前田大然のCL3点目で追いついたセルティックがクラブ・ブルージュと引き分け3戦負けなし!【CL】
2024.11.28 07:10 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節のセルティックvsクラブ・ブルージュが27日に行われ、1-1の引き分けに終わった。
ここまで2勝1分け1敗のセルティックは、ベルギーの強豪クラブ・ブルージュをホームで迎え撃った一戦でCL連勝を狙った。直近のハーツ戦でゴールを奪ったFW古橋亨梧やFW前田大然、MF旗手怜央の3選手がスタメンを飾った。
立ち上がりからボールを握られる入りとなったセルティックは、5分に最初のピンチ。自陣左サイドで旗手がオニェディカにボールを奪われると、ボックス手前でパスを受けたジュグラが左足のミドルシュートでゴールに迫ったが、このシュートはゴール右に外れた。
その後もなかなか効果的な崩しが見せられず決定機まで至らないセルティックは、26分に失点を許す。自陣深くでクラブ・ブルージュのハイプレスを受けると、ボックス内でパスを受けたDFカーター=ヴィッカーズのバックパスがそのままゴールネットに吸い込まれた。
先制を許したセルティックは37分、右サイドからカットインしたキューンがゴール前にクロスを供給すると、DFの裏に走り込んだ旗手がダイビングヘッドへゴールに迫ったが、これはGKミニョレのセーブに防がれた。
1点を追うセルティックは、59分にエンゲルスとテイラーを下げてベルナルドとバジェを投入。すると直後の60分、バジェのパスをボックス左高い位置で受けた前田が切り返しでマークを外すと、右足一閃。軸足を滑らせながらも放たれたシュートはゴール右隅に突き刺さった。
試合を振り出しに戻したセルティックは69分にピンチを迎える。左クロスをボックス内で収めたツォリスのパスをヴァナケンが落とし、最後はジュグラがゴールネットを揺らしたが、これはVARの末にジュグラのオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。
ピンチを凌いだセルティックは、76分に古橋と前田を下げてイダーとフォレストを投入。後半最終盤には決死の猛攻を仕掛けたが、最後まで追加点は奪えず。試合はそのまま1-1でタイムアップし、勝ち点1を分け合った。
セルティック 1-1 クラブ・ブルージュ
【セルティック】
前田大然(後15)
【クラブ・ブルージュ】
OG(前26)
ここまで2勝1分け1敗のセルティックは、ベルギーの強豪クラブ・ブルージュをホームで迎え撃った一戦でCL連勝を狙った。直近のハーツ戦でゴールを奪ったFW古橋亨梧やFW前田大然、MF旗手怜央の3選手がスタメンを飾った。
立ち上がりからボールを握られる入りとなったセルティックは、5分に最初のピンチ。自陣左サイドで旗手がオニェディカにボールを奪われると、ボックス手前でパスを受けたジュグラが左足のミドルシュートでゴールに迫ったが、このシュートはゴール右に外れた。
先制を許したセルティックは37分、右サイドからカットインしたキューンがゴール前にクロスを供給すると、DFの裏に走り込んだ旗手がダイビングヘッドへゴールに迫ったが、これはGKミニョレのセーブに防がれた。
1点ビハンドで前半を終えたセルティックは、後半立ち上がりの50分にチャンス。敵陣でボールを奪ったC・マクレガーの横パスをボックス手前で受けた旗手がペナルティアーク手前から左足を振り抜いたが、シュートはわずかにゴール右に逸れた。
1点を追うセルティックは、59分にエンゲルスとテイラーを下げてベルナルドとバジェを投入。すると直後の60分、バジェのパスをボックス左高い位置で受けた前田が切り返しでマークを外すと、右足一閃。軸足を滑らせながらも放たれたシュートはゴール右隅に突き刺さった。
試合を振り出しに戻したセルティックは69分にピンチを迎える。左クロスをボックス内で収めたツォリスのパスをヴァナケンが落とし、最後はジュグラがゴールネットを揺らしたが、これはVARの末にジュグラのオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。
ピンチを凌いだセルティックは、76分に古橋と前田を下げてイダーとフォレストを投入。後半最終盤には決死の猛攻を仕掛けたが、最後まで追加点は奪えず。試合はそのまま1-1でタイムアップし、勝ち点1を分け合った。
セルティック 1-1 クラブ・ブルージュ
【セルティック】
前田大然(後15)
【クラブ・ブルージュ】
OG(前26)
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【CLリーグフェーズ第5節プレビュー②】首位リバプールが天敵レアル・マドリーに挑む
