内野貴史(デュッセルドルフ)をごぼう抜きしていく様子を目の当たりにした関係者からは「A代表に入れていい」という声も高まっている。 その筆頭が辛口批評で知られるセルジオ越後氏だ。いつも苦言を呈するベテラン解説者が素直にポテンシャルを認めるのはかなり珍しい。これを受け、本人は「そう言ってもらえているのは知らなかった。本当に有難いですけど、自分としてまだまだだと思います」と謙虚な姿勢を崩さなかった。 関根がそう感じるのも、大会前のJリーグで対峙した毎熊晟矢(C大阪)の一挙手一投足を間近で体感したからだ。 「毎熊選手と対戦して、やっぱすごくうまいし、全然レベルがまだ違うなと感じた。そういう意味でも自分はまだまだ。もっと課題を克服して、ゴールアシストっていう結果を出さないとA代表には辿り着けないですよね」 「特に課題を挙げると、クロス対応の守備。攻撃で良い手応えをつかめたからこそ、守備の部分、1対1のアジリティを含めてもっと突き詰めていく必要があるんです」 「Jリーグの舞台ではこれまで何となくごまかせた部分はあったけど、緊迫した戦いになると1個のプレーで勝負が決まってしまうことを痛感したんです」 「逆に、そういうところを突き詰めれば、上に行けるという感覚は持てた。そこをレイソルで真剣に取り組んでいきたいと思います」と彼は神妙な面持ちでコメントした。 幸いにして、柏の指揮官はかつて「アジアの壁」と言われた井原正巳監督。大谷秀和・染谷悠太両コーチらも勝負の明暗を分ける守備には厳しいはずだ。関根はまだ拓殖大学在学中だが、3年でサッカー部を退部して、今年からプロの道を踏み出したことで、より大きく成長できる環境を手に入れたのは確か。そのアドバンテージを最大限生かして、高みを追い求めていくことが肝要なのだ。 そうすれば、本当に多くの関係者が求めているA代表昇格も現実になるだろう。関根のような187センチの長身の右SBというのはなかなか出てこない。酒井宏樹(浦和レッズ)が第一線から退いている状態の今、こういう人材が出てきてくれれば、パワープレー対策を考えても日本の大きな強みになる。しかも、関根はリスタートから点も取れる。数々のストロングを生かさなければもったいないのだ。 近い将来、A代表で毎熊や菅原由勢(AZ)、橋岡大樹(ルートン・タウン)ら年長者たちと堂々とポジション争いを繰り広げるためにも、まずは柏で確実な進化を遂げ、パリ五輪で存在感を示すことが重要だ。 「パリ五輪まで金髪は継続します」と彼は茶目っ気たっぷりに笑ったが、本大会でも髪色と同じメダルを取れれば最高のシナリオだ。関根にはその火付け役になってほしいものである。 2024.05.05 20:30 Sun3
「強いヴェルディを取り戻せれば…」、京都から紆余曲折の末に東京V加入の木村勇大、山田楓喜が意気込み
京都サンガF.C.から東京ヴェルディに期限付き移籍で加入したFW木村勇大、MF山田楓喜が新天地での意気込みを語った。 昨シーズン、城福浩監督の下で明治安田生命J2リーグを3位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1復帰を果たした東京V。 今冬の移籍市場では大学や高校、ユースからの新卒選手、J2のライバルクラブからの補強に加え、J1のライバルクラブから若手選手の期限付き移籍と合計14名の新戦力を迎え入れた。 そのなかで京都からは共にパリ・オリンピック世代で、U-23日本代表招集歴もある木村、山田と2人のアタッカーが加わることになった。 かつて東京ヴェルディジュニアに在籍し、関西学院大学在籍時にも練習参加していた木村に加え、山田も昨夏の段階でクラブ強化部が獲得に動いていたなか、紆余曲折を経ての加入が実現した。 加入決定時のリリースで「ただいまの感情が強い」と語っていた木村は、約10年ぶりに実現した“古巣”への帰還への思いを語る。 「ジュニアにいたこともそうですが、大学のときも一番早い段階からずっと声をかけていただきましたし、そういう意味ですごく思い入れがあります。あのときは京都がJ1に上がったタイミングで、自分としてJ1でやりたいと考えての決断でした。ただ、ずっと恩は感じていましたし、今回また声をかけてもらったところでヴェルディしかないと思いました」 「昔からヴェルディはうまいイメージが強くて綺麗に崩して勝つというのが、自分が小さいときに見ていた時代には信念のように感じていました。そういう意味ですごく大好きなサッカーでしたし、城福監督が就任してからはすごく良い意味でチェンジしたと思いますし、うまいながらもしっかりと戦ってという感じです。