今季まで奈良クラブ主将務めたDF小谷祐喜が33歳で現役引退…来季からトップAC兼アカデミーコーチに就任
2024.12.27 17:40 Fri
DF小谷祐喜が33歳で現役引退
奈良クラブは27日、DF小谷祐喜(33)の現役引退を発表した。
なお、小谷は2025シーズンより奈良クラブのトップチームアシスタントコーチ兼アカデミーコーチに就任するとのことだ。
大阪府出身の小谷は、関西大学から2014年にセレッソ大阪へ入団。SC相模原への期限付き移籍も経験した後、2016年からはロアッソ熊本へ活躍の場を移して数シーズンプレーし、2021年に当時日本フットボールリーグ(JFL)だった奈良へ加入した。
奈良では加入1年目から主力を担い、J3リーグ参入に貢献。今シーズンもキャプテンとしてシーズンに臨むと、明治安田J3リーグで16試合1得点。その他、YBCルヴァンカップ1試合出場、天皇杯1試合出場の成績を残していたが、先日に今季限りでの契約満了が発表されていた。
キャリアを通じてはJ2リーグで54試合3得点、J3リーグで86試合4得点、JFLで52試合2得点の数字を残した。
「2024シーズン限りでプロサッカー選手としての挑戦を終えることを決断いたしました。父と兄の影響でサッカーに出会い、7歳の時に初めてワールドカップを見て、プロサッカー選手に憧れ、大きな夢を持つことができました。それからは、いつも家族が夢だけを追いかけて突っ走っている僕を支えてくれていました。そして、これまでご指導いただいた指導者の方々や家族の支えのおかげで、小さい頃からの夢であったセレッソ大阪で、プロサッカー選手としてのキャリアをスタートすることができました」
「そこからプロの世界の厳しさを知り、くじけそうになる経験をいくつもしましたが、いつも愛する妻と息子たちが僕にパワーを与えてくれ、何度も何度も立ち上がりチームのために戦うための勇気をくれました。ありがとう」
「セレッソ大阪、SC相模原、ロアッソ熊本、奈良クラブと4つのクラブでプレーをさせていただきましたが、どのクラブでも素晴らしいサポーターの皆さんが一緒に戦ってくださり、毎試合毎試合背中を押してくれ、前を向かせてくれ、この人たちのために! と本気で思わせてもらえました。僕がどんな日も前向きに頑張れたのは、間違いなくみなさんの声や姿があったからです」
「毎日が戦いでその日の練習や試合が終われば、また次の練習、試合に向けて全てを捧げる日々だったので、11年間本当にあっという間でしたが、今ゆっくりと振り返ってみると心から幸せな時間を過ごさせてもらっていたのだなと感じます」
「大事な時間、仲間、経験を得ることができた僕のサッカー選手生活、この感謝の思いをずっと忘れることなく胸のど真ん中に据えて、次の挑戦へと向かいます」
「セレッソ大阪、SC相模原、ロアッソ熊本、奈良クラブの関係者の皆様、サッカー選手として人としてたくさんの学びや気づきを与えてくれた指導者の方々、高め合い励まし合い熱く戦ってきたチームメートの方々、こんな僕を最後まで信じて応援してくれたファンサポーターの方々、本当にありがとうございました」
「また会える日を楽しみにしています!」
なお、小谷は2025シーズンより奈良クラブのトップチームアシスタントコーチ兼アカデミーコーチに就任するとのことだ。
大阪府出身の小谷は、関西大学から2014年にセレッソ大阪へ入団。SC相模原への期限付き移籍も経験した後、2016年からはロアッソ熊本へ活躍の場を移して数シーズンプレーし、2021年に当時日本フットボールリーグ(JFL)だった奈良へ加入した。
キャリアを通じてはJ2リーグで54試合3得点、J3リーグで86試合4得点、JFLで52試合2得点の数字を残した。
今シーズン限りでスパイクを脱ぐ決断を下した小谷は、引退に際して家族や友人、これまで携わってきた指導者、チームメイト、そしてファン・サポーターへの感謝の想いを綴っている。