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節残り9試合が27日に行われる。ここでは第5節2日目の27日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第5節② ▽11/27(水) 《26:45》 ツルヴェナ・ズヴェズダ vs シュツットガルト シュトゥルム・グラーツ vs ジローナ 《29:00》 モナコ vs ベンフィカ アストン・ビラ vs ユベントス ボローニャ vs リール セルティック vs クラブ・ブルージュ ディナモ・ザグレブ vs ドルトムント リバプール vs レアル・マドリー PSV vs シャフタール・ドネツク ◆3季前の決勝カード 第5節2日目の最注目試合は2021-22シーズンのCL決勝カード、リバプールvsレアル・マドリーだ。両チームはこれまで8度対戦し、マドリーが7勝1分けの無敗。リバプールからすれば天敵と言える相手だ。直近では2シーズン前のラウンド16で対戦し、やはりマドリーが連勝で勝ち上がっている。現在、プレミアリーグでも首位に立つリバプールがマドリー相手に初勝利を挙げるか、はたまたマドリーが返り討ちにするかが注目される。 首位リバプール(勝ち点12)は前節、シャビ・アロンソ監督がアンフィールドに凱旋した中、レバークーゼンに4発快勝。唯一の4連勝スタートとした。ここまでスロット監督はメンバーを固定して戦っているもののケガ人を出さず戦えており、順調なシーズンを送っている。週末にはマンチェスター・シティとのビッグマッチも控えるが、5連勝でトップ8入りを確実にできるか。 対する18位マドリー(勝ち点6)は前節、ホームでミランに敗戦。2勝2敗スタートとなった。クラシコ敗戦に続く公式戦連敗でアンチェロッティ監督の進退が騒がしくなったが、ラ・リーガでは格下相手に2連勝として持ち直した。ただ、直近のレガネス戦でFWヴィニシウスが負傷し欠場が確定。攻撃の核を失った中、レガネス戦で公式戦5試合ぶりにゴールを奪ったFWムバッペの奮起が求められる。 ◆好位置に付けるセルティック、日本人3選手の活躍は続くか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241126_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 15位と好位置に付けるセルティック(勝ち点7)は22位クラブ・ブルージュ(勝ち点6)と対戦。前節ライプツィヒ戦ではMF旗手怜央がCL初ゴールをマークして勝利、2勝1分け1敗とした。FW古橋亨梧、FW前田大然と日本代表の主力3選手がしっかりとCLで活躍している中、今節もインパクトを残せるかに注目だ。 ◆南野、荻原、チェイス・アンリの活躍に期待 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241126_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MF南野拓実の3位モナコ(勝ち点10)は19位ベンフィカ(勝ち点6)と対戦。モナコは前節ボローニャ戦、終盤の一撃で勝利し3勝1分けとした。上々のリーグフェイズ前半戦とした中、直近のブレスト戦を代表帰りのために温存された万全の南野が躍動する姿に期待したい。 DF荻原拓也がレギュラーの座を掴んでいる16位ディナモ・ザグレブ(勝ち点7)は7位ドルトムント(勝ち点9)と対戦。ザグレブは前節スロバン・ブラチスラヴァ戦、4-1と快勝。2勝目を挙げ、16位に浮上した。バイエルン戦大敗からのスタートを考えればこちらも上々のリーグフェイズ前半戦となっているが、格上ドルトムント相手に荻原はインパクトを残せるか。 DFチェイス・アンリが先発した前節アタランタ戦を0-2で力負けした27位シュツットガルト(勝ち点4)は35位ツルヴェナ・ズヴェズダ(勝ち点0)と対戦。アタランタ戦では一定の対人の強さを見せ付けたものの、ラインコントロールでやや緩慢なシーンが見られたチェイス・アンリはブンデスリーガではここ2試合ベンチスタートに。ヘーネス監督にリフレッシュの機会を貰った中、必勝のツルヴェナ戦で先発復帰となるか。 そしてラウンド16にストレートで進出できるトップ8入りを目指す8位アストン・ビラ(勝ち点9)と11位ユベントス(勝ち点7)が対戦。ビラは前節ブルージュ戦、DFミングスの凡ミスによるPK献上で敗れ、連勝が止まった。悔やまれる敗戦を喫した中、プレミアリーグではリバプールに敗れ、直近のクリスタル・パレス戦を2-2で引き分けた。踏ん張りどころの一戦でユベントス撃破となるか。 対するユベントスは前節リール戦、1-1の引き分け止まりとなって2勝1分け1敗に。さらに代表ウィークでFWヴラホビッチが負傷し、ストライカー不在の事態に陥った。そんな中で迎えた直近のミラン戦はMFマッケニーを最前線で起用する苦肉の策も案の定、ゴールレスドローと得点力不足が厳しいが、ビラ戦をどう乗り越えるか、モッタ監督の手腕に引き続き注目が集まる。 ◆リーグフェーズ第5節 結果 ▽11/26(火) スパルタ・プラハ 0-6 アトレティコ・マドリー スロバン・ブラチスラヴァ 2-3 ミラン レバークーゼン 5-0 ザルツブルク ヤング・ボーイズ 1-6 アタランタ バルセロナ 3-0 ブレスト バイエルン 1-0 パリ・サンジェルマン インテル 1-0 ライプツィヒ マンチェスター・シティ 3-3 フェイエノールト スポルティングCP 1-5 アーセナル 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 2024.11.27 18:00 Wed5