自分が今まで見ていたときはうまいけど戦えずに最後勝てないとか、最後に失点してしまうという感じでずっとJ2にいたイメージだったので、すごく良い方向に変わっていると思っています」 「ずっと近い距離にトップの選手がいて、それを毎日見ている感覚だったので、それが逆の立場になるという実感はないですが、すごく細かいところまで小さいながらも目に付く部分はありました。プレーはもちろんそれ以外の行動のところでも手本というか、尊敬できるような選手になれるように頑張りたいです。昨日(13日)は初めてクラブハウスに行きましたが、何も変わっていないなという懐かしい気持ちでした」 現在のトップチームには関西学院大学の同期であるFW山田剛綺に加え、ジュニア時代のチームメイトであるMF森田晃樹、MF綱島悠斗の2選手が在籍。木村は16年ぶりの昇格に導いた主将を「変わらずに不愛想な感じ(笑)」とイジリつつ、元チームメイトとの共闘を心待ちにしている。 「関東に来たときにはちょくちょくと会っていました。晃樹とは自分が大学生で練習参加していたときに車に乗せてもらったりしました。悠斗は大学時代に試合をすることはなかったですが、会場で会う機会はあったのでしゃべったりしていました」 「(山田剛綺とは)大学でずっと2人で出たりすることが多かったですし、ポジション的に争いながらも出ることが多かったので、すごく信頼している選手です。個人的に連絡も取り合っている選手なので、また一緒に試合に出られれば、個人的に嬉しいです」 「(森田は)昔からめちゃくちゃうまかったですし、そういう意味で信頼していました。いろいろあったとは思いますが、いまこうやってチームを引っ張っていることはすごいことだと思いますし、そういう選手を助けられればと思います」 一方、京都のアカデミー育ちで初の移籍を決断した山田は、今年にパリ五輪を控え、将来的な海外移籍を視野に入れたなかで自身の力を最も活かせる場所としてヴェルディ行きを決断した。 「これから生きていくなかで同じチームでプレーし続けるという考えは自分のなかではなかったことなので、もっともっとステップアップして今年はオリンピックもあるので、それを経て海外に行きたいという思いもあります。自分が一番活かせて活かせられる、そういうチームを選びました。京都から海外へという考えももちろんありましたが、自分は向こうに行くだけの結果も出せていないですし、もっと日本で結果を出しながらやっていかないと考えていたなか、今年J1に上がったチームで一番勢いがあるチームだと思っていますし、そこで自分が一緒にJ1で旋風というか、一番勢いを見せられるチームだと思っているので、そこに魅力を感じて来た感じもあります」 「(オリンピックイヤーでの移籍に)迷いはなかったです。去年の夏から話をもらっていたなかでそれを断ってしまいましたが、またこうやって声をかけてもらったのでこっちで挑戦してみようと思ったのと、オリンピックはあまり意識せずにという感じでした」 「自分自身初めての移籍なので楽しみな部分が多いです。(ヴェルディを勝たせますとのコメントは)自信がないとこういう発言はできないと思うので、自分に自信を持っているからこそこうやって移籍してきましたし、勝たせる準備はしてきているので、自分を出していきたい」 あくまで一人のプロフェッショナルとしての決断と語った一方、昨夏にオファーを受けたこともあり、昨シーズン終盤のヴェルディの戦いは気になっていたという。とりわけ、J1昇格が懸かったプレーオフはファン目線で観戦していた。 「試合はちょくちょく見ていましたし、それこそプレーオフの試合は一人のファンとしてというか、テレビの前で応援しながら見ていました。ヴェルディを応援していました。(笑)」 かつてJ1の舞台で主役を担った当時のことは分からないとしながらも、ヴェルディの伝統の重みを理解する京都からのローンプレーヤー2人は、久々のJ1の舞台に臨む新生ヴェルディの一員として新たな歴史を築くという決意を示す。 アカデミー在籍歴のある木村は「自分がいたころはずっとJ2で戦っていたので、J1を戦っていたころのヴェルディのことはよく分からないです。ただ、父がサッカー好きで昔のヴェルディは強かったということは小学生でジュニアに加入するころに聞かされていました。また、強いヴェルディを取り戻せればと思います」と、名門復活への思いを語った。 一方、山田は「京都から来た選手2人でこのチームを勝たせようと話していました」とエピソードを明かした木村同様に、「ヴェルディがどれだけすごい熱量でどういうものを築き上げてきたかは少しは分かっているつもりなので、そこに自分がひとつ上乗せして築き上げれればと思います」と意気込みを語った。 2024.01.16 19:15 Tue4
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