「2024シーズン限りでプロサッカー選手としての挑戦を終えることを決断いたしました。父と兄の影響でサッカーに出会い、7歳の時に初めてワールドカップを見て、プロサッカー選手に憧れ、大きな夢を持つことができました。それからは、いつも家族が夢だけを追いかけて突っ走っている僕を支えてくれていました。そして、これまでご指導いただいた指導者の方々や家族の支えのおかげで、小さい頃からの夢であったセレッソ大阪で、プロサッカー選手としてのキャリアをスタートすることができました」
「そこからプロの世界の厳しさを知り、くじけそうになる経験をいくつもしましたが、いつも愛する妻と息子たちが僕にパワーを与えてくれ、何度も何度も立ち上がりチームのために戦うための勇気をくれました。ありがとう」
「セレッソ大阪、SC相模原、ロアッソ熊本、奈良クラブと4つのクラブでプレーをさせていただきましたが、どのクラブでも素晴らしいサポーターの皆さんが一緒に戦ってくださり、毎試合毎試合背中を押してくれ、前を向かせてくれ、この人たちのために! と本気で思わせてもらえました。僕がどんな日も前向きに頑張れたのは、間違いなくみなさんの声や姿があったからです」
「毎日が戦いでその日の練習や試合が終われば、また次の練習、試合に向けて全てを捧げる日々だったので、11年間本当にあっという間でしたが、今ゆっくりと振り返ってみると心から幸せな時間を過ごさせてもらっていたのだなと感じます」
「大事な時間、仲間、経験を得ることができた僕のサッカー選手生活、この感謝の思いをずっと忘れることなく胸のど真ん中に据えて、次の挑戦へと向かいます」
「セレッソ大阪、SC相模原、ロアッソ熊本、奈良クラブの関係者の皆様、サッカー選手として人としてたくさんの学びや気づきを与えてくれた指導者の方々、高め合い励まし合い熱く戦ってきたチームメートの方々、こんな僕を最後まで信じて応援してくれたファンサポーターの方々、本当にありがとうございました」
「また会える日を楽しみにしています!」
小谷祐喜の関連記事

奈良クラブの関連記事

J3の関連記事

|
奈良クラブの人気記事ランキング
1
【天皇杯】1都6県で代表チーム決定! J3の岐阜&奈良は順当に出場、筑波大学はRB大宮と対戦…法政大学、順天堂大学、中京大学、新潟医療福祉大学と5つの大学が代表に
10日、第105回天皇杯の都道府県代表決定戦が1都7県で行われた。 今回代表チームが決定したのは、東京都、茨城県、千葉県、新潟県、愛知県、岐阜県、兵庫県、奈良県となった。 岐阜ではJ3のFC岐阜とセカンドチームに当たるFC岐阜SECONDが対戦。親子対決となった中、3-0でFC岐阜が勝利し5年連続19回目の出場を決めた。 奈良ではJ3の奈良クラブとJFLの飛鳥FCが対戦。2-0で奈良が勝利し、4年連続16回目の出場となった。なお、1回戦は新潟県代表の新潟医療福祉大学と対戦する。 東京では、明治大学と法政大学の大学同士の対決となった中、1-2で法政大学が勝利。6年ぶり14回目の出場となり、1回戦で群馬県代表と対戦する。 茨城では筑波大学と流通経済大学の大学対決となり、1-0で筑波大学が勝利。4年連続35回目の出場となり、1回戦ではJ2のRB大宮アルディージャと対戦する。 千葉では、JFLのブリオベッカ浦安・市川と順天堂大学が対戦し、PK戦までも釣れた結果、順天堂大学が勝利。4年ぶり17回目の出場となり、1回線ではJ2のカターレ富山と対戦する。 新潟では、JAPANサッカーカレッジと新潟医療福祉大学が対戦し、延長までもつれた試合は2-4で新潟医療福祉大学が勝利。2年ぶり8回目の出場となり、奈良クラブと対戦する。 愛知では、JFLのFCマルヤス岡崎と中京大学が対戦し、PK戦までもつれた中、3-4で中京大学が勝利。2年連続9回目の出場となり、1回戦では石川県代表と対戦する。 兵庫では、Cento Cuore HARIMAとFC BASARA HYOGOが対戦し、PK戦の結果2-4でFC BASARA HYOGOが勝利。天皇杯に初出場となり、1回戦では和歌山県代表と対戦する。 なお、残りの代表チームは11日に決定する。 <h3>◆出場決定チーム</h3> 【アマチュアシード】 東洋大学(初出場)/大学連盟選出 【秋田】ノースアジア大学(2年ぶり3回目) 【山形】大山サッカークラブ(2年連続4回目) 【茨城】筑波大学(4年連続35回目) 【埼玉】東京国際大学(5年ぶり8回目) 【千葉】順天堂大学(4年ぶり17回目) 【東京】法政大学(6年ぶり14回目) 【新潟】新潟医療福祉大学(2年ぶり8回目) 【山梨】山梨学院大学 PEGASUS(4年連続7回目) 【愛知】中京大学(2年連続9回目) 【岐阜】FC岐阜(5年連続19回目) 【兵庫】FC BASARA HYOGO(初出場) 【奈良】奈良クラブ(4年連続16回目) 【鳥取】ガイナーレ鳥取(5年連続27回目) 【島根】ベルガロッソいわみ(3年連続4回目) 【岡山】環太平洋大学FC(初出場) 【広島】福山シティFC(2年連続5回目) 【山口】FCバレイン下関(3年連続5回目) 【徳島】FC徳島(10年連続10回目) 【佐賀】Brew SAGA(2年ぶり12回目) <h3>◆1回戦</h3> ▽5月24日(土) 《13:00》 【4】宮城県代表 vs 東洋大学(アマチュアシード) [みやぎ生協めぐみ野フットボール場・Bグラウンド] 【6】水戸ホーリーホック vs 神奈川県代表 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【14】Brew SAGA(佐賀) vs 熊本県代表 [SAGAサンライズパークSAGAスタジアム] 【16】FC岐阜(岐阜) vs 富山県代表 [新日本ガス球技メドウ] 【21】京都府代表 vs 滋賀県代表 [たけびしスタジアム京都] 【23】奈良クラブ(奈良) vs 新潟医療福祉大学(新潟) [ロートフィールド奈良] 【25】栃木県代表 vs 大山サッカークラブ(山形) [栃木県グリーンスタジアム] 【26】愛媛FC vs 長崎県代表 [ニンジニアスタジアム] 【27】宮崎県代表 vs ガイナーレ鳥取(鳥取) [いちご宮崎新富サッカー場] 《15:00》 【1】香川県代表 vs 高知県代表 [Pikaraスタジアム] ▽5月25日(日) 《13:00》 【2】福井県代表 vs 静岡県代表 [テクノポート福井スタジアム] 【3】福山シティFC(広島) vs FC徳島(徳島) [エディオンピースウイング広島] 【5】福島県代表 vs 東京国際大学(埼玉) [とうほう・みんなのスタジアム] 【7】青森県代表 vs 北海道代表 [プライフーズスタジアム] 【8】三重県代表 vs 山梨学院大学 PEGASUS(山梨) [三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メインG] 【9】FC今治 vs 鹿児島県代表 [アシックス里山スタジアム] 【10】群馬県代表 vs 法政大学(東京) [アースケア敷島サッカー・ラグビー場] 【12】沖縄県代表 vs 大分県代表 [沖縄県総合運動公園陸上競技場] 【13】ベルガロッソいわみ(島根) vs 福岡県代表 [島根県立浜山公園陸上競技場] 【15】FCバレイン下関(山口) vs 環太平洋大学FC(岡山) [セービング陸上競技場] 【17】長野県代表 vs 大阪府代表 [サンプロアルウィンサンアル] 【18】石川県代表 vs 中京大学(愛知) [金沢ゴーゴーカレースタジアム] 【19】大分トリニータ vs 愛媛県代表 [クラサスドーム大分] 【20】和歌山県代表 vs FC BASARA HYOGO(兵庫) [和歌山県紀三井寺公園陸上競技場] 【22】カターレ富山 vs 順天堂大学(千葉) [高岡スポーツコアサッカー・ラグビー場高岡] 【24】岩手県代表 vs ノースアジア大学(秋田) [いわぎんスタジアム] 《14:00》 【11】RB大宮アルディージャ vs 筑波大学(茨城) [NACK5スタジアム大宮] <h3>◆2回戦</h3> ▽6月11日(水) 《18:30》 【34】横浜F・マリノス vs 【7】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 