2026年W杯最終予選で得点トップの4ゴール。一気にエース候補に名乗りを挙げた小川航基【新しい景色へ導く期待の選手/vol.53】
「僕自身、やっぱり苦しいチームが苦しい時、本当に点が欲しい時に取れる選手が『エース』だと思っている。今回、綺世(上田=フェイエノールト)がケガでいなかったですけど、いつでも『自分が一番』っていう気持ちを持ってやってるので、そこに対しての自信は持ちながら、ただただアピールしていければ良いなとは思います」 こう話すのは、2024年日本代表のラストマッチとなった11月19日の中国戦(厦門)で2点を叩き出した小川航基(NECナイメンヘン)。相手がピッチ幅を狭くし、完全アウェーのムードを作る中、苦しんだチームを救う大仕事を遂行したのである。 この一戦を3-1で制した日本は、9月からスタートした2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選6戦を5勝1分無敗。勝ち点16でC組首位独走態勢を固め、2025年3月の次戦・バーレーン戦(埼玉)に勝てば8大会出場が決まるというところまでこぎつけた。 ここまでの全22得点のうち、小川はトップの4ゴールをマーク。11月15日のインドネシア戦(ジャカルタ)のオウンゴールも含めると、実質5点という状況だ。 1トップ争いをしている上田が2試合少ない状況で2点、シャドーの主軸を担う南野拓実(モナコ)と好守の要・守田英正(スポルティングCP)が3点という中、やはり彼の頭抜けた得点力は大いに光っている。この男が加わったからこそ、日本は今回の最終予選を比較的楽に戦えている。それは森保一監督も認めているに違いない。 そもそも小川は東京五輪世代のエース候補筆頭だった。板倉滉(ボルシアMG)、堂安律(フライブルク)、冨安健洋(アーセナル)らとともに参戦した2017年U-20W杯(韓国)でも絶対的1トップと位置づけられた。が、大会中のケガで途中離脱を強いられる悔しい思いをした。 そこから当時所属していたジュビロ磐田で足踏み状態を強いられ、2019年夏に水戸ホーリーホックへレンタル移籍。ここで17試合出場7ゴールという数字を残したことで、森保2019年12月のE-1選手権(釜山)に招集された。この段階では上田綺世、田川享介(鹿島アントラーズ)とほぼ横一線。森保監督自身は小川にも大きな期待を寄せていたはずだ。 だが、法政大学在学中に鹿島入りした上田がその後、着実に実績を積み上げ、大きくリード。2021年夏の東京五輪、2022年カタールW杯日本代表FWの座を勝ち取った。小川は年下の前田大然(セルティック)や町野修斗(キール)らにも抜かれる形になり、悔しい思いをしたことだろう。 「僕も19歳で海外に行くチャンスがあったんですけど、ケガとかでなかなか難しかった。そういうのが僕の人生というか、運というか…。ホントに縁がなかったですね」と本人も紆余曲折の日々を振り返る。 しかしながら、本当に力のある選手は、時間がかかっても表舞台に戻ってくるもの。2022年の横浜FC移籍をきっかけにストライカーとしての本領を発揮するようになった小川は、2023年夏に赴いたオランダでもゴールを量産。今度は壁にぶつかることなく、上昇曲線を辿り、一気にブレイクするに至ったのだ。 「海外で得られたのはタフさですね。今は日本人が3人(佐野航大と塩貝健人)来ましたけど、まずは誰も知らないところにポンと行くという決断をした。そこで言葉だったり、どういうふうに自分にボールを呼び込めばいいのか、自分の点の取り方をどう周りに示せばいいのかをすごく考えてトライした。ゼロからのスタートで1年目は満足いく得点数ではなかったけど、少なからず存在感は示せたんじゃないかなと思います」と小川は9月の最終予選スタート時に語っていたが、その口ぶりには自信がみなぎっていた。 5年ぶりに復帰した日本代表もある意味、ゼロからの再スタートだったが、板倉や堂安を筆頭に同世代の仲間が数多くいたことが追い風になったのだろう。オランダ移籍時のように強引なアクションを起こさなくても、自分を生かすクロスやラストパスが入ってくる。恵まれた環境もプラスに働き、小川は本来のポテンシャルを大いに発揮できた。最終予選での実質5ゴール、さらに代表9戦9発という数字は、決して偶然ではないのだ。。 