【42】サンフレッチェ広島 vs 【14】の勝者 [福山通運ローズスタジアム] 【49】徳島ヴォルティス vs レノファ山口FC [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 【50】FC町田ゼルビア vs 【21】の勝者 [町田GIONスタジアム] 【56】名古屋グランパス vs 【27】の勝者 [豊田スタジアム] 《19:00》 【28】ヴィッセル神戸 vs 【1】の勝者 [ノエビアスタジアム神戸] 【29】ヴァンフォーレ甲府 vs 【2】の勝者 [JITリサイクルインクスタジアム] 【30】アルビレックス新潟 vs 【3】の勝者 [デンカビッグスワンスタジアム] 【31】柏レイソル vs 【4】の勝者 [三協フロンテア柏スタジアム] 【32】川崎フロンターレ vs 【5】の勝者 [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] 【33】ジュビロ磐田 vs 【6】の勝者 [ヤマハスタジアム(磐田)] 【35】いわきFC vs ブラウブリッツ秋田 [ハワイアンズスタジアムいわき] 【37】モンテディオ山形 vs 【9】の勝者 [NDソフトスタジアム山形] 【38】鹿島アントラーズ vs 【10】の勝者 [茨城県立カシマサッカースタジアム] 【39】V・ファーレン長崎 vs 【11】の勝者 [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【40】アビスパ福岡 vs 【12】の勝者 [ベスト電器スタジアム] 【41】ファジアーノ岡山 vs 【13】の勝者 [JFE晴れの国スタジアム] 【43】藤枝MYFC vs 【15】の勝者 [藤枝総合運動公園サッカー場] 【44】湘南ベルマーレ vs 【16】の勝者 [レモンガススタジアム平塚] 【45】清水エスパルス vs 【17】の勝者 [IAIスタジアム日本平] 【48】セレッソ大阪 vs 【20】の勝者 [ヨドコウ桜スタジアム] 【51】ベガルタ仙台 vs 【22】の勝者 [キューアンドエースタジアムみやぎ] 【52】京都サンガF.C. vs 【23】の勝者 [サンガスタジアム by KYOCERA] 【54】東京ヴェルディ vs 【25】の勝者 [味の素スタジアム] 【55】サガン鳥栖 vs 【26】の勝者 [駅前不動産スタジアム] 【57】ジェフユナイテッド千葉 vs ロアッソ熊本 [フクダ電子アリーナ] ▽6月18日(水) 《18:30》 【53】横浜FC vs 【24】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 《19:00》 【36】ガンバ大阪 vs 【8】の勝者 [パナソニック スタジアム 吹田] 【46】FC東京 vs 【18】の勝者 [味の素スタジアム] 【47】北海道コンサドーレ札幌 vs 【19】の勝者 [大和ハウスプレミストドーム] <h3>◆都道府県代表決定戦</h3> 【5月11日(日)】 :北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、栃木県、群馬県、神奈川県、長野県、富山県、石川県、福井県、静岡県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、和歌山県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 2025.05.10 22:53 Sat
2
【明治安田J3第12節まとめ】首位・栃木Cは八戸とゴールレスドロー、2位FC大阪は首位と勝ち点で並ぶ白星
明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 <h3>【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け</h3> 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。栃木Cは4分に相澤ピーターコアミのロングフィードに抜け出したピーター・ウタカがGK大西勝俉をかわしてシュートを放つが、ポストに嫌われる。 ここまで9試合無敗を続けている栃木Cがペースを握っていく中で、4試合連続ゴール中の田中パウロ淳一に5試合連続ゴールの期待もかかったが、0-0のゴールレスドローに終わった。 <h3>【奈良vs宮崎】宮崎がしっかりと勝ち切り3位浮上</h3> 5位の奈良クラブ(勝ち点19)と4位のテゲバジャーロ宮崎(勝ち点19)の勝ち点で並ぶ戦い。中2日での戦いとなった両者だが、アウェイの宮崎が押し込んでいく展開となる。 3分にはパスに抜け出た吉澤柊がシュートも、ミートせずに枠外に。5分にはボックス内で阿野真拓がシュートも、GKマルク・ヴィトがセーブする。 24分には左サイドのスペースに抜け出た下川陽太が前に出てきたGKの頭上を越えるループシュートを沈めるもこれはオフサイド。ゴールレスで試合を折り返すと、防戦だった奈良は58分にビッグチャンス。ボックス手前で川谷凪がボールを奪うと、ボックス右からグラウンダーのクロス。これを田村 亮介がダイレクトで合わせるがGKイ・チュンウォンがセーブ。こぼれ球を田村 翔太がシュートするとブロックされるも、岡田 優希が再びシュートを狙うが右ポストに嫌われる。 ゴールレスのまま迎えた中、88分に試合が動く。相手の横パスをインターセプトした井上怜がそのまま持ち出してGKとの一対一を決めて宮崎が先制。0-1で勝利した宮崎が3位に浮上した。 <h3>【FC大阪vs松本】エースのゴールでFC大阪が首位に勝ち点で並ぶ</h3> 2位のFC大阪(勝ち点22)と10位の松本山雅FC(勝ち点15)の試合。勝てば首位の栃木Cに勝ち点で並ぶFC大阪は序盤からペースを握っていく展開となる。 しかし、互いになかなかゴールが奪えない展開に。それでも松本は38分にチャンス。小川大貴がボックス手前から左足シュートも枠の右に外れる。すると40分にFC大阪が先制。センターサークル内で佐藤諒が左サイドからのパスをダイレクトで前線へ送ると、抜け出した島田拓海が落ち着いて流し込みゴール。島田は3試合連続ゴールとなった。 FC大阪はさらに42分にもビッグチャンス。左からのクロスをファーサイドで増田隼司がヘッド。これはGK大内一生がセーブすると、こぼれ球を佐藤がシュートも、GK大内が体を張って止める。 後半は互いにゴールを目指すも、やはりゴールが遠い展開に。結局前半のゴールが決め手となり、1-0でFC大阪が勝利し、首位の栃木Cと勝ち点で並ぶこととなった。 その他、FC琉球に勝利した鹿児島ユナイテッドFCが5位、ツエーゲン金沢に勝利したギラヴァンツ北九州が6位に浮上し、昇格プレーオフ圏内に入った。 <h3>◆明治安田J3リーグ第12節</h3> ▽5/6(火) 福島ユナイテッドFC 2-4 ザスパ群馬 【福島】 中村翼(後10) 清水一雅(後51) 【群馬】 青木翔大(前39) 小西宏登(前43) 高橋勇利也(後14) 米原秀亮(後27) ヴァンラーレ八戸 0-0 栃木シティ 栃木SC 1-0 AC長野パルセイロ 【栃木SC】 矢野貴章(後46) SC相模原 1-0 ガイナーレ鳥取 【相模原】 加藤大育(後43) ツエーゲン金沢 0-1 ギラヴァンツ北九州 【北九州】 河辺駿太郎(前24) 奈良クラブ 0-1 テゲバジャーロ宮崎 【宮崎】 井上怜(後43) 高知ユナイテッドSC 0-2 カマタマーレ讃岐 【讃岐】 附木雄也(後34) 大野耀平(後40) FC琉球 1-2 鹿児島ユナイテッドFC 【琉球】 高木大輔(前29) 【鹿児島】 近藤慶一(前11) 岡崎慎(後47) FC岐阜 3-2 アスルクラロ沼津 【岐阜】 ドゥドゥ(前3) 横山智也(前7) 西谷亮(前11) 【沼津】 鈴木拳士郎(前38) 菅井拓也(後24) ▽5/7(水) FC大阪 1-0 松本山雅FC 【FC大阪】 島田拓海(前40) 2025.05.07 21:02 Wed3