「自分はこのチームで一番点を取れる選手だと思っている」と本人は口癖のように言っているが、そこも森保監督にとって頼もしい部分ではないか。「困った時には小川がいる」という状況になれば、日本は安心してこの先を戦っていける。最終予選は問題ないだろうが、本当に重要なのはそこから。2026年W杯で上位躍進を果たそうと思うなら、ここぞという時に点を取るストライカーが必要不可欠。小川には上田と切磋琢磨しつつ、その領域に到達してほしいものである。 そのためにも、オランダからのステップアップに挑んでほしい。少なくとも来夏には5大リーグに移籍し、そこで定位置を確保してFWとしての感性に磨きをかけること。それが叶えば、彼は次のW杯で本物のエースになれる。欧州で養ったタフさと貪欲さを武器に、前へ前へと突き進むべきだ。 文・元川悦子 2024.11.26 21:40 Tueセルティックの人気記事ランキング
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セルティックのサポーターも日本代表FW前田大然の魅力を十二分に理解しているようだ。 2021年明治安田生命J1リーグ得点王という看板を引っ提げ、今冬に横浜F・マリノスから期限付き移籍でセルティックへと加入した前田。終盤でも衰えないスピードと持久力を生かし、同シーズンのJ1スプリント回数ランキングでは前田の名前がずらりと並んだ。 その前田は、スコットランドでも持ち味を存分に発揮し、加入後およそ半年で21試合出場8得点2アシストという記録を残している。 ゴールへの期待はもちろんのこと、試合終了までプレッシングを怠らないスプリンターをスコットランドのファンも大絶賛。あるファンは冗談半分でアメリカの電池会社『デュラセル』に対し、「前田と広告契約を交わしていないなら、機を逃がしているよ。あの男は永久機関だぜ」と、ツイートした。 すると、『デュラセル』の公式アカウントも反応。同社のマスコット"デュラセル・バニー"から「ヘイ、大然!競争相手がいるって聞いたんだけど」と、前田のアカウントもメンションしてのリプライが寄せられた。 これを見たファンは大爆笑。「ウケる」「大然ならいける」「前田が勝つ」「大然を任意のデバイスに張り付けると、無限のエネルギーが得られるらしい」などの騒ぎとなった。 11日、スコティッシュ・プレミアシップ第37節でダンディー・ユナイテッドと引き分けながらも2年ぶり52回目のリーグ優勝を決めたセルティック。得点力だけではない前田の持ち味は、すでに現地サポーターにも周知されているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】電池メーカーのマスコットが前田大然を意識したツイート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hey, <a href="https://twitter.com/M_daizen_1020?ref_src=twsrc%5Etfw">@M_daizen_1020</a> I've heard I have competition <a href="https://twitter.com/hashtag/BigDuracellBunnyEnergy?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#BigDuracellBunnyEnergy</a> <a href="https://t.co/Vi4H92EWjP">pic.twitter.com/Vi4H92EWjP</a></p>— Duracell UK (@DuracellUK) <a href="https://twitter.com/DuracellUK/status/1524034898171936775?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.12 22:10 Thu4
【CLリーグフェーズ第5節プレビュー②】首位リバプールが天敵レアル・マドリーに挑む
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節残り9試合が27日に行われる。ここでは第5節2日目の27日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第5節② ▽11/27(水) 《26:45》 ツルヴェナ・ズヴェズダ vs シュツットガルト シュトゥルム・グラーツ vs ジローナ 《29:00》 モナコ vs ベンフィカ アストン・ビラ vs ユベントス ボローニャ vs リール セルティック vs クラブ・ブルージュ ディナモ・ザグレブ vs ドルトムント リバプール vs レアル・マドリー PSV vs シャフタール・ドネツク ◆3季前の決勝カード 第5節2日目の最注目試合は2021-22シーズンのCL決勝カード、リバプールvsレアル・マドリーだ。