【明治安田J3第11節まとめ】J3新規参入の栃木CがFC大阪との首位攻防戦を制して首位浮上! 宮崎は高知を相手に2点差を逆転して3位浮上
明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。 <h3>【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上</h3> 2位の栃木シティと首位のFC大阪の一戦。首位攻防戦となった中、ホームの栃木Cが主導権を握ることに開始6分、右サイドを仕掛けた田中パウロ淳一がクロスを入れると、相手のハンドを誘いPKを獲得。これを田中が自らしっかりと決めて栃木Cが先制。得意の「えっほえっほ」のパフォーマンスを見せる。 さらに18分、栃木CはGK相澤ピーターコアミがロングフィードを送ると、これを抜け出てトラップした平岡将豪が切り返しから豪快に決めてリードを広げる。 首位のFC大阪は栃木Cのペースに飲まれていた中、76分には自陣でボールを奪うと西村 真祈のスルーパスに反応した島田 拓海が決めて1点を返すことに。それでも反撃はここまでとなり、2-1で栃木Cが勝利して首位に浮上した。 <h3>【宮崎vs高知】土壇場の勝利で宮崎が3位浮上</h3> 6位のテゲバジャーロ宮崎は10位の高知ユナイテッドSCをホームに迎えた。 試合は33分に高知がカウンターから新谷聖基が決めて先制すると、44分には相手のハンドで得たPKを小林心が決めて前半で2点をリードする。 宮崎は2点ビハインドとなったが51分に反撃。左サイドからのクロスに対して橋本啓吾がヘッドで合わせて1点を返すと、78分にも左からのクロスを今度は黒木謙吾がヘッドで同点に追いつく。 2つのクロスから追いついた宮崎だったが89分にドラマが。ロングボールから、最後は橋本が泥臭く決め切って大逆転。3-2で勝利し、3位に浮上した。 なお、3位の鹿児島ユナイテッドFCは7位の奈良クラブに1-2、4位のツエーゲン金沢は16位の松本山雅FCに2-1、5位のギラヴァン北九州は11位の栃木SCとゴールレスドローとなり、勝ち点を伸ばせなかった。 <h3>◆明治安田J3リーグ第11節</h3> ▽5/3(土) 栃木シティ 2-1 FC大阪 【栃木C】 田中パウロ淳一(前6) 平岡将豪(前18) 【FC大阪】 島田拓海(後32) ザスパ群馬 1-1 FC岐阜 【群馬】 加々美登生(後45) 【岐阜】 粟飯原尚平(後8) アスルクラロ沼津 0-1 ヴァンラーレ八戸 【八戸】 音泉翔眞(前7) ガイナーレ鳥取 2-0 FC琉球 【鳥取】 三木直土(前32、後15) カマタマーレ讃岐 1-2 福島ユナイテッドFC 【讃岐】 大野耀平(後14) 【福島】 樋口寛規(前7、後43) ギラヴァンツ北九州 0-0 栃木SC テゲバジャーロ宮崎 3-2 高知ユナイテッドSC 【宮崎】 橋本啓吾(後6、後44) 黒木謙吾(後33) 【高知】 新谷聖基(前33) 小林心(前44) 鹿児島ユナイテッドFC 1-2 奈良クラブ 【鹿児島】 福田望久斗(後28) 【奈良】 岡田優希(後2) 田村翔太(後24) 松本山雅FC 2-1 ツエーゲン金沢 【松本】 田中想来(前29、後5) 【金沢】 長倉颯(前38) AC長野パルセイロ 1-1 SC相模原 【長野】 藤川虎太朗(後47) 【相模原】 高井和馬(後44) 2025.05.03 22:10 Sat4
「月間ヤングプレーヤー賞」はC大阪の北野颯太、RB大宮のDF市原吏音、奈良の國武勇斗が受賞