両チームはこれまで8度対戦し、マドリーが7勝1分けの無敗。リバプールからすれば天敵と言える相手だ。直近では2シーズン前のラウンド16で対戦し、やはりマドリーが連勝で勝ち上がっている。現在、プレミアリーグでも首位に立つリバプールがマドリー相手に初勝利を挙げるか、はたまたマドリーが返り討ちにするかが注目される。 首位リバプール(勝ち点12)は前節、シャビ・アロンソ監督がアンフィールドに凱旋した中、レバークーゼンに4発快勝。唯一の4連勝スタートとした。ここまでスロット監督はメンバーを固定して戦っているもののケガ人を出さず戦えており、順調なシーズンを送っている。週末にはマンチェスター・シティとのビッグマッチも控えるが、5連勝でトップ8入りを確実にできるか。 対する18位マドリー(勝ち点6)は前節、ホームでミランに敗戦。2勝2敗スタートとなった。クラシコ敗戦に続く公式戦連敗でアンチェロッティ監督の進退が騒がしくなったが、ラ・リーガでは格下相手に2連勝として持ち直した。ただ、直近のレガネス戦でFWヴィニシウスが負傷し欠場が確定。攻撃の核を失った中、レガネス戦で公式戦5試合ぶりにゴールを奪ったFWムバッペの奮起が求められる。 ◆好位置に付けるセルティック、日本人3選手の活躍は続くか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241126_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 15位と好位置に付けるセルティック(勝ち点7)は22位クラブ・ブルージュ(勝ち点6)と対戦。前節ライプツィヒ戦ではMF旗手怜央がCL初ゴールをマークして勝利、2勝1分け1敗とした。FW古橋亨梧、FW前田大然と日本代表の主力3選手がしっかりとCLで活躍している中、今節もインパクトを残せるかに注目だ。 ◆南野、荻原、チェイス・アンリの活躍に期待 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20241126_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MF南野拓実の3位モナコ(勝ち点10)は19位ベンフィカ(勝ち点6)と対戦。モナコは前節ボローニャ戦、終盤の一撃で勝利し3勝1分けとした。上々のリーグフェイズ前半戦とした中、直近のブレスト戦を代表帰りのために温存された万全の南野が躍動する姿に期待したい。 DF荻原拓也がレギュラーの座を掴んでいる16位ディナモ・ザグレブ(勝ち点7)は7位ドルトムント(勝ち点9)と対戦。ザグレブは前節スロバン・ブラチスラヴァ戦、4-1と快勝。2勝目を挙げ、16位に浮上した。バイエルン戦大敗からのスタートを考えればこちらも上々のリーグフェイズ前半戦となっているが、格上ドルトムント相手に荻原はインパクトを残せるか。 DFチェイス・アンリが先発した前節アタランタ戦を0-2で力負けした27位シュツットガルト(勝ち点4)は35位ツルヴェナ・ズヴェズダ(勝ち点0)と対戦。アタランタ戦では一定の対人の強さを見せ付けたものの、ラインコントロールでやや緩慢なシーンが見られたチェイス・アンリはブンデスリーガではここ2試合ベンチスタートに。ヘーネス監督にリフレッシュの機会を貰った中、必勝のツルヴェナ戦で先発復帰となるか。 そしてラウンド16にストレートで進出できるトップ8入りを目指す8位アストン・ビラ(勝ち点9)と11位ユベントス(勝ち点7)が対戦。ビラは前節ブルージュ戦、DFミングスの凡ミスによるPK献上で敗れ、連勝が止まった。悔やまれる敗戦を喫した中、プレミアリーグではリバプールに敗れ、直近のクリスタル・パレス戦を2-2で引き分けた。踏ん張りどころの一戦でユベントス撃破となるか。 対するユベントスは前節リール戦、1-1の引き分け止まりとなって2勝1分け1敗に。さらに代表ウィークでFWヴラホビッチが負傷し、ストライカー不在の事態に陥った。そんな中で迎えた直近のミラン戦はMFマッケニーを最前線で起用する苦肉の策も案の定、ゴールレスドローと得点力不足が厳しいが、ビラ戦をどう乗り越えるか、モッタ監督の手腕に引き続き注目が集まる。 ◆リーグフェーズ第5節 結果 ▽11/26(火) スパルタ・プラハ 0-6 アトレティコ・マドリー スロバン・ブラチスラヴァ 2-3 ミラン レバークーゼン 5-0 ザルツブルク ヤング・ボーイズ 1-6 アタランタ バルセロナ 3-0 ブレスト バイエルン 1-0 パリ・サンジェルマン インテル 1-0 ライプツィヒ マンチェスター・シティ 3-3 フェイエノールト スポルティングCP 1-5 アーセナル 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 2024.11.27 18:00 Wed5