Jリーグは15日、2月・3月度の「月間ヤングプレーヤー賞」を発表した。 「月間ヤングプレーヤー賞」は、21歳以下の選手を選定して表彰するものに。J1はセレッソ大阪のFW北野颯太、J2はRB大宮アルディージャのDF市原吏音、J3は奈良クラブのMF國武勇斗が選出された。3名ともに初受賞となる。 それぞれ、表彰楯が送られる。各選手のJリーグ選考委員会による総評と受賞者のコメントは以下の通り。 <h3>J1:FW北野颯太(セレッソ大阪)</h3> ◆コメント 「2・3月の月間ヤングプレーヤー賞に選んでいただきとても嬉しいです。新しいサッカーのスタイルにも挑戦している中で、個人としては得点のチャンスも増えていると思いますが、チームとして満足いく結果につながっていないので、もっと得点やアシストでチームに貢献したいと思っています。この賞を励みに、もっともっと活躍して、チームが目指しているフットボールをさらに高めていきたいですし、もっと飛躍できるように頑張ります」 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「若い年齢ながら、大阪ダービーでしっかりとパフォーマンスを見せた」 槙野智章委員 「既に4ゴール決めており、セレッソの攻撃の中心になっている。今後伸びてくる選手の一人」 北條聡委員 「セレッソの“一番星”が躍動。ライン間で巧みにボールを引き出し、攻撃の起点に。守備側の急所に鋭く潜り込み、何度もゴールに絡んだ」 GAKU-MC特任委員 「開幕戦のダービーマッチで先制ゴールを決めてチームに勢いをつけた。その試合は2ゴール1アシストと大活躍。これ以上ないスタートを切った若き逸材に期待」 鮫島彩特任委員 「バイタルエリアでボールを受けて良い攻撃の起点となっている場面が非常に多く、得点力も優れている。特に第3節の柏戦での得点は、技術の高さとゴールへの意識が際立っていた。得点の結果はもちろん、チームの良い攻撃の起点になっており、ヤングプレーヤーとは思えないほどチームの中心となり活躍している」 <h3>J2:DF市原吏音(RB大宮アルディージャ)</h3> ◆コメント 「このような素晴らしい賞を受賞できたこと嬉しく思います。自分としてはパフォーマンスも結果も納得できるものではないので、チームが勝ってくれていることが全てだと思います。チームメイトに感謝しながら、次は自分が点を取って守ってチームを勝たせて、また受賞できるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」 ◆Jリーグ選考委員会による総評 小林祐三委員長 「他の追随を許さない存在感を放つ選手」 JFA技術委員会 「2月のAFCU-20アジアカップから戻り、確約されていないレギュラーの座をしっかりと掴み取ったことは、高く評価」 林陵平委員 「年齢に見合わない落ち着きと雰囲気を持つポテンシャル抜群のセンターバック。今後の活躍にも期待」 南雄太委員 「守備の要としてチームの躍進に大きく貢献している」 寺嶋朋也委員 「群を抜く才能を持った選手」 <h3>J3:MF國武勇斗(奈良クラブ)</h3> ◆コメント 「この度は、明治安田J3リーグ2・3月度月間ヤングプレーヤー賞に選んでいただきありがとうございます。このような賞をいただけたこと、とても嬉しく思っています。このような賞をいただけたのは自分だけでなく、ファン・サポーターのみなさんの応援があってこそです。ここで満足せず、ファン・サポーターや観客を楽しませられるようなプレー、ゴールを見せていきます。引き続き熱い応援よろしくお願いします」 ◆Jリーグ選考委員会による総評 橋本英郎委員 「短い時間出場ながらインパクトを与える活躍。勝点は彼がゴールを取る事で得られている」 本並健治委員 「3ゴール決めた存在感。その中の2ゴールは決勝点であることから、勝負強さを感じられる。19歳ということもあり、これからのステップアップも期待できる」 近賀ゆかり特任委員 「長い距離のドリブルからのゴールはすごい。3ゴールという結果も出している」 平畠啓史委員 「7試合で3ゴール。2試合連続ゴールはどちらも途中出場でさらに逆転ゴール。若いがスケール感十分のプレーヤー。さらに勝負強さも持ち合わせた19歳。第6節、群馬戦でのドリブル独走からのシュートも文句なし。途中出場でもしっかりと点が取れており、今シーズンのさらなる活躍が期待される」 2025.04.15 22:10 Tue5